2016/03/15 - 2016/03/15
379位(同エリア1403件中)
家守さん
以前、紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島を訪問した際、旧日本陸軍が残したレンガ造りの遺構に心惹かれました。規模は小さいながらも、東京湾に浮かぶ猿島にも同じような遺構があると聞き、いつか行きたいと思っていましたが、今回ようやく訪問することができました。簡単な旅行記としてまとめてみました。
子どもも大きくなってきたので、「旅する赤ちゃん」から「旅する乳幼児」へ、タイトルを少し変えました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅の始まりは京浜急行横須賀中央駅。
横須賀中央駅に降り立つのは、約10年ぶりです。
まずは、東口改札を出て左手にある横須賀市観光案内所にて猿島のパンフレットをゲット。
ここから猿島へ渡る桟橋までは約1km。久しぶりの横須賀、三笠商店街通りなどをぶらぶら歩きながら向かいます。横須賀市観光案内所 (横須賀旅行センター) 名所・史跡
-
猿島桟橋の隣にあるのは、三笠公園。この公園には、かつての戦艦三笠が、記念館三笠として保存されています。
猿橋を探検した後に立ち寄る予定でしたが、今回は時間の関係上立寄れず。いつかリベンジせねば。 -
三笠公園の隣に、猿島へ渡る三笠桟橋があります。平日の日中、ほとんど観光客はいないだろうなぁ〜と思っていましたが、20名前後はいたでしょうか。春休みということもあるのか、若い方が多かったです。
三笠桟橋 乗り物
-
桟橋のすぐ近くのチケット売場にて猿島航路往復乗船券を購入。
大人1人往復乗船券1,300円+公園入園料200円=1,500円/人。
桟橋の入り口で半券切り取って、残りは手元に残ります。帰りも残りの半券は回収されませんでした。 -
いよいよ出航です!
本日は、少々風が強く冷たいですが、気持ちのよい天気なのでデッキに出てみます。振り返ってみると、記念館三笠が停泊しているように見えます。猿島フェリー 乗り物
-
猿島桟橋からも全景が見えていましたが、乗船するとぐんぐん島が近づいてきます。
こうしてみると、緑の多い島だなぁ。猿島 自然・景勝地
-
約10分で無事到着。風が強かったので結構揺れたのう。
さて、散策する前に子どものおむつ交換。管理人さんに相談したら、管理人室を拝借できました。なお、授乳も同様に管理人室をお借りすることができるようです。
写真は管理棟のトイレ。土壌処理循環式し尿処理システムが導入されており、電気・水を使わないもので、足元のペダルを押すと浄化されたし尿で便器をきれいにしてくれるものです。猿島管理棟 名所・史跡
-
さっそく散策開始。島内すべてではありませんが、散策路はバリアフリー構造になっており、ベビーカーでも安心。
さっそく現れたのは旧要塞施設が続く、メインストリートともいうべきところ。パンフレットには「切通し」と書かれていますが、確かに、道の両側には緑に苔むした石積みとレンガ造りの遺構が続いています。猿島要塞 自然・景勝地
-
当たり前ですが、車の心配がないので小さな子どもを持つ身としては安心です。子どももはしゃぎながら散策道を行ったり来たり。
太陽の日差しが強く、写真が白飛びしています。 -
この石積み、近寄ってみると苔むしてきれいな緑色になっています。レンガも美しいですが、この緑石積みも美しい。
-
右のレンガ造りの遺構はおそらく兵舎。
以前訪問した友ヶ島では、こうしたレンガ造りの遺構に立ち入ることができましたが、ここ猿島では歴史的遺構の保全を第一に中に入ることはできません。
って、怖くて中に入ることができない? -
道なりにゆるゆる進むと、トンネルが見えてきました。パンフレットによると「愛のトンネル」。ネーミングの良し悪しはありますが、このダンジョンへの入り口的な雰囲気が良い感じ!
-
と、地図を手にした我が子どもが一人てくてくと・・・。まだ幼児なのに、一人で探検しちゃうんかーい!
-
トンネル内部はこんな感じ。カメラの性能がよく、明るく撮影されてトンネルっぽくないですが、実際はほとんど明かりもなく、かなり暗いです。
暗くて怖い中でカップルが入ると、自然と寄り添って・・・というところから、「愛のトンネル」と名付けられたのでしょうか?
我が子も地図を片手にダンジョン内をテクテク。猿島トンネル 名所・史跡
-
楽しかったトンネルも終了。トンネルを抜けて振り返ってみると、こんな景色。左手の方にもトンネルが続き、さらに撮影している左後ろにもトンネルが続いています。このワクワク感たまりませんな!
-
ダンジョンを抜けて、先に進むと砲台跡。巨大タンカーがひっきりなしに往来し、その奥には千葉の町並みも。
ちなみに、この砲台跡からさらに先に進むと、日蓮洞窟(貝塚)があります。 -
ここで子どもがねんねの時間に。おんぶしてやってきたのは台場跡。3門の大砲が据えられていたそうです。現在は跡のみです。
-
さて、島内を1周する道があるのですが、展望台広場に行くには、階段を登らなければなりません。よって、今回は1周を断念し、先ほど来た道を戻ることに。
まずは再びトンネルを抜けてダンジョンへ。 -
この写真、4つ前の写真の左側に写っていたトンネルから出たところから撮影したもの。ここは絵になるスポットなのか、撮影している人がたくさんいました。
-
愛のトンネルを抜けて、デッキの続く切通しへ。緑も豊富です。
-
太陽の傾きが良い感じになってきたので、もう一度振り返って撮影。苔むした石積みの緑がより深く感じられます。
-
船の桟橋に続く切通し。
-
出航時間より30分ほど早めに到着。桟橋でしばし待っていると船がやってきました。
猿島は良いところでした。夏場はもっと人が混むと思うけど、また来たいところです。猿島桟橋 乗り物
-
帰りはご高齢の方々のツアー客でいっぱい。たくさんの観光客を乗せたまま、約10分で猿島桟橋へ。
最後に船の1階部分を撮影。奥の部屋は暖房が入って暖かかったです。 -
猿島探検終了後、近くの横須賀ポートマーケットへ。観光バスの立ち寄りスポットなのか、大型観光バスが数台停まっていました。魚介類が安かったです。横須賀、また来てみたいです。
よこすかポートマーケット お土産屋・直売所・特産品
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
25