野辺山・清里 JR小海線をロードバイクで辿る

2008/08/13 - 2008/08/13

けんいちの1人旅です。

日本で一番標高が高いところを走るJR小海線をロードバイクで辿ります。清里で足が痙攣して動けなくなりました(^-^;

エリア 清里・八ヶ岳(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はマイカーでJR小淵沢（こぶちさわ）駅まで来ました。駅から少し離れたところにある無料駐車場に停めて、まずは小海（こうみ）線に乗り込みます。

小淵沢駅 駅

あまり乗客はいません。

小海線は日本で一番標高の高いところを走る鉄道として知られています。

清里駅

清里駅 駅

日本で一番標高の高い駅・野辺山駅を通ります。

野辺山駅 駅

高原の中を走ります。とても綺麗な風景です。

終点の小諸（こもろ）駅に到着です。標高663ｍ地点です。

小諸駅 駅

駅前で輪行袋に入れて担いできたロードバイクを組み立てます。

駅からすぐ近くの小諸城址懐古園を見学します。城下町より低い位置にある穴城ということで、確かに城に向かって下っています。

三の門

徴古館 公園・植物園

石垣を見ながら奥に進みます。

小諸神社

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石垣の上から足元を見ると怖いです。

眺めのいいところです。

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さあここから自転車旅の始まりです。先ほどクルマを置いてきたJR小淵沢駅までおよそ40キロの道のりです。

≪9:40≫

小諸からしばらくは平坦な道です。

佐久甲州街道を行きます。

少しずつ上り勾配になり、2時間弱走ったところで小諸町農産物加工直売所で休憩です。

山ぶどうジュースで栄養補給です。

さらに緩い上り坂を行きます。

とうとう標高1000ｍを超えました。

完全に山の中という雰囲気です。

そして「登り勾配注意」の電光掲示板の先には引き返したくなるような急坂が待っていました。

やっとの思いでつづら折りの急こう配を登り切りました。休憩がてら途中にあった野菜直売所を見てまわります。

野辺山駅にようやく到着です。キツイ道のりでした。標高1345ｍです。

野辺山駅 駅

避暑地とあって観光客の姿が多く見られました。

野辺山高原の中の平坦な道を南下します。電波望遠鏡が宇宙に向けられています。ここ野辺山は小学校5年生のときに林間学校で来た場所です。もうほとんど記憶はありませんが・・・

小海線

JR鉄道最高地点までやってきました。標高1375ｍです。

≪14:00≫

JR鉄道最高地点 名所・史跡

観光スポットとして人気のようで、観光バスも来ていました。

最高地点のすぐそばにあるお店、その名も「レストラン 最高地点」でお昼ご飯にします。

レストラン 最高地点 グルメ・レストラン

手打ちの冷やし野菜天ぷらそばはとても美味しかったです。

食後のソフトクリームは濃厚で牧場で売っているような味でした。美味しかったです(^-^)

自転車旅の再開です。清里までは下りで楽でしたが、そこからはふたたび上りに転じます。せ?のとペダルに力を入れたとき両膝が激痛に襲われました。痙攣して５分以上その場に立ち尽くしました。座ることもできません。野辺山までの無理がここに来て爆発したようです。

≪15:03≫

清里駅 駅

もう限界です。痙攣が収まってふたたび自転車に乗るとまた痙攣が起きます。この先山に入りますので、リタイアするなら駅に近いここ清里でと思いました。しかし途中で諦めるのは悔しいので、歩いてでも進むことにしました。

平坦なところはゆっくり走り、上りは降りて自転車を押すを繰り返して八ヶ岳高原ラインを進みます。

体に余裕は無いのですが、景色はとても良いです。

東沢大橋

≪15:52≫

東沢大橋 名所・史跡

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この旅の一番高いところは野辺山かと思っていましたが、さらに高いところまで来ちゃいました。スタート地点から700ｍ以上の標高差です。

≪15:52≫

上ったらもちろん下ります。長いストレートではどこかに飛んでいっちゃうのではないかというくらいのスピードで駆け下ります。必死にハンドル・ブレーキを握る手が筋肉痛です(^-^;

一時はどうなるかと思いましたが、どうにか小淵沢駅まで帰ってこられました。・・・しかし油断した最後のちょっとした上り坂でまた痙攣を起こして立ち往生です(^-^;

≪16:49≫

小淵沢駅 駅

車に戻ると子猫が迎えてくれました。ありがと(^-^)

ロードバイクを解体して車に積み、近くの日帰り温泉施設に行って汗を流します。露天風呂でゆっくり疲れを癒しました。

スパティオ小淵沢

中央道で東京に帰りました。エンジンの付いている乗り物って最高ですね(^-^;

いままでで経験したことがない激痛と、山の中で動けなくなったらどうしようかという不安で大変な自転車旅になりました。しかし最後まで諦めず走れたことは良かったです。今度は普通に安全に電車で野辺山観光したいです(^-^;