2016/01/26 - 2016/01/26
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j-ryuさん
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☆毎年秋に“みちのく最南端の紅葉”として紹介している福島県矢祭町の滝川渓谷へ今度は“みちのく最南端の氷雪”を見に行ってきました。
滝川渓谷は山一つ隣りは茨城県ということもあり、寒さはそれなりですが
雪はそう多い地域ではありません。
この冬は小正月頃までは暖冬でしたが、その後一気に冬らしくなり
雪も降ったし、氷点下5℃以下の日が数日続いたので
この寒さならきっと水墨画のような氷雪の渓谷が見られるだろうと
まだ夜も明けぬ5時半前に我が家を出ました。
空が白み始めた頃、矢祭町に着くと思いのほか周囲に雪はあまりありません。
車の中ではそう寒さも感じなかったし期待するほどの氷雪が見られるのか
少し不安になってきました。
果たして渓谷はどうなっているのでしょう・・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆矢祭町 滝川渓谷ルートMap
Googl Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@36.8153698,140.470583,1129m/data=!3m1!1e3
滝川渓谷は地元では昔から美しい渓谷として知られていましたが、険しい地形ゆえそう簡単には踏み入ることのできない渓谷でした。
当初は個人の方がコツコツ整備していたそうですが
十数年くらい前にようやく町が主体で遊歩道や駐車場が整備され、誰でも比較的簡単に散策できるようになり、人気が出てきました。
我が家から滝川渓流へは国道118号を茨城方面に南下し、矢祭町内で国道349号に入り常陸太田方面に向かいます。
矢祭ニュータウン入り口、下関河内(しもぜきこうど)集落を通りすぎ山間の道になると国道沿いに滝川渓谷への案内板があるので側道を左折し間もなく第一駐車場(無料)があります。
須賀川市からなら約1時間15分くらいです。 -
☆冬の滝川渓谷
4travelで“冬の滝川渓谷”を紹介しておきながらなんなんですが・・・・
滝川渓谷は冬は(今期は12/7〜3/31)まで遊歩道は表向き閉鎖され、
駐車場にもロープが張られ利用できません。
でも駐車場周辺に車を寄せる場所もあり、渓谷も表向きは閉鎖ですが
遊歩道自体が通れないわけではないので、
あくまで自己責任で冬用の装備をすれば入渓谷可能です。
閉鎖期間以外なら滝川渓谷は上流に第二駐車場もあり、遊歩道を下ることもできますが、一般的には第一駐車場のある下流側から上流へと登りながら見学します。
第一駐車場に無料のトイレや売店(繁忙期)、第二駐車場に無料トイレ、手打ちソバの『滝川の里』があります。
遊歩道は頂上まで約3km(標高差297m)をゆっくり散策して往復2時間かかりますが、途中にトイレや売店はありません。
冬場は足元が凍結している怖れがあるので、もっと時間がかかります。
基本的に帰りは同じ遊歩道を降りてきますが、もう歩けないと言う人は頂上の『滝川の里』でタクシーを頼むこともできます(^_^);。(冬季以外) -
☆滝川渓谷拡大版 Map
(注)滝の場所はおおよその目安です。
Googl Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@36.8153698,140.470583,1129m/data=!3m1!1e3 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
駐車場周辺にはあまり雪はありませんでしたが、杉林を通り過ぎ渓谷が近づいてくると、陽射しがあまり当たらないこともあり、雪が少しずつ増えてきました。
遊歩道は先人の足跡があり、一番最初に見えてくる“おぼろ滝”までは難なく行くことができました。
“おぼろ滝”は一般的には遊歩道のある右側(河川学的には左岸)から撮影しますが、渡渉した左側からだと“おぼろ滝”の少し上流にある“大岩の滝”も見えるので、今回も滑り易い川を渡ってみたですが日の出前のモノトーンってこともあるし、滝が凍結していることもあり、頑張って渡渉した割にはあまり見栄えしませんでした(^_^;)。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
どのくらい氷結しているのか不安でしたが
まずまずの氷結具合だと思います。
好みはあると思いますが、完全凍結というと響きはいいですが
写真に動きがなくなるので、私的には部分凍結の方が好きです。
氷結のライトアップを目玉にしていることろもありますが
少なくともキャバレーのネオンのようなライトアップは自然美に反するようで
勘弁して欲しいです(-"-)。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
“大岩の滝”は目立ちませんでしたが、“おぼろ滝”の氷結した小滝は間近に見られ、渡渉した甲斐はありました。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
この辺りの標高は約280mくらい、渓谷終点で570mほど
紅葉の時は標高差で紅葉の進み具合が違ってきますが
氷結は標高差より日当たり具合の影響が大きいようです。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
“おぼろ滝”は通常は真ん中の大岩を挟んで
左右に2筋づつ、4筋の滝を合わせて“おぼろ滝”ですが、
一番右手の滝は完全に凍結していて水は流れていませんでした。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
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☆氷雪の滝川渓谷
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☆氷雪の滝川渓谷
右岸から凍りついた川を渡って遊歩道側(左岸)に戻ります。
遊歩道に踏み跡はありますが、圧雪状態だったり凍結していますし、
まして渓谷の岩はほとんど凍結しているので、長靴や冬用靴だけでは
滑って危険です。
できれば着脱式スパイクかフェルトソール素材の胴長(ウェダー)の着用をお薦めします。 -
☆氷雪の滝川渓谷
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☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
遊歩道側(左岸)から見た“おぼろ滝”。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
まるで“アナと雪の女王”の 氷の城のような見事な氷結。
