2016/01/28 - 2016/01/28
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おそばさん
徳島県鳴門市、大塚国際美術館で世界の名画を楽しむ。
旅行前の旅行者は、芸術の知識は中学校の授業レベルでした。
旅行直前に『名画は嘘をつく』(木村泰司著)を予習として目を通し、
少しは西洋美術に関して興味を持ってきました。
※作品情報は、「大塚国際美術館 展示作品リスト」を参照しました。
旅行記で使用している、国名の略称
仏→フランス
伊→イタリア
英→イギリス
西→スペイン
蘭→オランダ
白→ベルギー
独→ドイツ
土→トルコ
希→ギリシア
墺→オーストリア
羅→ルーマニア
米→アメリカ
威→ノルウェー
瑞→スイス
露→ロシア
作家の国名は、生地の現在の国名
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝の徳島駅です。
徳島県と同じ程度の人口の、小さな県から来た私ですが、私の住む県庁所在地の中心駅よりもはるかに都会的に見えます。 -
徳島駅前の風景。
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徳島駅からはバスで約1時間、鳴門駅からは約16分で大塚国際美術館に着きます。
徳島駅から9時以降毎時00分に鳴門公園行きのバスがあり、乗り換えなしで行けます。
開館時間前に着きましたが、空調の効いた待合室があり、そこで待機できました。
アクセス情報は美術館の公式HPに詳しい案内があります。
(徳島駅から開館時間までに到着するには、鳴門駅または小鳴門橋等でバスの乗り継ぎが必要です) -
入館してすぐ長いエスカレータを上がった正面にシスティーナホールがありますが、団体客が入ってきたので後回しにして、フェルメールの部屋へ。
フェルメール、ヤン(蘭)
『牛乳を注ぐ女』アムステルダム国立美術館(蘭・アムステルダム) -
堅そうなパンと注がれるミルクの質感。
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フェルメール、ヤン(蘭)
『真珠の耳飾りの少女』マウリッツハイス美術館(蘭・ハーグ)
人気の高い絵で、ミュージアムショップでは、この絵がついた缶入りチョコレートなどが、お土産として売ってありました。 -
福岡・佐賀の人には、リョーユーパンのCMでお馴染みかと思います。
目や唇や真珠が写真のような光り方をしています。 -
フェルメール、ヤン(蘭)
『デルフトの眺望』マウリッツハイス美術館(蘭・ハーグ)
『デルフトの小路』という絵を見たいと思っていた(そこにあったはず)なのに、真珠の少女に目を奪われて、写真にも残していなかった('A`) -
(環境展示)
『秘儀の間』秘儀荘(伊・ポンペイ)
ここの美術館のすごいところは、1000点以上もの世界の名画を、陶板で原画の色彩や大きさを再現してあり、気に入った場所で、見入ったり記念写真を撮ったりできるところだと思います。
ルーブル美術館やウフィツィ美術館など、もちろん実際に行ってみたいし、その方が実物を見た感動も格別だとは思うのですが、実際のところ私にはそれは難しいけど、ここでは一挙にそれに触れることができます。 -
(環境展示)
エル・グレコ(希)
『エル・グレコの祭壇衝立復元』プラド美術館(西・マドリード)/ルーマニア国立美術館(羅・ブカレスト)
ナポレオン戦争で散逸してしまったものを、推定復元したもの。 -
1つの絵が縦3mくらいあるので、全体の高さは10m以上になりそうです。そういう巨大なものが復元されています。
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(環境展示)
聖二コラオス・オルファノス聖堂(希・テサロニキ) -
左
『皇妃テオドラと侍女たち』サン・ヴィターレ聖堂(伊・ラヴェンナ)
右
『皇帝ユスティニアヌスと随臣たち』サン・ヴィターレ聖堂(伊・ラヴェンナ)
ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂という聖堂の内陣は、モザイク装飾されているとここで知る。そして、帰ってから調べてみて、いつかは実物を見に行きたいと思う。そういう、きっかけになる美術館でありますね。 -
(環境展示)
『聖テオドール聖堂壁画』聖テオドール聖堂(土・カッパドキア)
岩窟修道院で有名なカッパドキアの聖堂の壁画。 -
(環境展示)
『貝殻のヴィーナス』貝殻のヴィーナスの家(伊・ポンペイ)
現物は、中庭の壁画ということで、ここでも中庭を作って壁画という環境を再現してあります。すごい。 -
