ポルトガル二人旅2015夏⑦～ポルトの景色とワイナリー～

2015/08/08 - 2015/08/15

2015年夏、ヨーロッパの最西端、ポルトガルを旅しました。
20年来の友人と、初めての旅行。しかも海外、しかもポルトガルという、なかなか面白い旅になりました。なかなか休みが確定しなくて、航空券を取るのが遅くなってしまったおかげで満足にスケジューリングできなかったのが残念すぎるので、いつかまた訪れたい国になりました。

08/08 関空発（友達と中国広州で合流）
08/09 リスボン観光
08/10 シントラ～ロカ岬
08/11 ジェロニモス修道院、リスボン
08/12 アゲダ～ポルト
08/13 ポルト
08/14 ポルト～コスタノヴァ～リスボン
08/15 リスボン発
08/16 関空着

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポルトに着いた日はご飯を食べただけだったので、今日がポルトの観光メイン。午前中は観光、午後は友達の希望でワイナリーに行くことにしました。

たくさん行きたいところはあるのだけど、一日半しかいられない＞＜ということで、さくさく回るぞ〜！
と意気込んでいたのですが、実はホステルに無料の市内ツアーのチラシが貼ってあって、午前中一番のツアーに参加申し込みをしていたのです。

ホステルの人に聞くと、集合時間に入り口で待っていたらピックアップしてくれるということで待っていたら、現れたのはTシャツにハーフパンツのやたらラフなお兄さん。宿から参加するのは私たちだけだったようで、軽い自己紹介をして、ついて来て〜という感じで歩き出すにですが、これがめっちゃ早くて、私と友達はついていくのに小走りでした（笑）

写真はちょっとした街角。可愛いなあ。

集合場所はこちらの広場。無料の徒歩ツアーなので、たくさんの観光客が集まっていました。ここで英語とスペイン語のツアーに分散。
どうも若者がボランティアみたいな感じで主催しているようでした。まずガイドしてくれる女の子の自己紹介と、皆さんはどこからきましたか〜というような質問。日本人は私たちだけだったかな？ヨーロッパからの人が多かったです。ロシアとかアメリカからも。

リベルダーデ広場 広場・公園

ポルトの街の歴史や、観光地だけでなく面白いナイトスポットやら、いろいろな説明、写真スポットなども連れて行ってくれたりと盛りだくさんで、無料だけど充実していました。英語もすごく分かりやすくて、まあ私は半分も理解できてないけど笑、それでもちょこちょこ聞き取れるワードでなんとなくでも楽しむことができました。

ただ！結構な序盤から雨がぱらついてきたのであんまり写真が撮れず…。徒歩のツアーなので、ずーっと傘さしてました。

こちらはポルトの中心にあるサンベント駅。駅構内の壁一面にアズレージョが！本当に素晴らしいです。壁画のようですが、すべてタイル。ポルトガルの歴史にまつわる絵が描かれているようです。

サン ベント駅 建造物

お天気が良くないのがわかりますね。真夏ですが、ずっと雨に濡れて結構なずぶ濡れになってしまい、すっごく寒かった！
ツアーは2時間ほどで離脱して（本当に結構降っていたので、途中から人数も減っていました）、一旦ホステルへ戻ってシャワーを浴びることに。

ドウロ川 滝・河川・湖

一休みして、活動を再開！お昼はタイミングを逃したので、パン屋さんでカスタードクリームの菓子パンのようなものを食べました。
ポルトガルの甘いものはだいたい卵黄のクリームで、どれも素朴で美味しかったです。

こちらの写真はドウロ川を渡る手前の風景。とても綺麗なのですが、どこか退廃的な雰囲気もあります。

少し角度を変えてみると、雰囲気がよくわかります。

旧市街川の河岸、レストランがたくさんあります。夜は行けなかったけど、とっても綺麗らしい。行きたかった〜！

カイス ダ リベイラ 旧市街・古い町並み

こちらはワイナリーが立ち並ぶ向かいの岸。私たちは乗りませんでしたが、橋を渡りきったところから出ているケーブルで下に降りることもできます。
橋は相当な高さがあるので下まで降りるのも坂が急で実は結構大変。

ドウロ川 滝・河川・湖

渡りきったところから臨む旧市街側の街並み。

こちらがポルトの名物、ドンルイス1世橋。エッフェルの弟子の一人が設計したものです。なるほど細かくてとても美しい橋でした。
上はトラムが走っていて、脇を人が通ることができます。ちなみに下は道路なので、車も人も通れるようになっています。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

ワイナリーは本当にたくさんあるのですが、ガイドブックに載っていたことと、老舗だとのことで、こちら「サンデマン」の見学に来ました。少し晴れ間が覗いてきたかな。
ツアーの予約は特にいりませんが、直近の回だと人数が埋まっていることも。次の回がいっぱいだったので、その次の回のチケットを買って、表のオープンカフェでポートワインカクテルを飲むことに。

サンデマン 文化・芸術・歴史

これがまたおいしかったんです！お味はワインというか、もうカクテルですが。私はワインがそんなに飲めないのでちょうどよかった（笑）
ポートワインをライムスパークリングウォーターで割って、シナモンスティックを入れてあります。酸味も甘さもちょうど良くって、また飲みたいなあ。

サンデマン 文化・芸術・歴史

たくさんメニューがありましたよ。

サンデマン 文化・芸術・歴史

時間になったので、ツアー開始。サンデマンのロゴの、マスクオブゾロみたいな格好をしたお姉さんが案内してくれます（笑）
中の写真を何枚も撮ったけど、暗いところの写真が下手すぎて、これが唯一まだマシな写真…
ちなみに倉庫は見学用かと思いきや、普通に通常使われている倉庫とのこと。こんなに人が出入りしても大丈夫なんだろうか？

サンデマン 文化・芸術・歴史

ぽつんとあった樽。
出てきたところで、ポートワインの試飲をさせてもらえます。白と、ルビーだったかなあ。私はワインの渋みが苦手であまり飲めないのですが、ポートワインは甘いので飲めました。

写真を撮っていたら目があったので、近くにいたご家族と少し会話。スペイン旅行中で、一日のツアーでポルトに来たのだとか。日本については、スシ知ってるよ！って少年が言ってました（笑）

サンデマン 文化・芸術・歴史

ワイナリーでお土産を買って、出てみたらだいぶ暖かさも戻ってきていたよう。ドウロ川沿いは画になる風景です。

ドウロ川 滝・河川・湖

昔はこういう船でワインを運んでいたそう。

ドウロ川 滝・河川・湖

やっぱり晴れてきたら嬉しいです。

ドウロ川 滝・河川・湖

帰りはドンルイス一世橋の下の道路を通り、河岸晩ごはんを食べて帰ることに。

カイス ダ リベイラ 旧市街・古い町並み

こちらがポルトのB級グルメ、フランセジーニャ！これが美味しくて美味しくて！ポルトでは大抵どこのお店でも（カフェでもレストランでも）、ハズレがない料理です。
薄切りの食パンの間に、ハムやらチョリソー、薄切りのお肉などが挟んであって、上にチーズを乗せて焼いたもの。ちょっとピリッとするソースがひたひたで、ジャンキーだけど本当に美味しいおすすめグルメ。これは日本でも食べたい…。
友達はちなみにずっとビール飲んでました。ここまでのごはん時すべて！（笑）