青春18きっぷ使って大阪にいるうちに福井 (で頭に残ったのはキョウリュウとなぜかオゴト(笑)

2016/03/26 - 2016/03/26

先週 佐賀で使った青春18きっぷ残り3日分の内、1日分使って福井へ。
大阪から日帰りで考えたとき、東京に戻ったら行きづらいと思ったのが福井、それともう一つの県。どちらもちゃんとは行けてない感あり、今回は福井へ。
先週の佐賀のように行って帰ってくるだけでなく、観光も、もちろんグルメも。

で帰ってきて脳裏に焼きついてしまったのが「キョウリュウ」と福井じゃないのに「オゴト」(笑)

エリア 勝山(福井)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回もナビタイム画面からスタート。
先週の佐賀の1万円超えとは行きませんが、往復6700円が2370円 (青春18きっぷ) ってCP悪くないと思います。観光もそこそこできましたし。

大阪から福井への攻め方ですが、琵琶湖を挟んでウエストコースト、イーストコーストのいずれか2つのルート。
ナビタイムに従い、行きはウエストコースト (湖西線)、帰りはイーストコースト (琵琶湖線) となりました。

京都駅で30分くらい時間あったので降り立ち、

京都駅 駅

早朝6時台でも開いていた駅近のパン屋で立ち喰いパン + コーヒー（オニオンカイザー・セット　300円）

進々堂 JR京都駅前店 グルメ・レストラン

人生初の湖西線で近江今津まで。

JR湖西線 乗り物

電車で寝てて気付いたらオゴト温泉過ぎてました(笑)

「東のヨシワラ、西のオゴト」、「今度友達とオゴトに遊びに行くんだ」と旦那さんが言ったら、奥さん要注意です。

電線が邪魔ですが、車窓からも雄大な琵琶湖の眺め。

琵琶湖の反対側は冠雪の山々。

安曇川駅 駅

近江今津から北陸本線で福井までの電車の中でも寝てしまい、気付いたら武生。
ここで特急通過待ちあり、一服。

福井グルメの一つ、「秘密のケンミンshow」でも取り上げていた「ボルガライス」はここ武生のご当地グルメ。
帰りの晩めしで武生のボルガライスか、敦賀で魚＆酒か、迷いましたが、ボルガライスは別の機会に。

武生駅 駅

特急サンダーバード。大阪からだと新幹線通ってないので、これに乗って金沢まで。
金沢出張はシンドイと友人がこぼしてました …>_<…

福井駅到着し、えちぜん鉄道にてキョウリュウの前にアノ寺へ。

えちぜん鉄道 勝山永平寺線 乗り物

寺へは最寄り駅（永平寺口駅）からバスでさらに15分。

路線バス (京福バス) 乗り物

バス停から歩くこと5分くらいで、東京にいるときは行きたくても行けなかった大本山・永平寺。

大本山然とした風格。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

凛とした空気。さすが禅宗の大本山！

この寺に興味を持った理由は、平安鎌倉時代の仏教宗派のほとんどの本山が京都か鎌倉いわゆる時の都の近くにあるのに対し、曹洞宗だけが孤高にも福井の山奥にあること。逆に、修行場なので時の権力とは離れた場所で「唯我独尊」という考え方なのか。

苔むす境内。不便なところにある割には、「ZEN」ということでYOUの数も多い
(少なくともキョウリュウの博物館よりは多かった)

参拝料 500円を納めて中へ。
まずは境内にある建物(七堂伽藍)と順路の説明を修行僧さんから受けます。

「修行僧の生活の場なので観光気分ではなくお参りをする心で」と諭されました。

まずは入り口から一番近い傘松閣(さんしょうかく)の絵天井の大広間。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

廊下を順路に従って登って行きます。
中は天井や梁などを見ると鎌倉時代の明らかに唐様の建築様式。

「修行僧の生活の場」との説明の通り、多くの修行僧さんとすれ違いますが、修行僧さんにカメラを向けることは禁止。

マンションの内覧に例えるなら、ここは新築物件のモデルルームではなく、中古物件の「居住中」のオープンハウスといったところか。
「生活の場をどうぞご覧ください」って親近感がわきますね。

