2016/03/06 - 2016/03/06
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地酒大好きさん
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今日は名古屋は午後から雨の予報でしたが、伊吹山の天候に影響がある滋賀県の予報を見ると夜から雨とのことでした。そのため、昼間は大丈夫だと思って北尾根を目指して家を出ました。
日曜日の割には名神高速道路は空いていて(雨の予報のせい?)、びゅんびゅん飛ばして走れました。登山口がある岐阜県揖斐川町の国見峠への林道はまだ雪が深くて車では行けません。仕方なく途中に車を置いて林道を歩き始めました。気温は高くて、林道の雪はどんどん融けていました。雪が融けた後の砂地や崖にたくさんのフキノトウを発見!下山時に採って帰ることにしました。林道にはイノシシの足跡がずっと続いていました。1km以上歩くと国見峠です。眼下に見える国見岳スキー場には雪がなく、今期はほとんど開店休業状態だったようです。
登山口がある国見峠は日が当たるせいか積雪はありませんでした。登山道も雪がなく、るんるん気分で登ります。しかし、そのあとすぐ積雪が現れ、登るにつれて深くなっていきます。雪の上にはイノシシの足跡だけがまた延々と続きます。深い雪の上を歩くと足がズボッズボッと沈んで歩きにくいため進めません。仕方なく登山道脇の雪がない場所を選んで歩きますが、そこにはイワウチワやイワカガミがたくさん群生しており、それを踏みつけてしまいます。「登山道を歩くときはコースを外れて歩かない」というルールがあります。これは植物を踏みつけないようにとの配慮からです。しかし、登山道はくぼんでいて積雪がますます深くなるため、これ以上は進めません。仕方なく撤退することにしました。
雪のない場所に戻ってランチです。まだまったく新緑もない木の上からヒガラのさえずりが聞こえてきます。何を食べているのか不思議です。下の谷からは長くさえずるミソサザイの大声が聞こえてきます。他の登山者もなく、鳥の声以外には聞こえるものがありません。
さて、下山開始です。国見峠まで戻り、雪の林道を滑らないように慎重に下ります。雪が融けた後にはまだ小さなフキノトウがたくさん頭を出しています。垂直の崖の上にもたくさんのフキノトウがありますが、枯れ草などにつかまりながら崖に上ってそれらを採ります。これだけあれば、フキノトウの天ぷらやフキ味噌を楽しめます。
車に戻って県道を揖斐川町中心部まで走ると、地元の特産物を販売する店があります。そこで新鮮なシイタケを買いました。焼いてショウガ醤油で食べると最高です。店員にフキノトウについて聞くと、この冬は暖かかったため12月から収穫されているそうです。あいにく今日は売っていませんでしたが。町内の県道脇にはたくさんのフキノトウがありましたが、だれも採らないようです。もったいない。
これからはいよいよ春が本番になり、いろいろな花を楽しめるシーズンがやってきます。山菜も楽しみです。飲みすぎないように注意注意!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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伊吹山北尾根の登山口がある国見峠へはりっぱな林道がありますが、すぐに積雪が現れました。無理に車を走らせようとしましたが、スリップして走れません。仕方なく、手前の雪のない場所に車を置いて林道を歩くことにしました。
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雪が融けてなくなった場所にフキノトウを発見!心が躍りました。帰りに採ることにして峠に向かいます。
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林道を進むにつれて積雪は深くなっていきます。スノータイヤを着けた車が走った跡がありました。普通タイヤでは無理です。
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雪の上に偶蹄目のイノシシの足跡がありました。
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林道の雪の上には人の足跡はありませんでしたが、イノシシの足跡が延々と続いていました。イノシシも林道を歩いたほうが速く歩けるのでしょうね。
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林道を1km以上歩くと、登山口がある国見峠に着きます。ここは日当たりがいいせいか積雪は見られません。ゲートのこちらが岐阜県揖斐川町、向こう側が滋賀県米原市。工事中で車両通行止めとなっています。
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国見峠にある北尾根への登山口。積雪はありません。
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しばらくは登山道には雪がありません。どんどん飛ばせます。
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その後、登山道に積雪が現れました。
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進むと積雪は深くなっていきます。
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登山道にもイノシシの足跡が延々と続きます。人の足跡はなく、イノシシのものだけです。どこへ行くのでしょうね。
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これでも真冬よりは積雪が少なくなっているのでしょう。雪が融けた後にはイワウチワやイワカガミがたくさんあります。花はまだ咲いていません。
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登山道の深い雪を避けて登山道脇を歩こうとしますが、イワウチワやイワカガミがびっしりと群生しているため歩けません。登山道を逸れて歩いてはいけないというルールがあるため、進めません。植物を踏みつける恐れがあるからです。
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積雪がますます深くなったため、歩行が困難になりました。仕方なく撤退することにしました。
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雪のない場所を探してランチを取りました。目の前には昔のホーロー看板がありました。昔の地名だった滋賀県坂田郡時代のものです。
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峠まで戻って、また林道を歩いて下ります。雪が融けた後にはこのようにフキノトウが頭を出しています。まだ小さいものですが、すぐに大きくなるでしょう。
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垂直な崖の上にもフキノトウがびっしりとありました。転落しないように枯れ草などをつかんで慎重に登って、たくさん採りました。
これだけあれば天ぷらはもちろんフキ味噌も楽しめます。酒が進みそうです。だから春はいいのです。
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