2016/03/13 - 2016/03/13
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winningさん
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約20年住んでいた埼玉の中で行った事が無い所を訪れようと思い、一年ほど前に川越を訪れた後、全く機能していませんでしたが、ようやく知らない埼玉を訪れる事ができました。
今回は百名城の絡みもあって、寄居にある鉢形城。’16年大河ドラマ真田丸とも関係のある城という事は、訪れてみて初めて知りました。
桜の季節には大きなエドヒガン桜でにぎわいそうな感じでしたが、そんな季節にはまだ少し早い3月中旬の日曜日にプラリと訪れてみました。
第三弾はいずれやります。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
始まりは秩父鉄道熊谷駅から。
Suicaの使えない秩父鉄道なので、切符を購入して寄居を目指します。
高校時代、秩父から通ってくる人に「秩父遠過ぎ」とバカにしてましたが、1時間で来られるんですね。熊谷から上野と同じ位です。
埼玉以外の人にはわかりずらい例えですみません。 -
熊谷から約30分で寄居に到着。
片道580円か。ちと高いな。 -
駅から1キロ、徒歩15分らしいです。
-
駅出た所。
秩父鉄道以外にも、東武東上線、JR八高線と3つの鉄道が通っているそこそこの位置付けの駅なのですが・・・ -
駅前にはスーパーの残骸。
地方の厳しさを実感します。 -
誰もいない駅前通りをトボトボと歩いていきます。
というか駅前じゃなく、少し歩いた先の大通が街の中心だったのですね。
そちらには店もありましたし、人もいました。 -
この看板が見えたらもうすぐ鉢形城です。
お買い物は寄居町でと書かれていましたが、殆どお金を落とすことができずにすみません。 -
橋から荒川を眺めた所。
奥に見える鉄橋は東武東上線。
この微妙な天気の中、河原で遊ぶ者多数。 -
左に見える荒川に面した小高い丘が鉢形城跡となります。
この先、川を上ると長瀞溪谷になります。 -
橋を渡り切った所に、鉢形城の石碑。
柵のすぐそばに建てられているため、どう頑張っても柵が入ってしまいます。 -
石碑側にあった鉢形城跡の全体配置図を見て、大体のルートを確認します。
この辺りは道路で分割されてますが、笹曲輪と呼ばれる当たりです。 -
再現模型もありましたが、先ほどの全体配置図で用は済みました。
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石垣と書かれていますが、それらしきものは見られず。
元々はあったって事なんでしょうか? -
石垣と書かれた土塁の上を歩いて行きます。
まだまだ冬といった佇まいです。 -
土塁から下の荒川を見下ろした所。
こちらの面は完全に守られています。 -
この角度から見ると、断崖の上に立っているという事が多少わかるかと思います。
-
そばにこんなものが立ってました。
これ、オリエンテーリングでしたっけ。中学の時やったような気がします。鉢形城公園 公園・植物園
-
荒川越しに寄居の街を見下ろします。
対面に立派な屋敷があったので地図で確認したら、旅館でした。 -
田山花袋の石碑。
何故彼の石碑がここにあるのか、ちょっと調べましたが見つからず。鉢形城跡 名所・史跡
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ここ伝御殿曲輪と呼ばれる一体が、鉢形城の本丸だったとの事。
天守は無かったらしいです。
崖の上に本丸が合ったという事で、防御も堅かったという事ですね。 -
いつの間にかこれだけの高台に上がってました。
下に降ります。 -
今歩いていた所はこの高台の所でした。
次はとりあえず歴史館に向かってみます。 -
一本悠然と立っている桜の木。
天然記念物に指定されているエドヒガンです。
ソメイヨシノよりも先の彼岸に咲く事からその名がついたとの事です。
この日は3/13、彼岸前という事でまだ花をつけた姿は見られませんでした。 -
鉢形城歴史館への近道を進んでいきます。
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鉢形城跡の真ん中を流れる川沿いに普通の民家が。
人が住んでいるかどうかは未確認です。
今更調べる気も無いですけど・・・ -
この建物が鉢形城歴史館。
入口は2階にあります。 -
入口です。入場料は200円
百名城のスタンプは窓口の所に置いてありました。
ちょうど団体が入ってきた所で、ゆっくり見る事ができませんでした。
展示内容は少なかったですが、3Dマップでの鉢形城ダイドが良くできていて、200円分元は取れたかなといった印象です。
ちょうど現大河と同じ年代という事で、説明員さんが話す内容もそれに沿った形となってわかりやすかったです。
真田昌幸も豊臣軍の一員としてここを包囲してたんですね。
知りませんでした。鉢形城歴史館 美術館・博物館
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歴史館で見たイメージを脳裏に浮かべながら、城巡り再開です。
