2016/02/27 - 2016/02/28
3位(同エリア103件中)
こあひるさん
帰りの新幹線の時間までヒマなので・・・どう過ごそう・・・?と直前までウダウダと考えていたのだが・・・
前回、角館を訪れた時に気になった秋田内陸縦貫鉄道に乗ってみようか?ということになった。
どんな駅を走っていて、どの駅で降りてみようかな・・・とチェックしたものの・・・十分なチェックがほとんどできないまま・・・
しかしながら・・・かつてマタギが活動していた山々に囲まれた集落があったり・・・鉱山で栄えた町もあったり・・・意外と面白そうなエリアを走っているのだな~ということはわかった。
今回は、阿仁合(あにあい)という、鉱山で栄えた町で降りてみることに決め、しばしローカル線の車窓の風景を楽しむことにした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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角館11:02発か12:02発か・・・安藤酒造から出た時には、11:02発にはもう間に合わないだろうなぁ・・・と、私は諦めていたのですが・・・連れ合いが突然、11:02発に乗るつもり!と言い出したので、ビックリ。
え〜〜っ!それなら走って行くくらい急がないと・・・でも片足1?のブーツが重くて走るのは無理なのに・・・忙しなく足を動かして小走りで急げ急げ〜〜!!
息を切らしながら角館駅にたどり着いたのは、ちょうど11時ぴったりくらい。何とか間に合ったみたい〜!もう足がダルダル〜〜!
窓口で急いで切符を買って・・・あせってホームに出ようとするわが家ふたりに、切符売り場のおじさんも、列車に乗るアテンダントさんも、貸し切りみたいなもんだから、あわてなくて大丈夫・・・と、暖かく声をかけてくれました(笑)。 -
地元の女性がひとり、前の方に乗ってるだけで(途中のどこかで降りた)・・・ほんとに貸し切り状態だわ〜〜(笑)。
しかしながらまぁ・・・よく間に合ったものだと、おさまらぬ息切れと、じっとりとかいた汗をかいたまま・・・座席に落ち着くやいなや出発で〜す。 -
全く知らなかったけど、こっちのほうが安いから・・・と、駅員さんが販売してくれたホリデーフリーきっぷ(普通の切符だと、角館→阿仁合の片道が1280円)。
角館と阿仁合間だったら、乗り降り自由という切符らしいです(ただし急行列車の場合は急行券が必要)。
そのほかにも、全線で急行列車も乗り降りできる切符(2000円)など色々お得な切符があるみたい。
・・・運賃やお得な切符については、全く調べてもいなかったので、今知りましたが〜(爆)。
秋田内陸縦貫鉄道お得な切符
http://www.akita-nairiku.com/info/pticket/ -
わ〜〜!真っ白い雪がまぶしい〜〜!見渡す限りの雪原〜。雪の下は、広々とした田んぼなんだね〜。
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他にお客さんもいないし(ひとりだけ地元の人がいるけどすぐに降りてしまった)、一両編成の列車なので・・・右に左に・・・そして時々こうして運転手さんの横の窓にも移動が自由〜。
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秋田内陸縦貫鉄道は、角館と鷹巣の間94・2kmを繋いでいます。20のトンネルと322もの橋を渡っていく、山と渓谷の間を走っていく列車なのです。
走り始めて10分ほど・・・田んぼから・・・山と川の風景になってきました。 -
今日もお天気が良いから・・・角館の雪も溶けてしまうんだろうなぁ。
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幼稚園舎みたいな可愛らしい無人駅は「八津(やつ)」。
八津駅の近くに観光栗園があり、日本一大きい西明寺栗が収穫できます。この大きな栗は、角館のいくつかのお店でも、お菓子に使われて売られています(季節によるかも)。
また、江戸時代には和紙作りが行われ、「鎌足和紙」という名で、角館の佐竹北家でも使われていた・・・という記録もあるそうです。近年、この和紙作りが復活し、駅近くのカタクリ館に、体験工房が設けられているそうです。
さらに4月中旬から下旬にかけて、ここら辺は、カタクリの群生地として知られているそうです。カタクリって、車じゃないといけないような辺鄙なところに群生地のあることが多いのですが・・・ここなら列車で来れそう〜。
なんだか、面白そうな里山だな〜ぁ・・・ここも降りてみたくなっちゃう。 -
八津駅を過ぎたあたりから次第に・・・列車は、山あいと渓谷沿いを縫うように走ります。
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トンネルが見えてきました〜〜!このあたりからは・・・トンネルを抜けたと思うとまたすぐにトンネル・・・そして渓谷の上を渡る橋・・・と風景は移り変わっていき、飽きません。
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トンネル抜けた〜〜!
