新緑の京都、定期観光バスで行くトロッコ列車と保津峡川下り

2014/05/31 - 2014/06/01

新緑の京都を訪ねる旅につづきです。京都には何度も遊びにいってもトロッコ列車や保津峡下りはなかなか乗る機会がないもの。どちらもちょっと乗り継ぎが面倒ですが、今回は定期観光バスのツアーを利用しました。乗り継ぎも楽々だし、予約の面倒もないのでお勧めです。桜の季節や紅葉の季節は乗るのも大変な混雑かと思いますが、新緑の季節はそこまで混雑していないし、風もさわやかなので天気のよい日には快適です。トロッコ列車は意外と乗車時間も短いのであっさり終わってしまいますが、川下りはかなり時間もかかってたっぷり楽しめます。

エリア 亀岡(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 船 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊は前日と同じくドーミーイン。朝から温泉に入れます。

天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前 宿・ホテル

朝食会場、そこそこ広いのでそれほど待たされません。ビジネスホテルの朝食としては内容が豊富ですが、その分値段もそこそこですので宿泊者のほとんどが利用するというわけでもないでしょうから。

こんな感じでとってみました。

天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前 宿・ホテル

今日は京都駅前から定期観光バスです。大きな荷物もバスのトランクに載せてもらえるので便利。

京都市内をぬけてトロッコ嵯峨駅へ直行。バスはそのあと嵐山に迎えに来てくれて京都駅までの送迎に乗るだけです。

トロッコ嵯峨駅。ここからトロッコ列車に乗ります。京都側はJRの駅に近接しているのでアクセスはまずまず。

嵯峨野トロッコ列車 乗り物

トロッコ嵯峨駅のホーム。右手に見えるのがJRの嵯峨嵐山駅

トロッコ嵯峨駅 駅

駅はきれいです。

トロッコ列車は保津川沿いの渓谷を進みます。

渓谷の反対側の旅館などが見えます。

初めは車窓の左側が渓谷で新緑がきれい

トロッコ保津峡駅

終点のトロッコ亀岡駅。景色は変化に富んでいますが、乗車時間は意外と短いです。この季節は外からの風が気持ちいい。

トロッコ亀岡駅からはツアーですので専用のバスで川下りの船着き場に向かいます。このあたりの接続のよさがツアーの利点ですね。トロッコ亀岡駅からだとJRの駅は遠いですし。

トロッコ亀岡駅 駅

一般のお客さんはタクシーで行くのかな。

亀岡の市内を走ります。

のどかな地方都市ですが、都に近いから史跡も多いよう。

保津峡下りの船着き場。船は人力ですがターミナルは近代的。

保津川下り 乗り物

川へ下って船に乗ります。川幅も広くながれも緩やか。急流下りという感じはまだありませんね。

すでに何艘かの船が待ってます。

ちょっと頼りない感じですが。

船頭さんは３人、この季節は船は屋根つき。日差しがつよいので助かります。初めは川幅もひろくゆるやかな流れなので、かなり一生懸命こいでくれます。

ちょうど馬車が通ります。トロッコ亀岡から船着き場にはこれでも行けるらしい。

だんだんと川幅が狭くなり両側に山が迫ってきました。

前に二人、後に舵をもつ人がひとり

この先に急流があって、通り過ぎるときには船の底を擦る感じがおしりから伝わってきます。場所によってはかなり水がはねてかかるところもあります。演出のためにわざとやってる感もあり。

大きな岩が迫ってきます。

山陰本線の橋脚。途中、何回も川の上に橋脚があります。川がつづら折りなのですね。

ながれの緩やかなカーブには砂浜があったりしますが、こういうところが難所らしいです。

新緑があざやか

山陰本線の保津峡駅はこの橋の上にあります。両側は山でトンネル

保津峡駅 駅

府立の保津峡自然公園になっていて川岸で水遊びをする人達がいました。駅の出口に駐車場もあるようです。

保津峡 自然・景勝地

続行する船の向こうにちょうど鉄橋にさしかかるトロッコ列車が見えました。

こちらは別の山陰本線の鉄橋。電車が通過していきます。船だとここからしか見られない角度で眺められますので、鉄オタさんたちにも楽しいのではないかな。

浅瀬の石が並ぶ川幅の狭いところはご覧の通りで船一艘がようやく通過できるほどの幅。かなりの技術が要りますね。水量の変化も大きいようで、水の多いときは普段の２／３くらいの時間で下ってしまうそうです。

名前のつけられた奇岩

嵐山に近づくと流れが緩やかになり川幅もまた広くなります。船外機のついた船が近づいてきて、私らの船に横付けします。食べ物や飲み物を売る売店の船です。そのまま川下りの船と連結してしばらく売店の船のエンジンで下り、船頭さんは小休止。なかなかこなれたシステムですね。

嵐山の観光ボートが目立ってきます。そろそろ船下りも終わり

手こぎのボートでも十分なくらい池のような静かな川面です。

嵐山に到着、船頭さんたちありがとう。

嵐山では自由時間がとられていて、食事も各自ご自由にということでした。嵐山琥珀堂さんへ。

嵐山 琥珀堂 グルメ・レストラン

ランチタイムはドリンクバー

ランチのセットの前菜です。

スープにパン

主菜は４種類くらいから選べる。付け合わせの野菜が京都らしい

けっこうちゃんとしたデザートも付きます。

美味しかったけどちょっとお昼に時間かけすぎた感じはありちょっと早足で嵐山の散策。

竹林から天竜寺のお庭を拝見しました。

天龍寺 寺・神社・教会

ここも新緑

急いで嵐山のバス駐車場に向かいそこから京都駅へ

本願寺のあたりかな。

京都駅に到着。なかなか便利です。京都は公共交通が張り巡らされていますが、バスや鉄道など、いろいろな会社が入り交じって分かりづらく、乗り換えも多くなってしまうので、観光バスはとっても効率がいい。冬寒く、夏暑い京都ではお勧め。

新幹線の時間までまだだいぶあるので、お茶をしようと、中村藤吉京都駅店へ。
かなり並びますが、イスが用意されていますので、ちょうど休憩によい。

中村藤吉本店 京都駅店 グルメ・レストラン

抹茶のパフェ

こんな地層になってます。濾過器みたいね。待ってる時間に座ってる時間が長いせいか、入店するとさっさと食べて帰るような感じです。ご覧頂きありがとうございました。