ブウィンディ国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />仕事で知り合った旅行会社の社長さんから誘われ、珍しく日程が空いていたのでウガンダ旅行に行くことにしました。私にしては珍しく、一応ツアー参加です。普段は私が「空飛ぶドクター」ツアーを企画までするのですが。ツアーと言っても、今回は一夫婦(Fさん夫婦)だけの参加で添乗員を兼ねたN社長さんと私と全部で4人だけです。サファリ見物なら隣のタンザニア・セレンゲッティ国立公園がより有名だと知っていましたが、ウガンダ旅行の目玉は絶滅危惧種のマウンテン・ゴリラ見物のようです。<br /><br /><br />【11月15日(日)】<br />出発はいつもの福岡空港で、国内線ANAで伊丹空港までです。17時50分発でゆっくりです。到着後、リムジンバスで関西空港まで移動ですが、22時40分発のカタール航空、ドーハ行きまでの時間はそんなに余裕はありませんでした。<br /><br />今回は夜間便でいきなり寝ていたせいか、珍しく尾骨が痛くてたまりません。いつものように、機体最後部のフリードリンクのある場所まで行き、CA(客室乗務員)さんとお喋りします。カタール航空は変だと思ったら一人もカタール人はいません。宗教的な理由もあり、カタール人の女性はこんな仕事はできないようです。アジア人のCAが大半のようでした。話をしたCAによると、まだまだこのスペース(フリードリンクやスナックを置いている)を知らない人が多いようです。トイレだけでなく、気分転換や軽いストレッチ(体操)のためにも、このスペースを活用したほうが医学的にもいいです。飛行機の最後尾です。エコノミークラス症候群までにはならなくても、うっ血して体に良くないので、自動的にある程度歩いて水分補給できるように最後尾へ歩いて行くことをお勧めします。トイレを心配してずっと座っているのが一番よくないです。<br /><br /><br />【16日(月)】<br />11時間ほどでドーハ空港へ着きます。乗り継ぎまで2時間程度あるのですが、意外と警備が厳しく手荷物を再度詳しく調べられ、しかも早く待合室まで誘導されます。エンテベ空港行きは午前7時35分発です。今度は6時間のフライトです。乗り継ぎなど全て入れるとまる24時間くらいはかかりました。日本との時差は6時間です。到着後、途中の市中銀行で両替しましたが、100米ドルが344,000ウガンダ・シリングで、1シリングは0.035円程度です。<br /><br />実質、首都カンパラの空港であるエンテベ空港(巨大なヴィクトリア湖岸)は車で1時間ほどカンパラ市内までかかります。しかも、数少ないと思われる信号付近は大渋滞でした。<br /><br />ホテルは5つ星らしく立派です。少なくとも、私にとっては滅多に泊まらない高級ホテルです。添乗員Nさんと同室です。立派なバスタブもありましたが、熱いお湯が出ずシャワーしか使いませんでした。Kampala Golf Course Hotel の名前通り、部屋からはゴルフコースが見えました。最初の食事はこのホテル7階の回転レストランです。ステーキを注文しましたが、まぁまぁでした。焼き具合は微妙でしたが、付け合わせの野菜などはかなりのレベルでした。<br /><br /><br />【17日(火)】<br />いきなり移動日です。真っ直ぐ西に向かいフォート・ポータルという町へ5時間ほどかけて車で行きました。すぐ西がコンゴ民主共和国(旧ザイール)です。私にはザイールという名前は感慨深いものがあります。九大医学部大学院時代にザイールからの留学生(小児科医)がいて、結婚式に夫婦で招待したくらいです。「ニナク・ペンダ!」と唄いながら踊ってくれました。<br /><br />道路は舗装しているものの、赤茶色い土が運ばれたような赤い舗装に見え、クッションもあまりよくありません。車は4列シートのバンで、屋根を少し開けたらそのままサファリへ行けます。運転手はもちろん、真っ黒い黒人です。昼食はビュッフェスタイルでしたが、まぁまぁでした。コンゴ河下りをした人の著書によく出て来たキャッサバはいまいちの味でしたが、他にも白いご飯やジャガイモもあり、野菜も豊富で、肉類も少し硬いもののまぁまぁの味でした。それから、Mountains of the Moon Hotel へ先にチェックインし、荷物を部屋に置いてから最初の観光地、キバレ国立公園へ行きました。今度はぼこぼこの道ですから、距離の割に1時間ほどかかりました。<br /><br />チンパンジー・トラッキングということで、長靴に履き替え、長く歩く覚悟でしたが、意外と早く40〜50分で目の前に大きなボス・チンパンジーが現れました。しかも、珍しく低い枝に真っ直ぐ座っているので、観察しやすいし、写真も撮りやすいのです。<br /><br />この夜のホテルのレストランの食事も結構美味しいのです。高級ホテルのせいか、海外の食事が選べます。私はミネストローネ・スープ(イタリア料理)とビーフ・ファヒータス(焼き肉・野菜炒め)(メキシコ料理)を注文しました。どっちの料理も本物とは少し違いますが、それなりに美味しかったです。でも、F夫人が注文したピザは見るからにできそこないのお好み焼きでした。<br /><br /><br />【18日(水)】<br />今日はコンゴとの国境近く、西側のルウェンゾリ山を見ながら南下します。ミネラルウオーターのラベルがこの名前が多く、名前を覚えました。途中で、赤道直下を通過します。クイーン・エリザベス国立公園の中へ入り、ムウェヤ地区のサバンナで色々な動物を観察できました。可愛いインパラ(鹿の一種)、水牛、イボイノシシ、サボテンのような木に眠っているライオンなどです。トピ、ウオーターバックなどの鹿に似た動物(少し角が立派)もたくさんいます。その前に、写真には取り損なったけどチラッと見たブチハイエナ、名前だけ知っていたホロホロチョウがあります。<br /><br />途中で、車がぬかるみにはまりました。サバンナによっては、動物で危険なので絶対に車から外へ出てはいけないそうです。でも、運転手が一生懸命やってもうまくいきません。そのうち、Nさん、Fさんが車から降りて手伝っています。Fさんは実は運送会社の経営者で詳しく、自分が運転を代わろうかと申し出ましたが、安全、責任問題らしく断られました。悪戦苦闘、結局車内の足マットをタイヤの下に入れ、何とか抜け出せました。1時間近くかかりました。<br /><br />おかげで昼食は少し遅くなりました。