オーストラリア　メルボルン・タスマニアの旅（その３）

2015/12/28 - 2016/01/03

イレージの改悪が相次ぐアメリカの航空会社。ユナイテッド航空も他方面で必要マイルが改悪されたのですが、そんな中で日本からの必要マイル数が唯一改善されたのがオーストラリア・ニュージーランドと日本国内。そんなわけで、けっこう貯まったユナイテッド航空のマイレージを使って、オーストラリアのメルボルンへ行き、そこからタスマニアを目指すことになりました。野生のウォンバットとリトルペンギンを見るのが今回のいちばんのお目当てです。
今回はクレイドルマウンテンからビシェノへ。途中ブリッドストゥ・ラベンダーファームへ立ち寄ります。

日程は次の通りです。
１２月２６日　機中泊
１２月２７日メルボルン　Grand Hotel Melbourne泊
１２月２８日船中泊　　Spirt Of Tasmania号泊
１２月２９日クレイドルマウンテン　Cradle Mountain Hotel泊
１２月３０日ビシェノ　Wintersun Gardens Motel泊
１２月３１日ホバート　Central Cafe Bar泊
１月１日メルボルン　Park Hyatt Melbourne泊
１月２日　機中泊

エリア オーストラリア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エバー航空 ジェットスター航空 ANA タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クレイドルマウンテンから本日の宿泊地ビシェノへ移動する途中、世界最大（東京ドームの21倍）のブリットストゥ・ラベンダーファームに立ち寄ることにしました。
ロンセストンから片道1時間くらいの道のりです。

ブライドストゥ ラベンダーファーム テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ファームの入口で入園料を払うと英語のパンフレットにするか、中国語のパンフレットにするかと質問されます。
日本でも爆買いが話題になっていますが、ここでも中国人のすごい存在感を感じました。
ファームに入ると来園者の8割から9割は中国人旅行者でびっくり。

中国人旅行者が多い理由がわかりました。習近平総書記夫妻が来園していたのです。園内にはこんなポスターが貼られていました。

まるで北海道みたいな風景です。

ラベンダーファームの後は、一路ビシェノへ。
今日の宿はWintersun Gardens Motel、素泊まりですが手頃な値段で宿泊できます。

ウインターサン ガーデンズ モーテル ホテル

ウインターサン ガーデンズ モーテル ホテル

室内はシンプルですが清潔。

テレビやポットも完備。

夕食はPasini's Cafeで、ピザとパスタ、ビールで60ドルと比較的手ごろなお値段です。

ビシェノ訪問の目的はリトルペンギンツアー。21時15分にホテル近くのバス停に集合し、バスで10分くらい走ったところでペンギンが陸に上がってくるのを見学できます。
ツアーは写真撮影禁止ですが、ツアー終了後帰りのバスで配っているカードのメールアドレスにメールを送ると写真を送ってくれます。

ビシェノー ペンギン＆アドベンチャーツアー アクティビティ・乗り物体験

20･30匹くらいずつのグループで、目の前をこんな感じでペンギンが陸に上がってきます。

ツアーではいろいろ説明もしてくれるので、かなりEducationalです。

朝食は、ビシェノで一番人気のBlue Edge Bakery Bichenoで。カードが使えないのが不便ですが、味は言うことなしです。

私達はチーズとハムのクロワッサントーストとスイスブラウンという大きなキノコとほうれんそう、チーズのトーストを注文。絶品と言ってよいほどおいしかったです。

ホバートへ向かう途中、Rossの街に立ち寄ります。

建物にはいったところはみやげ物屋ですが、奥はウール博物館になっていて、無料ですが結構見応えがありました。

タスマニア ウールセンター 博物館・美術館・ギャラリー

The uniting church。タスマニアウールセンターの近くにある1885年に建てられた教会。なかなか雰囲気がありました。

1836年に造られたオーストラリアに現存する3番目に古い橋、ロスブリッジ。

ロスブリッジ 建造物

タウンホール

魔女の宅急便でキキが住み込みで働いたパン屋さんのモデルになったのではないかと噂になったこともあるロスの老舗パン屋さん。屋根裏の宿泊施設があり部屋にはほうきもおいてあるそうで日本人旅行者に人気のようです。

ロスビレッジ ベーカリー 建造物

魔女の宅急便に出てくるパン屋さんに似ているかどうかと言われれば微妙ですが、雰囲気はあります。

入口には、『いらっしゃいませ　キキのパン屋さんへ　ようこそ！』の貼り紙があったり、レシートにKiki Friends　2@$0.0と印字してあったりして、せいいっぱいの歓迎ムードを感じました。

今日はここでランチです。

日本では魔女の宅急便で有名になったパン屋さんですが、地元で老舗のパン屋で今でも木製のオーブンで毎朝パンやパイを焼いているそうで、とてもおいしかったです。

このパイ、とてもおいしかったです。

同じような橋ですが、こちらは1823年に造られたオーストラリア最古の橋、リッチモンドブリッジ。ホバートから車で30分ほどのところにあります。
ロスブリッジもいいですが、リッチモンドブリッジはさらに美しいと思います。

リッチモンド ブリッジ 建造物

リッチモンドブリッジから徒歩5分くらいのところにあるオーストラリア最古のカトリック教会セントジョン・カトリック教会（1837年）

中には生花も飾られていました。

世界遺産のポートアーサー監獄よりも5年早い1825年に建設されたリッチモンド監獄

リッチモンド監獄 建造物

入場料は9ドルでした。

こちらは中庭です。

独房もあって実際に入ってドアを閉めてみることもできます。ドアを閉めた途端に真っ暗に。独房には最長1か月入れられたようです。考えただけで気が変になりそうでした。

暑いのでここでアイスクリームを食べることにします。

中は広く多くの種類のアイスクリームがありました。

リッチモンドを後にして、ホバートの宿にチェックインです。一階がCentral Cafe Barで、チェックインは店のレジで行います。

セントラル ホテル ホバート ホテル

ホテルから15分くらい歩くと港に到着。

サラマンカプレイス脇のエリザベス・ストリートピア入口にあるFish Frenzyで晩御飯を食べることにします。大晦日ですごい人でしたが、何とか席を確保して、まずはフードカウンターに並びます。

フィッシュ フレンジー ホバート シーフード

こちらはサーモングリル

魚、ホタテ、イカのフライとポテトを紙で巻いたこの店の人気料理Fish Frenzy

料金は56ドル（飲み物代別）
飲み物は別のカウンターで注文するのですが、あまり並んでいなくてすぐに注文することができます。

大晦日の夜なので、周辺は大にぎわいした。
私達はそこまで港にいませんでしたが、ホバートでは午後9時30分と0時00分の２回花火があがるようです。

タスマニア最後の朝食。

宿泊したCentral Cafe Barの唯一も問題点は駐車場がなく、付近の路上には午前８時までしか駐車できないこと。
飛行機の時間までだいぶ時間があるので、ホバートのパノラマビューを楽しめるはずのウエリントン山に登ることにしました。
登ったころには霧が晴れることを期待したのですが、このとおり残念な結果に終わってしまいました。

ウエリントン山 山・渓谷

この後、あきらめて空港に向いました。