一番高いところにある法堂。朝のお勤めなどが行われるところ。
煌びやかなのは絵天井の間とココくらい。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

大庫院 = キッチンでは昼食の支度をする修行僧さんたちの掛け声が響きわたり。
まさに「生活の場」の臨場感あり！

有名な大すりこぎ棒。摩ると料理上達と聞きましたが、一方で「ゴマスリ」の上達とも ^ - ^

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

最後に山門。

最初の修行僧さんからの説明で「自分達はこちらに修行に入る時と修行を終えて出る時の2回、ここを通ることが許されている」と感慨深く話されていました。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

山門から仏殿の眺め。

全体的な永平寺の印象ですが、禅寺ですので質素、「修行の寺」ということで、どちらかというと男性的な気風が感じられました。

帰りのバスの時間を気にしながらの小一時間の駆け足になり、あと5分でも10分でも境内でボーっとする時間があったらよかったかなと。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

バスで永平寺口駅まで戻り、再びえちぜん鉄道にてキョウリュウのいる勝山へ。

永平寺口駅 駅

車窓から白山など冠雪の山々に九頭竜川。
まるで信州の風景。

電車の中でもお子らから何百回と呪文の如く聞かされ続けた「キョウリュウ」の町 勝山に到着。

勝山駅 駅

恐竜バスにて博物館へ。

勝山観光デマンドバス 勝ち山号 (えちぜん鉄道) 乗り物

「おばあちゃん、キョウリュウや！」
「ホンマや。キョウリュウの骨もギヨウサンあるでぇ〜。」

「おばあちゃん、アレが博物館？」
「そやなぁ〜、キョウリュウのタマゴみたいな形しとるなぁ〜。」

「おばあちゃん、ココで写真撮って」
「よっしゃー！」

中へはエスカレーターでまずチカイチから。
音声ガイドもありましたが、キョウリュウ・マニアではないのでパス。

福井県立恐竜博物館 美術館・博物館

ジュラシックパーク並みに動くキョウリュウ、WOW (^O^)／

もうちょい接近してみる。

お尻はどやろか？

キョウリュウたちの骨は至るところに、これでもかと。

首長竜の首が進化した理由はこういうことか？
ってことは、キリンの先祖？

あ、ごめんなさい、変なモノ妄想してしまいました(笑)

キョウリュウたちが住む世界を探索、いつ彼らが襲ってくるかわからないところにいるような臨場感 ( ; _ ; )/~~~

2Fからだと全体を見渡せるのでオススメです (^_^)v

キョウリュウど素人の自分にもココ結構楽しめました。

キョウリュウの化石って、そこらにある石コロとどう区別しているんだろう？
まぁ、自分には無理ぃ〜な職人技です。この化石クリーニング作業も。

エンタメの部分ありながらも、展示物や解説など、学術的に高評価な福井県立恐竜博物館。

14時前やからもう空いとるやろ思って来たけど行列待ち。腹減ったあ。

入場者数 90万人突破ってことは今年か来年にも100万人は超えるやろなぁ。
不便なところにあっても大人気の秘密が訪れてみてよくわかりました。

DINO CAFE グルメ・レストラン

恐竜バーガー、照りマヨプラテラノ丼など、キョウリュウにちなんだメニューにも食指が動きましたが、ここはやはり福井二大ご当地グルメを一気に愉しめる「ソースカツ丼 + おろしそばセット」(今だけキャンペーン価格 990円) で。

ソースカツ丼は実は大阪に来てから激安・玉出スーパーの210円のとかでお世話になっております。トンカツのドンブリ飯乗っけとどこが違うんだろう？

館内にあった福井観光ポスター。
今回の短時間観光見学なら、コチラも行けたかも。

気になって帰りの車中でネット検索、調べれば調べるほど、行くべきだったぁ〜、も後の祭り (>_<)

