しまかぜに乗る2016　伊勢神宮と食べ歩き飲み歩き

2016/01/23 - 2016/01/23

日本中が大寒波襲来に恐怖する週末、久しぶりのしまかぜに乗り、伊勢神宮に行きました。

今回はpuricには大変珍しく、同行者あり旅なので、割とテンション高め、カメラではなく携帯撮影、ゆっくり撮影時間が取れないので景色写真少なめ、食べ物メインになってしまいました。

接写はともかく、風景全体をおさめようと思うと、私の下手くそな腕では携帯より普通のカメラのほうがまだいいですね。
おまけり曇天であまりいい写真が無いため、アプリで思い切り加工しまくりました。
よって、絵日記風。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: その他
• 旅行の手配内容: 個別手配

puricの2016年旅は、近鉄鶴橋駅から始まる。
鶴橋から待ち合わせの近鉄大阪難波駅に向かう

伊勢どころか電車にも乗っていないうちから、もう旅先の名物が買えてしまう

大阪難波駅にて同行者と合流
賢島行きしまかぜの表示を確認し、テンションをあげていきます。

10時22分、回送のため大阪難波駅を通過するしまかぜ。
真っ暗な線路の奥からライトを放ち、徐ろに現れるその姿はまさにラスボス

我々が待機する前に止まったカフェ車両
ここだけ2階建になっています。
伊勢市まで、ここでたっぷり過ごすことになる

しまかぜは一旦向かいのホームに停車、通過していき、10分ほどして折り返し、我々のホームに入ってきます。

今回のきっぷ

席は最後尾の展望車でした。
コートを脱いで置き、一旦座りましたが、この後ほとんどカフェ車にいたので、あまり座ってない

鶴橋駅を発車するあたりからカフェがオープンします。
早速2階席の一部を陣取る

ビール、ワイン、日本酒など出揃ったら、朝から宴会がスタート

しまかぜのメニューは沿線の名品などが多数。
ビールは普通のキリンアサヒもありますが、神都麦酒という伊勢の地ビールを飲むことができます。

各自1品ずつオーダーしたのですが、私は朝からがっつり食べる気にならなかったので、ととかま（伊勢）をオーダー
しかしお土産風の箱（6個入り）が運ばれてきて困惑した

かきしぐれ（鳥羽）

朝からいきなり松阪牛（松阪）カレー

あおさ（伊勢志摩）とカキ（鳥羽）のにうめん（三輪）
大きな丼鉢で運ばれてきます
つるとんたんみたい

各々テーブルにお酒と食事が行き渡ったら、宴会スタートです

本日一番のド修正写真

左に流れていく景色を見つつ、目の前のお酒や肴を口に運ぶのですが、これが結構忙しい

途中からワインチェンジ
河内ワインは商標で製造は一箇所ではないらしいのですが、これは柏原市のものみたい

ミックスナッツ

今回、生まれて初めて「旅のしおり」を作成しました。
貴重な経験に感謝
今後の自分の旅行にも活かしていきたい！

伊勢市に到着！

貸切列車の表示があったので待ってみると、きたのは観光列車「つどい」
座席が展望席になってて、中で飲み食い可。
一部の車両は座席を取り払ってキッズスペースみたいになっています。

別の日に乗った「つどい」のキッズ車両
「つどい」は土日に運行しており、平日はその車両をビール列車、湯豆腐列車、おでん列車など、各イベントに使っている。

伊勢市駅前

外宮へ向かうため、参道を歩いていきます。

外宮到着。
お手水の後、おまいりへ向かう

歩いてるうちに、少し雨がぱらついてきました。

ご正宮前、御池（みいけ）

今回限られた時間内での行動の中で、行列の待ち時間が読めないので心配だったのですが外宮は思ったより参拝者が少なく、正宮別宮共にサクサクとおまいりが終わってしまいました。

内宮へ。
外宮からのバス移動は、いつも混み合う上に道路も渋滞で、歩いた方が早いわ！と思うことがこれまで多かったのですが、臨時の直行バスが来たので五十鈴川や宇治山田に立ち寄る事もなく、道路もたいして混んでなかったため、10分ほどであっさり到着して拍子抜けした。

宇治橋を渡ります

思い切り色加工済五十鈴川。
冬場に天気が悪いと、川も木も全部同じ色に包まれてメリハリが無くなってしまう
携帯カメラの限界という感じ（と、カメラのせいにする）

神苑

神苑

五十鈴川　御手洗

五十鈴川
（加工してますが）翡翠のような水の色がきれい

五十鈴川

正宮のおまいりもあっさり終わり、スムーズに進んでいたが、別宮のひとつ、荒祭宮だけかなりの混雑でした。

解説を引用すると

重要な決断、決心に対し神威を与えてくださると伝わっています。

非常に厳しい神様であり、私欲祈願だけで「ハイ！参拝終わり・・・」では済まされず、神恩感謝と共に神前では真摯に強い決意表明と努力が必要で、事後のあやふやな取り組みや嘘、御自身に強い意志が無い時、流行のパワスポ感覚等の軽い気持ちで訪れるのは御法度です。
外宮の第一別宮「多賀宮」も同様です

