2016/01/02 - 2016/01/03
626位(同エリア6873件中)
ころころさん
今回の旅は、ここ数年行ってみたいと思っていたスペイン。
冬のヨーロッパは寒さが厳しくて日も短いけど大丈夫か?と計画時に心配しましたが、スペインは南ヨーロッパ。事前の調査通り、日の出の時間が遅いものの夕方は6時ぐらいまで明るく寒さも日本ほどではありませんでした。
パリのテロの影響も若干心配したもののピリピリした様子もなく、空港や観光名所などの要所要所でライフルを持った警察官が巡回していたので安心でした。
世界遺産の登録件数世界第3位の国、スペイン。実質現地6日間なので、魅力的な観光名所が盛りだくさんのスペインをどのような行程で訪れるかかなり悩みましたが、今回はアンダルシアとバルセロナに絞り、コルドバ、グラナダ、バルセロナを順に周ることに。
第四弾もバルセロナ。
バルセロナと言えばガウディの世界遺産と並んでFCバルセロナの本拠地として有名。普段はワールドカップぐらいしかサッカーを観ない私ですが、こんなチャンスは逃すまいとスタジアム見学と試合観戦を旅程に織り込むことに。
バルセロナを本拠地とする2チーム、RCDエスパニョールとFCバルセロナの試合観戦から旅行記スタートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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試合はRCDエスパニョールの本拠地、エスタディ・コルネリャ=エル・プラットで行われます。バルセロナ市内からは、地下鉄とカタルーニャ鉄道の2通りの行き方があるようですが、最寄り駅からの距離が短いカタルーニャ鉄道を選択。
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最寄り駅のCornella-Riera駅へ向かう列車は、市内のEspanya駅から出ています。
列車に乗り込む際、周りは試合観戦に行く人たちでいっぱいでした。 -
列車に揺られること約20分。その後、徒歩約10分でスタジアムに到着。
コルネジャ エルプラット スタジアム スタジアム・スポーツ観戦
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あの世界のFCバルセロナの試合。
スタジアムはFCバルセロナのファンばかりなのかな〜、と思ってましたが、RCDエスパニョールの本拠地ということで、スタジアムを訪れるファンの殆どはRCDエスパニョールのファンでした。 -
パリのサッカースタジアムでのテロの記憶が新しいだけに、要所要所に武装した警察官が配置されていました。
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エスタディ・コルネリャ=エル・プラットの場内に到着。
芝の緑と客席の青のコントラストがとても美しいスタジアムです。
竣工は2009年。収容人数は40,500人だそうです。
この試合観戦のチケットの販売が開始されたのは11月の半ば。
この時点ではなんと、試合開始時間も試合日も決定してませんでした。日本の常識ではちょっと考えられません。
チケット購入時に分かっていたのは、年始最初の週末またはその翌週の月曜日のどこかで試合が行われることだけ(チケット斡旋業者や観戦された方のWEB投稿情報による)。私たちのバルセロナ滞在は金曜の昼過ぎから月曜の朝まで。もし試合が金曜日の昼や月曜日ならチケットが紙切れに。奮発してフィールド近くのチケットを購入したので、試合日時が決まるまでかなりドキドキしてました。
12月入って試合日時が決定。結果として土曜日の16時の試合ということでホッと胸をなでおろしました。コルネジャ エルプラット スタジアム スタジアム・スポーツ観戦
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15時半ぐらいに客席に到着した時は各チームが練習中。
RCDエスパニョールの選手達。 -
こっちはFCバルセロナの選手達。
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フィールドでの練習が終わり記念撮影終了後、定刻に試合開始。
RCDエスパニョールには申し訳ないですが、今回なんと言ってもお目当てはFCバルセロナ(通称:バルサ)の試合をこの目で見ること。
その中でも「MSN」と称されるFCバルセロナのスター選手の活躍を楽しみにしてました。
写真は「M」のメッシ。 -
「S」のスアレス。
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そして「N」のネイマール。
左のFWというポジショニングのため、ネイマールは私の席からよく見えました。 -
私たちの応援の対象はFCバルセロナでしたが、スタジアム全体としてはRCDエスパニョールの応援が大多数。
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試合の方は、惜しいシーンは有るけどなかなかどちらも点が入らない、ストレスの溜まる展開。
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ネイマールとメッシが審判の判定結果を巡って審判に詰め寄るシーンもありました。