一乗谷朝倉氏遺跡(庭園) 名所・史跡

食事も入れて都合2時間の短い滞在でしたが、学術的関心がない自分でもエンタメ要素もあり結構楽しめました。

行き帰りの電車、バスの中でもお子らの「キョウリュウ、キョウリュウ」の連呼に、自分の脳みそは完全に洗脳されていきました(笑)

敦賀への乗り継ぎに小一時間あり、福井駅近辺をブラブラ。
と言うか、iPadの電池が厳しく充電のためのカフェ探索。福井駅周辺で探すの苦労しました …>_<…

JRも県も一丸となってキョウリュウ王国・福井を後押し。

これだけ立派な駅舎も用意しているので、新幹線早いとこ福井まで延伸してあげて。ついでに大阪まで繋がれば関西以西の観光客も来やすくなるので。

福井駅 (福井県) 駅

ここ福井も路面電車あり。

福井鉄道福武線 乗り物

3軒目でやっとこさコンセント借りれる店が見つかり、コチラで30分ほど充電休憩。
コーヒー1杯　190円。安い！

観光客仕様の店ではなく、懐かしい福井弁 (大学のクラスメートに福井出身のヤツがおり) を堪能。喧嘩売ってるような関西弁の中で生活しているものにとっては、何ともユルい福井弁は癒されました ^o^

ニシムラカフェ 駅前店 グルメ・レストラン

敦賀駅に到着。気比神宮も閉門しており、ここでの観光はなし。

敦賀駅 駅

敦賀がなんで銀河鉄道999やら宇宙戦艦ヤマトと関係あるのか？

いわゆる「あるあるネタ」の一種でしょうか？

シンボルロード 名所・史跡

ちょっと早いけど、港町・敦賀なので、魚に酒！

まるさん屋 敦賀駅前 グルメ・レストラン

福井の地酒がズズズイと。
コースターには福井ご当地グルメがズラーッと。コチラの店ではあのソースカツ丼までいただけちゃいます。

3月旬の魚も。魚好きにとっては、大阪にいるうちに日本海側は何度か訪れたいです。

コチラの店人気No.1の刺身膳 (1500円) に生ビアー (550円) (^_^)v

向かいのテーブルのスーツ姿の4人組が、さっきからオゴトねたで大盛り上がり(笑)

浜焼き鯖 (1200円) も行っちゃいましょう！
脂がノリノリでとろけるような肉厚の身！
コレは外せません！

向かいでは「オゴト、オゴト」と連呼中。小学校のマセガキだった頃、近くの「お琴教えます」の看板を見て「オトコ教えます」と連呼してたこと、思い出しました。妄想ってやっぱいやらしいわ。

黒龍 吟醸 いっちょらい (650円) も行っちゃいます (^O^)／ スッキリしたのどごしで飲みやすい。

向かいの4人組さんたち、「5人で25万」とか「散髪の帰りにオゴト」とか、オゴト武勇伝で大盛り上がり …>_<…
(こういうのはテーブル席でなく座敷でしてほしいかな。女性客もおるんやし。って、自分も今後は気をつけたいと思います)

先週の下関に続き今週も敦賀で旨い魚完食！
もう触れたくないのに、だのに私ったら。キョウリュウの骨を思い出し (>_<)

福井は青春18きっぷで夏か冬にまた来たいです！
一乗谷、そして小浜線に乗って若狭のへしこを喰いに。

敦賀からの帰りは姫路行きの新快速なので大阪まで直通。
琵琶湖線を通るイーストコースト・ルートです (でも夜なんで琵琶湖見れへんけど)

今回お世話になった青春18きっぷ (1日分) (2370円) と恐竜博物館セット券 (1820円)。
交通費で言うとこのほかに永平寺口駅 ＜ー＞ 永平寺のバス 往復 820円。
〆て5010円也 ^o^

で、大阪に21:20に到着。
車中では酔いが回り、夢枕では「キョウリュウ」と「オゴト」の連呼が鳴り響き、途中駅から乗車のスノボー抱えた女子大生との談笑あり (^_^)v

福井楽しかったので、また夏か冬に行きたいです！次回はキョウリュウとオゴト抜きで。