2016/01/11 - 2016/01/12
76位(同エリア259件中)
わいちゃんさん
- わいちゃんさんTOP
- 旅行記105冊
- クチコミ140件
- Q&A回答48件
- 219,177アクセス
- フォロワー4人
新年最初の旅は、福島県の大内宿そして湯野上温泉付近となりました。都心からも近く、まわりにはスキー場などもあるリゾートみたいなエリアなのに、どこかひなびた感じがたまりません。冬はノーマルタイヤでは行きつけない、そんな秘境っぽい旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
横浜を朝7時に出発し、東北道・宇都宮ICから日光宇都宮道路を経由して、鬼怒川・川治を抜け「道の駅たじま」で休憩しました。ここまでの間、川治温泉のあたりから先は雪が道路のまわりに積もってました。
-
駐車場は雪はありませんでしたが、到着時現在もちらほら降っています。
-
旗日ですが、お客さんはちらほら。
-
中にはおみやげがたくさん。喫煙所もちゃんと外に広めのものがあります。
-
そのまま北上を続け、湯野上温泉から県道に入るともう雪景色。走ること15分くらいで、ついに大内宿へ到着しました。けっこう標高が高くなるのと雪が多いので、冬はスタッドレスタイヤを履いて行ったほうがいいです。写真は大内宿の駐車場。除雪してありますが、雪がたくさんあります。
-
駐車場のトイレもきれいで立派。
-
管理小屋では、滑り止めの「わらひも」を貸してくれます。けっこう滑るからね。駐車場は300円でした。帰るとき出口で払います。
-
付近の観光ガイドは管理小屋のとなりにあります。
-
駐車場から県道を横断し、いよいよ大内宿へ入っていきます。まんま雪国って感じですね。
-
ちょうどお昼になろうかという頃だったので、宿の入り口に近い「分家玉や」さんで食事することにしました。
-
玄関から入るとオープン座敷と奥にはテーブル席があります。民家風だね。というか民家を改造したのね。今日はテーブル席に座ることにしました。しかし空いてるね。
-
基本的に食事は鳥めしとそばしかないので、そばにすることにしました。窓から外をふと見ると、都会ではあまり見なくなった「つらら」が。
-
この店では食事を頼むと、前付けで漬物が出てきます。たくあんみたいなものでした。
-
続いてセットになっている「そばがき」。そば粉をだしで練り軽く揚げてあります。ほくほくでおいしい。
-
いよいよそばが来ました。南会津では、ねぎを箸にしてそばをたべる「ねぎそば」が有名ですが、ねぎ嫌いと一緒に行ったので普通のもりそばとなりました。風味があってとてもおいしいですよ。
-
こちらは「かけそば」。素朴ですがとてもあったまります。
-
腹ごしらえも済んだので、さっそく大内宿観光へと進んで行きます。雪の積もった集落もいいもんです。
-
造り酒屋のようなお店が右手にありました。並んでいる酒樽も寒そうです。
-
イチオシ
ゆるやかなカーブを過ぎると宿のメインストリートの直線部分になります。よく積もってますね。
-
大内宿の街並みの多くは売店か食堂となっているのですが、冬は旗日であっても営業を休むか16時くらいで閉店してしまうそうです。それがよけい宿を寒々しくしているのですね。しかし、このベンチ堂々と座れる人はどれだけいるのだろうか。
-
昔の風情を残して生き続ける建物がたくさん。これはおそば屋さんですね。
-
神社への入り口にあたる鳥居も寒風吹きすさぶ中、がっしりと立っています。
-
大内宿の歴史を知ることができる資料館です。もとは殿様が泊まる本陣だったようで大きな建物です。どう見ても閉館しているように見えますが、雪囲いの間からのぞいてみると営業されていました。ゴメンナサイ。入らなかったけど。
-
こちらは名代だった方の家のようです。「阿部家」の看板がありました。
-
入口からまっすぐ来ると10分足らずで宿の端っこまで着いてしまいます。端はT字路のようになっています。そこから今来た道を振り返ったの図。消防の火の見やぐらが無粋な感じがしますね。しょうがないけど。
-
そのT字路を左へ進むとお社へ上がることができます。直接上がれる階段(写真正面右手に手すりが見えますね。)もありますが、危険なので通行禁止になっていました。
-
イチオシ
お社を通って少し進むとこの風景を見ることができます。一面「白」の情景もいいものです。絶景ポイントですね。
-
そのまま道を進んでいくと、こんな休憩スペースがあったりして。
-
そしてそのまま上がってきたのと反対側に下りることができるのですが、雪のうえにけっこう急で、手すりを使わないとキケンかも。
-
そしてさっきのT字路に至る道へと出ることができます。スベルスベル・・・。
-
T字路のところまで戻ってきました。そこにある建物です。食事の看板が出てたけど宿屋さんみたいなことも書いてありました。
-
メインストリートに戻ります。相変わらず人は少なめ。
-
それぞれの建物には、こうした小さな行燈がついていました。屋号なんでしょうね。
-
宿の入り口付近まで戻ってきました。かえるの像があるのですが、雪をかぶって寒そうです。
-
大内宿の散策はこれで切り上げ、他を観光しながら本日の宿を目指します。それにしても風景が寒々しいこと。
-
イチオシ
まず訪れたのは会津鉄道の「湯野上温泉駅」です。なんと藁葺き屋根の駅です(雪をかぶっててわかりにくいですが)。2面2線のホームを持っています。
-
イチオシ
中に入ってさらにビックリ。なんと待合室に囲炉裏があるではありませんか。う〜むここまで来ると執念のようなものを感じますね。
-
出札口(きっぷを売るところ)付近もレトロな感じ。ちなみにとなりの「塔のへつり駅」までは270円なり。