前に歩いているのは歴史館で一緒になった団体さんで、これ以外にも2,3グループあって結構な大人数で訪れてました。 -
また先ほどのエドヒガンの所に戻ってきました。
先ほど見た本丸よりも、二の丸・三の丸の方が見どころあるみたいなのでそちらに向かいます。鉢形城跡 名所・史跡
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イチオシ
エドヒガンから少し歩くとこの風景が。
この辺り二の丸・三の丸(二の曲輪、三の曲輪)は、昔の城を再現しています。
ここにも天守・櫓的な建物はありません。 -
道を挟んだ反対側には馬出が。
馬出とは虎口の前面に配置される小曲輪の事です。
はい、wikipediaからパクッてきました。 -
馬出の奥には深い堀跡があります。
今は空堀ですが、地図をみる限り、元々ここには水が張ってあったみたいです。 -
城跡が再現された二の丸に戻ります。
木の柵で囲まれているここの堀跡も空堀では無く、水があったみたいです。 -
イチオシ
この位の深さの掘りです。
荒川沿いと比較して、こちらは平地で防御が緩いので、このような深い堀を造ったそうです。 -
右側高い方が三の丸(三の曲輪)で、左側の低い方が二の丸(ニの曲輪)。
二の丸には城山稲荷神社があり、参道が桜並木となっています。 -
神社にお参りに来ている車が停まっています。
この日ちょっとした祭りだったみたいです。 -
三の丸には一見東屋が建っていました。
奥には再現された石垣があります。 -
中には入れません。
当時の雰囲気を出すために建てられた建物だったと思います。
特に説明無かったので、多分あっていると思います。 -
右にあるのは石垣では無く、石積みの土塁との事。
池も再現されているもので、この辺りは日本庭園的な雰囲気だったようです。 -
この門は四脚門という名称で復元されたものです。
この門が百名城スタンプのデザインとなっていたので、重要な位置付けだったのでしょう。
特に説明が無かったのですが、多分合ってます。
間違ってても怒らないで下さい。 -
排水溝も再現されていました。
ただ掘っただけでは無く、石組みがされていたそうです。 -
イチオシ
復原四脚門。
ヒノキ造りで、一部杉が使われているらしいです。 -
発掘調査により発見された遺構から、わかる範囲で復元されたのが、この門や石積み土塁、池だそうで、他にも何かあった可能性があるみたいですが、武家屋敷のような建物は無かったみたいです。
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三の丸と堀を挟んた所に、この諏訪神社が建てられています。
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ほとんどが空堀となっていますが、一部雨水がたまっている所もありました。
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この雰囲気、セット組めば風雲たけし城のロケ出来そうです。
あの番組の出演者で、後に知事・国会議員になる人が出るとは。
わからないもんです。 -
この線路は八高線。
鉢形城跡の史跡範囲に被っています。 -
城の大外を周っている状態です。
ここにも濠の跡が残っています。 -
イチオシ
真ん中の少し盛り上がっている部分は弁天社跡と思われます。
こっちから見ると、風雲たけし城というよりもサバゲーで使えそうな感じですね。 -
城の大外から、三の丸方面を見た所です。
何となく雰囲気があったので、一枚撮ってみました。 -
ぐるっと一周して、鉢形城歴史館に戻ってきた所。
気が付けば1時間半かかってました。
さて帰るか。 -
土塁の上を歩いて寄居駅方面に戻ります。
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街中に戻ってきました。
この辺りは搦手門、要は城の裏門があった場所です。 -
搦手門近く、搦手橋下を流れるこの深沢川は城の内堀の位置づけとなっていたそうで、この辺りの溪谷は「四十八釜」と称され町指定の名勝となっているとの事。
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イチオシ
荒川に戻ってふと鉄橋をみると丁度東武東上線が通過中。
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改めて荒川に面した鉢形城を。
今自分が建っている方に、豊臣軍は陣を構えていたわけですが、ここからは簡単に攻められないよね。籠城戦の末、最終的に開城したというのも納得です。 -
帰りは寄居では無く、鉢形駅に向かいます。
これは鉢形駅そばにあるうどん屋。
ホイップカレーうどん・・・そそられます。 -
城跡から歩いて30分ってとこでしょうか、鉢形駅です。
ブラック基調の洒落た駅舎です。 -
ここから乗る電車は全て、小川町or寄居止まりなのですが、一応元町・中華街まで書かれてます。
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電車が来ました。
小川町と和光市で乗り換えて横浜へ帰ります。
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