でも、そのレストランは火からおこすのか料理が出てくるまでに50分近くかかりました。個人的には、ネパールの山の中の「レストラン」を思い出しました。料理自体は鶏が中心で美味しかったのですが。<br /><br />それから、アフリカゾウ、ヒヒなどを見ながら南下し、マウンテン・ゴリラの里、ブウィンディ原生国立公園(世界遺産)まで移動しました。ずっと標高が1500Mはある所ばかりで、アフリカに来たと言うのに全然熱くありません。赤道直下を通った時でさえ、私はワイシャツとベストでした。<br /><br />途中で、飛ばし過ぎたのか車がオーバーヒートしたので、止まりエンジンを冷しました。おかげで、村の子供たちが寄って来ました。写真を撮ろうとすると隠れます。または、”Give me money!”と言います。でも、我々に好奇心はあるようです。お菓子でもあればやったのですが、あまり大したものはありません。それでも、少し食べられそうなものを車から手渡そうとすると、子供たちの手が奪いあうように出てきます。その迫力に改めて、やはり物に飢えているのだと感じました。飼っているらしいヤギの行列はいかにも田舎らしいのどかな風景でした。<br /><br />明るいうちに何とかホテルへ着きました。これから二晩、Sanctuary Gorilla Forest Camp というホテルです。ここだけはNさんと別の部屋でシングルでした。部屋の敷物がゴリラの絵なのには笑いました。ホテルのサイトでは、売店の前にゴリラが5〜6匹やって来た写真がありますが、本当のようです。<br /><br />部屋はレストランや売店から離れていて、夜は真っ暗で怖いのですが、レストランから戻る時はさっとガードマンがやって来てエスコートしてくれます。最初は暗くて足元もはっきりしないからだけと思っていましたが、よく考えると万が一の動物に襲われるのから守ってくれているようです。朝は鳥のさえずりも聞こえます。<br /><br /><br />【19日(木)】<br />いよいよ今日はハイライトのマウンテンゴリラ・トラッキングの日です。絶滅危惧種で、現在世界に800頭しかいず、そのうち半数がこのブウィンディ原生国立公園にいるそうです。ホテル出発前に4本もの500mlミネラルウオーターとランチボックスを渡されます。杖も渡されます。私は杖なんか要らないと断りかけたのですが、絶対に持って行けとゴリラの彫刻付きの杖を渡されました。準備してある長靴を履き、リュックの中には雨合羽を入れています。すぐ近くの入り口で車を降りる時に、水は重いので4本を2本にしました。<br /><br />当然、我々は4人のグループなので一緒だと思っていたら、グループ分けの都合で、3人と1人に分かれてくれと言われました。当然の如く、私が一人で行くと申し出て、NさんとF夫婦には別グループで出発してもらいます。最初に7Mルールを習い、つまりゴリラには7M以内には近づかないということで、わかりやすく7Mのマークとゴリラの絵が書いてあります。私のグループはオーストラリア人とスイス人でした。年齢も61歳の私よりは若い者の、たぶんみんな45〜60歳くらいです。私を入れて参加者は全部で9人、でも各人が雇ったポーターが5人くらいとリーダー、そして学生実習の大学生2人でした。<br /><br />全部で3グループですが、我々のグループが最初に午前8時半に出発しました。ちょっとだけ道を歩いて川を横切り、いよいよ藪のような森の中を歩いて行きます。最初はともかく、だんだん上り坂で歩くというよりはよじ登る感じになってきました。従って、30分も歩くと結構きつくなります。やっと休憩で数分間だけ休めます。その間に水を飲みます。アフリカとは言え、そんなに暑くはないのですが、だんだん汗もたまってきます。<br /><br />斜面を歩いて登るので、最初拒否しかけた杖の有難みがよくわかります。長靴は履いていますが、ぬかるみで滑るし斜面がきつくなってくるので、階段でいうと2段飛ばしくらいで股上げがきつくなってきます。すると、私は頼んでないのに、ポーターのような男性が勝手に私を手伝ってくれます。すぐ目の前の上から、私の左手を強く握り引っ張り上げてくれるのです。ずい分助かります。ただ、時々強引に引っ張り上げるので、自分で足場を確認できないので、滑りそうになります。また、あまりに力強く握られるので、腕が引きちぎれそうになります。制服が違うので気が付きました。有料のポーターではなく、実習の男子学生に違いありません。<br /><br />数回の飲水休憩をはさみ、2時間近く頑張ってようやく森の頂上まで到着します。途中で雨も降りだし、準備していた雨合羽を着ます。でも、汗をかいているので少し蒸し暑くなります。かなりくたびれた頃、ようやくゴリラの気配があります。巨大なリーダー・ゴリラ(200kg以上らしい)が目の前に座っています。「人付け」と呼ぶように、人間が危害を加えないことを知っているらしく、我々10人以上が近くで、写真を撮ったり(ストロボは禁止)ビデオを撮っても落ち着いたものです。この群れはムバレ群と名前が付いていて、1993年から人付けされた一番由緒ある群のようです。<br /><br />よく見ると、少し離れたところにもう1匹います。うとうとしているようです。そのうち、リーダーの横にお母さんゴリラが子供(赤ちゃん?)と一緒にやって来て座っています。人間と同じで、子ゴリラはやんちゃで可愛く、すぐ傍で遊んでいます。時々お母さんゴリラを小突いたり、ちょっかいを出したりします。そのうち、お母さんに抱っこされています。<br /><br />しばらくしてすぐ裏側の方に回ると、別の子連れのゴリラグループがいます。成人2匹と子2匹です。こちらは10分も観察・見学しているとどこかへ移動してしまいました。先ほどの場所に戻るとまだいます。リーダーはくつろいで、ゴロンと横になっています。7mどころか、1〜2m先で観察できました。<br /><br />予定通り、1時間程度で終了です。それから少し平地を探し、みんなで昼食休憩です。ホテルで準備してもらったランチパックのサンドイッチを食べ、リンゴ2つとマンゴジュースを飲みます。少し催してきたので、さり気なくみんなから離れ立ち小便をしスッキリしました。他の人はどうしてるのでしょう?しかも女性は?誰もその気配はありません。やはり外人は膀胱容量が大きいのでしょうか?戻ってくるまでの6時間半以上、トイレに行った気配はありません。<br /><br />いよいよ森を降りる訳ですが、下りも大変です。