-
駅に隣接して足湯もあります。いいですね。
-
駅舎のそばにシンボリック的に立つこの建物には「着替室」と表示がありました。それにしても、さっきの大内宿とちがってこのへんは天気がよろしい。
-
湯野上温泉駅から少し南下して、「塔のへつり」を目指します。この林間に見えるところは、塔のへつりの駐車場なんです。
-
「へつり」とは漢字ではこう書きます。付近の道路の案内看板も漢字表記が多いので、通り過ぎてしまう人も多いとか。ふつう読めないでしょうね。
-
「塔のへつり」の入り口はこんなロータリーみたくなっていて、普通のクルマが駐車できるスペースはわずかです。観光シーズンはみんなさっきの林間駐車場に停めることになるのでしょう。
-
「へつり」とは、「断崖」とか「切り立った崖」みたいな意味のようです。どうなっているんでしょうね。
-
イチオシ
急なスロープの通路を下って行くと、ありました!これが「塔のへつり」の崖群です。川の流れの浸食によりできた自然の奇岩群なんですね。まるで手や機械で掘ったかのような見事なエグレ方になってます。
-
最下層には吊り橋がかかっていて、へつりの対岸に渡ることができます。行ったときは、橋自体が凍っていて滑るうえ、けっこう橋が揺れるので恐怖でした。こどもは喜ぶかも。
-
吊り橋を渡りきると、このようにへつりの淵を少し奥まで行けるようになってます。手すりなどはなく、転落すると冷たい水で間違いなくお陀仏なので、気を付けましょう。
-
イチオシ
美しい渓谷なので、大内宿へ行った際には、ぜひ立ち寄られることをおすすめします。紅葉時期も見事なようです。
-
「塔のへつり」を後にして、次は「観音沼森林公園」へ来てみました。へつりから約30分強のドライブで、かなり奥地にある印象です。ここはハイキングや紅葉の時期に人が押し掛けるところのようなのですが・・・。
-
だだっ広い駐車場には、工事のクルマが1台停まっているだけ・・・。誰もいません。
-
イチオシ
誰もいないわけだ。ハリウッド映画に出てくるような、氷に閉ざされた沼地が広がっています。雪も多くてとても寒いです。
-
たったいま歩いてきた道です。軽くくるぶしまで雪に埋まります。
-
立派なトイレが設置してありますが、施錠してあって使えません。冬に来るところではないんだな。
-
身も心も冷え切ったので、国道へ転じ「道の駅しもごう」へとやってきました。
-
道の駅にある観光案内。う〜む全部制覇したことになるかな。やっぱ紅葉の時期がよさそうですな。
-
建物内部はこじゃれた木造りになっていて、温かみがあります。食事もできるし、おみやげもたくさん。
-
道の駅の全景。大きくはありませんが、設備は整っています。
-
イチオシ
そろそろチェックインの時間なので、本日の宿に向かいます。今日の泊りは、「湯野上温泉 こぼうしの湯 洗心亭」です。
-
イチオシ
「こぼうし」とはこれ。正しくは「小法師」と書き、この地方のマスコットというか神様なんですね。小さなものから大きなものまで、そして町のいたるところで目にします。
-
玄関では「湯呑み大黒天」さんも出迎えてくれました。後ろの石鉢には温泉があふれ流れています。ここの温泉は飲用も可とのことでした。
-
フロントまわりの風景。天井が高く開放感があります。
-
よく見るとロビーのテーブル上には、あの「こぼうし」が。
-
カウンターの上にも!
-
ロビーに横たわる巨木のそこかしこにも・・・。徹底してます。
-
そのロビーを上から見下ろしたの図。少々くたびれていますが、立体的に川に向かって段々がついている構造なんですね。
-
ロビーには喫煙席が設けられています。
-
通されたお部屋は12畳ほどの和室でした。2人なら十分な広さです。セーフティボックスもあります。
-
窓からは冬の情景が見渡せました。静かな場所です。
-
お風呂へ行く途中見つけた湯野上温泉駅の模型。よくできてます。
-
何と室内も完全に再現されています。製作に半年以上かかったとか。
-
お風呂は貸切状態だったので写真撮影もできたかもしれませんが、そこはやっぱりエチケットの問題で断念しました。やわらかくてとてもいいお湯でした。さらに露天(野天)風呂は屋根がなく、雪見で空を仰ぎながら爽快な思いで何時間も入ってしまいました。写真はロビー先のラウンジです。離れが見えています。
-
お風呂を満喫したあとは、もうひとつのお楽しみ、晩ごはんタイムです。プリセットはこんな感じで・・・。
-
馬刺しのオプション。一人前1,500円くらい。辛子味噌を醤油に混ぜて食べるのですが、これがすんごくウマイ。
-
鍋は牛肉の煮込みで、こんなふうにたまごでとじたり・・・。
-
ときたまごにつけて、すきやき風に食べたりできます。
-
あとから出てきた豆腐とかぼちゃを使った椀です。
-
てんぷらも揚げたてでカリッとしてました。
-
おなかいっぱいに晩ごはんを楽しんだあとは、すっかり日の暮れたロビーでいっぷく。ああ幸せ・・・。
-
翌朝ホテルの前の道にでてみると、少し雪が積もってました。
-
早朝の野天風呂を味わったあと、朝食となりました。見えているせいろの中は、豚肉と野菜が入っています。豪華な朝食です。
-
からだホクホクおなかいっぱいの状態で、おみやげコーナーをふらふら。ここにも「こぼうし」がいます。
-
とても幸せな気分になって、このホテルを後にしました。また来たいな。このあとは東北道白河ICをめざし、羽鳥湖などを経由して帰宅の途につきました。横浜には昼過ぎには着いちゃった。ここは「手軽に行ける東北」なんですね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
82