(環境展示)
『スクロヴェーニ礼拝堂壁画』スクロヴェーニ礼拝堂(伊・パドヴァ) -
別のお客さんのガイドの方が解説されていたので聞いていたはずなのに、見入ってしまって話は何も耳に入ってこなかった(ノ∀`)
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古代のゾーンに入っていきます。
『アレクサンダー・モザイク』ナポリ国立考古学博物館(伊・ナポリ) -
これはアレクサンダー大王ではなく、敗れたダレイオス3世なんですね。不勉強なので、こっちが主役のように撮ってきてしまいました。
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『ナイル・モザイク』パレストリーナ国立考古学博物館(伊・パレストリーナ)
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ナイル川流域の様子が描かれています。
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動物も描かれています。
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古代の次は中世。
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聖堂の壁画が多いです。
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『わが唯一の望みの』(『一角獣を従えた貴婦人』より)
クリュニー美術館(仏・パリ) -
地下2階に上がってルネサンスの展示。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊)
『受胎告知』ウフィツィ美術館(伊・フィレンツェ) -
ベッリーニ、ジョヴァンニ(伊)
『受胎告知』アカデミア美術館(伊・ヴェネツィア) -
ロット、ロレンツォ(伊)
『受胎告知』レカナーティ市立絵画館(伊・レカナーティ) -
『受胎告知』だけでいろんな画家の展示があります。聖書の物語が主題になっているのですね。
そういうのを知ってて見ると良かったのにと、帰ってから思うのでした(^_^;) -
ラファエッロ(伊)
『アテネの学堂』ヴァティカン宮殿 署名の間(ヴァティカン)
中央の赤い服がプラトンで、青い服がアリストテレス。
精神世界を研究したプラトンが天を指し、現実的な哲学のアリストテレスが地を指している。
なるほどね〜。 -
ラファエッロ(伊)
『小椅子の聖母』ピッティ美術館(伊・フィレンツェ) -
ボッティチェッリ、サンドロ(伊)
『ヴィーナスの誕生』ウフィツィ美術館(伊・フィレンツェ)
上にあった、ポンペイの貝殻のヴィーナスと似ています。
でもルネサンスの時代だと、ポンペイの中庭はまだ発掘されていない時代です。 -
ボッティチェッリ、サンドロ(伊)
『春(ラ・プリマヴェーラ)』ウフィツィ美術館(伊・フィレンツェ)
この絵は1982年に本格的に修復されてようやく草花が見えるようになったとか。
経年変化や、エルグレコの祭壇画のように戦禍に巻き込まれたり、環境汚染、地震、火災などで劣化していくのは避けられないのですが、こうやって陶板で名画を再現していくことは、文化財の記録保存の点で、なるほど、大きな貢献があるという訳ですね。 -
テッツィアーノ(伊)
『天上の愛と地上の愛(聖愛と俗愛)』ボルゲーゼ美術館(伊・ローマ)
右側が天上の愛、左側が地上の愛の象徴、泉をかき回す(混ぜ合わせる)キューピッド。 -
こんな感じで、地下3階から地上2階まで、広い建物の中に膨大な量の展示物があります。
床に矢印もあるにはあるのですが、順路ははっきりとは決まってなくて好きなように見て回れるようになっています。 -
帰ってから展示作品リストとフロアマップを確認していると、いくつか通っていない展示フロアもありました。
そして『デルフトの小路』など、残念ながら見たかったのに見落としてしまった名画もありました。 -
ブリューゲル、ピーテル父(白)
『バベルの塔』ウィーン美術史美術館(墺・ウィーン) -
美術の教科書では分からないこの緻密さ。
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こんなに細かく書かれているとは。
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後背の風景も素晴らしい。