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と思うと、川を渡る鉄橋〜!こんな繰り返しです。
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トンネルが連なっているところも。
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アテンダントさんが、観光ポイントを通る時には説明をしてくれます。それにつれて、私も右に行ったり左に行ったり、前に行ったり・・・。貸し切り状態なので、自由に動けます。・・・というより・・・何らかの反応をしないと・・・って感じもありますけれど(笑)。
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田沢湖に一番近い駅・・・となっている「松葉」駅。雪だるまがあるね〜。
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また田んぼ・・・?と思ったら・・・
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すぐに山あいへ・・・
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あっちにも川があるのかな〜、赤い橋が見えます。
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さてさて〜〜、車内販売が来ました〜〜!・・・といっても客、わが家だけなんですけどね。
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いくつかお菓子と、りんごジュース(この路線で通るりんご畑で獲れるりんごから作られている)を買いました〜。
車内販売のカートは、わが家(一番後ろに座っていました)の相手をした後は、すぐ後ろへ戻っていきました〜(笑)。 -
「左通(さどおり)」駅。
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「上桧木内(かみひのきない)」。
毎年2月10日、紙風船上げのイベントが行われるところ。
3mから8mあまりの大きな紙風船に、美人画や武者絵、願い事が書かれ、100個以上、真冬の夜空に舞い上がり、秋田を代表する小正月行事となっています。
どこかでこのイベントの写真を見たことが何度かありましたが、秋田のここでのイベントだったんだ〜と初めて知りました。
会場は駅から近いらしいので、このイベントも行ってみたいなぁ〜〜。 -
山あいの小さな町・・・そんな集落の周りに田んぼが作られているのですね。
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車が通る道路は、キレイに除雪されています。
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雪が無いとどんな景色なんだろう〜。
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県内一てっぺんの駅だって・・・「戸沢」駅。
仙北市内の最後の駅で、駅舎からすぐにトンネルの入り口が見えるそうです(列車の横側から景色を見ていたので気づきませんでした)。
ここには戸沢城址があるそうです(駅から1kmくらい)。 -
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戸沢〜阿仁マタギ駅間は、十二段峠を貫く、県内最長の十二段トンネル(5697m)があり、通り抜けるのに約7分ほどかかります。
途中で、列車の進行方向の前と後ろの両方に、トンネルの出入口の明かりが見える地点があります(どちらもかなり小さい明かりなんで写真にはうまく撮れませんでしたが)。
その地点を過ぎても・・・前に小さな明かりが見えているのに、行けども行けども、トンネルの出口になかなか着かない・・・のがとっても面白かったです。 -
長〜〜〜いトンネルをや〜っと抜けました。
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「阿仁マタギ」駅。
阿仁マタギ発祥の地にある駅で、東北の駅100選に選出されています。
周辺には、打当(うっとう)温泉マタギの湯やクマ牧場、日本の滝百選第2位に選ばれた安の滝などがあり、奥阿仁観光の玄関口となっています。
打当温泉までは無料送迎バスが運行されており(要予約となっているようです)、併設されている「マタギ資料館」でマタギの歴史や文化にふれることもできます。
打当温泉
http://www.mataginosato.com/
温泉には貸し切り家族風呂もあるみたいだし、この駅で降りるのもいいかな〜とも考えていたのですが、今回はこちらを選択しませんでした。
森吉山系には、素晴らしい滝がたくさんあることでも有名なようです。 -
マタギ文化を保存伝承する阿仁町では、マタギの里を前面に出した村づくりが進められています。
神の山・森吉山の周りの山地のあいまに、マタギ村が点在しているようです(今は、マタギだけで生計をたてている人はいないそう)。代表的なマタギ集落は、根子、打当、比立内。
今日は、鉱山で栄えた阿仁合で降りることにしていますが・・・むしろマタギ文化に興味が出てきました。早速「邂逅の森」という本を注文してしまいました〜。 -
あの吊り橋は、個人のものなんだそうです。
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「奥阿仁」駅。演歌「無人駅」のジャケットやミュージックビデオがここで撮影されたらしいです(全然知りません・・・残念ながら・・・)。
森吉山には、駅から徒歩15分ほどの戸鳥内登山口からも登山できます。 -
深い山奥を走る列車・・・いかにもマタギが、熊などの獲物を追って活動していたエリア・・・といった雰囲気です。
雪深い森林の中を、マタギのグループが獲物を探して歩き回っていた・・・と想像しながら景色を見るのもなかなか楽しいです。 -
マタギの村は、よい猟場となる高い山嶺に囲まれた谷奥や小盆地に立地しています。
狩猟は、秋〜春にかけて行われていたので、集落の平地には、畑や水田を作っていました。 -
渓谷の鉄橋を渡りま〜す。
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この鉄橋は、ものすごくスピードを落として走ります。そのまま突っ走ると、橋の上に積もった雪が落ちてきて直撃するそうです。
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下の渓谷がよく見える〜!写し損ねましたが、川が流れています。自分が列車に乗っちゃってるとわかりませんが、渓谷からだと、鉄橋を列車が通る時、いい写真が撮れるんでしょうね。
