青の街シャウエン散策　(親子旅第九弾 モロッコ 03 シャウエン編)

2015/12/01 - 2015/12/10

３日目午後
数年前から「青の街」として人気沸騰中なシャウエン。
が、その注目度とは裏腹に道路整備等は未だ不充分な状態なのだそうで、ラバトから山道を含む一般道を走ること約４時間、ようやく目的地に辿り着きました。

丁度昼頃の到着だったので、街歩きの前に先ずはランチとなりました。
女優・菅野美穂さんも撮影で訪れたというこのレストラン、気さくで明るいオーナーさんは日本語も堪能で、ツアーでこの地を訪れた方の大半が多分利用されているのでは？と思われます。
三階のテラス席は街並みが一望できます。

エリア シャウエン(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

シャウエンの中心部が見えてきました！

街の中に入ってくると、当然ながら急に人が多くなってきました。

民族衣装を纏った人が沢山！

シャウエン中心部の大通りにバスは停車。
この辺りで降りました。

象徴的なブルーの扉。
あぁ来たなぁと実感します。

アイン門からメディナに入ります。

凄い人の数！

路上でも色々な食材を販売中。

路地裏の様な細い道。
置いていかれない様に必至です。

バケツ一杯のオリーブ！

Restaurant Beldi Bab Ssour
ここでお昼ごはんです。

通りからアーチをくぐり階段を降りたところ。
中庭みたいになっているんだ！
そして右手前の建物では何やら作業中。食後に見学させて貰いましょ♪

敷地奥の建物がレストランとの事。
中に入り、狭い急階段を登り最上階へ。

そこから見える景色がこれ！

わー！
ツアーでこの店利用する理由が分かって何気に納得です。

壁は胸くらいの高さ迄、屋根は幌になっていてとってもオープンな造り。
この日は天気が良かったから良いけども、雨の日だったら吹き込んで来ちゃうかも。

道を挟んで反対側のお宅の洗濯物だとか丸見えな訳です(笑)

でも・・・洗濯物がよく乾きそう！

パンは何名かでシェアします。

ドーンとサバが乗っかったモロッカンサラダ。よーく混ぜ混ぜすると、丁度イイ塩梅に。
ドリンクはアボカドジュースとオレンジジュースを母とシェアしました。

メインのケバブ。
結構なボリュームで完食出来ず。
味は最高でした！

カタコトの日本語でサーブしてくれたイケメン君。

デザートは季節のフルーツ。
ザクロが美味しかった。

食後に少しだけ作業を見学させて貰いました。
ベッドヘッドを製作中との事。

テンプレートで幾何学模様を墨付けし、細ノミで彫っていきます。
専用のテンプレがあるなんて！欲しい！いったい何処に売ってるんだ？笑

未だ若そうな職人さんでした。
お邪魔しました。

手を振ってくれたのは日本語堪能なオーナー・サイードさん。
美味しかったです！

満腹になったところで散策開始。
「ちゃんと付いてきてくださいね。迷子になっても見つけられなくなりますので！」
と添乗員Ｔ女史。
特に写真目的組に声を掛けます。
そう、私も含まれます笑

青と言っても全面が塗られている訳では無いんですね。

ここは路面まで青く塗装されていました。
因みにこの日の母のコーディネートはシャウエンをがっつり意識したもの笑

裏路地ってワクワクします♪

ホントに迷路みたい。
自分が何処に居るのか、多分一遍だけでは把握出来なさそう。

土産物屋や一般商店が並ぶ通りと違い、裏道は人通りもまばらでした。

全部塗ろうとして足りなくなったのか、あえてデザインしたものなのか…

茶の扉は重厚感がありますね。

ここはギャラリーかな？

なかには外壁そのものが結構新しめな建物もありました。
キチンと左官し直したのかな？
それとも建て直した？

チュニジアはシディブサイドにもありますね。
やはり文化や気候が似ているからでしょうか。

街の水場。
でも汲んだりしている人は居ませんでした。

ここも路面まで真っ青。
私も若干青を意識してみました笑

今回は日中散策、陽の光を浴びて水色が白に輝いていました。
夕暮れ時なんかに来たらピンクに染まるんだろうか？
そんな事を考えながらも皆に置いて行かれないようイロイロ必死です笑

日干レンガにそのまま塗った感のある表面ボコボコな雰囲気が素朴でイイ感じです。

砂糖菓子みたいな色合いのミナレット。

おすまし顔の街猫くん。

ホントにひっそり静かです。

場所によってはソコソコ薄暗い通りも。
これだけ隣接していればそうでしょうね。

この一画、ちょっと雰囲気あるなぁ。

街の子猫くん。
どの子もおとなしかった。

ここでちょっとしたトラブル。
ツアーメンバー内２名が行方不明。撮影に夢中になり過ぎて皆を見失ったらしい。
幸い添乗員さんのケータイに連絡が入り、そこまで現地ガイドが迎えに行きます。

暫しここで待機。
地元公式ガイドのアブサラム爺さんと記念撮影。
笑顔がキュートなお爺ちゃんでした。

ようやく２名も合流し、再び歩き出します。
また迷子になっちゃ適わない！と、今度はアブサラム爺さんが最後を歩く事になりました。

アブサラム爺さん、分岐点に差し掛かると全員付いて来てるかカウント。

迷い込んだ
そんな言葉が似合う雰囲気の街だと思います。

ハマムもあるんだー！

ハマン広場に出ました。
ここで30分程度でしたがフリータイムとなりました。

ハマム広場 広場・公園

カスバ博物館、残念ながら時間外でした。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

あんまり遠くまで行って迷子になっても…
それでもプチ冒険を楽しみたいビビりな親子、さっきは多分歩かなかったであろう通りに行ってみる事にしました。

土産物屋が軒を連ねている通りでした。

さすがに人通りも多く。

各路面店を冷やかしながらそぞろ歩きってヤツです。

おや、そこは寝床じゃないよね？

典型的な土産物屋の雰囲気。
ごちゃっとしてて、でも嫌いじゃないです笑

広場的なところに出ました。

ここは特に青が強く…
ん？これは…

お！これは塗料ですね！
しかも青だけじゃなかったんだ！

いや、作業的には塗装って言うより既に左官の域かもしれない。
水でこねてヘラで盛ってたんだ！
作業風景見たかったー。
来て見て知る事、結構多いですよねー。

今思えば記念に１キロくらい買ってくれば良かった。

さてさて、来た道を戻りましょう。

キミは未だそこに居たのかー。
誰かに買われちゃうよ？笑

最上階、見晴らし良さそう！

瓦葺き替え中。

カフェでお茶する時間はないな・・・
もうちょっとだけ近場をブラブラ。

集合時間になり、皆でぞろぞろバスに戻ります。

出るのもアイン門からでした。

慌ただしくも楽しい散策でした。

少し走ってバスは路肩に一旦停止。
最後に街全体を見納め。

数時間の滞在でしたが楽しい街でした。

中心部まで歩いて移動ですか？

再訪の機会があればせめて一泊してみたい。

中心街から離れたホテル。
でも眺めは最高なんでしょうね。

バスはフェズに向かいます。