上りのように股上げは必要ありませんが、ぬかるみで滑るので違う意味で大変です。足を突っ張るので、下腿の前側の筋肉(解剖、つまり名前忘れました!)が張ります。上りと同じで、学生が前を行き、滑り落ちないように手伝ってくれます。さすがに、雇ったわけではありませんが、15米ドルとたっぷりチップをはずみました。非常に助かったのは事実ですから。帰り着いた後、全員集合しゴリラ・トラッキング終了証をもらいました。それには、ちゃんとムバレ群に遭遇したと書いています。<br /><br />帰り着いた時はさすがにくたくたでした。シャツは汗でびっしょりですし、ズボンからシャツの裾は何回か滑って転んだのでドロドロです。長靴は履いていたものの、そのすぐ上のズボンまで泥だらけです。初めて杖の有難みがわかりました。幸い、今回は珍しくもう1本ズボンを準備していました。嫌な予感がしていましたので。このシャツとズボンは捨ててきました。<br /><br />トレッキング(trekking)とトラッキング(tracking)の違いがよく分かりました。身に染みました。Nさん同様、最初にパンフレットを見た時、ゴリラ・トラッキングはトレッキングの間違いかと思いました。でも、この一文字の差がよくわかった今回の経験です。Tracking とは、(動物の)足跡を追跡するという意味です。我々のグループは真に森の中をかけわけ、ゴリラに遭遇しに行ったのです。もらった修了証にも英語で tracking と書いています。トレッキングは小旅行で、平坦地を歩くわけです。ちなみに、地球の歩き方も間違えて記載しています。<br /><br />ところが、くたびれ果てて午後3時頃ホテルに戻ると、何とNさんやFさん夫妻は涼しい顔です。何と、たったの45分ほとんど平地を歩いただけで、沢山のゴリラに遭遇したそうです。しかも、気が付くと我々のロッジのすぐ傍だそうで、ホテルのサイトの売店にゴリラが5匹くらい写っている写真が嘘でないそうです。このグループは若いインド人女性のグループと一人白人で超肥満の人がいたそうで、どうもグループ分けで選んでいるようです。彼らは、11時にはホテルに戻り、ランチボックスは運転手にあげ、暖かいパスタと冷たいビールを楽しんだそうです。私のグループとの差は何なんでしょう!でも、体力のある私が厳しいグループに入ってよかったです。とてもじゃないけど、Fさん夫婦には無理だったと思われます。<br /><br /><br />【20日(金)】<br />今日はプロペラ機で移動の日です。朝食後、1時間くらいで期待通りののどかなキヒヒ空港へ行きます。女性パイロット、コパイロット2人と、我々乗客は11人で満席でした。4日前と同じエンテベ空港へ着きますが、国内線なのに前回通過した入国審査場を通ります。但し、通り抜けるだけです。<br /><br />1時間くらいで首都のカンパラに再度着きます。もちろん、新しい車で別の運転手です。ちょうどお昼なので食事をしてから再度出発です。でも、渋滞がひどくカンパラから抜け出すのに1時間くらいかかりました。前回の西向きのフォート・ポータルと違い、今回は北上します。唯一、赤土の混ざらないきれいな舗装道で、揺れが少なく快適なドライブです。無料ですが、信号なんかない一本道で、実質数少ない高速道路だと思います。でも、アメリカの一般道のように街に近づくと制限速度が50kmとかに下がります。<br /><br />今日の行先はマーチソン国立公園内にあるロッジのため、午後7時までに到着する必要があると言っていました。まだ明るい午後6時40分には公園の入り口に着きました。でも、そこから公園内の Baker’s ロッジまでは1時間近くかかりました。もちろん、もう真っ暗です。すぐに、中心にあるフロント兼レストランで夕食です。ここも結構豪華な洋食でした。ポークチョップも美味しかったし、前菜のアボカドも盛り付けも上品でした。「オイ・オイ」というような低い動物の鳴き声が聞こえます。すぐそばです。すると、F夫人が見つけましたが、暗闇にはっきり大きなカバが歩いて行くのが見えました。しかも、さっき我々が歩いて来た道です!<br /><br />どうもこのロッジはナイル川のすぐ側(南岸)で、夜はカバが歩き回るようです。離れの我々のロッジは、一軒家ですがネットを張ったような造りです。一晩中、先ほどと同様のカバの声がすぐ近くで聞こえていました。不気味でした。まさか、家の中までは入って来ないでしょうが。もちろん、テレビもないし質素な作りです。ベッド二つにそれぞれ蚊帳がつっています。バスルームは不必要なくらい広々としていました。<br /><br /><br />【21日(土)】<br />今朝は早く出発して、質素なフェリーに乗りナイル川の北岸へ渡ります。バンの我々の車は、天井を上げてそのままサファリ見物ができます。いよいよ本格的な野生動物見物です。<br /><br />平原の向こうにアミメキリンが見えました。遠くでしか見えないと諦めていたら、何と珍しくサバンナの道路に出てきて目の前で見れました。さすがに近づいて写真を撮ろうとすると逃げます。サバンナ・モンキーやカンムリヅルもいます。アフリカゾウもいました。木の上にはアビシニアコロブス(オナガザル)もいます。<br /><br />今晩は北岸にあるParaa Safari Lodgeに宿泊予定です。名前はロッジですが、久しぶりに離れでなく3回建ての建物です。昼食は準備された質素なサンドイッチ弁当です。珍しく、暑いくらいの天気になり、プールサイドでみんなで食べました。<br /><br />午後は、東側のマーチソンン滝まで行くボート・トリップです。出発した時は、アフリカに来て初めて暑さを感じていました。顔だけ出した多くのカバが見えます。ところが、すぐにスコールと言うか激しい雨が降り始めました。いかにもシンプルな作りのボートですから、逃げる所がほとんどありません。みんな(全部で30人程度)かなり雨で濡れています。少し濡れるのはともかく、とにかく寒いのです!ここはアフリカ。でも、みんな寒さで震えています!寒さに強いので完璧に薄着(Tシャツと短パン)の白人も、さすがに救命用の上着まで借りて着ていました。よっぽど寒かったのでしょう。でも動物に関しては、カバと鳥が沢山見れただけでした。<br /><br />マーチソン滝が見える所まで来ましたが、危険らしく、ナイアガラの滝「霧の乙女号」のように滝のすぐそばにまでは行きません。でも、それなりにスケールもあり、立派な滝です。