【東京散策43】 街全体が路上アート　ファーレ立川

2015/12/12 - 2015/12/12

立川駅北口米軍基地の跡地の一部再開発事業で、1994年10月にオープンしたのがファーレ立川です。
イタリア語の「創造する＝FARE」に立川の頭文字「T」を加えて「FARET」となっており、36カ国、92人のアーティストによる109の作品が路上設置されています。

立川は多摩地区最大のターミナル駅として賑わい、オフィスやアートの森としての緑豊かな場所でもあります。

今回は隣接している国営昭和記念公園のイルミネーションを見に行くついで？に散策してみました。

アートマップ
http://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/faret.html

作品一覧
http://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/ichiran.html

ファーレ立川の後、見に行った国営昭和記念公園 Winter Vista Ilumination 2015
http://4travel.jp/travelogue/11084380

エリア 立川(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR立川駅に15時に到着。

本日は駅周辺のファーレ立川の路上アートを散策した後、国営昭和記念公園のイルミネーションを見る予定です。

駅前からモノレールの高架と歩道が延びておりました。

今回初めて訪問しましたが、都心に近い割には都会の混みごみした面はなくて住んでみたい印象を受けました。

駅前にファーレ立川はあります。

早速、作品を見て周ります。

下にアートっぽいものが登場。

?75−植松奎二／『浮くかたち−赤／垂』

丸い自然石と真っ赤な円錐状の鉄棒と鉄板という4つの要素が組み合わさってできています。

?73−サンデー・ジャック・アクパン／『無題』

これはなんだ？
14人の人物像が…見知らぬ人とかタイトル付いてます。

見知らぬ人？

確かにここは日本！こんな格好の人たちがいたら見知らぬ人ですね。
て…言うか不審者(笑)

意外にリアルな出来栄え。

?71−ロバート・ラウシェンバーグ／『自転車もどきVI』

ケースの中に自転車が展示されています。
もどき？と言うより自転車まんまでは？(^^ゞ
ここに駐輪場があることを表しています。

?70−ジャン・ピエール・レイノー／『無題』

巨大な植木鉢？
オープン・カフェテラスです。
カフェテラスと言うタイトルから植木鉢周辺も含めたアートかと…(^^ゞ

?72−ニキ・ド・サンファル作『会話』

ヘビが絡み合ったベンチになっています。

ベンチってちょっと休憩する場所ですが、この形状ですと落ち着きいませんね。

?69−マーティン・キッペンベルガー／『無題』

これは、かかし？

修復中となってます。

空を見上げると…多摩モノレールです。

No.2−新宮晋／『訪門者』

パレスホテル立川西側にあります。

?68−宮島達男／『Luna』

数字を刻みます。
株式相場の表示かと思いました(笑)

No.16−モンティエン・ブンマー／『石鐘の庭』

会社の敷地内にあるので自由に出入りできない場所です。
通りから見ました。

?67−青木野枝／『無題』

テントみたい。

?63−藤本由紀夫／『耳の椅子』

直径6cmのパイプを両耳にあてて、目に見えない空気の姿を聞くための装置だそうです。
パッと見では解りませんね。

?62−アニッシュ・カプーア／『山』

USJやTDRにありそうなミニチュア版。

?60−イーエフペー／『無題』

トローチのような形の照明です。

?61−アレシュ・ヴェセリー／『ダブルベンチ』

スプリングも付いたちょっと落ち着かないベンチかも…

?59−エステル・アルバルダネ／『街に遊ぶ鉄の女』

材質が鉄だから？はたまたイギリスのサッチャーさんのような女性？(^^ゞ

休日なので人通りも少ないです。

?57−片瀬和夫／『対なるものの妙味』

これが水の中でぐるぐる回っているのを都心では時々見ます(笑)

?43−ホセイン・ヴァラマネシュ／『きみはただここにすわっていて。ぼくが見張っていてあげるから』

えらい長いタイトルです。
いすの横の靴から薄く伸びる影が印象的な作品でした。

これは番外、案内表示板。

?36−チャールズ･ウォーゼン／『水瓶』

散水栓カバーとありました。
と、言うことは実際に外して使う？

?40−篠原有司男／『ケンタウルス・モーターサイクル』

ケンタウルスが乗るバイクのことですよね。

?39−パブロ・レイノソ／『ジャガイモを収穫する人』

タイトルのイメージが作品から想像もつきません(笑)
天秤？とかってイメージくらいしかわきません(^^ゞ

これはアートと無関係と思われる案内標識。

?32−関根伸夫／『対話のボラード』

ガソリンスタンドの前に鉄の女と犬が…

?30−パトリック・ヴィレール／『人間肘掛け椅子』

背もたれ中央に目が…
植木の中にあるので腰掛けれませんが、ちょっと気持ち悪い椅子です。

?31−國安孝昌／『Stack in Frame』

鉄とブロンズの木とレンガでゲートを制作しています。

?35−スタシス・エイドリゲヴィチウス／『顔−車』

最初はタイトルの意味が解りませんでしたが、顔の像の上に車がありました。

?34−スティーヴン・アントナコス／『Tria-3』

ビルの壁面にネオンを使用した作品です。
夜になるとネオンの光となります。

No.19−タン・ダ・ウ／『最後の買い物』

強大な買い物かごです。

見て！この巨大さ…人がすっぽり入る大きさ。

かごの網目は樹脂なのか竹なのか弾力ある編み込みでした。

?25−柳健司／『無題』

歩道橋の上に掛かる赤いブリッジのやつです。

?20−牛嶋達治／『古典的な交信機器、伝声管』

高架歩道の上にあり、スイスのホルンみたいです。

?22−ナディム・カラム／『無題』

歩道に車が？

でもなんか変？

?109−ヴィト・アコンチ『無題』

車を半分に切ったモニュメントが歩道に…
車止め兼ベンチらしいです。

これは座りにくそうなベンチ(笑)