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ホルバイン、ハンス子(独)
『大使たち』ナショナルギャラリー(英・ロンドン) -
歪めて描かれている頭蓋骨。
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ファン・エイク、ヤン(蘭)
『アルノルフィーニ夫妻の肖像』ナショナルギャラリー(英・ロンドン)
後で解説を見ると、中央の鏡に自画像と思われる人物が映り込んでいるとか。 -
私の目が行ったのは、こっち(^^)
さらに帰ってからネットで解説を探してみると・・・
絵画に描かれている小道具より判断できる裕福な家系である夫に対し、妻が捧げる忠誠心を、この犬で表現している、のだとか。
1枚の絵画から、そんなにもいろんな「物語」を読み出すのかと、素人は関心するのです(^-^; -
レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊)
『最後の晩餐』〈修復前〉サンタ・マリーア・デッレ・グラーツィエ修道院食堂(伊・ミラノ)
有名なこの絵はレオナルドが生きているうちから既に破損が始まり、湿気の多い場所にあった上に、書き加えによってオリジナルの変形があり、1943年連合軍の空爆で無惨な状態に。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊)
『最後の晩餐』〈修復後〉サンタ・マリーア・デッレ・グラーツィエ修道院食堂(伊・ミラノ)
それを、1977〜1997年にかけて研究者によって修復。 -
修復前。
特大の2枚の絵は、部屋の両壁に向かい合うように展示されていて、その間に座って鑑賞できるようになっています。 -
修復後。
イエスが「このなかに私を裏切るものがいる」と言った後。
動揺する弟子達。 -
ルネサンス15の部屋には、大きな祭壇画が複数あります。
左
ファン・エイク、フーベルトおよびファン・エイク、ヤン(蘭)
『ヘントの祭壇画』シント・バーフ大聖堂(白・ヘント)
右
グリューネヴァルト、マティアス(独)
『イーゼンハイムの祭壇画』ウンターリンデン美術館(仏・コルマール) -
レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊)
『モナ・リザ』ルーヴル美術館(仏・パリ)
これは予習していきました。
自然のものに輪郭などない、と考えていたレオナルドの、スフマートと言われるボカシの技法。 -
ファン・デイク、フローリス(蘭)
『チーズのある静物』アムステルダム国立美術館(蘭・アムステルダム)
リンゴが落ちそう。 -
地下3階から吹き抜けになっている、システィーナホールが見えます。
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ミケランジェロ(伊)
『最後の審判』システィーナ礼拝堂(ヴァティカン)
ミケランジェロのオリジナルの表現では、人は全裸だったのが、宗教改革の影響を受け、ミケランジェロの死後、弟子によって下帯が書き加えられた・・・予習してきた内容です。 -
ホッベマ、メインデルト(蘭)
『ミッデルハルニスの並木道』ナショナルギャラリー(英・ロンドン)
個人的に風景画の中で一番印象に残った絵。 -
これもただ歩いて見ていくだけでは気付かない、細かい部分がすごいなと。
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あと遠近感。
低レベルな感想ですみません。
場所はオランダらしいのですが、こういう植生はイメージと違いました。 -
ベラスケス、ディエーゴ(西)
『ラス・メニーナス(女官たち)』プラド美術館(西・マドリード)
ベラスケスの代表作。
左端で筆を持っているのがベラスケスですが、どういう状況なんでしょうか。
マルガリータ王女はポーズをとっているが、その場所に立っていては王女は描けない。 -
王女の背後の鏡に、スペイン国王フェリペ4世とマリアナ王妃が描かれています。
てことは、絵の中ではベラスケスは国王夫妻を描いている設定?? -
西洋の名画には、謎があったり、いろんな解釈があったりするのですね。
なんでこの犬は足蹴にされているのかな。
王室だし、これもやっぱり、忠誠心を意味しているのか。 -
ムリーリョ、バルトロメ(西)
『パイを食べる少年たち』アルテ・ピナコテーク(独・ミュンヘン) -
ここにも犬。
-
ヨルダーンス、ヤーコプ(白)
『豆の王様の祝宴』ウィーン美術史美術館(墺・ウィーン)
途中から、犬探しに必死になる(ノ∀`) -
ロラン、クロード(仏)
