松本・草津　温泉のんびり旅　withゴエモン　Part1

2016/03/19 - 2016/03/21

妻の勤続○周年の慰労を兼ね、２泊３日で温泉旅行に繰り出したgoemonp夫婦。
我が家のマスコット桜文鳥雛ぬいぐるみゴエモンと一緒に、松本・草津を巡ります。

エリア 浅間温泉(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

新幹線かがやき503号　→　8:46　長野着
ワイドビューしなの6号　→　9:50　松本着

長野まで新幹線だと東京から１時間ちょっとなのね。

さすがに新幹線は早い。

松本駅前にあった銅像その名も「ふえ」

見りゃわかるってば。

駅から本町通りを松本城に向かってのんびり散歩します。

途中のナワテ通りの入り口に大ガマが待ち構えていました。

カエルはナワテ通りのシンボルなのだそうです。昔通りに沿って流れる女鳥羽川にたくさんのカジカガエルが生息しており、その復活と商店街の復活をかけているのだとか。

それにしても大きな口ですね。

お約束

「助けて〜食べられる〜」

いやいいから。

松本城に着きました。

松本市は第二次世界大戦時幸いにも大規模な空襲を受けなかったため、16世紀初頭の創建当時の建物が残っており、この規模の天守としては日本最古のもので1950年国宝に指定されています。

思った程大きくはなかったけれど、青空に映える凛々しい松本城天守。

日本の城は西洋の城ともまた違った勇壮さがありますね。

ゴエモンも感動。

本丸御殿後から望む天守。

左から月見櫓、大天守、小天守。

大小天守は戦国時代末期の建築、月見櫓は関ケ原の合戦後、泰平の時代になってから将軍徳川家光を迎えるにあたって造営されたとされています。

鉄砲の重要性が増した戦国末期以降の造営とあって、城内にはいたるところにこのような鉄砲狭間、矢狭間が設置されています。

天守にいたるまでには狭い階段をいくつも登っていかざるを得ず、全くもってバリアフリーではありません。もともとは戦争の指令所ですから仕方ありませんが、小さいお子さんやお年寄りと一緒の時は転げ落ちたりしないよう気をつけましょう。

やっと天守の一番上までたどりつきました。

四方から松本市内が一望できます。

昔の殿様もこのような眺めを見て悦に入っていたのでしょうか。

「うむ、よき眺めじゃ」　by　ゴエモン

天守から出て城内にある私立松本博物館に立ち寄ります。

入城券を持っていれば、この博物館にも共通で入れます。

松本城に関する歴史資料や、松本の民俗資料が展示されています。

大きな宝船が展示されていました。

後ろには七福神の人形が乗っています。

ゴエモン　「僕は八番目の福の神さ」

福禄寿　「なんじゃこいつは？」

大黒天　「何やら小さな密航者がおるぞ。」

この他特別展として「月遅れのひな祭り展」が開催されていました。

松本地方では４月３日に月遅れでひな祭りを祝う習俗があるのだそうで、押絵雛など郷土のひな人形が多く展示されていました。

松本城を離れ、開智学校近くのそば処「もとき」開智店でお昼におそばをいただきます。

おそばはそばの実の中心部分だけを使って作ったという更科系の「吟醸そば」。

米の中心部分だけを使って作るという吟醸酒などと同じ理屈ですね。

透き通るような色合いで上品な味わい。適度にコシもあり、個人的には好きなタイプのそばでした。

ざる一人前はこのざるが２枚ついて１４００円なり。小食の方は半ざるとして一枚の注文もできるようです。

「もとき」さんを出て近所の開智学校に行きました。

ここは明治９年創立で、以後９０年余にわたって使われてきた日本でも最も古い小学校の一つです。

教室の内部。

小学校時代を思い出しますね。

修身の教科書です。

ゴエモンも少しは勉強しなさい。

日本で初めて特殊学級を作った学校の一つでもあるようです。

しかし「劣等児」とか「能力の劣った」というのはいささか露骨な表現で現代なら大問題になるのではないかしら。

優秀な先生を指導にあてるなど学校側はいろいろ努力したようですが、結局生徒同士の侮蔑を招くなど問題も多く長続きはしなかったようです。

子供は残酷ですからね。

これは戦時中に学童が書いたポスターのようです。

こんなものを小学生が書かなければならないような教育は良くありませんね。。。

国語の教科書にかわいいひよこの絵が。

「どうして文鳥にしないのだ」プンプン　byゴエモン

開智学校を出ると今日は３月にしては暖かい気候とあって勘違いした桜が少し早めにつぼみをふくらませていました。

その後ナワテ通り、中町通りなどをぶらぶら散歩した後、松本駅でタクシーを拾って今宵のお宿　星野リゾート　界松本へ。

落ち着いた和風のお部屋です。

なぜかトイレが二つもあります。

ま確かに朝とか便利なこともあるかも知れないけど、一つでも十分なのでは？

ひと風呂浴びて、夕食は別会場（個室）でとります。

ちなみに写真はありませんが、お風呂もゆったりと広く、寝湯や露天なども充実していて、とても素敵なお風呂でした。

前菜そばのお寿司。かわいらしいですね。

適度に酸味が利いていて、食欲をそそる一品です。

先付八寸。

盛り付けも美しく食べるのがもったいないくらいですね。

フォアグラの湯葉巻き。美味。

鳥類虐待だぞ。プンプン　by　ゴエモン

信州牛の焼肉。

ヒレ、ロース、もも肉とそれぞれ部位が異なるお肉をそれぞれ違うタレでいただきます。

左から醤油の実、何かのタレを煮凝り風にしたもの、変わり醤油とそれぞれ上のお肉に対応しています。

焼肉一つとっても地域のものを使ったり、様々に変化をつけたりと客に感動を与えようという宿の姿勢には頭が下がります。

大変満足の夕食でした。

界　松本にはトラベル　ライブラリーなるものがありました。

コーヒーを飲みながら本の読める空間です。

２０時半からロビーコンサートがあるので、ここで少し時間をつぶします。

ロビーコンサートの会場です。

フロントのある玄関ホールがそのままコンサート会場になっています。

ロビーコンサートの時間中は２階のテラス席がワインバーに早変わり。（１階でもいただけます。）

酒飲みのgoemonp夫婦としては利用しない手はありません。

３種テイスティングセットを注文しました。

ワインをいただきながらピアノとヴァイオリンの響きに身を委ね、優雅な時間が過ぎていきます。

ゴエモンもうっとり。

料理、温泉、サービス、コンサート、お酒と万事につけて大満足のお宿でした。