ANAビジネスクラスで行く　コスタリカ温泉リゾートとエコツアーの旅（ヒューストン立ち寄り＆帰国編）

2015/12/25 - 2016/01/03

年末年始に中南米のどこかに遊びに行こうと思い、就航して間もないＡＮＡのヒューストン往復ビジネスクラス特典航空券を予約しました。実はヒューストンはユナイテッド航空のハブ空港となっており、中南米へのアクセスがとても良好。さて、どこの国に行こうかなと考えていたところ、情報誌で目にしたタバコン温泉と、ナヤラスプリングスというリゾートホテルがとてもいい感じだったので、これを目当てにコスタリカに行ってみることにしました。本編は、乗継地のヒューストン滞在＆帰国編となります。

エリア ヒューストン(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

コスタリカのサンホセからヒューストン国際空港に戻ってきました。これから、予約してあるホテルに向かいます。

ターミナルのインフォメーションデスクに、ホテルへのシャトル乗り場の場所を尋ねると、必要ならホテルに電話してシャトルを呼んであげるよとおっしゃっていただきましたので、お言葉に甘えて、シャトルを呼んでもらいました。１０分ほど待って、シャトルが到着。

こちらのホテルに２泊。エアポートホテルではあるのですが、空港に隣接しているわけではなく、車で１０〜１５分ほどの距離にあります。

部屋はなかなか広くて、立地が滑走路からも離れているため、騒音もなく快適です。

この日はお昼過ぎの到着で、特に予定もなかったので、地元ゴールドジム会員である妻の、恒例の海外ゴールドジム探訪。

そういえばまだお昼いただいていませんでした。ここヒューストンは、アメリカ南部に位置していて、場所がらヒスパニック系住民が多く、メキシコ料理屋さんもあちらこちらにあります。そんなわけで、メキシコ料理をいただいてみることにしました。

バドワイザーをいただきながら、サルサソースとトルティーヤのチップス。サルサソースが絶妙で、これでビール何杯でもいけますね…

牛肉をトルティーヤで巻いたものと、タコミートとピラフの料理。私たちにとってはとても好みの味付けなんですが、スパイスが全力で効いていて、これ本気過ぎて日本の店では出せないだろうなってシロモノ。

スパイシーな魚介とチキンのグリル。いやもうたまりませんね。

遅い昼食のあとは、近くのウォルマートでみやげ物の物色。しかしケーキやアイスクリームが日本ではありえない業務用サイズで、しかもそれを個人で大量買いしている人が多いのに驚き…さすがアメリカ。

さてさて今日は、ジョンソン宇宙センターへ見学に行く日です。路線バスで行ってみようと思い、まずは空港からダウンタウン行きへのこちらのバスに乗車します。バスはほぼ定刻どおりにやってきました。

さすがアメリカです、道路も土地もえらい広いですね。

１時間ほどの乗車で、ダウンタウンに到着しました。今日は１月１日のニューイヤーでオフィスも閉まっているため、人通りもあまりありません。実は帰国してから知ったのですが、休日のダウンタウンを歩き回るのはけっこう危ないそうなので（飲み物を買うのとトイレ休憩のため、ここの○クドナルドに入店したら、すごいヤバい雰囲気で絶句…）、徒歩で歩き回るのは正直お勧めできません。

ここでジョンソン宇宙センター行きのバスに乗ろうと思ったのですが、事前に調べていた番号のバスがやってきません。別のバスの運転手さんに聞いてみると、なんと今日は運行していないとのこと（帰国してから調べてみると、休日は運休らしい…）。仕方がないので、近くのクラウンプラザホテルからタクシーで向かうことにしました。

４０分ほどで、目当ての宇宙センターに到着。

入場券は、あらかじめ宇宙センターの公式サイトから購入してあるものを印刷して持ってきました。受付の女性に入場券のバーコードを読んでもらい、無事に入場ゲートを通過。

妻は「宇宙兄弟」のマンガが好きなので、ヒューストンに行くからにはぜひジョンソン宇宙センターに立ち寄りたかったと言っていました。私はぶっちゃけ、そこまで興味があったわけではなかったんですが、いやここ宇宙にあまり興味がない方でも必見ですね。詳細は後ほど…