<br /><br />夕食後、F夫妻は辞退しましたが、私とNさんでナイト・ゲーム・ドライブとやらへ出かけましたが、全くのはずれ! ウサギの眼が光っているのが最初に見えたくらいで、ものの見事に何の動物にも遭遇せず、ほとんど寝ていました。<br /><br /><br />【22日(日)】<br />今日は同じナイル川でも、昨日と反対にボートで湿原沿いに西側(アルバート湖)まで行きます。小さなボートで、キャンセルもあり我々のグループだけでした。幸運なことに、いきなり珍しいらしいハシビロコウに遭遇しました。「動かない鳥」として有名だそうです。英語で shoebill と言うように「靴のような(大きな)嘴」を持っています。確かにあまり動かないので、写真は撮りやすいです。<br /><br />カバを見飽きるくらい見ました。たくさん、あちこちにいます。船頭さんにリクエストしたら、ちゃんとナイルワニ(crocodile)をちゃんと見つけてくれました。二匹だけです。鳥は名前までは分かりにくいのですが、沢山の種類を見ることができました。<br /><br />出発点まで戻り、今度は陸路で1時間くらいかけて昨日見たマーチソン滝を頂上側から見下ろします。この方が迫力あります。アメリカの高校留学先がナイアガラの滝近くだったせいもあり、何度も行ってますし、イグアスの滝にも3回も行きました。滝には縁のある私ですが、ここも水の落ちる轟音や水しぶきでなかなかのものです。もちろん、つきものの虹も見れました。<br /><br />いよいよ、全ての動物見物を終わり車で南下して、カンパラへ向かいます。時間節約なのか、車の中で質素なサンドイッチ弁当でした。私はあまり好きではありませんが。途中の道路で水牛が悠々と目の前を歩きます。1匹はすぐどいてくれましたが、もう1匹は悠然としています。まるでインドの牛です。心配した渋滞もまぁまぁで、割と早く初日と同じ立派なホテルへ到着しました。今晩は、Nさんがリクエストしたローカル料理で、外人がいない薄暗いレストランで、完璧な現地食でした。キャッサバ、バナナの蒸し焼き、白いご飯などの主食とバナナの皮で包んで蒸した肉料理(牛とヤギ)でした。まずくはないのですが、肉料理は全て同じような味付けで少し飽きました。<br /><br />夜は、一人で隣のビルにあるカジノへ歩いて行きました。客は中国人がほとんどのようでした。街中ではあまり見かけなかったので、観光客ではなく建設等の仕事で滞在している中国人でしょう。あまり楽しくない予感がします。私が唯一やるギャンブルはブラックジャックです。1台だけブラックジャック用テーブルがありましたが、誰もやっていません。諦めずに尋ねると、ディーラーを呼んできて準備を初めてくれました。最初にやって来たミニスカートの美女がディーラーかと思ったら、彼女は監視役らしく、さえない若い男性がやって来てカード8セットくらいを開き、絵札を確認してからシャッフルを始めます。両手でひたすらかき混ぜます。こんなカッコ悪いディーラー初めて見ました。<br /><br />ウガンダの通貨・シリングは4千円分くらいしか残っていませんが、期待通り100米ドルを出すと換算(実質、両替)してくれました。賭けるための最低単位は5,000ウガンダシリングチップで、170円程度です。ラスベガスでは、最低単位は今5ドルから10ドルですから、かなり安く遊べます。但し、こんなのは初めてですが、客が一人だけの時は最低2ヶ所で同時に賭ける必要があります。つまり、一度に二人分勝負しないといけません。<br /><br />しばらく一人でやっていると、横に中国人がやって来ました。貧乏ゆすりのように、盛んにチップをチャカチャカ鳴らしてうるさいです。隣に愉快な人が来ると楽しいのがブラックジャックの好きな一つの理由ですが、今回はあまり楽しくありません。しかも、今日はどうも不調で完全に負けパターンで、1時間以上遊んだところで、いよいよ最後のチップになり、100ドル(1万2千程度)完全にゼロになる寸前でした。<br /><br />でも、何とか踏みとどまりました。それから面倒なので、2倍から4倍ずつチップを賭けていきました。あっという間にかなり取り戻しました。まだ負けていますが、疲れたので止めました。換金すると、4千円くらい戻って来たので今回は8千円くらい負けました。まぁ、1万円分の掛け金でしばらく遊べればいいのです。たまには勝ちますし。<br /><br /><br />【23日(月)】<br />いよいよ帰国の日ですが、夕方の便なので時間があります。スーパーに行って、アラガキ(ウガンダのカカオ分の高いビターチョコ)のチョコレートを買いました。他のブランドはよく読むと外国の物ばかりでした。珈琲豆も1種類だけウガンダ産があったので買いました。もう一か所、いわゆるお土産に行きました。民芸品などがあり悪くないのですが、家に飾るスペースがないので買うものがありません。もう沢山ありますが、冷蔵庫にくっつけるマグネットを買い、小さいキリンの木彫りを買いました。<br /><br />最後の食事は、地元の人で溢れていたセルフサービスの店でしたが、白いご飯、キャッサバなどの主食、野菜類、メインの肉類がありました。大きな輪切りの魚もありました。食べてみると、海外で食べる魚の中ではかなりいける部類でした。たぶん、淡水魚でしょうが。<br /><br />全般的に食事に関しては嬉しい誤算でした。イギリスの植民地だったので、たぶんまずいだろうと全く期待していませんでした。ところが、割と高級なホテルやレストランで食べたせいか、まぁまぁのレベルでした。最後の現地料理も、イギリス本国のフィッシュ・アンド・チップスなどと比べればはるかにちゃんとした料理でした。<br /><br />エンテベ空港には早く着き過ぎて、2時間前まで開かないということで隣の待合室で待たされました。私は早く行き過ぎたことがないので知りませんでした。18時半発のカタール航空便で24時にドーハへ到着。翌日24日(火曜日)午前1時30分発で、関西空港には17時に到着しました。<br /><br /><br />普通なら、ここで帰国して旅は終わりですが、福岡まで帰らずに関西空港で降りました。翌日から1泊2日だけですが、カリスマ添乗員・平田進也さんの極上旅!“霧の郷“につつまれる2日間に医師として特別参加するためです。堺市の南宗寺(なんしゅうじ)、熊野道の霧の郷(さと)・たかはらに宿泊するちょっと贅沢な旅です。<br /><br /><br />空飛ぶドクター(登録商標)<br />坂本泰樹<br />