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秋田内陸縦貫鉄道の線路は、つなぎ目がなく、す〜っと滑らかに伸びています。寒冷でも影響がないように、つなぎ目を溶接してくっつけてあるそうで、ガタンゴトンという音がありません。
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向こうに見える道路は、キレイに除雪されているよう。
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「比立内(ひたちない)」駅が近づいてきたようです。比立内も、マタギ集落のひとつです。
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ここで上りと下りが、待合いをして入れ違います。
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可愛らしい車両には7色(って言ったかな・・・?)あるそうで、何色とすれ違うかはお楽しみ・・・なんですって。
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「笑内(おかしない)」駅。駅から1・5kmのところに、マタギの根子集落があります。
ここも降りてぶらぶらしてみたいな〜。根子集落あたりとか・・・。
秋田内陸縦貫鉄道って、なんかとっても魅力的で、降りてみたい駅がいくつもある! -
笑内〜萱草(かやくさ)駅間にかかるこの鉄橋・・・阿仁川の勇壮な渓谷美が素晴らしいスポットのひとつだそうです。
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鉄橋の上でひととき停まってくれます。紅葉の時期にはと〜っても美しいそうです。
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下から、列車が通るのを撮影する人も多いらしいです(さすがに今日はいないようですが)。
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どの川も水がとっても澄んでいます。
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「荒瀬」駅。駅から徒歩15分ほどの所に、130種100万本の花しょうぶ園があるそうです。
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変化に富む美しい車窓でしたが、ついに次は阿仁合(あにあい)です。
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定刻通り12:26に阿仁合駅に到着しました。ホーム側から眺めた駅舎です。面白い形をしています。こちらの駅も、東北の駅100選に選出されているそう。
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色々な車両が停まっています。こちらは、お座敷列車の車両なんですって。
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カラフルですね〜。
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除雪車も待機。
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阿仁合で降りようと思った理由のひとつがこの「レストランこぐま亭」。見かけは駅の一角にあるレストランですが(もと立ち食いソバがあった場所らしい)。
こんな山奥の小さな駅なのに、ちゃんとしたシェフが作る洋食・・・しかも馬肉料理が売りらしい・・・ということで(馬肉を進んで食べる気にはならないのですが)、阿仁合で降りて是非!と思ったのです。
営業時間が15時まで・・・なので、まずはここでランチを・・・。こぐま亭 グルメ・レストラン
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なんで馬肉・・・?マタギは馬肉とは関係ないしね・・・と連れ合いと話していましたが、どうやら、阿仁鉱山があった頃に、鉱員の栄養を取るために馬肉を食べる風習があったようで・・・新たな馬肉の魅力を引き出したメニューを、シェフが作りだしたようです。
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レストランこぐま亭
http://www.akita-nairiku.com/info/content/index.php?id=28
http://tabelog.com/akita/A0502/A050202/5003906/ -
連れ合いは、馬肉シチュー黄金ライス添え、私は馬肉オムハヤシライスにしました。
連れ合いのシチューには、お肉がゴロゴロとけっこうたくさん入っていました。私のオムハヤシは、見かけよりもソースのクドさがなく、わりとあっさりしていて美味しかったです。
でも、馬肉って言われなきゃ、気づかないかもね〜!っていうわが家ふたりでした。 -
現在13時をまわったところ。
阿仁合駅から出て、角館へ戻る列車15:25発まで、阿仁合の町を散策しま〜す。 -
駅前からまっすぐ進みます。
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すぐに駅前通りに突き当たるので、駅前通りを左へ進むと・・・かなりの上り坂。この上り坂は、「銀山坂」と呼ばれています。
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坂道の途中には、200年の歴史を持つ古碑「無縁塔」が建っており・・・って、雪に埋もれちゃって、全然わかんないじゃん〜〜(爆)。その無縁塔から先は、「水無坂」と名前が変わります。
阿仁合は主に銅で栄えた町ですが、鉱山領分で不心得なことをした者が、領分外(治外法権)へ追放された場所が水無でした。
つまり無縁塔が、銀山と水無の境となっていたのです。
昔、この場所で妻子と涙の別れをしたのが今生の別れとなったり、数年後に、他の地で職を得て、妻子を迎えに来たり、また、再役を許されたりしたとも言われています。
無縁塔がどこにあるのかわからず(説明坂はここにあるんですが)、小高い丘を上がったところにあるのかしら?と思い、一人で雪の小山を上ってみることに・・・。後から色々な方のブログを見ると、その説明坂のすぐ脇に小さな石碑があったようです。 -