『夕日の港』ルーヴル美術館(仏・パリ)
朝日や夕日の絵もきれいですね。 -
アルチンボルド、ジュゼッペ(伊)
左から
『水「四大元素」より』
『火「四大元素」より』
『冬「四季」より』
『夏「四季」より』
いずれもウィーン美術史美術館(墺・ウィーン)
ヴィヴァルディみたい。 -
(環境展示)
モネ、クロード(仏)
『モネの「大睡蓮」』オランジュリー美術館(仏・パリ)
円形に、4枚の連作の睡蓮が再現されています。
池もあり、6月から9月は睡蓮の花も見ることができるようです。
池を眺めるようにカフェがあります。 -
地下1階に上がり、近代の絵に入っていきます。
ミレー、ジャン=フランソワ(仏)
『落ち穂拾い』オルセー美術館(仏・パリ)
予習していた、ミレーの代表作。
貧困や、社会主義的な政治思想を表現しているとして、当初保守的な批評家からは、醜悪と評価される誤解を受けた。
ノルマンディー出身のミレーにとって、バルビゾン地方の、貧しい人が残された落穂を回収する慣習は馴染みがなかった。理想的な主題が求められたフランス絵画も、この頃から写実的主題に変化していった。 -
ターナー、ウィリアム(英)
『戦艦テメレール』ナショナル・ギャラリー(英・ロンドン)
これも予習していた絵画。
テムズ川を西進するテメレール号、地理的に太陽は朝陽になるのだが、60代となったターナーが描いたのは、彼の心情を象徴した夕陽、と見るのだと。 -
フラゴナール、ジャン・オノレ(仏)
『ぶらんこ』オルセー美術館(仏・パリ) -
アクロバティックに靴を飛ばす女の子。それを下から覗く男。
背後のキューピッドも驚きますわ。 -
コール、トマス(英)
『人生航路:青春期』ナショナルギャラリー(米・ワシントン)
これはきれいな絵。
こういうの部屋に飾りたい。 -
チャーチ、フレデリック=エドウィン
『コトパクシ』デトロイト美術研究所(米・デトロイト)
コトパクシはエクアドルの火山ですね。噴火している様子ですが、絵としてはきれいな風景画です。また、この美術館では数少ない(他にあるのか?)、南米が舞台となっている絵です。 -
ドラクロワ、ウジェーヌ(仏)
『民衆を導く自由の女神』ルーヴル美術館(仏・パリ)
1830年のフランス7月革命が主題。 -
旅行記はダイジェストでお気に入りだけに編集していますが、
もう入館して3時間以上経っています(^-^;
このあたりで、地下2階に戻って、睡蓮の池を眺めるカフェで昼食。 -
マネ、エドゥアール(仏)
『フォリー=ベルジェールのバー』コートールド美術研究所(英・ロンドン)
矛盾する実像と、鏡像。構図も遠近法もおかしい。
「芸術とは事実の再現、模倣ではなく、あくまでも虚像、虚構なのである」(現地の解説より抜粋)
Σ(゚Д゚) -
ルノワール、オーギュスト(仏)
『団扇をもつ少女』クラーク美術研究所(米・ウィリアムズタウン)
これもリョーユーパンのCM(^^)
ルノワールは団扇や麦わら帽子ような、
当時の日本趣味の流行を描いています。 -
モネ、クロード(仏)
『印象、日の出』マルモッタン美術館(仏・パリ)
「印象派」の名前の由来となった作品。 -
ドガ、エドガー(仏)
『カフェにて』オルセー美術館(仏・パリ)
参考文献(『名画は嘘をつく』木村泰司著)によると、『アブサン』という題で紹介されているように、テーブルにあるのは、アルコール度数の高いアブサンで、当時のアルコール問題を主題とした絵。
娼婦と客のように描かれた絵のモデルになったのは、友人の女優と画家。酔っ払いが描かれていると酷評される事もあったが、実際の彼女はアルコール中毒ではなかった、と。
ついでに、素人の私には難しいのですが、構図自体が、伝統的な西洋の構図ではなく、ジグザグの構図で、当時流行したジャポニズムの影響、なんだって。 -
スーラ、ジョルジュ(仏)
『グランド・ジャット島の日曜日の午後』シカゴ美術研究所(米・シカゴ) -
点描法。
線ではなく、細かい点の集まり。 -
ムンク、エドヴァルド(威)
『叫び』オスロ国立美術館(威・オスロ)
叫んでいるのではなく、耳をふさいでいるのですって。
確かに。 -
この後、ゴヤの家と名付けられたゴヤのコーナーを見落とし、エレベータで地上2階に上がります。
地上部分の1階と2階は、それぞれ本館1、本館2と2か所ずつエリアがあるのですが、本館2の方をすっかり飛ばして見損ねてきてしまいました('A`) -
地上2階に上がってピカソやシャガールなどの現代の展示。
ピカソ、パブロ(西)
『オルタ・デ・エブロの工場』エルミタージュ美術館(露・サンクトペテルブルク) -
現代の展示。
やばい、わからん・・・(^-^; -
?????
