2016/01/09 - 2016/01/10
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くに・クマさん
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今年(平成27年度)、全国各地で格安旅行券が発行されました。
いわゆる、地方創生ってやつの一環だったようです。
恩恵に預かって夏に高知旅行をしましたが、実は山口県で発行した「やまぐち幕末ISHIN旅行券」も首尾よく第1期発売の時にゲットしていました。(2期以降は瞬殺だったらしいけれど、第1期は当日夜でも購入できたのでした)
http://www.bakumatsu-ishin2015.jp/
色々使い方を考えた結果、いつもの年末旅行時期は使用除外日だったもので、一部は買えなかった同僚の知り合いの県外のお客様にお譲りし(当然原価はいただく)、残りは双方の両親にプレゼント。
ですが、旦那のご両親分が「期限までに使えそうにないから」と返却となりました。
利用期限の2月末までに旅行するなら1月の連休くらいしかない、ということで、旦那の希望「フグ食べたい」を最優先に宿探しした結果、下関市のフグで有名な老舗旅館、みもすそ川別館の空きを発見。
フグづくしプランでの宿泊となりました。
事前リサーチしてたら、お宿の喫茶店がいい感じだったもので、早めに行って喫茶堪能。
初っ端からいい感じとなりました。
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宿に行くだけが目的なので、お昼過ぎに高速道路も使わずにドライブ。
2015年5月末に閉館した下関マリンホテル、すっかり建て壊されて更地になっておりました。
少し規模を縮小して新しいホテルをたてるという話もあるから、今後の動向が気になるところです。
ちなみに今回のお宿はみもすそ川別館。
別館というからには本館は?と調べたらホテルになったという記事をネット検索して発見。
どこにあったんだろうと帰りに女将さんに聞いてみましたら、唐戸の東京第一ホテル下関(経営は別だそうです)があったところだそうで、元々離れてたんですねえ。 -
関門人道トンネルの下関側、みもすそ川に到着。
お宿の場所は分かってますが、どこから入るのかな?
とりあえず以前に看板は見たことあるので、そちらを目指して交差点で曲がります。 -
道案内の看板の近くに
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立派な門?発見。
ここを車で入っていいの?と思いつつ、とりあえず入りましたら、めでたく敷地の中でした。 -
来たときはほぼ満車状態だった駐車場。
翌日のチェックアウト時間ギリギリではがら空きです。
普通、観光でお泊りになってるでしょうからねえ。 -
若干放置されてる感じのお池のフグや
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タヌキさん。
不思議なB級感が漂います。
なんか、今まで抱いていた老舗旅館のイメージとちょっと違うなあ。
という第一印象でしたが、あとでいい意味で裏切られたのでした。 -
さて、お宿のチェックインは16時からです。
まだ1時間近くあります。
早く来たのはこちらのCafeOTOを利用するという目的があったものの、入ってきた入口とは違うルートを発見したので、ちょっとお散歩。 -
お宿の近くに謎のホース。
関門トンネルから汲み出した海水です。
翌日の帰り際にお宿の人にお尋ねしたら、生け簀用に汲みに来る業者さんが大変多いそうです。 -
下っていきますと
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関門人道トンネルの駐車場に到着。
唐戸方面から走ってきたときは、こっちから入った方がよさそうですねえ。
というか、ここの駐車場は土日に日中は空いてる方が珍しいくらい混雑してることが多いので、泊り客だったらお宿の駐車場に停めてから観光に行ったほうがよさそうです。
ということで、翌日チェックアウト後に車は停めたままで海底トンネルを散歩しに行ったのでした。 -
道路向こうのみもすそ川公園に設置されている大砲が鳴っています。
1台だけ100円入れると大砲の音と水蒸気な煙を吐きます。
ちょうど1月前にボランティアガイドの会の市外研修でここに来た時にもしっかり鳴らしてみたんですが、いまだに旅行記できてない・・・ -
翌日撮った、みもすそ川公園側のバス停です。
みもすそ川は御裳川。
壇ノ浦の戦で、 安徳天皇とともに入水した二位尼(平清盛の妻・時子)の辞世の句から来ているそうです。
今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは -
下関駅と長府の中間点っていっていいのかな?