とのこと。
会社全員で来てるような団体もいて、一つ雰囲気が違ってました。
しっかりおまいりして、最後の風日祈宮へ向かう

ここで参拝の工程は終了

おまいりの後は、おはらい町で食べ飲み歩きスタート
各々海鮮やビールなど飲み食いしつつ、おかげ横丁へ辿り着きました。

伊勢うどんの「ふくすけ」へ。
軒先が開放されてて、注文して適当に座って食べる。

きた！月見伊勢うどん！

ブッヨブッヨの麺に甘辛いタレが絡んでうまい。

風情ある町並みをあるきつつ、浜焼みたいなメニュが気になる「団五郎茶屋」へ

今回、外宮参拝と内宮への移動まで、予想以上にスムーズだったので、おかげ横丁あたりは食べ歩きなどで済ますつもりが、ガッツリ落ち着いてしまいました。
これが後々の悲劇を招くことになる

てこね寿司
ヅケ状の切り身を酢飯にのっけたもの
感想として正しいか否かはさておき、ご飯が美味しかった。

スルメイカの糀づけ
日本酒とあうあう

サザエ！

蒸しカキ！

大アサリ！
ジューシィでビールが止まらんね

満腹、暖かい部屋、お酒などすっかり落ち着いて重くなってしまった腰を無理やりあげて、宇治山田駅に向かうバスに乗りこみました。
ところがここまであれだけスムーズだったのが嘘のように渋滞になり、進まぬバスの中で刻一刻とせまるしまかぜの発車時刻に生きた心地がしなかったのですが

何とか2分ほど前に到着したので、人をかけわけるように飛び降り、ダッシュで改札し階段を駆け上がると丁度しまかぜがホームに入ってくる、というぎりぎりのタイミングでした。

乗車したら即カフェ車になだれ込み、予定外の運動に動悸がおさまらず。
疲れ切ってひたすらアイスなどを食べており、この窓以外写真無し。
この写真、元は平坦で薄暗いただの景色ですが、空の具合や時間帯、季節感などまで加工できてしまう。
アプリのエフェクト恐るべし。

荒かった呼吸もおさまり、カフェ車でうだうだ喋ってるうちに、気づけば鶴橋近かったので、座席に戻りました。

最後はバタバタしましたが、無事大阪難波に到着しました！

同行者知人さんが登場し、お子ちゃんとしまかぜのツーショットを撮ってあげてる風景を背後から撮影するpuric

さて帰宅
お土産には赤福購入。ほとんど並んでなかったので、かなりスムーズに買えました。
内宮への移動も赤福購入もすべてスムーズだったのに、なぜ帰りの道だけ…

割引きっぷ利用で貰える干支の置物

今回の乗車記念証

内宮や外宮は、歩いているといつも方向感覚がおかしくなってしまうのですが、今回しおりに挟む地図を描いていると、かなり立体的に方角が理解ができるようになった(気がする

現地の内宮の案内図
合ってるかな

しおり作りを通じて、しまかぜについてもだいぶ詳しくなった(ような気がする)

ガチャガチャ騒がしく、最後は乗り遅れそうになるオチまであって、楽しい一日でした。

昨年はほとんど旅に出る余裕が無かったけど、今年はまた色んなところに行けたらいいなー

では再見！

この旅行記へのコメント （2）

• Hｕｕｍａさん 2016/11/16 05:10:17

  美しい写真をあらためて拝見しています！

  puricさんへ
  
  おはようございます。
  再びしまかぜを拝見しています、おでん電車の記憶とともに。ところで幻想的な写真、例えば、伊勢市到着のしまかぜのトップ、神都麦酒、河内ワインなどの写真が特にいいです。
  そして、puricさんのYｓ写真もいいですね。
  
  次の旅行記を楽しみにしています。　　　Huuma

  puricさん からの返信 2016/11/19 00:57:48

  Re:美しい写真をあらためて拝見しています！

  コメント頂きありがとうございます！
  
  昨年末頃、会社の人々と飲んでる最中、突然「しまかぜ」に乗る話になり、まさかの実現となりました。
  何故か旅のしおりまで作る事になりましたが、なかなか楽しい経験でした。
  
  来月1日は、先日のおでんに続きあべの橋から出るワイン列車に乗って参ります。
  南大阪線はほとんど乗ったことが無いので、楽しみです（夜ですが）
  ご一緒できず残念です。
  
  よい休日をお過ごしください。
  また日記楽しみにしております。
  
  puric