上まで登ってみましたが、供養塔はやっぱりよくわかりません(←そりゃそうだよ、さっき立っていたところの雪の中・・・が正解)。下に残してきた連れ合いが小さく見えます。
水無坂は、向かって右側へとまっすぐ続いていますが、一方で、ヘアピンカーブになっている道と二手に分かれ、そのヘアピンカーブした道が、私が今立っているところへ曲がってきています。この小山を上ることで、ぐるっと坂道を周って上らなけらばならないところをショートカットできるような感じです。
私が上ってきた、雪に埋もれた小山の道は、「源内坂」と呼ばれる小路のようです。江戸時代、阿仁鉱山の技術指導のために訪れた平賀源内が歩いたと伝えられる坂です。が・・・雪のせいで全く様相がわかりません。 -
源内坂を下って連れ合いのところまで戻るのは、滑りそうで怖かったので、ヘアピンカーブの道路を少し戻り、下にいる連れ合いに、水無坂を上ってくるように言いました。
こちら側は水無で・・・連れ合いがいるあたりから後ろが銀山となります。銀山の駅前通りは・・・一応、商店街みたいですね(かなり寂れてましたが)。 -
ヘアピンカーブの方の道を進みます。左手は山々がわりとすぐ近くまで迫ってきています。
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通りの右手は・・・ここが高い位置にあるので、街の中心部が眼下に見えていい眺めです。阿仁合駅舎も見えています。
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周囲を山でとり囲まれた町といった感じなので、道路の脇に、こんな渓谷が見られる場所もあります。
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阿仁には、鉱山が栄えた時期に、他の地域から多くの人が集まり、色々な宗派の寺院が建てられました。繁栄の名残で、神社仏閣がとてもたくさんあります。
こちらは「明池山長福院観音寺」。真言宗智山派のお寺です。管理が善導寺となっているので、住職はいないようです。ひと気のない雰囲気が漂っています。これは本堂ではなく観音堂なのかしら?よくわかりません・・・。
長福院は佐竹藩の祈願所だったため、檀家はありません。 -
石灯籠が必見ということのようですが・・・雪に埋もれちゃってるし、誰も雪かきしていないので、とてもじゃないけど近づけない〜。
阿仁から大阪へ・・・北前船によって金銀銅が運ばれ、大阪からの帰りに瀬戸内海原産の御影石を運んで来たそうです。その御影石で造られた灯籠です。 -
境内には池もありました。あとは真っ白い雪で覆われ・・・様相は不明。
雪景色を楽しむだけなら喜ばしい積雪ぶりだけど、真面目に観光スポットを見ようとすると、雪がないほうがいいですね。 -
そうだ!一ヵ所、見たいスポットを通り過ぎてしまった・・・と、来た道を引き返します。
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「宮越家」。
間口11間もある旧家です。鉱山が栄えていた頃の呉服屋の建物が今もそのまま残っています。非公開なので外観のみ。
町の中心地の銀山周辺に大火があったため、阿仁合には古い建物はほとんど残っていないそうです。 -
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宮越家のすぐ近くにある「水無神明社」へ行ってみよ〜と思うのですが、社殿は見えるものの・・・正面の目印となる鳥居が見当たらず、いったいどこから入れるのか全くわかりません。
わが家がいるあたりは、社殿の脇・・・となるようで・・・しかもすごく斜面になっているようで・・・雪が無ければ入っていくのも容易いのでしょうが・・・こんだけ雪が積もっていると・・・どこから入るのか・・・かなり困惑〜。
どうやらここは後ろ側なんだろうな〜と思ったけれど、鳥居は見当たらないし・・・積雪は土手のようになっているし・・・どうしたもんかと思って諦めようとしたら・・・連れ合いに「行ってくれば〜?」と言われ、つい・・・斜面になっている雪面をズボズボと入っていってみた・・・。
一度入り込んでしまうと、ここまで戻るのも大変そうだから・・・と、連れ合いも一緒に、雪の中をズボズボと入っていくことになりました。
水無神明社は、天正年間以降(1573)の水無の鎮守。
三つなし神社(転ばない・滑らない・落ちない)で知られているそうです。 -
鳥居はどこなんだよ〜?とブツブツ言いながら・・・必死で、ブーツの高さより上回る積雪の中を進みます。下り坂を何とか降りて・・・やっと拝殿の横まで来れたわ〜。
ここは誰も雪かきしないんだなぁ・・・!?・・・って誰もこんなシーズンに参拝しないのよね・・・無人みたいだし。 -
自分も必死だけど、この時にはまだ、連れ合いがズブズブと雪にはまるのを面白がって写真撮る余裕がありました。
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正面まできたものの・・・どう戻ればいいのかわかんない。左右前後、全部真っ白で、どっちに行ったものか・・・困ってしまう。
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境内自体が緩やかな斜面にあるような・・・。
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あ〜鳥居を発見〜〜!鳥居の周りだけ、雪が少なくなった部分があるわ〜!と喜んだのもつかの間・・・その先は再び雪原で・・・どこが参道・・・道なのか・・・?
民家の脇というか裏にあたるらしく・・・より一層、雪の量が半端なくて進めません。
その後、入ってきた道路の方向へなんとか引き返したものの、道路に出るまでの積雪がものすごくて・・・片足1?のブーツの重さのせいもあるのか・・・雪に足がズボリと入り込み、とうとう転んで、雪に両手両足をついて(カメラも片手で持ってるからなお大変なことに・・・)、四つん這いになって・・・這いずるようにしながら・・・なんとか通りまで出ることができました〜〜(←自分ながら、その姿を想像すると笑えるわ・・・)。
三つなし(転ばない・滑らない・落ちない)じゃなかったのかよ〜ぉ(←ちゃんと参拝しなかったからな)!?ひどい目にあったわぁ・・・(←自業自得)。
民家がすぐそばに見えるような町なかの雪原(←大げさ)で遭難するのか〜〜(誰もいないし・・・)?と本気で焦りました。
今年は、例年の半分位の積雪・・・って角館の人が言っていたから・・・例年だったら、完全に雪にハマって抜けられなくなってたかもしれません。
雪かきをしていないような田舎の神社仏閣には、下手に足を踏み入れるもんじゃないな〜と痛感しました。積雪を甘く見ちゃいけませんね。 -
さて・・・水無神明社でかなり体力を奪われ、緊張感いっぱいのスリリングな思いをしました・・・。
散策を続けます。
