マイルとLCCで行く初ベトナム【2日目】夜行便で、プラス30度の世界へ！

2016/01/20 - 2016/01/20

香港、シンガポールを経由してやってきた、初上陸のベトナム・ホーチミン。
雪の舞う日本から、夜行便を使って常夏（！？）の国へ。
ただでさえ寝不足でふらふらなのに、まとわりつくような湿気と熱さ。
「ひとまず、博物館めぐりでもしてみるか・・・」と精力的に動き回った、
ホーチミン滞在初日の記録。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンガポールを7時半に出発した「タイガーエア」は、
2時間かけて、8時半過ぎにホーチミンに到着。

・・・あれっ？東に向かって飛んできたのに、時差がプラス1時間。

入国審査、両替なんかをしてるうち、9時を回ってしまう。
といっても、日本とは2時間も時差があるので、「そろそろ、昼前」という感覚。

建物を出ると、30度を超える酷暑。
あっという間に汗でびっしょり。
しかも、市内行きの路線バスをタッチの差で逃す。

排気ガスなどで空気も悪い中、写真を撮ったりして遊んでいると、数分後には次の市内行きのバスが。

エアコンの効いた車内は快適、乗客の8割は外国からの観光客。
渋滞の中をのろのろ進む車窓からは、なんだか懐かしいソ連の国旗っぽい看板があちこちに。

1時間かけて、中心部のバスターミナルに到着。

ホーチミン バスセンター (バスターミナル) バス系

案の定、バイクタクシーのオッチャンがわらわらと近寄ってくるも、
「ホテルは、あそこ！」と指さすと、あまりの近さにあきれたのか、みんな退散。
バスを降りる前に、ホテルの位置が分かるというほどなので、なにかと助かる。

10時半という早さにもかかわらず、チェックイン完了。
7階の外向きの部屋。
ちょっと狭いけど、立地を考えるとそこそこの相場。

ティエン トゥン ホテル ホテル

しかも、バスターミナルや、市場が丸見え。

ティエン トゥン ホテル ホテル

朝食もろくに食べていないので、ホテルから徒歩5分の「シンガポールチキンライス」の専門店へ。
昼飯時には少し早いらしく、客は数人。
だけど、配達要員なのか同じポロシャツの兄ちゃんが数人、店の前にたむろ。

コム ガー ハイ ナム （新加坡式海南鶏飯） アジア料理

ベトナムっぽい（フランスっぽい？）建物を発見。
最初のうちは、こんなことでプチ感動。

ミニ移動屋台？
売り物を提げたオッチャン。
・・・でも、「度」が入ってないと、買えないんだな。

市場の脇を歩いていると、遠くに展望台のある高層ビルが。
・・・今日中に、行っておこうかな。

本日最初の目的地、「市立博物館」へ。
入場料15,000ドンに一瞬ひるむも、先程の昼飯の約3分の1か。

今日、明日と、いくつのもの博物館をめぐるので、一通りまわって30分ほどで、次に。

ホーチミン市立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

炎天下で歩き続けるのに疲れたので、近くのデパートに避難。
フードコートやスーパーマーケットがあることを確認して、時間をつぶす。

13時を回り、時間調整をしながら、中央郵便局に寄り道。
旅番組で見たことあったけど、広場前の真っ黄色な建物は、本当に目立つ。

サイゴン中央郵便局 建造物

何の目的もなく内部へ。
郵便局としての機能もしながらも、半分以上はただの観光客。。。

サイゴン中央郵便局 建造物

そろそろ「いい時間」になったので、統一会堂へ。
なぜか、こちらの博物館（の一部）は「昼休み」があるので、
「いつでも自由に」というわけにいかないらしいのです。

統一会堂 建造物

入場料は、先程の倍（30,000ドン）しましたが、
敷地は広く、建物内も展示が充実していて、
屋上にはヘリや（この写真）、

地下には秘密の通路や、作戦室など、
みどころたくさん。
昼休み明けで混雑していたということもあり、1時間かけて隅々まで。

統一会堂 建造物

次は、徒歩10分ほど離れたこちらに。
入場料は15,000ドン。
混雑度では、ここがマックス。
上階の写真を展示している展示室では、ガイドさんの周りは芋の子を洗うよう。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

日本人写真家さんの企画展示スペースもありました。
そこだけは、ベトナム語、英語だけでなく、日本語でも解説があったので・・・

炎天下を歩いたり、冷房の効いた部屋に入ったり、階段を上がったり下りたり、
ふらふらしてきたので、先程のデパートが集まるゾーンへ。

地下のレストラン街で、早めの晩飯。
初めてのベトナム料理は、定番のフォーで。
お腹にやさしい味だけど、付け合せを好みで入れることで、濃い味にも。

フォー24 (ビンコムセンター店） 地元の料理

遠くの博物館は明日に回すとして、日が傾く前に展望台に上がろうかと。
その途中、地下鉄の工事現場を。
あればあったで、街歩きが楽になるんだろうな。

ずいぶん歩いてきたような気もしますが、ビルまでは、まだまだ遠く。

・・・の前に、振り向いたら、ホーチミンさんの銅像が。

ホーチミン像 モニュメント・記念碑

銅像の前は、ひたすら幅の広い公園というか、歩行者天国というか。

時間をかけて、やっとビルのおひざ元に。

展望台の入り口が分からず、右往左往。
どうも、外から直接入るようで。。。

入場料は、200,000ドン。本日行った博物館3つの合計×3以上。
それでも、上がっておきたいんだな。

展望台フロアは、360度遮るものなし。
東西南北、自由に見渡せるのがありがたい。
ただ、水垢とかで見えづらいのは何とかしてほしいんだけど。

建物が延々と続く市街地方面と違い、東側の川向うは未開発？

あれっ？展望台だから、てっぺん近くだと思っていたのに、
ヘリポートの場所よりも、下だったのか？

ビテクスコ フィナンシャルタワー 現代・近代建築

昨晩はろくに寝ていないし、晩飯も食べたことだし、
そろそろホテルに帰るとするか・・・。

客室からの眺め。
市場やロータリーの夜景はきれいだけど、足元では夜通し地下鉄工事をやっていたので。

こうして、ホーチミン一日目の夜は、静かに更けて・・・いけばよかったのですが、このタイミングで「パスポートがない」ことが発覚。大騒ぎしたあげく、チェックイン時にフロントで預かったままということが分かり、ぐったり。

ティエン トゥン ホテル ホテル