見ているこちらまで氷の魔法にかけられ凍ってしまいそう。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
氷結的にはこれで十分かな。
滝本体まで凍ってしまったら
写真的に動きがなくなってしまうかも。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “おぼろ滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
“おぼろ滝”を後にし、やや急な階段状の遊歩道を登ると遊歩道が2つに分かれます。
左手に進むと“大岩の滝”の観瀑地点です。
右に進むと“大岩の滝”をスルーしてしまうので、左手がお薦めです。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
あと3日、4日氷点下5度以下の日が続いたら
完全凍結していたかもしれません。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “大岩の滝”
“大岩の滝”は3段になって流れ落ちる段瀑で
3段合わせて落差は30mくらいありそうです。
優美な滝が多い滝川渓谷の中では豪快な滝だと思います。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “鋸歯の滝”
次に見えてきたのが『鋸歯の滝』(のこばのたき)です。
見たまんまギザギザの形をノコギリに見立てた名前ですね。
落差は15m〜20mくらいでしょうか。
ここから見れば一つの滝に見えますが、中段と最上段の間はかなり距離があります。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “鋸歯の滝”
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 橋下の渓流瀑
滝川渓谷には48もの滝が連なると言われますが、
48滝というのは『たくさん』と言う意味で実際48ではないと思います。
それどころか数え方にもよりますが、細かく数ええたら48ではきかいような気がします。
この渓流瀑は最上部に2丁目の橋があるので、通称“橋下の滝”とも言われますが、さすがに最上部と下流の渓流瀑は別の滝とみなした方が良さそうです。
でもこの渓流瀑には名前はありません。
この渓流瀑の下流にも立派な渓流瀑がありますが、そこも名無しです。
滝川渓谷の滝はほとんどが名無しで、名前が付いている方が少数派です。 -
☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 橋下の渓流瀑
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 橋下の渓流瀑
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 橋下の渓流瀑
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 橋下の渓流瀑
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 “橋下の滝”
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☆氷雪の“滝川渓谷” 二丁目 “橋下の滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “見返りの滝”
途中、S字状の高母衣滝などを端折って次に見えてくるのが『見返りの滝』です。
段瀑と渓流瀑が合体した滝で全体の落差は30mくらいありそうです。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “見返りの滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 “見返りの滝”最上段。
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☆氷雪の滝川渓谷 “小富士滝”
見返りの滝の次に見えてきたのが『小富士滝』です。
滝そのものは落差3,4mと知れたものですが、滝の中央の岩が
小さな冨士山のように見えるので『小富士滝』と呼ばれています。 -
☆氷雪の滝川渓谷 四丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 四丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 四丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 四丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 “みすじの滝”
凍りつくと少し見づらいですが
見たまんま三本筋の滝なので『みすじの滝』です。 -
☆氷雪の滝川渓谷 “みすじの滝”
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 六丁目〜七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 “幽玄の滝”
朝の6時半頃から夢中になって撮影していたら
すでに9時半を過ぎようとしています。
深い谷間もだいぶ明るくなってきました。 -
☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
渓谷のほぼ最上流にある“銚子の口の滝”は周囲の尾根との高低差が少なく
けっこう開けた場所なので天気のいい日は太陽が燦々と当たり
滝の撮影としては難易度が増します。
この日は快晴なので“銚子の口の滝”はのっけからギブですが
その下流にある“桂木の滝”くらいまでは陽射しが当たらない内に
撮りたいと思っていたのですが、あちこち、すこしずつ陽射しが当たるようになり、気があせってきました(^_^;)。 -
☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
かなり陽射しが射しこんできました。
これ以上陽射しが強くなるとハレーションを起こし易くなります。 -
☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
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☆氷雪の滝川渓谷 七丁目辺り
モノトーンの似たような写真ばかりで恐縮ですが
この後も上流の“桂木の滝”や
北隣り塙町・湯岐の“雷滝”の写真もあるので
Part②でご紹介します。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
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