2016/03/12 - 2016/03/13
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YAMA555さん
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4年前から計画しては天候不順のため、行く前に断念していたタカマタギ山・日白山。今年こそはと、仲間も新たに計画し、ついに登頂することが出来ました。
早朝発だとスキー車とかち合い渋滞に巻き込まれると考えたため、前日入りをすることにしましたが、土樽のステビバは既に2パーティー入っていて結構な混みよう。ウチラの後にも1組来たようだが外でテント泊していたようだ。意外に人気で驚きました。
2日間たっぷり雪稜を堪能できて、間違いなく今シーズン1番印象に残る山になりました。そして下山時には雪洞、イグルーで泊まった経験深い方の登山スタイルを見て、来年は自分もやってみたいと思いました。
コースタイム
1日目:5時間5分(休憩25分)
毛渡橋左折後の橋の下7:05〜9:45/1020m棒立への尾根取り付き9:50〜11:40棒立山12:00〜12:10棒立山鞍部泊
2日目:7時間40分(休憩1時間40分)
泊棒立山鞍部5:45〜5:55棒立山6:00〜6:05棒立山鞍部(幕営地点)6:20〜6:44タカマタギ山7:00〜7:59日白山7:25〜9:00タカマタギ山9:05〜9:20幕営地(休憩・撤収)10:20〜11:20/1020m付近12:28〜尾根取り付き12:30〜12:50駐車スペース
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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0:50土樽駅に到着。
軽くお酒を飲んでから就寝。土樽駅 駅
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既に数パーティー眠っていたので静かに準備しました。
終始明るいですが、シュラフをかぶるとすぐに眠りに落ちました。結構高速が近いので車の音がうるさいです。 -
翌朝、6:40には先に皆さん出て行ってウチラはユックリです。
雪が降っていたのでこちらで出発準備をしていきます。土樽駅 駅
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橋の下に車を駐車。
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上越線の下をくぐります。
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しばらくは林道歩き。
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最初は雪が少なく枝がうるさい。まー冬季意外は藪漕ぎでとても入れる山じゃないのですが。こっから1050mまで仲間がガッツリトップを勤めます。頼もしすぎる!
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今日は気温はそれほど低くないのですが、小雪交じりで天気は良くないです。かろうじて正面に1050mの尾根が見えます。
急坂をノートレースで登っていくのはなかなかしんどい。 -
尾根に出たところで休憩していると後ろから来たグループに先を譲ります。トレースあると楽なんです。
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1200m付近でしょうか。右手に平らな斜面がありました。テン場適地ですね。
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しかし適当なところで雪洞を掘るとのことで途中で止まってました。棒立山を目指すウチラは再びラッセルです。
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トレース無しの道を進むのは楽しいです。
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その後段々と傾斜が増していきます。重装備にはこたえる斜度。
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一番馬力のあるS氏。一番体格が大きく、ウチラよりも雪にはまりやすく厳しい登りが続きます。腿まで埋まってますね。
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棒立の最後のほうはこんな斜度。いやいや荷物を背負っての今シーズン一番厳しいのぼりだよ。
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棒立山にようやく到着。イヤーしんどかった〜。でも天気が悪いね本当に。
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これで全員登ってきました。もう真っ白。11:50と出発から4時間40分。
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棒立山山頂から見たタカマタギ方面ですが・・・ウッスラと雪尾が見えるだけ。これもう無理っす、ということで棒立直下の鞍部にてテント設営することにしました。
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12:50テント設営完了。
今回は5人で6~7人テント。
結構いい場所でしたね。 -
そして長い宴会が始まるのですが、夕食は一玉かついできたキャベツを煮込んで。
※今回の食事はYAMA555さんが食材準備・担ぎ上げ・調理に獅子奮迅の大活躍。山の上とは思えないほどの豪華でおいしい料理を満喫しました。 -
キャベツにベーコン、たまねぎ、トマトを投入してトマトスープです。
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そしてコッヘルで炊いた4合の白米。
アルファー米と違って旨すぎるよ。 -
翌朝起きてみると天気が回復傾向にあったので急いで棒立山に登りました。時刻は5:50。
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お〜昨日棒立山頂から見えなかったタカマタギ山が目の前に!
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テントまで数分で下ります。
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既にメンバーが出発の準備をしています。
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すっかり準備完了でこれから登ろうかという時、あたりは明るくなりました。
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と日の出が始まりました。棒立山と日の出。
まさか昨日の天気からうってかわって太陽が見れると思いませんでしたよ。 -
いよいよ念願のタカマタギ山を目指します。
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先行者のトレースかと思ったら動物の足跡でした。
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タカマタギへの登りも段々と厳しくなってきます。
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キレイな青空へ向かって
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皆で日の出を待つ
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陽光が当たってやわらかい白があたりを埋め尽くします。
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途中割れているところもありますよ。
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急坂を越えるとタカマタギの山頂はもうすぐ。
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タカマタギの山頂に無事到着しました。4年越しの念願がかないました。
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タカマタギ山頂。この景色を見たかったんです。
右奥、日白山へと続く雪稜。そして左奥は万太郎・仙ノ倉・平標の稜線です。見事な景色ですね。 -
降りはトップを歩かせていただきました。
ふみ後の無い雪稜を歩くのはたまらない。
ここから雪稜歩きが始まりますが、テンションが上がっても〜走り出しちゃいました。 -
タカマタギを振り返って。
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この日白山へのトレースの無い雪稜を1グループで独占です。
今シーズン最高の雪山ですね。 -
日白山への雪稜の途中ではテント幕営スペースは多数あります。
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比較的なだらかなので歩き易く申し分ないです。
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トレースの無い雪道を皆で堪能するために順繰り回転して歩きます。
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タカマタギを振り返って。
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30分もするとあっという間にこれだけ歩いてきました。
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途中おのおのが踏み後をつけて歩きます。
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雲の上には苗場山がどっしりと構えています。
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日白山ももう間近。
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上越にもなると雪が少ない今シーズンでも雪尾が発達しています。
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もうすぐ日白山頂。最後のなだらかな登り。
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日白山にて谷川稜線を眺める。
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日白山の山頂も景色最高。こちらは東谷山からのトレースがありました。
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そして間近に見える万太郎からの稜線。
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ゆっくり30分堪能したら元来た道を戻ります。
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トレースあるから早い早い。
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そして幕営地点に戻ります。
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タカマタギからの下りも結構急です。
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幕営地点。晴れると本当に素晴らしい展望ですね。
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棒立山頂。展望スゲーいいよ。
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棒立からの下りは高度感満点。
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斜度もだいぶ落ち着いてきました。
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途中雪洞泊の方いたので中をのぞいてみると立派なもんです。
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降るにしたがって雪が無くなり枝がうるさくなってきました。
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鉄塔に到着。ここからアイゼンをはずし尾根を忠実に下りました。
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下山後、15分位車で行ったところにある岩の湯(400円)で汗を流しました。
来年は東谷山から日白山、そして平標への周回ルートも食指が動きます。上越の山、まだまだ楽しそうなルートが盛りだくさんです。土樽共同浴場 「岩の湯」 温泉
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