ウガンダ動物見物旅行ー特にマウンテンゴリラ

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2015/11/15 - 2015/11/24

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん


仕事で知り合った旅行会社の社長さんから誘われ、珍しく日程が空いていたのでウガンダ旅行に行くことにしました。私にしては珍しく、一応ツアー参加です。普段は私が「空飛ぶドクター」ツアーを企画までするのですが。ツアーと言っても、今回は一夫婦(Fさん夫婦)だけの参加で添乗員を兼ねたN社長さんと私と全部で4人だけです。サファリ見物なら隣のタンザニア・セレンゲッティ国立公園がより有名だと知っていましたが、ウガンダ旅行の目玉は絶滅危惧種のマウンテン・ゴリラ見物のようです。


【11月15日(日)】
出発はいつもの福岡空港で、国内線ANAで伊丹空港までです。17時50分発でゆっくりです。到着後、リムジンバスで関西空港まで移動ですが、22時40分発のカタール航空、ドーハ行きまでの時間はそんなに余裕はありませんでした。

今回は夜間便でいきなり寝ていたせいか、珍しく尾骨が痛くてたまりません。いつものように、機体最後部のフリードリンクのある場所まで行き、CA(客室乗務員)さんとお喋りします。カタール航空は変だと思ったら一人もカタール人はいません。宗教的な理由もあり、カタール人の女性はこんな仕事はできないようです。アジア人のCAが大半のようでした。話をしたCAによると、まだまだこのスペース(フリードリンクやスナックを置いている)を知らない人が多いようです。トイレだけでなく、気分転換や軽いストレッチ(体操)のためにも、このスペースを活用したほうが医学的にもいいです。飛行機の最後尾です。エコノミークラス症候群までにはならなくても、うっ血して体に良くないので、自動的にある程度歩いて水分補給できるように最後尾へ歩いて行くことをお勧めします。トイレを心配してずっと座っているのが一番よくないです。