メイン通りではなく、裏の道路だと、十分な雪かきはされておらず、びちゃびちゃしていたり、つるつるだったり・・・。
下り坂のここらへんはつるつる滑る〜〜! -
道の脇・・・少し下方に、「銀山神明社」が見えてきました。銀山神明社は、天文年間(1532〜1554)の建立と言われ、銀山町の総鎮守でした。
こちらの石灯籠も、北前船で運ばれてきた大阪御影石で造られています。 -
道を進んでいくと、正面の鳥居に出ました。
でもでも・・・もう雪かきしてない境内に足を踏み入れるもんか・・・!! -
ズームアップで撮るだけにしとこ。
祭神は、アマテラスオオミカミ、スクナヒコナノオオカミ、イザナミノミコト。 -
銀山神明社の向かいには、日蓮宗の「法華寺」。
元和元年(1615)、大阿仁向山金山の山長であった山王丸七兵衛が開基したお寺。
一度、米内沢墓地へ移動しましたが、元禄4年(1691)に銀山の現在地に再び移りました。
以来、鉱山の衰退とともにありましたが、災害に遭うこともなく、当時そのままの300数十年経た建物でしたが、平成2年に本堂が新築されたようです(もったいない〜〜)。 -
本堂。豪雪地帯なので・・・どこも玄関は二重になっていますね。
お寺は住職やご家族がきちんと雪かきされているところが多いので助かります。が・・・気易く拝観できる雰囲気ではないなぁ。 -
そろそろ14時になります。駅のそばにある伝承館・異人館を見たいので、駅の方・・・下へ降りていきます。途中にある「善導寺」。
小渕に城を構えた高田氏は、吉田の風張城松橋氏に押され三代で滅びてしまいます。城主は仏心が篤く無常を悟り、元和2年(1616)に開山しました。 -
本堂。
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二重扉の外側のみ開いたので、ガラス越しに本堂を覗いてみる・・・。
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奥のほうに阿弥陀三尊があるようですが、あまり大きくないし暗いし・・・よく見えませんでした。
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駅前通りの商店街まで戻ってきました。
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駅に近い踏切から、阿仁合駅構内が見えます。
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再び駅前通りへ戻り・・・
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日曜だからお店がやっていないのか・・・もともとやっていないのか・・・なんとな〜くありがちの寂れた雰囲気。
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そして・・・線路のすぐ向こうに見えるのが、浄土宗の専念寺の山門。
専念寺は、京都知恩院末寺で、もともとは真木沢銅山お台所付近にあったと言われ、元和2年(1616)、現在地に再興されました。そのころには、寺の敷地は、現在の阿仁合駅付近までの広大なものでしたが、これを秋田藩主に上納し(それでも1800坪あったらしい)、その代償として、五本骨違い輪の定紋を拝領し、以後、当寺の定紋となりました。
山門は、京都知恩院の山門をかたどって、元禄6年(1693)に建立されましたが、現在のものは18世紀後半に再建されたものだそうです。 -
なんとな〜く不思議な位置関係なのです。
山門の前に踏切があるわけではなく・・・写真だと雪でよくわからないかもしれませんが、山門の前に線路が通っています。踏切は、山門からややズレた位置にあります。 -
踏切が手前・・・山門はその向こう。
ちょうど列車が来た時、線路を渡った側から見ると、山門と列車のコラボが撮れるんですが・・・残念ながら14時台の列車は上下線ともないので・・・。15時台は自分たちが乗って帰る列車です。 -
本堂。
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境内の内側から見た山門。雪上車が軒下に入っているあたり・・・(爆)。
なにか違和感あると思ったら、たぶん塀がないからなのかな・・・? -
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さて・・・伝承館・異人館へと向かいます。こちらは、駅前通りの横道で、山の方へ向かう上り道。
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阿仁鉱山は、ひとつの鉱山ではなく、小沢・萱草・真木沢・一の又・二の又・三枚鉱山の6ヶ山と、向山金銀山、太良鉱山、加護山製錬所の総称です。
鉱山の歴史は古く、鎌倉時代の1309年に湯口内沢で、偶然、炭焼きが金山を発見したと伝えられています。
慶長年間(1596〜1614)には、金や銀の産出量が減少し、代わりに銅の産出量が増えていきます。
阿仁鉱山が有名になったのは銅でした。寛文10年(1670)、小沢銅山の発見を皮切りに銅山が次々に発見され、阿仁は全国有数の銅山のまちとして栄え、享保年間(1716〜1735)には産銅日本一となりました。
江戸時代の最盛期には、産銅日本一を記録するなど、佐竹藩を支え、また日本の近代化に大きく貢献してきました。
明治初年には官営鉱山となりましたが、明治18年(1885)、民間に払い下げられ、古河鉱業が経営にあたりました。
明治から大正にかけては活況をみせていましたが、世界恐慌のあおりで銅の価格が下落し、昭和6年(1931)にはついに休山となってしまいます。
しかし、昭和8年(1933)に、二十四孝で金が発見され操業を開始、銅山も昭和11年(1936)には再開されます。阿仁鉱山はふたたび活気を取り戻しましたが、昭和43年(1968)頃から産出量が減り始め、ついに昭和62年(1987)に閉山となりました。
伝承館では、阿仁鉱山およそ700年の歴史を、史料や鉱物などとともに紹介しています。 -
伝承館は昭和時代に造られた建物ですが、お隣に建っているレンガ造りの建物は「異人館」と呼ばれ、国の重要文化財となっています。
異人館は、正式には「旧阿仁鉱山外国人官舎」といいます。
明治12年(1879)、明治政府により招かれたドイツ人鉱山技師メッゲルら外国人の宿舎として建てられました。設計はメッゲルによるもの・・・と伝えられています。
さらにもう一棟、外国人官舎があったようですが、焼失しており、この一棟のみが残っています。 -
雪かきしてないところに足を踏み入れるのは今日はコリゴリなので・・・近くまで寄って見れませんが・・・いろんな石碑や石灯籠が建っています・・・洋風建築とは似合わなく・・・奇妙な感じです。
