初ピーチ航空＆初レンタカー、ドキドキ佐賀と長崎の旅 ②（伊万里～有田～波佐見編）

2016/03/03 - 2016/03/03

旅行２日目、今日はレンタカーで伊万里から波佐見まで焼き物街道を巡ります。

伊万里と有田はどちらも昔からの有名な陶磁器の産地です。
どちらの街を重点的に見るか・・・そしてランチを何処で食べるか・・・大いに悩みました。
「食べ○○」を調べました。伊万里には有名な伊万里牛の店があります。

「ギャラリー有田」というレストランが目に留まりました。
有田焼の珈琲カップが2,000客位あり、好きな器で珈琲が飲めるらしい。
食べ○○も高得点です。有田でランチにしましょう。

有田町では雛まつりが開催中です。陶磁器のお雛さま、楽しみ・・・

3月2日　　関西空港　→　福岡空港　→　唐津
3月3日　　唐津　→　伊万里　→　有田　→　波佐見　（今回はここ）
3月4日　　波佐見　→　佐世保
3月5日　　佐世保　→　長崎空港　→　関西空港

（表紙写真＝有田町、内山地区のお雛様）

エリア 有田(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝から、ホテルの露天風呂に行きました。朝焼けが綺麗でした。

さて、

唐津シーサイドホテルの朝食、ブッフェです。

唐津シーサイドホテル 宿・ホテル

朝から佐賀牛・・・てんこ盛り！

めんたいこ・・・嬉しい

唐津名物の・・・朝からつ茶漬け？

自分で作ります。

ご飯の上に刺身をテンコ盛りにして・・・
専用出汁をかけて・・・

唐津茶漬けは　まるで海鮮丼・・・これ、美味しい♪

朝食後、腹ごなしに海岸に行きました。

泊まった客室が見えます。

５階、右から２つ目の窓・・・出っ張っている小窓は浴室かな。

この海岸、貝殻が沢山ありました。

５階の部屋に戻る途中・・・

裏手に唐津ロイヤルホテルが見えます。近いです・・・

有田でランチを12時に予約していました。

逆算して、唐津を8時半に出発します。

唐津城は９時〜オープンです。残念ですが、近くの橋の上から写真を撮りました。

今から伊万里に向かいます

唐津から伊万里へは一般道を走ります。空いていて快適なドライブ。

伊万里道の駅　9:15着

ゆっくりトイレ休憩しました

道の駅 伊万里 道の駅

ワンカップ酒が有田焼に入っています・・・でも値段を見てビックリ

道の駅には、イチゴや殻つきの生ガキが売られていました。

伊万里道の駅から約20分で、伊万里駅に到着。10時頃です。

駅はＪＲと松浦鉄道、並んで２つあります。これは松浦鉄道の方・・・

1階が観光案内所、２階が「伊万里・鍋島ギャラリー」になっています。

松浦鉄道駅前に広い市営駐車場がありました。

伊万里 鍋島ギャラリー 美術館・博物館

観光案内所で伺うと・・・

伊万里で一番の見どころは「大川内山」だそうです。是非行って下さいと薦められました。
ここから車で15分くらい・・・

しかし、我々は2階の「伊万里・鍋島ギャラリー」を楽しみに来ました。

ギャラリーは写真撮影不可です。

入り口の天井の照明器具が伊万里焼・・・

我々はシニアなので入場無料でした。（大人＝300円）

このギャラリーでは陶磁美の「鍋島」と「古伊万里」を見ることが出来ます。
３〜４か月毎に入れ替えるそうです。

鍋島とは1673年頃から約200年間　鍋島藩直営の藩窯でつくられた最高品質の作品です。　
鍋島は「染付」「色絵」「青磁」の3種類があるそうです。

今期は「色絵」の展示なので、一番鮮やかな美しい器が展示されているそうです。
現在の時価で○億円の価値がある作品もあります。

パンフレットからの写真です。２点紹介します。

学芸員の方が30分かけて色々説明して下さいました。

話を如何って、色鍋島・・・素晴らしい焼物と分かりました。

私が一番見惚れてしまった器です。小さな器です・・・

「鍋島　色絵蜘蛛巣紅葉文皿」

蜘蛛の巣の文様、モミジの文様・・・とても繊細な手描き文様です。
この皿の形も綺麗でした。

鍋島と古伊万里の器が60点展示されています。私は色鍋島の器に魅了されました。

「伊万里・鍋島ギャラリー」で素晴らしい陶磁器をゆっくり見ました。

今回「大川内山」は諦めました。

駅前から伊万里市街地を歩きます。歩道で見つけた伊万里牛

至る所に器の欠片が埋め込まれています・・・

伊万里川・・・


１時間半の滞在後、伊万里駅を11:20に出発。

伊万里から約20分で「ギャラリー有田」着。 11:40

途中に　有田焼物卸団地（有田陶器の里プラザ）、柿右衛門窯・・・など多数ありました。