【16日(月)】
11時間ほどでドーハ空港へ着きます。乗り継ぎまで2時間程度あるのですが、意外と警備が厳しく手荷物を再度詳しく調べられ、しかも早く待合室まで誘導されます。エンテベ空港行きは午前7時35分発です。今度は6時間のフライトです。乗り継ぎなど全て入れるとまる24時間くらいはかかりました。日本との時差は6時間です。到着後、途中の市中銀行で両替しましたが、100米ドルが344,000ウガンダ・シリングで、1シリングは0.035円程度です。

実質、首都カンパラの空港であるエンテベ空港(巨大なヴィクトリア湖岸)は車で1時間ほどカンパラ市内までかかります。しかも、数少ないと思われる信号付近は大渋滞でした。

ホテルは5つ星らしく立派です。少なくとも、私にとっては滅多に泊まらない高級ホテルです。添乗員Nさんと同室です。立派なバスタブもありましたが、熱いお湯が出ずシャワーしか使いませんでした。Kampala Golf Course Hotel の名前通り、部屋からはゴルフコースが見えました。最初の食事はこのホテル7階の回転レストランです。ステーキを注文しましたが、まぁまぁでした。焼き具合は微妙でしたが、付け合わせの野菜などはかなりのレベルでした。


【17日(火)】
いきなり移動日です。真っ直ぐ西に向かいフォート・ポータルという町へ5時間ほどかけて車で行きました。すぐ西がコンゴ民主共和国(旧ザイール)です。私にはザイールという名前は感慨深いものがあります。九大医学部大学院時代にザイールからの留学生(小児科医)がいて、結婚式に夫婦で招待したくらいです。「ニナク・ペンダ!」と唄いながら踊ってくれました。

道路は舗装しているものの、赤茶色い土が運ばれたような赤い舗装に見え、クッションもあまりよくありません。車は4列シートのバンで、屋根を少し開けたらそのままサファリへ行けます。運転手はもちろん、真っ黒い黒人です。昼食はビュッフェスタイルでしたが、まぁまぁでした。コンゴ河下りをした人の著書によく出て来たキャッサバはいまいちの味でしたが、他にも白いご飯やジャガイモもあり、野菜も豊富で、肉類も少し硬いもののまぁまぁの味でした。それから、Mountains of the Moon Hotel へ先にチェックインし、荷物を部屋に置いてから最初の観光地、キバレ国立公園へ行きました。今度はぼこぼこの道ですから、距離の割に1時間ほどかかりました。

チンパンジー・トラッキングということで、長靴に履き替え、長く歩く覚悟でしたが、意外と早く40〜50分で目の前に大きなボス・チンパンジーが現れました。しかも、珍しく低い枝に真っ直ぐ座っているので、観察しやすいし、写真も撮りやすいのです。

この夜のホテルのレストランの食事も結構美味しいのです。高級ホテルのせいか、海外の食事が選べます。私はミネストローネ・スープ(イタリア料理)とビーフ・ファヒータス(焼き肉・野菜炒め)(メキシコ料理)を注文しました。どっちの料理も本物とは少し違いますが、それなりに美味しかったです。でも、F夫人が注文したピザは見るからにできそこないのお好み焼きでした。


【18日(水)】
今日はコンゴとの国境近く、西側のルウェンゾリ山を見ながら南下します。ミネラルウオーターのラベルがこの名前が多く、名前を覚えました。途中で、赤道直下を通過します。クイーン・エリザベス国立公園の中へ入り、ムウェヤ地区のサバンナで色々な動物を観察できました。可愛いインパラ(鹿の一種)、水牛、イボイノシシ、サボテンのような木に眠っているライオンなどです。トピ、ウオーターバックなどの鹿に似た動物(少し角が立派)もたくさんいます。その前に、写真には取り損なったけどチラッと見たブチハイエナ、名前だけ知っていたホロホロチョウがあります。

途中で、車がぬかるみにはまりました。サバンナによっては、動物で危険なので絶対に車から外へ出てはいけないそうです。でも、運転手が一生懸命やってもうまくいきません。そのうち、Nさん、Fさんが車から降りて手伝っています。Fさんは実は運送会社の経営者で詳しく、自分が運転を代わろうかと申し出ましたが、安全、責任問題らしく断られました。悪戦苦闘、結局車内の足マットをタイヤの下に入れ、何とか抜け出せました。1時間近くかかりました。

おかげで昼食は少し遅くなりました。でも、そのレストランは火からおこすのか料理が出てくるまでに50分近くかかりました。個人的には、ネパールの山の中の「レストラン」を思い出しました。料理自体は鶏が中心で美味しかったのですが。

それから、アフリカゾウ、ヒヒなどを見ながら南下し、マウンテン・ゴリラの里、ブウィンディ原生国立公園(世界遺産)まで移動しました。ずっと標高が1500Mはある所ばかりで、アフリカに来たと言うのに全然熱くありません。赤道直下を通った時でさえ、私はワイシャツとベストでした。

