３．椎葉村周辺のスポットと棚田集落

2015/10/31 - 2015/11/03

二日目

椎葉村周辺の点在する観光スポットめぐり

上椎葉ダム→松尾庄屋敷と大銀杏→中の八重集落→新岩屋戸→八村杉→十根川集落→大久保のヒノキ→仲塔渓谷を通り熊本へ

エリア 椎葉・門川・美郷(宮崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• 交通: 1.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー

宿を出発しレンタカーで上椎葉ダムへ

上椎葉ダム

上椎葉ダムから見た景色

上椎葉ダムから下をのぞく

周辺の道は所々狭く、
対向車とすれ違うのに苦労する場面も

椎葉ダムを出て
松尾大イチョウがある松尾地区の松尾掛庄屋跡へ

松尾掛庄屋跡

（チョ〜簡単に言えば）
「江戸時代初期の頃、徳川幕府が椎葉山中を幕府領とするため庄屋制度を設けた。
ここは松尾の掛庄屋で、代々松岡家が受け継いできた。」

最近まで住んでいたような気配が・・・。

松尾掛庄屋跡

その目の前にある松尾の大イチョウ

県指定天然記念物『松尾のイチョウ』

樹齢約：７００年
幹回り：５５０ｃｍ
樹高　：３２ｍ

大小さまざまな乳垂が数多く見られるため、学術的に貴重なイチョウ

「笹峠を越えてこの銀杏の葉の色を見れば、農耕の時期が分かる」と
古くからこの辺りのシンボル的存在だったらしい

大イチョウからの眺望

大イチョウからの眺望

大イチョウを過ぎて、もう少し山の上の方へ車を走らせる

村道沿いの家々

村道沿いの家々

家々は密集しておらず、ポツリポツリと点在

今でこそ立派な道で家々がつながってるけど、なぜこんなに離れて住居を構えたのだろうと思うほど、家々は点在

本当に平家の落人が隠れ住んでいて、
いつでも逃げれるようにしていたのかなぁ？と想像してしまう

斜面に建つ家々

中の八重集落

中の八重集落の棚田

中の八重集落の棚田

狭くて急斜面で小さな棚田

隣の地区から見た
中の八重集落

まるで山の尾根にそって家々が建っているよう

松尾地区

ハロイン？

山を下りて、奥日向路へ出る

奥日向路の松尾地区

奥日向路の松尾地区

岩屋戸ダム岸にある平家本陣で昼食

椎葉ソバ定食
椎葉名産の”菜豆腐”と”くさぎなご飯”もついて８８０円
とてもリーズナブル！
お蕎麦はおいといて、椎葉産のお米を使用したまぜご飯はとてもおいしい！

ダム岸に建つ平家本陣

食後は、十根川重要伝統的建造物群保存地区へ

山間にひっそりと建つ

十根川重要伝統的建造物群保存地区

村への入口にあった大きな柿の木

村の前にある、十根川神社

那須大八郎が最初に陣を構えた場所

鳥居をくぐると大木のお出迎え

さらに進むと、国指定の天然記念物

大きな大きな
八村杉が目に飛び込んでくる

高さは国内２位　根回りは国内４位

樹齢およそ８００年
高さ　５４ｍ
根回り　１９ｍ

昭和１０年の記録なので、さらに成長しているかも

ひゃぁ〜おっきい！！

神社の目の前にある伝統的建造物保存地区

『この地区は「椎葉型」といわれる独特の建築様式の民家とそれに機能的に隣接する馬屋･倉、そして屋敷を構築する石垣が樹木林と程よく調和し、歴史的景観を保持しています。』

ｂｙ椎葉村観光協会ＨＰより

険しい斜面に棚田と石垣の山村集落

石垣の村

石垣の村

ぜひとも村を歩きたいと思い、村へ入ってみたが、
犬に吠えられ退散

番犬、グッジョブです

さらに上にある大久保のヒノキへ

民家の前を通り大ヒノキへ

大久保の大ヒノキ

こちらも国指定天然記念物

樹齢８００年
樹高３２ｍ
根回り９．３ｍ

樹冠の広がりが大きいことが特徴で、有数の大木として貴重

椎葉の村は山村奥深く、目立たないようにひっそりと集落が点在し、
本当に平家の隠れ家のようだった

椎葉村を後にし、北へ向かう

仲塔渓谷

紅葉はまだまだこれから

仲塔渓谷

仲塔渓谷をぬけ、熊本県へ

幣立神社をお参りし、高千穂へ向かう

平家落人伝説が残る椎葉村
集落の在り方などを見ると、本当にここは昔平家の落人村だったんだろうなと思う

素敵な村だった！