香港・・・気分転換に最適

2016/02/22 - 2016/02/26

昨年５月にHISのツアーで、１２月にはフィジーの帰りに訪れたのに続いての旅です。いつも特段の目的があるわけではないのですが、漢字文化圏で、なんとなく気軽に行け、近代的な面と伝統的な面を共に楽しめる所で、行く度に益々興味が深まる。カメラ片手にぶらぶらしているうち、ふと街角で珍しいもの、安くておいしい食堂を見つけられることもある・・・・こんな楽しみがありますね。
これら最近３回の香港旅行では、何故か天気に恵まれず、晴天は１日ずつあっただけで、いつもホテルで傘を借りて出歩いておりました。次回は良い天気に訪れられたらいいなと思ってます。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

ほとんど毎日こんな感じで曇っていました。当然冬なので香港といえども寒かったです。多くの人がダウンを着てました。

２回目の滞在となったパンダ・ホテルです。地下にイオンのスーパー、食堂街等があり大変便利です。ロビーで見ていると、大陸からの団体旅行が多いのですが、日本人のツアーも結構おられました。スタッフは大変親切ですし、日本語もよく通じ、安心でした。何より料金がリーゾナブルです。香港島、ティムシャッツイがメインの旅行には向かないかもしれませんが、香港の人々の日常生活を垣間見るような旅をするには便利なホテルです。

ホテルロビーにいたピアノを弾くパンダのぬいぐるみ。他にも可愛いパンダの人形が大小多数飾られていました。中国の人々もパンダが大好きみたいです。

お天気はパッとしなかったのですが、バスでランタオ島にある山の上のお寺宝蓮寺を訪れることとした。ホテルの裏からバスで小一時間、飛行場近くのケーブルカー駅に到着。なお、出発前にホテルのコンシェルジュが、懇切丁寧に行き方を説明してくれました。

地下鉄東涌駅至近のケーブルカー駅から、ゴンドラに乗って２５分で山頂駅に到着。しかしながら、悪天候にもかかわらず切符購入から乗車まで長蛇の列、待たされること延々４５分。

ゴンドラの中から見れば、ガラスに雨がついて、カメラのオートフォーカスを狂わせました。

ゴンドラから、空港がよく？見えます。お天気が良ければ最高ですね。残念。

ケーブルカーの終点につきました。一歩外に出るとこんな感じ。昴坪ビレッジですが、深い霧に包まれてました。なかなか趣ある風情です。昔の中国にタイムスリップしたようです。

ガイドブックによれば天壇大仏です。その麓に到着しました。ここからさらに長い石段があり、多くの人々が登ってますが、行く手は霧で全く見えません。神秘的です。

息を切らして登り切ると、大仏様がかすかに見えました。霧に浮かぶ天壇大仏。素晴らしいお姿。ささやかな願をかけさせていただきました。

お寺の本堂の横あたりに食堂があります。小生も運動させられたので、お腹がすいてきました。だがよく見ると精進料理だけのようです。肉類、お酒厳禁との注意書きがテーブル上にもあります。我慢して、後程街中で何か食することにしました。

スマホでチェックしていると、香港在住の方のブログで、保安道市政大廈とその周辺を案内されているのを拝見し、興味をそそられました。早速ホテルコンシェルジュに行き方を聞くと、MRTかバスで簡単に行けるようなので翌日決行することとした。調べれば調べるほど面白そうで、期待は膨らみました。古い建物である唐楼が多いらしい。

駅まで歩くのが面倒なのでバスを利用した。MRTの長沙駅近くで降りられたが、方向音痴の小生どこにいるのか分からない。歩いている人々にメモを見せ、聞きながらやっとたどり着いた。皆さん一生懸命説明してくれましたが中国語なので手ぶりで判断するしかなかった。
古めかしいビルが多いが、かなり高層だ。唐楼は５０年以上古いエレベーターのない低層アパートのことらしい。

いずれにしても周辺は、古いビルが多く素晴らしい景色。写真を撮りまくる。もう、唐楼か否かはどうでもよい。全体の雰囲気が何とも言えず魅力的で、興奮させられた。ビルだけでなく、露天商の風景がさらに良い。

生活感のある古いビルで、角が丸くなっているのが気に入った。

由緒正しそうなビルの１階にセブンイレブンです。失礼ながら、あれば便利でしょうが、小生からすればなんとなく似あわない。漢字名だけの看板がほしいですね。
古いビルが、刻々と新しい機能的なビルに建て替えられているのがわかり、残念です。やはり、改良工事だけでは無理なのでしょうか。

本当に角の丸いビルいいですね。住んでみたい気もしますが、外から見ているだけの方がいいかもしれませんね。

左側のビルと右側のとどちらがいいですか？

楽しそうな街角でしょう。

その後バスでテイムシャッツイに向かう途中、TVで見たことのある有名な飲茶のお店がありました。明朝は飲茶を食べようという気になりました。

２月の下旬ですが、まだ旧正月の飾りつけが残ってました。本当は、春節に来たかったのですが、ホテル代が高かったのでこの時期となったのです。

香港島に渡り、二階建て電車に乗る。TVで見た大和田兄弟の香港旅行にあった、北角風景です。TVで見たそのままでした。

北角の裏通りの商店街です。活気があります。衣料品、カバンなどが安いです。

北角の新光劇場です。越劇専門劇場で、時々京劇も上演するらしいです。常に満員御礼らしく、ホテルコンシェルジュによれば、短期旅行者には座席確保は大変難しいそうです。

パンダホテル裏にある大衆食堂の重慶津味小吃にある重慶雲?です。２２香港ドルと安くて、おいしいです。日本では食べられないのでは。辛いもの好きの小生にとっても相当辛いのですが、やめられません。１２月に来たとき偶然入ったお店ですが、劇的においしく、以来毎日食べてます。店のお姉さんは、中国語だけで、意思疎通はむずかしいですが、親切です。でも推測ですが、常連客に、このじじいは日本人でよく来るよ、なんて言っているようです。英語ができる客に話しかけられますからなんとなく分かるのです。

滞在中一日くらい晴天の下飛行場で、ゆっくり飛行機の写真でも撮りたかったですが、今回は天気に恵まれず残念でした。素晴らしい飛行場なのですから。

香港から台北に移動です。短時間フライトですが、昨年１０月就航のB-777快適な飛行機でした。

この旅行記へのコメント （1）

• mom Kさん 2023/10/26 03:00:04

  香港旅のお手本

  街歩きはこうでなくっちゃ。と、再認識させてもらえました。私も角が丸い派です。
  
  香港は、このように楽しめるには、まだ年期が足りなかった。30代のころですから。もちろん、ショッピング目的ではなかったのですが、巨大エネルギーに圧倒された思い出が強いです。ぎとぎと感におろおろ。
  星野博美氏の著書や「チョンキンマンションの・・・」の本などで、行ってもいいかなとはなりつつあります。
  
  飽食老人さんの全てを肯定的に見て考える技は、これこそ年期がいりますね。
  目指せ、私！