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前半0-0で折り返し、後半も点は入らず試合は結局0-0でドロー。
先日横浜で行われたFIFAクラブワールドカップで勝って、世界No.1となったバルサ。
当然圧勝するだろうと思っていたのでとても残念。しかも得点シーンも見られず。 -
帰国後WEBで調べてみると3/19現在、2015年10月3日にSevillaに1-2で負けて以来、バルサは38試合無敗。そのうちドローは3回で、0-0のドローは2回。
うーん、ついてない。
でも、この美しいスタジアムでスーパースターのプレイを間近で見られたのだから良しとしましょう。 -
日が変わってスペイン旅行の事実上の最終日。
今日は、グエル公園 → カサ・バトリョ → カンプ・ノウの順で観光です。
グエル公園へは、地下鉄"Lesseps"駅で下車し、徒歩で10分ぐらい。
公園は丘の上にあるので坂道を登って行くことになるのですが、最後は写真のようなエスカレータがありました。
たけど、エスカレータは動いてませんでした。。。 -
グエル公園は、コアエリアとその周辺エリアに分けられていて、コアエリアへの入場は時間が決められています。我々の入場時間は9時半。
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9時頃に到着したので、しばらく高台のコアエリアの観光客をぼ〜っと見てました(^^)
団体の日本人観光客や韓国人観光客が多いように思いました。グエル公園 広場・公園
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時間になりコアエリアへ。
この日は生憎の曇り空でしたが、高台からバルセロナ市街と地中海を一望。
昨日訪れたサグラダ・ファミリアが、小さいながらもはっきりと認識できます。 -
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高台から降りて来ました。
写真ような柱で下から支えているんですね。 -
楽しみしていたドラゴン。
どこにいるのか興味があったのですが、エントランスから続く階段にいました。
ガイドブックに載っていたお土産のマグネットでは、体はゴツゴツしてたので、タイル張りのツルツルな感じの外観にちょっとびっくりしました。 -
先ほどドラゴンと言いましたが、この旅行記を書くのにグエル公園について復習するまで、実は「トカゲ」だと思ってました。。。
さらにこのドラゴン、訪れたときには、口元が汚いけどヨダレか?と思ってましたが、これ噴水だったようです ... (;^_^A -
見る順番が逆になりましたが正面エントランス。
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横には可愛らしい建物が。
この建物はお土産やさんになってました。
ここで先ほどのドラゴンのマグネットとピンバッチを購入。 -
地下鉄で市街に戻り、初日にライトアップされていた外観のみを観光したカサ・バトリョに。ファースト・パスで、並んでいる人たちを横目にすんなり入場。
カサ・バトリョは、1904-1906年にガウディによって改装されました。
もともとは、1877年にEmilio Sala Cortésによって建てられましたが、その後、繊維業で財をなしたD.Josep Batlló i Casanovaが所有。
長い間未公開でしたが、ガウディ生誕150年にあたる2002年に初めて公開されたとのこと。カサ バトリョ 現代・近代建築
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入り口で写真のような小型タブレットとイヤホンが渡されます。
これがなかなか優れもの。
自分がいる位置に応じて動画と音声で解説が入ります。
またタブレット内蔵カメラで画像認識をしてるのでしょうか?、タブレットを向けた方向に応じて、建物内装画面に動画を重ねた解説が入ります。例えば天窓やドアが開いたり、魚が建物内を泳いだ様子だったり。
日本の一部の観光地でも似たようなシステムを導入してるという話を聞いたことがありますが、実際に体験するのは初めて。これは面白いと思いました。
ちなみに解説は日本語で聞くことができます。 -
最初に入った部屋で見た窓。
曲線がたくさん使われてます。窓からはバルセロナ目抜通り、グラシア通りを見渡すことができます。 -
建物の中央にある吹き抜け。
音声ガイドで説明してましたが、下の階へ行くほど窓が大きく多くの採光がとれるように設計されています。 -
屋上に上がると可愛らしい煙突が。
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屋上から1階へ戻る途中で、音声ガイドでエレベータの解説が入りました。
20世紀初頭にエレベータがあったことにちょっと驚きを覚えましたが、さらにそのエレベータが個人宅にあったことに驚き。Batlló氏は相当のお金持ちだったんでしょうね。 -
扉が開いた状態のエレベータ。
現在の近代的なエレベータのデザインは悪くないですが、このエレベータと比べると味気ない。こんなお洒落で温かみのあるエレベータが今の日本にあっても良いな、と思いました。 -
カサ・バトリョの見学が思いのほか楽しく、予定をかなりオーバーしてしまいました。
カンプ・ノウに向かう途中、スタジアム近くのレストランで遅い昼食をいただきました。
牛のステーキ、アムール貝のフライ、生ハム、魚介のマリネなどがワンプレート。25 euro。 -