しかも修復中。

ナンバーまであります。

軽よりちょっと小さいサイズ。

ここは番外編の公園アートです。

石板が並んでいます。

?90−マーティン・プーリエ／『無題』

御影石のうえに浮かぶステンレスでできた「透明な島」だそうです。

?89−ジャウメ・プレンサ／『無題』

文字が入った鉄のアートです。

?87−沈文燮/シム・ムン・サップ／『開く』

これもよ〜わからん作品です。

?85−西 雅秋／『遡洄する大木』

ブロンズでできたベンチ兼車止めです。
台風の後に業者が倒木と間違えて回収しそう(笑)

?81−岡本敦生／『黄色の種類』

作品名がアートtと結びつきません(^^;)
イモムシドリルと人間？ってイメージです。

?80−ジョゼ・デ・ギマランイス／『偶像』

?98−氏家慶二／『無題』

?97−潮田友子／『無題』

頂上にある帽子はこのアートとは無関係なんですが、なかなかマッチしておりました。

?96−湯村 光／『黒い柱』

?95−トマーゾ・カッシェッラ／『無題』

細い金属を使って、二次元としての線と面が三次元の空間を創り出すアートです。

?94−竹田康宏／『無題』

?92−ゴンサロ・フォンセカ／『ベマ』

?106−金沢健一／『無題』

?105−藤原吉志子／『ウサギとカメ』

これはタイトルどおりですね。
私のような美術無頓着者でも解りました。

?104−小林泰彦／『無題』

バランス難しそう。

?102ー植村公雄／『無題』

何を意味するのか解らんアート。
人の顔に赤い髪形にも見えます。

?101−松田重仁／『浮遊する水』

?100−陰里寿朗／『無題』

人型の顔の部分が鏡になっている作品です。
道ゆく人が立ち止まり自分を見る鏡…彫刻作品は見られるだけでなく、その人たちを見ている…
日々急いで生きている人たちに、自分を見直させる装置とのメッセージがありました。

?53−依田久仁夫＋エステル・アルバルダネ／『無題』

一応ベンチになりますが、座っていいものか悩みます(^^ゞ

?49−ウスマン・ソウ／『倒れた人』

こういう像は街で見かけそうなアートぽい。

?48牛波/ニュウポ／『標的の裏側』

宝くじ売り場？かと思いました。

当たり矢部分には矢が刺さった痕跡を表す穴も…

?21−大岩オスカール幸男／『無題』

歩道に車に近いサイズの巨大な草履？ぞうり虫？

?47−彦坂尚嘉／『赤い作品“母と子を殺した父親のようなもの”、青い作品“父親に殺された子を受精させた父親のようなもの”』

とても長いタイトルです。
しかも意味不明なタイトル名です。

?53−依田久仁夫＋エステル･アルバルダネ／『アートの上でくつろぐアート』

コラボですかね？

?55−山本正道／『ほっと一息つける場所』

前のアートと似ています。
山本正道さんは横浜山下公園内の赤い靴はいていた女の子像の作者です。

?46−ゲオルギー・チャプカノフ／『無題』

鹿くらいの大きさの羊で、農機具の残骸を集めて制作したそうです。
耕耘機の羽根は羊の角だとか…
材料を見ながらどういう動物をつくるか考えたとのこと。
しかし鉄板類は鋭利なものも多いので安全にするのが一工夫だったとのことです。

?45−マリーナ・アブラモヴィッチ／『黒い竜−家族用』

思わずロッククライミングしたくなるアートです。

やっぱり、そう考える人いるようですね(笑)

?44−レベッカ・ホーン／『禅庭のためのエネルギー・バロメーター』

?56−深井隆／『無題・発掘された天使』

これと対照のものがもう1基ありました。
2つで1セットのようです。

これは番外ですが、マンホールもアート？

?54−白井美穂／『無題』

大理石に張り付けてあります。

?13ー田中信太郎／『風の吹く場所』とビルの壁面にある文字のスティーヴン・アントナコス／『Thio-2』

?78−ゲオルギー・チャプカノフ／『無題』

ロボット犬って感じですね。
犬の散歩させていたら、飼い犬がどんな反応するか見てみたいです。

シアターの壁面もアート。

?7ー伊藤誠／『無題』

アート前が自転車置き場になっていますが換気口らしいです。

アンモナイト？

これは便乗した番外アート(^^ゞ

街灯も番外アート。

番外アートもなかなかです。

?5−伊藤 誠／『無題』

知恵の輪ですかな？

立川北駅の多摩モノレール。

昭和記念公園に行く途中の歩道にあったアート。

ここで昭和記念公園のイルミネーションへ途中離脱します。

昭和記念公園のイルミネーションを見て駅前に戻ってきました。

夜はイルミネーションがアートに変わって煌びやかな光を放ちます。

ライトアップされた巨大植木鉢。

自転車も発光していました。

この人たちはライトアップしてませんね。

巨大なツリーも…

街はイルミネーション真っ盛りでした。

立川駅ビルルミネ。

駅構内のかにチャーハンの店で夕食にしました。

本日はファーレ立川と国営昭和記念公園のイルミネーションを散策して約15200歩。