「ギャラリー有田」エントランス

http://www.arita.jp/gourmet/post_14.html

レストランに入ってビックリ・・・素敵な器がぎっしりです。

店舗は右半分が器の店、左半分がレストランになっています。

駐車場が少し狭い・・・地下にも駐車場があります。

ギャラリー有田 グルメ・レストラン

有田・波佐見焼沢山ありました。

もし、有田だけしか来られない人にはお薦めの店です。

有田焼卸団地よりも駅に近いし、食事と両方楽しめます。
そして、売られている品も良いと思いました。

20分〜器を見てうっとり・・・

予約時間、12時です。

店内はこんな感じ・・・壁３面に珈琲カップがズラリと並んでいます。

食事の間に、自分好みのカップを選びます。2,000客もあるので迷います・・・

私は「ごどうふ定食」を注文・・・凄い品数です、1350円

夫は「有田焼五膳」、有田焼の四角い器に入っていました。1300円

身体に優しい料理なので、完食・・・

今日は3月3日、雛祭り・・・可愛いカップを選びました。

店の洗面台は・・・

そして、便器も有田焼

珈琲を頂いた後、雛祭りを開催中の有田の旧市街（有田内山伝統的建造物群保存地区）に向かいます。

雛祭りの地図は毎年作成されているようで、とても立派です。

車のナビに「香蘭社」を入力すると・・・画面は全部　東京都・・・
矢印を下に下げてもずっと東京のあちこちの香蘭社が出て来ました。

香蘭社のルーツは有田なのになあ・・・
仕方なくゆっくり走って探します。通り過ぎて、バックして、やっと到着。

時刻は午後1時頃・・・
駐車場は２カ所ありました。（ここへ停めて、あちこち歩きました）

香蘭社

香蘭社古陶磁陳列館 美術館・博物館

香蘭社

香蘭社の珈琲カップ。春なので購買欲に負けそうになりました。

香蘭社のお向かい・・・有田雛のやきものまつり会場、2016年は2月6日（土）〜3月21日（祝）開催

2016年　陶ひなコンテスト　1位の作品

陶山神社・・・

踏切を越えたところにあります。駐車場有

トンバイ塀のある裏通りに来ました。

トンバイ塀 名所・史跡

この古民家の入り口辺りは・・・

こんな可愛い細工が　埋め込まれていました。

トンバイ塀が続きます

色々な形があります

よく見ると　モダンな石もありました。

各陶器店の店先にお雛様が飾られています

モダンな店、藍土（ランド）

観光客も多かった店

藍土のお雛様

香蘭社の隣の店・・・やっと駐車場まで戻って来ました。

内山地区滞在は1時間半でした。

内山地区から車で５分、泉山磁石場に到着　14:40

泉山磁石場 名所・史跡

石の色が凄いです。

初めて見ました。是非訪れて下さい・・・

触ることも出来ます。

波佐見に向かう前に「九州陶磁文化館」に寄りました。時刻は15:00

ギャラリー有田の近くでした。

小高い丘の上、広い敷地です。そして入館料は　またしても無料！

佐賀県・・凄い♪

大きな陶器製の「カラクリ時計」

佐賀県立九州陶磁文化館 美術館・博物館

こちらは写真撮影可でした。

九州陶磁文化館には約1時間滞在

16:00　出発

（私は、「伊万里・鍋島ギャラリー」の方が印象に残りました・・・）

波佐見町の地図です

16:10　波佐見くらわん館（陶芸の館　観光交流センター）に到着。
http://www.hasami-kankou.jp/

有田　→　波佐見　　近いです・・・10分位。

（店内撮影不可）

凄い品数の食器がありました。あまりに多くて疲れてしまいました・・・
男性が何人か買い付けに来られていました。

実は波佐見に近づくにつれ、私の花粉症がひどくなってきたのです。
大阪　出発時の気温は1℃、　ところが今日は２０℃〜です。

せっかく念願の波佐見焼会場に来たのに頭がぼーっとして、鼻がぐちゃぐちゃでは
器を見る元気がありません・・・
諦めて、ホテルに向かいました。

17:00 「ブリスヴィラ波佐見」に到着

ここには苦労して辿り着きました。ホテル名が入力しにくかったので
電話番号で入力しましたが、着いた所は「波佐見町役場」・・・
（新しい施設はナビに登録されてない場合が多くて、役所に導かれるらしい・・・と、帰宅後娘から教わった）

http://www.hotel-blissvilla.com

ホテル ブリスヴィラ波佐見 宿・ホテル

部屋着とお向かいの温泉施設「湯治楼」用にバッグがセットされています。

温泉への入場券は1人1枚頂けます。

オープン1年の新しいホテルです。

ツイン＝24?