途中で、飛ばし過ぎたのか車がオーバーヒートしたので、止まりエンジンを冷しました。おかげで、村の子供たちが寄って来ました。写真を撮ろうとすると隠れます。または、”Give me money!”と言います。でも、我々に好奇心はあるようです。お菓子でもあればやったのですが、あまり大したものはありません。それでも、少し食べられそうなものを車から手渡そうとすると、子供たちの手が奪いあうように出てきます。その迫力に改めて、やはり物に飢えているのだと感じました。飼っているらしいヤギの行列はいかにも田舎らしいのどかな風景でした。

明るいうちに何とかホテルへ着きました。これから二晩、Sanctuary Gorilla Forest Camp というホテルです。ここだけはNさんと別の部屋でシングルでした。部屋の敷物がゴリラの絵なのには笑いました。ホテルのサイトでは、売店の前にゴリラが5〜6匹やって来た写真がありますが、本当のようです。

部屋はレストランや売店から離れていて、夜は真っ暗で怖いのですが、レストランから戻る時はさっとガードマンがやって来てエスコートしてくれます。最初は暗くて足元もはっきりしないからだけと思っていましたが、よく考えると万が一の動物に襲われるのから守ってくれているようです。朝は鳥のさえずりも聞こえます。


【19日(木)】
いよいよ今日はハイライトのマウンテンゴリラ・トラッキングの日です。絶滅危惧種で、現在世界に800頭しかいず、そのうち半数がこのブウィンディ原生国立公園にいるそうです。ホテル出発前に4本もの500mlミネラルウオーターとランチボックスを渡されます。杖も渡されます。私は杖なんか要らないと断りかけたのですが、絶対に持って行けとゴリラの彫刻付きの杖を渡されました。準備してある長靴を履き、リュックの中には雨合羽を入れています。すぐ近くの入り口で車を降りる時に、水は重いので4本を2本にしました。

当然、我々は4人のグループなので一緒だと思っていたら、グループ分けの都合で、3人と1人に分かれてくれと言われました。当然の如く、私が一人で行くと申し出て、NさんとF夫婦には別グループで出発してもらいます。最初に7Mルールを習い、つまりゴリラには7M以内には近づかないということで、わかりやすく7Mのマークとゴリラの絵が書いてあります。私のグループはオーストラリア人とスイス人でした。年齢も61歳の私よりは若い者の、たぶんみんな45〜60歳くらいです。私を入れて参加者は全部で9人、でも各人が雇ったポーターが5人くらいとリーダー、そして学生実習の大学生2人でした。

全部で3グループですが、我々のグループが最初に午前8時半に出発しました。ちょっとだけ道を歩いて川を横切り、いよいよ藪のような森の中を歩いて行きます。最初はともかく、だんだん上り坂で歩くというよりはよじ登る感じになってきました。従って、30分も歩くと結構きつくなります。やっと休憩で数分間だけ休めます。その間に水を飲みます。アフリカとは言え、そんなに暑くはないのですが、だんだん汗もたまってきます。

斜面を歩いて登るので、最初拒否しかけた杖の有難みがよくわかります。長靴は履いていますが、ぬかるみで滑るし斜面がきつくなってくるので、階段でいうと2段飛ばしくらいで股上げがきつくなってきます。すると、私は頼んでないのに、ポーターのような男性が勝手に私を手伝ってくれます。すぐ目の前の上から、私の左手を強く握り引っ張り上げてくれるのです。ずい分助かります。ただ、時々強引に引っ張り上げるので、自分で足場を確認できないので、滑りそうになります。また、あまりに力強く握られるので、腕が引きちぎれそうになります。制服が違うので気が付きました。有料のポーターではなく、実習の男子学生に違いありません。

数回の飲水休憩をはさみ、2時間近く頑張ってようやく森の頂上まで到着します。途中で雨も降りだし、準備していた雨合羽を着ます。でも、汗をかいているので少し蒸し暑くなります。かなりくたびれた頃、ようやくゴリラの気配があります。巨大なリーダー・ゴリラ(200kg以上らしい)が目の前に座っています。「人付け」と呼ぶように、人間が危害を加えないことを知っているらしく、我々10人以上が近くで、写真を撮ったり(ストロボは禁止)ビデオを撮っても落ち着いたものです。この群れはムバレ群と名前が付いていて、1993年から人付けされた一番由緒ある群のようです。

よく見ると、少し離れたところにもう1匹います。うとうとしているようです。そのうち、リーダーの横にお母さんゴリラが子供(赤ちゃん?)と一緒にやって来て座っています。人間と同じで、子ゴリラはやんちゃで可愛く、すぐ傍で遊んでいます。時々お母さんゴリラを小突いたり、ちょっかいを出したりします。そのうち、お母さんに抱っこされています。

しばらくしてすぐ裏側の方に回ると、別の子連れのゴリラグループがいます。成人2匹と子2匹です。こちらは10分も観察・見学しているとどこかへ移動してしまいました。先ほどの場所に戻るとまだいます。リーダーはくつろいで、ゴロンと横になっています。7mどころか、1〜2m先で観察できました。

予定通り、1時間程度で終了です。それから少し平地を探し、みんなで昼食休憩です。ホテルで準備してもらったランチパックのサンドイッチを食べ、リンゴ2つとマンゴジュースを飲みます。少し催してきたので、さり気なくみんなから離れ立ち小便をしスッキリしました。他の人はどうしてるのでしょう?しかも女性は?誰もその気配はありません。やはり外人は膀胱容量が大きいのでしょうか?戻ってくるまでの6時間半以上、トイレに行った気配はありません。