唐戸ほどではありませんが、日中のバスは結構通っています。 -
お宿に戻りますとカフェのある建物の前に
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二位の尼と安徳天皇の像がありました。
遠くから見たとき「義経と弁慶?」と一瞬思ったのは内緒です。 -
カフェの前にひとまず荷物を預けに行きましょう。
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玄関。
すぐにお宿の方が来られました。
ん〜、多分お宿のリサーチをしてた時にネットでお見かけした女将さんっぽいなあ。
と思ったら、やっぱりでした。 -
それではお邪魔いたします。
って、まだこの時点ではクマは出てきてませんでしたが。 -
本来のチェックイン時間は16時ですが、宿泊票書かせていただきます。
で、フロントにのぼりがたってる「やまぐち幕末ISHIN祭」関連のおいでませパスポートを提出。
おいでませパスポート、次のランクに行くのに宿泊した証拠のスタンプが必要なんですが、手に入れた直後に行った下関市の寿美礼旅館も、年末行った周防大島町の千鳥別館粟屋もどちらも参加していなかったので、ようやくこちらでゲットです。
なかなか地元民にも浸透しないおいでませパスポート
http://www.ishin150.jp/event/passport
大抵の観光キャンペーンに参加されてるのに、おいでませパスポートには参加されてなくてスタンプもらい損ねた寿美礼旅館旅行記。
http://4travel.jp/travelogue/10987249 -
部屋を使う気はなかったんですが、申し訳ないことに部屋が準備できているか女将さんが見に行かれちゃったもので、帰ってこられるまでしばしロビーをうろうろ。
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高そうな屏風よりもこのサイズはめったに見かけない
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フグ提灯やお正月飾りの方が気になります。
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やっぱり部屋の準備はまだだったので、当初予定通りにcafeOTO(音)に行くことにしました。
二位の尼の建ってた建物の1階がcafeなんですが、お宿から直接行けるってことで美術品だらけの廊下を通り、階段降りて、 -
到着。
って、後撮りです。
行った時には女性客中心に結構いらっしゃいましたから。 -
最初に車で通った門に「御裳川古美術館」と看板がありました。
元は古美術館だったところが現在カフェになってます。 -
ということで店内古美術品だらけ。
案内されたおしゃれなテーブルの下には、 -
秀吉愛用の大火鉢って・・・マジですか!!!
-
他が結構「伝○○」だったので、断言してるってことはそうなんでしょうねえ。
ケースに入ってたこちらは、伝毛利家ゆかり。
紋はやっぱり沢潟(おもだか)です。 -
本来の入口にあった黒板。
お宿のサイトでは夜も開けてるように書いてあったんですが、夕方までの営業のようです。
後でお店の人に聞いたら、上の階に音が響くので、宿泊客に配慮して夜営業はやめてるようです。
で、後で案内されたら、上の階が泊まったお部屋でした。
夕方までcafeには話が盛り上がってる風の女性グループがいたけど、別に音が聞こえては来なかったんですけれど、アルコールが入るとにぎやかさが増すってことなんでしょうねえ。 -
ランチメニューも多少ありましたが、充実しているのはクレープとガレット。
-
旦那はガレット。
ガレットのブランチメニューもあるようです。 -
私のは和風クレープ。
もっちりとしたクレープ生地です。 -
わらび餅と黒蜜がおいしいです。
アイスクリームは無しで、全面温かだったらなおよかったかな。 -
部屋の準備ができたとOTOで鍵をいただき、お会計も部屋付にできるってことでお願いしました。
部屋への案内もOTOのお姉さんにしていただきました。
この後、うろうろして、ちょっとびっくりな位置にあった露天風呂を使用したら17時を過ぎて、cafeは閉店。
ちょっと覗かせていただきます。 -
色々展示されてます。
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いかにもなフグの大皿。
なんか、これ、下関市内にあったレアタイプのフグマンホールに構図が似てるなあ、と思ったけど、家に帰って調べたら違ってました(笑)
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=16248548 -
そしてもう一つ。
座った席のすぐ近くにあったこちらのテーブル。 -
幅4クマ半ありました。
背もたれ等々は螺鈿細工で彩られて、普通のお店だったら小さい子供が触ったりするのは嫌がりそうなのに、行った時は、小さなお子さん連れのご家族が使ってました。
太っ腹です。 -
普通の喫茶店っぽく、雑誌や漫画もちょっと置いてありました。
あ、テルマエロマエ発見。
読んでない巻もあるなあ。
と見ておりましたら「よかったら部屋に持ち帰ってもよろしいですよ」とありがたいお言葉をいただき、遠慮なく全巻持ち帰ってチェックアウトまでに全部読んだのでした。
・・・ただ、チェックアウトの時にフロントにまとめてお返ししたので、ちょっと恥ずかしかったです(笑)
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