このホテルの特筆すべきは照明器具の充実です。

部屋の明るさは抜群で、夜間照明は手元・枕元も完璧でした。

又、金庫も最新式で大きく、私のショルダーバッグもすっぽり収納できました。

浴室は洗い場付き、窓もあります。トイレは別になっていました。

洗面台はコンパクトですが、水撥ねはありません。

我々の部屋は123号室、ツインは広い間取りです。

ロビー



ツイン1室朝食付き　14,720円　（1人＝7,360円）

波佐見焼に魅せられたので、又ここに泊まって廻りたい・・・です。

ホテルから2分の 陶農レストラン「清旬の郷」に行きました。 水曜　休み
食べ○○＝3,2

早い時間だったので貸切状態・・・

清旬の郷 グルメ・レストラン

先ず、鮮魚のカルパッチョ

大皿に盛られていて豪快で、味もいいです。

生ハムのサラダ、モッツァレラとトマトのカプレーゼ

本日のパスタは　魚貝のアンチョビパスタです。

魚貝の種類が多くて美味しい・・・

波佐見焼が飾られています・・・

店員さんに色々な窯元さんを教えて頂きました。
地図にも印をつけてもらいました。

明日役立ちそうです・・・

骨付き合鴨のコンフィ

これは肉も柔らかくて絶品でした。付け合わせもgoodです。

料理５品、白ご飯、ビール３杯飲んで 6,642円でした。

生ビールは1杯400円です。

波佐見町は郡部にあるのに、こんなに素敵なレストランやホテルがあります。

店内には農作物も売られていました・・・

スタッフはとても明るくて接客は抜群でした。

ホテルに戻り、ロビー横の珈琲を頂きます。（無料です）

休憩後、はさみ温泉に行きました。地元のお客さんが多かったです。
お湯はとろとろでした・・・露天風呂もありますよ。

今日の走行距離は６５?でした。



明日は波佐見焼を一日見て、午後に佐世保の弓張の丘ホテルに向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• cheriko330さん 2016/07/07 00:57:01

  ようこそ♪九州へ☆

  ミモザおばさんさん、こんばんは☆
  
  いつの間にか、九州へいらしてたのですね。良い旅が出来て良かったです。
  下調べ万全で、ホテルもピーチも正解でしたね。ブリスヴィラ波佐見は、
  知らないと思ったら新しいホテルでしたね。気持ち良いですよね。
  
  食器が好きなので私もまた、有田や波佐見へ行きたいと思いました。
  有田焼の所で、食事も出来るの知らなかったです。
  また是非においで下さいね。
  
  続きを楽しみに又、おじゃましますね。
  cheriko330

  ミモザおばさんさん からの返信 2016/07/07 21:24:25

  コメントを有難うございます

  cheriko330さん　こんばんは
  
  　九州の福岡出身とは・・・知りませんでした。
  あちこち出かけられているので東京の方だとばかり思っていました。
  
  ヨーロッパ大好きですが、大阪＆福岡は　お互いに飛行機の便が少なくて
  大変ですよね。
  今年は海外は行きませんが、ユーロが昨年に比べて安いので悶々としています。
  
  春の九州はとても良かったです。
  夫と共に九州は修学旅行で訪れていますが、今回のコースは初めての所ばかりでとても新鮮でした。
  波佐見焼が特に面白かったです。
  
  温泉を外せば案外安く泊まられることも分かったので　シニア旅をこれからも頑張ります。
  
  cheriko330さんの旅行記にも又お邪魔しますね。　　　by ミモザおばさん
  

• ろこままさん 2016/03/11 00:43:13

  素敵な有田の町並み〜

  ミモザおばさんさん、こんばんは。
  
  奥飛騨の旅行記へのご訪問、投票をありがとうございます。
  初めての雪景色への旅行でしたが、美しい景色が楽しめました〜
  
  昨年、佐賀を旅行して。。。呼子や名護屋城跡、伊万里などを訪ねました。
  同じ所だったので嬉しくて、お邪魔させていただきました。
  
  わたしは、大河内山に行って、有田は諦めたんです。
  有田は、陶器はもちろん、ゆっくりと散策が楽しめそうな綺麗な町並みですね。
  ランチのお店も素敵ですね。
  次回は、是非、有田を訪ねたいので、参考にさせてくださいね　(*^。^*)
  
  焼き物好きですので、波佐見も楽しみです〜
  
  ありがとうございました。
  。。ろこまま。。
  

  ミモザおばさんさん からの返信 2016/03/11 19:03:52

  伊万里の大川内山に行かなくっちゃ〜♪

  ろこままさんこんにちは！
  
  　コメントを有難うございます。
  
  ろこままさんの旅行記を再読しました。
  観光案内所で大川内山を薦められた訳が分かりました。
  鍋島藩は凄いですね・・・
  
  そしてレンタカーを上手に乗りこなしておられるのでビックリです。
  5月の棚田は綺麗ですね。夕日との色合いにうっとりしました。
  私は九十九島で夕焼けを写しましたが、夕日が全てピンボケになりました。
  
  波佐見焼がこんなに面白いとは・・・
  夫も気に入って、自分用にワイングラスを購入していました。
  
  九州は温泉旅館を外すと割に安価に泊まる事が出来たので
  又、来年も行きたいと思います。
  
  レンタカーも楽しめたので、次回はもう少し遠方まで行けそうです。
  
  有難うございました。　　　by ミモザおばさん