今回のスペイン旅行の最終観光、FCバルセロナの本拠地、カンプ・ノウ スタジアムに到着。
カンプ ノウ スタジアム スタジアム・スポーツ観戦
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メッシが出迎えてくれます。
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チケットはネットで事前購入。入場は15時ごろでしたが、待たされることなくすんなりと入場できました。
最初の見学スペースでは、FCバルセロナの歴史や栄光の数々を紹介。
ユニーフォームや優勝トロフィがたくさん展示されてました。 -
2015年UEFA欧州選手権の優勝トロフィ。
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横浜で開催されたFIFAクラブワールドカップの優勝トロフィ。
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横浜で開催、メッシとスアレスが得点を挙げて、 3-0で勝利したことが記載されてました。
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記者会見場。
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ロッカールーム。
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ロッカールームにあるジャグジー。
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お祈り場所。
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グランドに続く階段。
選手たちはこの階段を降りてグランドへ出て行くようです。 -
この階段を上ると、
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グランドに出ました。
選手たちがプレーするフィールド近くに立てるなんて感動です。 -
グランド脇の監督や選手のためのシート。
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スタジアム内のエレベータを登り、アナウンサやプレス向けの観戦BOXへ。
スタジアム全体を見渡せます。 -
スペインのTV局はもちろんのこと、世界中のTV局のアナウンサがここから世界中へ試合の様子を実況します。
日本のものも含め、世界中の実況の様子がビデオで紹介されてました。 -
最後はお土産コーナ。
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さすがバルサの本拠地のお土産屋さん。3フロアでお土産が売られてました。
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スタジアムからホテルへの帰路、スーパーマーケットがあったので、お土産を購入するため入店。
大好きなスパークリングワイン CAVAの価格をチェック。
安いものだと720mlで4 euroほどからラインナップ。さすがに安い。 -
こっちは日本では見かけないミニボトルのCAVA。
1本 1 euro強から。
CAVAのほか、オリーブオイルやアーモンドやパテなどをいっぱい購入。持ち帰るのに苦労しました。 -
ホテルに帰ったあと夕食までの間、ホテルの近くを散策。
カタルーニャ広場近くに有るデパート、"EL CORTE INGLES"。
実は先ほどスーパーマーケットに寄ったのは、このデパートが日曜日定休との情報があったため。
この日は日曜日のはずなのに実際には営業してました。
それはないでしょ! と思わず舌打しましたが、それならばと、先ほどのスーパでは買えなかった、よそ行きのお土産になりそうな高級チョコレート等をここで購入。エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店) 百貨店・デパート
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グラシア通りのバル。
ここでわんこを発見。
パリほどではなかったけど、バルセロナでも多くのわんこを街中で見かけました。スペインも犬に優しい街のようです。 -
最後の夕食はホテル近くのバルでピンチョをいただくことに。
色とりどりの色んな種類のピンチョが並んでました。
見てるだけで楽しくなる光景です。 -
魚介やチーズなど、オリーブオイルとのマリアージュがすばらしい。
どれも美味しかった。
CAVAとの相性もバッチリ。
まだまだスペイン、バルセロナに滞在してピンチョなどのスペイン料理を味わいたいですが、グルメな旅行もこれでおしまいです。 -
翌朝、バルセロナ出発の朝。
空港でマックを見つけたのでメニュを確認。
スペイン滞在中に口にしたトパン・コン・トマテがメニュにあります。 -
そして昨晩食べたピンチョのハンバーグ版。
今回の旅は、多くの世界遺産を巡り、多くの料理に舌鼓。スペインの歴史も学ぶことができた充実した旅でした。
スペイン料理を食べにまた訪れたいです。
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