ステージでは、ゲストの子供をステージ上にあげて、宇宙での生活についていろいろ解説をしていました。でもここの英語、専門用語が多すぎて、私たち夫婦のレベルではあんまり聞き取れない…

とりあえずお昼なので、何か食べようということになりました。宇宙センターの中にあるフードコートに行ってみます。ホットドッグやピザ、コカ・コーラなどが多く、いかにもアメリカらしい内容。

スターバックスがありました。写真ではちょっと小さいですが、スタバのマークが表示してあります。

野菜が食べたかったので、スターバックスのサラダ、サンドイッチとポタージュスープにしました。なかなかいけます。

ここの売りであるトラムツアー。私が行った時は、訓練施設を周るレッドツアーと、ミッションコントロールセンターを周るブルーツアーの、行き先の異なる２種類のツアーがありました。私たちは、ミッションコントロールセンターを見てみたかったので、ブルーツアーに参加することにしました。

このような長いトラムに乗せられ、広大な敷地の中を移動していきます。敷地は公道となっている部分もあるため、必ず右側から乗り降りするようアナウンスされます。

サターンロケット?の建屋。周りはこんな感じで何もない草っぱらがひろがっており、牛が草をはんでいる牧場のような場所もありました。

ミッションコントロールセンターが見えてきました。

アポロ計画で実際に使用されていた、ミッションコントロールセンター内部。記録映像や映画に出てくるまさしくアレです。解説者の方が説明をしてくれていて、見学者の質問にも答えてくれているのですが、例によって内容が難しすぎてよくわからない…。

ツアーの最後は、サターン?ロケットを見学して締めとなります。３段のロケットになっていますが、こちらは、２段目のエンジンなので少々小さめ。

先頭のほうから１枚。向こう側がよく見えないくらい巨大なロケットです。

１段目のメインエンジン。せっかくなので妻は記念に１枚。妻や見学者の体と比較し、エンジンの巨大さが見て取れます。このあと、トラムに乗って出発地の建屋に戻ります。

月の石です。これを見るためには、時間指定で開催される国際宇宙ステーションに関するドキュメント映画を視聴し、そのあとで案内される専用の通路を通らないと見られないのですが、この映画が、日本が世界の宇宙開発の分野においていかに重要な役割を担っているかが伝わってくるすばらしい内容で、感動すること請け合いです。宇宙にそれほど興味のない方でも、ぜひ一度見てみることをお勧めします。

結局、センターには昼食含め４時間ほど滞在していましたが、時間的には十分な感じです。ちなみに帰路は、正門前で客待ちをしていたタクシーに乗って、ダウンタウンに戻ることができました。ただ、タクシーはいつも客待ちをしているわけではないので、帰りの足は事前に手配しておくほうがよいようです（ヒューストンに行ってみてわかったことですが、どうやらここは日本のようにバスやタクシー乗り場があちらこちらにあるわけではないようです）。

翌日の朝になりました、ヒューストン国際空港でチェックインです。長かった旅行もこれでおしまい。いよいよ日本へ帰国します。

やっぱり海外で日系エアラインの機体を見ると、安心するものがありますね。

ヒューストンから成田までは、１４時間という長距離フライトとなります。ちなみに、今日のビジネスクラスは、連休最終日にもかかわらず３割くらいしか席が埋まっていなかったのがちょっと意外。エコノミーは満席とのことでした。

ちょうどこの日の機内で配られた朝刊に、ＡＮＡがＡ３８０を取得するという記事が踊っており、ＣＡさんも新聞報道で初めて知ったと驚いていらっしゃいましたね。機内食をいただきながら、ＡＮＡのＡ３８０ってどうなるんだろうと想像をふくらませます。

和食のメイン。アメリカで積み込みをしているにもかかわらず、きちんと和食になっています。

こちらは洋食のメイン。ＡＮＡの機内食は、総じて日本から積み込んだもののほうがおいしく感じます。

食後はシートをフラットにして、翌日の出勤に備えて休みます。起きると、千島列島にさしかかるところで、ちょっとアラカルトメニューをいただいてみることにしました。

チキンカレー。機上でいただくカレーライスってやたらうまいんですよね。

機内食のラストは和食の朝食プレート。いつもこれをいただくと、日本食やっぱりいいなと思うと同時に、これで旅行もおしまい、明日は仕事だなっていう一抹のさみしさを感じてしまうところです。次はどこに行きましょうか…
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。