ワイルドダッグCC周辺でバードウォッチング [2010](1)

2010/04/03 - 2010/04/03

神栖市のワイルドダッグＣＣ周辺で、バードウォッチングを楽しみました。
この付近は常陸利根川の葦原が広がっていて、猛禽類のチュウヒやハイイロチュウヒが見られるポイントです。
ハイイロチュウヒ狙いで出かけてみましたが、残念ながら今回はハイイロチュウヒは見つかりませんでした。

表紙写真は、常陸利根川の逆水門付近を飛ぶチュウヒ♂です。

エリア 波崎・神栖(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

常陸利根川上空を、鷹の仲間のチュウヒ♂が飛んでいます。

タカ目タカ科

チュウヒ♂

チュウヒのオスは、腰の上面が白色です。
ハイイロチュウヒ♀も腰の上面が白色ですが、チュウヒ♂の白色部はハイイロチュウヒ♀より狭いです。

チュウヒ♂

チュウヒの模様は個体差が大きくて、腰の白色部が不明瞭の個体もいます。

チュウヒ♂

冬鳥ですが、北海道と本州中部以北では少数が繁殖しているそうです。

チュウヒ♂

鳥類、小型哺乳類、両生類、爬虫類を捕食する。

チュウヒ♂

全国で葦原が減少しているので、数を減らしている。
環境省レッドリストの絶滅危惧１Ｂ類（１Ａ類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの）に指定されている。

チュウヒ♂

チュウヒは、このような広大な葦原を必要とする鷹です。葦原の減少はチュウヒの絶滅に直結します。

チュウヒ♂

チュウヒ♂

チュウヒ♀

チュウヒ♀には、腰の白色がありません。

チュウヒ♀

セグロカモメ

セグロカモメ