今日、歩き回ってみて・・・やっぱりこのシーズンはおとなしく雪景色を楽しむに限る・・・寺院仏閣を始め、観光スポットを見ようとしても、雪で覆われて、何がどこにあるのかよくわかんないわ〜とつくづく感じました。 -
大きな井戸がありました。
藩政時代に日本一の銅山だった阿仁鉱山は、明治に入って官営となり、国の殖産興業策により、「国内の見本となる鉱山に」との方針のもと、技術革新の近代化が促進されました。
電話(明治30年)や電気(明治31年)の導入も早く、井戸水の動力ポンプ揚水も古くからあったと伝えられています。
異人館前のこの井戸も、早くから掘削使用されていたもので、その跡地周辺のここに再現したものだそう。 -
伝承館ではお雛さまの展示がありました。
御殿毬のお雛さま、可愛らしいですね。下は土人形です。 -
享保びな。
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押絵。
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華やかですね。
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伝承館内は撮影禁止なので写真はありません。
地下から、隣接する異人館へとつながっており、見学できるようです。木製のベランダで囲まれておりコロニアル様式ぽくなっています。 -
2階というよりも、屋根裏部屋へ上る階段。四つ葉みたいな形の穴が可愛い。
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屋根裏部屋。
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1階には4つほどの部屋がありました。
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ビリヤード室もありました。
阿仁異人館・伝承館
http://www.ani-ijinkan.com/ -
帰りの角館行きは、急行だったので、ホテルで頂いた片道急行料金サービス券が使えました。
ひとり160円くらいなものなんですけれどね。何となく得した気分。
ちょこっと粗品は、秋田内陸縦貫鉄道のポストカードと、アテンダントさん手作りの箸置きでした。 -
ホームで待っていると、15:25発の列車が入ってきました。
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帰りは、けっこう人が乗ってきました。あんまり寂れすぎていると廃線になっちゃうのでは・・・と心配なので、利用客がいてよかった〜。
秋田内陸縦貫鉄道は、沿線に魅力的な駅があることがわかりました。本数が少ないので、1日にせいぜい2ヵ所くらいしか降車できなさそうだけど・・・ぜひいくつか訪れてみたい駅があります。 -
定刻通り、16:32に角館に着きました。もし列車が遅れたりすると、16:58の新幹線に乗り損ねるかも・・・とちょっと心配しましたが、天気も良く、そんな心配はいりませんでした。
ホテルに預けた荷物をピックアップして・・・仙台へ帰ります。
雪の中で溺れるかと思ったほど・・・ある意味雪を堪能したし(あんまり雪、雪とうるさいから、神さまがそうしたのかも)楽しい冬の2日間でした。
秋田内陸縦貫鉄道
http://www.akita-nairiku.com/
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この旅行記へのコメント (10)
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- aoitomoさん 2016/03/18 11:16:17
- 雪景色も満喫できましたね〜
- こあひるさん こんにちは〜
『秋田内陸縦貫鉄道』
ほぼ貸切り列車状態なら撮影も気兼ねなく出来てラッキーです。
外はしっかり雪景色で雪の少なさは感じません。
ほぼ貸切りなのに車内販売があるのにびっくり〜
確かに購入の有無に関わらずお客さんが入れば車内販売もあるでしょうが、
こんなシチュエーション、何か買わないわけには〜って思ってしまいます。(笑)
『阿仁合』
ここだけでも数々の観光スポットがあるようですね〜
しかしながら観光スポットを見ようとすると積雪に阻まれるということで、しっかり雪と戯れられたようで何よりです。(笑)
こんな雪深い場所は、観光スポットに拘らず美しい雪景色を感性のまま切り取る方が撮影では楽しいかもしれませんね〜
そんな意味では、更なる美しい雪景色がある気がしてワクワクします。
こんな素敵な雪景色が最後に待ち構えているとは想像もしてませんでした。
こあひるさんには、また『秋田内陸縦貫鉄道』を利用した新たな雪景色を期待します〜
ベガスから戻ったaoitomoより
- こあひるさん からの返信 2016/03/18 11:55:38
- RE: 雪景色も満喫できましたね〜
- aoitomoさん、こんにちは!
「旅行中」の文字が消えていたので、帰国されたんだな〜〜と思っていました。お帰りなさ〜〜い!いかがでしたか・・・と、それは旅行記ができるまで楽しみにしときましょうか。
秋田内陸縦貫鉄道が通る山々のあいまは、さすがに人間が踏み込むこともない自然のままの思いっきりの雪景色でした〜。それでもやっぱりいつもより積雪は少ないのでしょうが・・・。
貸し切り状態での車内販売ってのも初体験で・・・なんだか微笑ましいですよね。こちらがすぐ後ろのワゴンのところまで行ってもいいくらい。買わざるを得ない・・・状況でしたが、案外、地元の物品があって、美味しかったです。りんごジュースも美味しかったです。ローカル線って、1両でも、基本的にトイレもついているので安心だし。
雪景色を求めての場合は、やっぱり素直に雪景色だけを楽しむのがよさそうです。どうなっているのかちゃんと見たい場合には、雪がなくなってから再訪したほうがよさそうですね。
雪の中で溺れるかと思ったほど、思う存分雪を堪能して、今年はもう思い残すことはありません(爆)。
わたしは、aoitomoさんが、冬の高野山で、雪と戯れているところを見たいです(笑)。
かんじきとかスノーシューとかが欲しくなりました。
こあひる
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- ippuniさん 2016/03/18 01:44:00
- 秋田内陸縦貫鉄道
- こあひるさん、こんにちは
角館2日目は雛めぐりと秋田内陸縦貫鉄道の旅ですね。
押絵雛って独特で良いですね。
丸みがあって優しい印象を受けます。
これなら娘に買ってあげても持って帰れるかなぁなんて思いました。
でも実家に眠っている私のお雛たちがいるので、そうも出来ませんが。
早めの電車に乗るために猛ダッシュ。
雪国で汗をかいていい運動になりましたね(^^;
それもこれも、旦那様の一声のお陰ですね!
