季節運航便で中国・四国に旅先決定、山の牧場と鳥取砂丘（５日目）

2015/08/04 - 2015/08/09

今年の夏休みは気軽な国内にということで北海道から直行便で行けるところを調べるとさすが繁忙期、早割でも高いな～、海外のほうが安い・・・

ところが千歳－徳島、千歳－出雲だけ周辺への便の半額ほどなのに気が付きました。夏休みだけの季節運航、毎日運航でもないので少しでも搭乗率を上げようと特別割安なのかも。

同一空港発着にしたかったけど休みの都合で行きは徳島へ、帰路は出雲からとなりました。

８／　４　徳島空港から祖谷へ

８／　５　奥祖谷二重かずら橋、金刀比羅宮

８／　６　フェリーで小豆島へ

８／　７　小豆島めぐり

８／　８　岡山へ渡り鳥取砂丘まで

８／　９　投入堂、出雲空港から帰途に就く

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も快晴。胡麻油工場の発散する濃厚なにおいの中、小豆島を離れ岡山へ。

児島湾の工業団地が見えてくると間もなく岡山に上陸です。

さて、鳥取砂丘に向かう前にとある牧場を見学させてもらうことになっています。

正面の山の上の森林が切れて黄緑色に見えるところが目的地。

細い道を山の上まで登っていくと木々の間から牧草地が見えてきました。

何故こんなところにというような山の上にぽっかりと牧場が拓けています。

遠くに市街地が見渡せます。

木々に囲まれた涼しげな牧場。

牛舎はなく搾乳する時以外はいつも外で飼われています。

牛たちは上手に階段を登って、

お山の放牧地に出かけていきます。

牛の飲む水は廃坑に湧く水を引いていました。古くは銅鉱山だったそうで、岩壁が青いのは緑青でしょうか。

道すがらの果樹園の木がオリーブから桃、梨へと移り変わって鳥取砂丘に到着。

まずは砂の美術館に立ち寄ります。

鳥取砂丘 自然・景勝地

砂で世界旅行第８期・ドイツ編ということでドイツを題材とした砂の像が並んでいます。

「ベルリンの壁崩壊」の力強い青年の表情。

奥行きのとれない平面的な場所で圧倒的な立体感のある彫像と照明技術に感心しました。

プロジェクションマッピングもやっていました。

個人的には砂の像を眺めるだけでじゅうぶんかな。

砂丘は思っていたよりずっと広大でびっくりしました。人もたくさんいますがそれ以上に広いのでまったく気になりません。

馬の背を登っていきます。かなりの急傾斜で足を取られます。

太陽で熱せられた砂が灼熱で裸足ではとても歩けません。

馬の背のいちばん上まで来るとその向こうはさらに急勾配で日本海まで落ち込んでいます。

子どもたちと駆け下りる楽しさ。

振り返ると人々ははるか上のほうに。

海と砂丘の色彩の対比がきれいです。

日本とは思えないような風景。風紋が吹き付ける風で絶えずかたちを変えていきます。

浦富海岸にも寄ってみましたが遊覧船は１６時まででした。

仕方がないのでせめて車窓から眺めて宿に向かいました。砂丘は夕暮れもよさそうなのであとまわしにするんだったかな・・・

今夜宿泊する三朝温泉後楽に到着。

立派な門構えは日が暮れて灯篭に明かりが灯るといっそう情緒があります。

三朝温泉 後楽 宿・ホテル

夕食はお刺身中心で子どもたちも喜んで食べてくれました。この宿のいちばん安いコースでしたが子どもたちには量が多すぎずかえってよかったです。

夜は射的や芝居小屋など昭和の雰囲気の通りを散策するのも楽しい。打ち上げ花火もありました。

つづく・・・