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なんか、よくわかりません(^^;
-
ルネサンスから近代あたりが個人的には受け入れやすかったです。
-
ハミルトン、リチャード(英)
『私はホワイト・クリスマスを夢見ている』バーゼル美術館(瑞・バーゼル)
かなりポップな感じがします。 -
ピカソ、パブロ(西)
『ゲルニカ』レイナ・ソフィア国立美術館(西・マドリード)
これは説明を聞かないと何の絵かさっぱりわかっていませんでした。ドイツ軍による、ゲルニカという都市の空爆を主題としてあります。とても大きな壁画です。 -
さて、一通り回った(つもりになった)ところで(^-^;
美術館をいったん出て、鳴門海峡まで歩いていきます。地上2階の出口からも遊歩道がつながっているのですが、残念ながら閉鎖(冬場だけ?)されていましたので、正面玄関まで降りてから、遊歩道へ入っていきます。 -
ここから歩道が整備されています。
整備されていますが、かなりのアップダウンです。 -
遊歩道に入ってすぐ見える「大塚御殿」。大塚グループの保養所。
すごい。 -
大鳴門橋が見えます。そこまで歩いていきます。
曇っているのが残念ですが、雨予報だったので降っていないだけでも幸運でした。 -
遊歩道入口から5分、一気に坂を登って閉鎖されていた、地上2階の門のところ。ここが開いていれば、10分ほど短縮されると思うのですが(^^;
ここを開けるとここにも出入館手続きを行う設備が必要になりますからね。閑散期は仕方ないでしょう。 -
遊歩道の途中から見える景色(鳴門市方面)。
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お茶園展望台から大鳴門橋を望む。
遊歩道入口から徒歩10分。お茶園展望台 名所・史跡
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渦の道を通り越して、こちらは千畳敷展望台。
お茶園展望台からは5分ほど。千畳敷展望台 名所・史跡
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千畳敷展望台から浜辺まで階段を下りて行って、橋を下から。
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渦の道入口。
渦の道は、大鳴門橋の橋げた部分に作ってある、遊歩道と展望所です。 -
本日の渦潮の見ごろ時間が掲示してあります。この日は大潮の上に15時10分が干潮なので渦を見る条件は割と良かったようです。帰る時間も考慮に入れて13時過ぎに美術館から出てきました。
渦潮の見ごろは、渦の道のHPで確認できます。 -
入場料は510円。周辺施設との共通チケットなどもあります。
ここは、バスで立ち寄る観光客でそこそこ混雑していました。 -
橋の下を通っていきます。
大鳴門橋は、将来この部分に鉄道を通せるように建ててあります。 -
ところどころガラス張りにしてあって、下を見ることができます。
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鳴門海峡から南側。
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この時間帯は、瀬戸内海(香川)側から紀伊水道(和歌山)側へ潮が流れています。
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結構な勢いです。
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渦は、あっという間に出ては消えてを繰り返していました。
徳島県立渦の道 自然・景勝地
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20分ほど潮の流れを楽しんで、美術館に戻ります。
所定のスタンプを押してもらって出場すると、再入館できます。 -
飛ばしていた、システィーナホールに戻ってきました。
外出時間は1時間ほど。戻ってくると、ほとんど人がいません。大塚国際美術館 美術館・博物館
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システィーナホールは開館直後はツアー客で込み合うので、時間がある場合はやはり最後に回した方がよいと思います。
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館内ルートとしても、ここは最後に戻ってくる場所ですし、ミュージアムショップも隣にあります。
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時間調整に過ごすのも丁度よいかと思います。
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私も帰りのバスまで50分ほどあったので、軽くもう一周して(^^;)ミュージアムショップでお土産を買い、ここで時間調整しました。
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帰りは、乗り継ぎも悪くなかったので、
鳴門駅でバスを降りて、JRで徳島へ戻りました。
鳴門線は1時間に1本ほどしかありませんし、鳴門駅からのバスもうまく接続しない時間帯もあります。鳴門線を使って美術館に行く場合は下調べが必要です。
マイカー以外で一番良いのは、ツアーに参加する事ではないかと思います。6時間まるごと美術館で過ごすツアーもあるようです。6時間あれば、網羅的にもゆっくり見て回れるのではないでしょうか。鳴門駅 駅
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コンビニでも買える前売りで3100円と安くはないし、九州からはなかなかいけない場所ですが、今まであまり興味のなかった、絵画や美術史に関心が高まりました。
数年後、十数年後に、誰かと一緒に、もう一度来てもいいかなと思いました。今回見逃したところもあるし(^-^;JR鳴門線 乗り物
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