秋田内陸縦貫鉄道ってとてもローカルな村(里?)を通るんですね。
雪深い秋田の奥地の風景が見れて良かったじゃないですか〜
本当に、雪!雪!雪!って言ってたから神様からの贈り物みたいですね。
ちょっと笑ってしまいました、すみません。
確かにあの積雪じゃ片足1キロのブーツだとしんどいですね。
かなり、足の筋肉と持久力、精神力が鍛えられたかと思います(苦笑)
旦那様、大変でしたね。
雪深い秋田のローカルな神社仏閣の風景はとても神秘的でした。
どんな人がいて、どんな生活が営まれているんだろうって想像しました。
勝手な私の妄想ですけど。。。とても気になります。
これだけの雪景色だと、雪がない時期に行ったら全然違う風景でしょうね。
水も綺麗だし、夏とかは昔懐かしの清々しい田舎の風景に出会えそうです。
「秋田だから」というのもあるのですが、いつか時間があったら
じっくりと秋田県内を周ってみるのもいいなぁと思いました。
貴重な、素敵な風景を見せてくださってありがとうございました。
ippuni
- こあひるさん からの返信 2016/03/18 11:45:39
- RE: 秋田内陸縦貫鉄道
- ippuniさん、こんにちは!
押絵は、軽いし持ち運びにも便利だし(下の台に、棒のようなもので刺してあるので、取りはずせる)、お雛さまの周りに飾ってあげると華やかでよさそうですね。つるし飾りもなかなか可愛いと思いますが。
私は12時の列車のつもりだったのですが、連れ合いが突然の発言をしたので・・・もうほんとに筋トレしてるみたいでした。翌日から2〜3日は、持病の関節痛が出て・・・大変でした。
雪の中で溺れると思ったほど、雪を堪能出来て、今年はもう思い残すことはありません(笑)。
連れ合いは、私が四つん這いでもがいている間、見えていないもんだから(カメラを持っていないし、杖をついているし)何が起こっているのかわかっていませんでした。雪がひどく積もっているので、転びそうにはなっていましたけど、案外、見えている私よりも慎重になるので、無事に乗り越えていました(チッ!)
秋田内陸縦貫鉄道が通る村々は、とっても魅力的だと思いました。マタギ集落や、鉱山の街・・・日本一大きな栗に、お花の群生・・・。秋田まで、もっと安く行ければ(新幹線なので高いんだよねぇ)、もっと頻繁に日帰りで行き来できるのに〜と思います。
秋田も車で周れば、魅力的な田舎の原風景をたくさん見ることが出来そう。観光客は、そんな風景がいいのよ!と感じますが、秋田では特に人口減少が悩みのようです・・・。
こあひる
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- picotabiさん 2016/03/15 14:09:41
- こんにちは。
- いつも拝見していてはじめてのコメントです。
阿仁合、邂逅の森に感動して本を薦めてくれた友人とマタギ旅と称して行ったことあります。マタギ資料館はやはり本に感銘された方たちが訪れているようでした。熊肉が道の駅に売られていたのを覚えています。高くて買わなかったけどσ(^_^;)
- こあひるさん からの返信 2016/03/17 11:39:57
- RE: こんにちは。
- picotabiさん、こんにちは。
こちらもいつも拝見するだけで、コメントもせずにすみません〜。いつもありがとうございます。
邂逅の森を読んでのマタギ旅〜!わ〜!すごい行動力とマニアックさ〜(笑)。
今回わが家は、マタギというよりも鉱山の歴史に触れる訪問となりましたが、昔ながらのマタギ文化にとっても興味が湧いています。
道に駅で熊肉が売られていたんですかぁ〜〜。さすがマタギの里ですねぇ〜。今でも熊肉が売られているのかはわかりませんが、冬〜早春くらいに行けば売ってるのかなぁ。
邂逅の森、現在後半を読んでいます。秋田内陸縦貫鉄道に乗って知ったばかりの地名や、阿仁鉱山のお話しが出てくるので、余計におもしろいです。
こあひる
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- yuririnさん 2016/03/15 00:03:25
- 秋田内陸縦貫鉄道 懐かしい〜
- こあひるさん こんばんわ〜
大好きな角館の旅行記 楽しく拝見しました。
美味しい和菓子屋さん、ケーキ屋さん 居酒屋に温泉 なんども足を運びました。
秋田内陸縦貫鉄道にもお世話になりました。
上桧木内で行われる上風船上げは、10日が土曜日にあたるまで何年も待ちました。
この時は、満員電車に早変わりで往復ともぎゅうぎゅうでした。
電車の本数も少なくて(臨時便がでてもです)最後まで見る事が出来ませんでした。
とにかく寒くて一番メインの風船上げと花火が上がったのを見て早々に退散しました。
夜空に舞う紙風船は、幻想的で本当に素敵でした。
でも二度はいいかな?
