2015.12バンクーバー学会旅行4-Gyu Don Ya，UBCMOA（ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館）のトーテムポール

2015/12/04 - 2015/12/05

今回の学会出張は本当に雨ばかり，それも冷たい雨だ．Capilanoから帰ってきて体が冷えていて，とても普通のレストランに入る気がしなくて，ファストフードですます．Gyu Don Yaにはいる，いらっしゃいませと日本語で迎えられるのだが，なんとなく和風でない．品書きを見てもキムチやトウガラシ一杯のラーメンなど雰囲気は韓国風．不思議な店だ．牛丼の味付けは淡泊．餃子とサラダは美味しかった．ビールを飲んでやっと一息つく．
12/5　土曜日は学会も終わり唯一の一日フリーな日なのにすごい雨と風．どうしようかと思ったが，やはり考古学博物館にはいきたい．バスで着いてから20分，冷たい雨と風の中を歩き，芯から冷えてしまう．
しかい考古学博物館は良かった．雨も降っていてほかに行く気力もあまりないので4時間近くかけてゆっくり見学した．知らなかったのだがトーテムポールは18-20世紀に作られたものだということ．Caucasianが入り，経済生活に飲み込まれていく中で作られたものだということだ．そして20世紀にBill Reidのような傑出した芸術家を輩出する．部族社会と近代化の融合したものだということを初めて知った．すごい収穫だった．もしまたカナダに来ることがあったら，First Nationsの村を訪ねてみたい．北欧でSamiの村に行った時と同じような感動があるだろう．

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

1831　今日はCapilanoで雨で寒かったし，どうしようかなと思ったが，牛丼屋だ．寒いのにレストランで待たされるのも嫌だし，まあどんな味か入ってみよう．ともかく大雨の中でかけて寒い寒い

牛丼家 和食

入り口

日本語で迎えられるが．．．多分日本人の経営者ではないのでは．．なんとなく韓国風だ．．

吉野家をイメージしているのかな．．

座席　

まずビール　寒い寒い

二杯目はサッポロ

本日のサラダ　焼きそば風のがのって，蒸しチキンと醤油ドレッシング

餃子は美味しかった

牛丼は薄味　ちょっと違うかな　味噌汁はまあまあ

シェフは日本人のようだが，ラーメンやキムチなどなんとなく日本らしくないなと思った．ビール4.95CAD　餃子3.95CAD　牛丼7.5CAD,みそしるおしんこ2CADと手ごろな値段はうれしい．寒かったし早く食べて帰りたかったので正解だったと思う．実は翌日も雨に打たれて，韓国風ラーメンで暖まりたくて来てしまった．

1905　ホテルに帰り，お風呂に入ってゆっくり寝る

0850にホテルを出発　翌日は土曜日，もう学会が終わり，せっかくのフリーな日なのに，朝から雨と風が強い！なんていうところだ．この日も大雨の中行くとこを考える．博物館しかないよね．UBC　MOA（ブリティッシュコロンビア大学人類学博物館）に向かう．SB Granville St NS Robson Stバス停から4番のバスに．

4番のバスに乗る．ひどい雨で寒いし外は見えない

0945　約50分かかってUBCのバス停に着く

Robert H. Lee Alumni Centreで曲がる

E Malllを北上　雨がひどく寒い寒い

トーテムポールがあった

広いキャンパスで場所を確認

Crescent Roadに

West　Mall　で左折

MOAの前の交差点

入り口のポール

1005　雨と風で傘がおちょこになるなか徒歩20分でやっと着く．体が心から冷える．こんなにまでして観光する自分はなんなんだろうと思う．この日は本当に昼間食欲がわかなかった

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

さて展示を見学

West Saanich族の作品　20世紀前半

Haida族のトーテムポール　彼らが一番早く1700-1850年代に制作．白人との交流で冨が増したところから拡大した．かれらはクイーンシャーロット諸島というすごいところに住んでいる

造形が面白い　Haida

Haida

Haida

貴重品箱

1850-1870年代のものだ

Kwakwakawakw族　このように家柱としても建てられた

家柱

Kwakwakawakw族　家柱

Kwakwakawakw族の家柱が続く　ちょっと普通のトーテムポールとは雰囲気が違う

なかなか味のある顔　この部族は家の中にも置いたようだ　

1860年代のもの

家の門のようだ．わにだろうか．．カナダ北西部にいたのだろうか

Haida族の部落の絵　家の前や独立してトーテムポールがたてられている

家の前のトーテムポールの様子

Haida

Tsimshian族の箱　Bill Reidが1934年製の箱に1960年ペインティング

Kwakwakawakw族の種々の展示

Kwakwakawakw族　

Nuuchahnulth族のカヌー

Kwakwaka'wakw族のDzunukwa　人間をさらって食べると言い伝えられる森の女のマスク

Kwakwaka'wakw族の家事道具　House dishと書いてあった．ビーバーの形

同じくビーバー

海豹

大きなホールに高いポールなどが並んでいる

Cedar man スギ男？？Nuuchahnulth族1946　村への歓迎の人形だったようだ

家の柱　Kwakwaka'wakw族　1890年

家の前におかれたポール　House front pole　Wuikinuxv　1890

Pole　Palnakwala

Nuuchahnulth族　Mango Martin（1881-1962）作　1902

Nisgga族　Oyee作　1870

下の部分　すごく味のある顔だ

記念のポール　Gitanyow族　Haesemhliyawn作　1890

Haida族の熊　Bill Reid

Haida 1870
さらに展示は続く