八津のカタクリは、駅から歩いてすぐそばで見れます。
白いカタクリも咲いていて(私は見つけられませんでした)おすすめです。
栗ごはんの定食を食べたのですが、おおきな栗がとっても美味しかったです。
近ければ何度も通いたい素敵な場所がたくさんあって大好きです。
久しぶりにこあひるさんの旅行記で景色が見れて良かったです。
yuririn
- こあひるさん からの返信 2016/03/15 10:40:22
- RE: 秋田内陸縦貫鉄道 懐かしい〜
- yuririnさん、こんにちは!
2014年に角館や上桧木内の紙風船上げに行かれてたんですね〜〜!
やっぱり雪の量、今年に比べると全然違いますね〜〜!武家屋敷通りも通りの真ん中まで真っ白〜〜!私おこんな景色を求めていたんですがね〜、ほんとは。この時は、昼間にも雪が降ってたんですか?
紙風船上げ、土日に当たるまで待とうか・・・とちょっと思ってたんですが、無理してでも平日のほうが(列車の混雑)まだマシかなぁ。一応、3両編成で臨時列車出るんですね〜(笑)。やっぱり一度は見に行ってみたいかなぁ〜〜。
カタクリは今年、是非見に行ってみようかな〜と思っています(日帰りで)。GW前に早めに咲いてくれたら行ってみるつもりでいます。
ほんとに・・・いくつも降りてみたい駅があって、意外と魅力あふれるローカル線だと改めて知りました。
色々情報ありがとうございました!
こあひる
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- みかりさん 2016/03/14 12:13:36
- 素晴らしい雪景色〜
- こあひるさん、こんにちは!
秋田内陸縦貫鉄道の旅、いいですね〜。
ものすご〜くローカルな感じと貸切感もとても魅力的。
そして車内から見える雪景色。コレコレ!って感じですよね。
トンネルが続く感じも素敵。一部の鉄橋の上は線路が凍りついたら
どうするの〜なんて思ったけど、大丈夫なんでしょうね。
冬も綺麗だけど、新緑や紅葉の季節も綺麗そうな路線ですよね。
車内販売の内容も、なんだか素朴だけど美味しそう。リンゴジュ〜ス!
こあひるさんのスノーブーツは片足1キロもあるんですかっ!
でもガッツリの雪道はそれくらいの靴を履かないと確かに怖いかも。
私のスノーブーツはダウンなんで、普段履く靴より断然軽いんです。
でも水に弱い&凍った道には心もとないかも。(今回役立ちましたが)
&日本一大きい西明寺栗・・・ちょっと気になりました。
秋田は1度ガッツリと観光したい場所でもあるので、冬も良いけれど
季節の良い時期にも行ってみたくなりました〜。
色々あった冬旅ですが、結果的には雪も堪能出来たみたいだし
お互いに素敵な「雪旅」出来ましたね。(笑) 雪国の人には悪いけど
来年は豪雪を願いましょう〜☆彡
みかり
- こあひるさん からの返信 2016/03/15 10:26:51
- RE: 素晴らしい雪景色〜
- みかりさん、こんにちは!
秋田内陸縦貫鉄道は、とっても魅力的なローカル線でした。ローカル線にまで乗る時間って、なかなかとれないのですが、角館が2度目ということもあり、そんな余裕もできました。
雪がないときに、降りてぶらぶらしてみたい・・・長閑ない〜い感じの駅がいくつかありました。
さすがに豪雪地帯を走る路線だけあって、きっと雪には慣れていて強いのでしょうね。
もらったポストカードは、美しい錦秋の渓谷を走る列車が写っていました。紅葉時期に特別列車を走らせるらしく、やっぱり紅葉はかなりキレイみたい〜。でもこういう場合、列車に乗るよりも、外から列車を眺める方が絶景なんですよねぇ・・・。
車内販売品も、地元ローカルなものが多くて、なかなか美味しくてよかったですよ〜。
西明寺栗、ほんとにデカいんですよ〜。以前、秋に角館に行ったとき、西明寺栗入りのお菓子を買って美味しかったので、今回も、連れ合いが、栗、栗とウザかったんですが、結局、買うタイミングはなかったんです(この時期に売っていたかはわかんないのですが)。
スノーブーツ・・・たぶん保温ばっちりなので重いのかな。一度、足底にホカロンを入れたら、熱が逃げなくてだんだん熱くなり、火傷しそうになって取り出したことがあります。雪国での夜用のために買ったので、積雪で滑りにくかったり、防水なのはもちろんですが、足元から冷えてこないようなものを・・・と思い買ったのがこれなんです。重いので、積雪が少ない時には履きたくないです(笑)。東北にもなると、ABCマートとかでも頑丈な冬靴が豊富です。
今年は雪を求めて・・・いつも以上に気を揉みましたが、お互いに満喫できたようでよかったですよね〜〜。
ほんと・・・雪国の人には悪いですが、来期は普通に積もってほしいものです。来季はどこに行こうかな〜〜。
こあひる
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