いよいよ森を降りる訳ですが、下りも大変です。上りのように股上げは必要ありませんが、ぬかるみで滑るので違う意味で大変です。足を突っ張るので、下腿の前側の筋肉(解剖、つまり名前忘れました!)が張ります。上りと同じで、学生が前を行き、滑り落ちないように手伝ってくれます。さすがに、雇ったわけではありませんが、15米ドルとたっぷりチップをはずみました。非常に助かったのは事実ですから。帰り着いた後、全員集合しゴリラ・トラッキング終了証をもらいました。それには、ちゃんとムバレ群に遭遇したと書いています。

帰り着いた時はさすがにくたくたでした。シャツは汗でびっしょりですし、ズボンからシャツの裾は何回か滑って転んだのでドロドロです。長靴は履いていたものの、そのすぐ上のズボンまで泥だらけです。初めて杖の有難みがわかりました。幸い、今回は珍しくもう1本ズボンを準備していました。嫌な予感がしていましたので。このシャツとズボンは捨ててきました。

トレッキング(trekking)とトラッキング(tracking)の違いがよく分かりました。身に染みました。Nさん同様、最初にパンフレットを見た時、ゴリラ・トラッキングはトレッキングの間違いかと思いました。でも、この一文字の差がよくわかった今回の経験です。Tracking とは、(動物の)足跡を追跡するという意味です。我々のグループは真に森の中をかけわけ、ゴリラに遭遇しに行ったのです。もらった修了証にも英語で tracking と書いています。トレッキングは小旅行で、平坦地を歩くわけです。ちなみに、地球の歩き方も間違えて記載しています。

ところが、くたびれ果てて午後3時頃ホテルに戻ると、何とNさんやFさん夫妻は涼しい顔です。何と、たったの45分ほとんど平地を歩いただけで、沢山のゴリラに遭遇したそうです。しかも、気が付くと我々のロッジのすぐ傍だそうで、ホテルのサイトの売店にゴリラが5匹くらい写っている写真が嘘でないそうです。このグループは若いインド人女性のグループと一人白人で超肥満の人がいたそうで、どうもグループ分けで選んでいるようです。彼らは、11時にはホテルに戻り、ランチボックスは運転手にあげ、暖かいパスタと冷たいビールを楽しんだそうです。私のグループとの差は何なんでしょう!でも、体力のある私が厳しいグループに入ってよかったです。とてもじゃないけど、Fさん夫婦には無理だったと思われます。


【20日(金)】
今日はプロペラ機で移動の日です。朝食後、1時間くらいで期待通りののどかなキヒヒ空港へ行きます。女性パイロット、コパイロット2人と、我々乗客は11人で満席でした。4日前と同じエンテベ空港へ着きますが、国内線なのに前回通過した入国審査場を通ります。但し、通り抜けるだけです。

1時間くらいで首都のカンパラに再度着きます。もちろん、新しい車で別の運転手です。ちょうどお昼なので食事をしてから再度出発です。でも、渋滞がひどくカンパラから抜け出すのに1時間くらいかかりました。前回の西向きのフォート・ポータルと違い、今回は北上します。唯一、赤土の混ざらないきれいな舗装道で、揺れが少なく快適なドライブです。無料ですが、信号なんかない一本道で、実質数少ない高速道路だと思います。でも、アメリカの一般道のように街に近づくと制限速度が50kmとかに下がります。

今日の行先はマーチソン国立公園内にあるロッジのため、午後7時までに到着する必要があると言っていました。まだ明るい午後6時40分には公園の入り口に着きました。でも、そこから公園内の Baker’s ロッジまでは1時間近くかかりました。もちろん、もう真っ暗です。すぐに、中心にあるフロント兼レストランで夕食です。ここも結構豪華な洋食でした。ポークチョップも美味しかったし、前菜のアボカドも盛り付けも上品でした。「オイ・オイ」というような低い動物の鳴き声が聞こえます。すぐそばです。すると、F夫人が見つけましたが、暗闇にはっきり大きなカバが歩いて行くのが見えました。しかも、さっき我々が歩いて来た道です!

どうもこのロッジはナイル川のすぐ側(南岸)で、夜はカバが歩き回るようです。離れの我々のロッジは、一軒家ですがネットを張ったような造りです。一晩中、先ほどと同様のカバの声がすぐ近くで聞こえていました。不気味でした。まさか、家の中までは入って来ないでしょうが。もちろん、テレビもないし質素な作りです。ベッド二つにそれぞれ蚊帳がつっています。バスルームは不必要なくらい広々としていました。


【21日(土)】
今朝は早く出発して、質素なフェリーに乗りナイル川の北岸へ渡ります。バンの我々の車は、天井を上げてそのままサファリ見物ができます。いよいよ本格的な野生動物見物です。

平原の向こうにアミメキリンが見えました。遠くでしか見えないと諦めていたら、何と珍しくサバンナの道路に出てきて目の前で見れました。さすがに近づいて写真を撮ろうとすると逃げます。サバンナ・モンキーやカンムリヅルもいます。アフリカゾウもいました。木の上にはアビシニアコロブス(オナガザル)もいます。

今晩は北岸にあるParaa Safari Lodgeに宿泊予定です。名前はロッジですが、久しぶりに離れでなく3回建ての建物です。昼食は準備された質素なサンドイッチ弁当です。珍しく、暑いくらいの天気になり、プールサイドでみんなで食べました。

午後は、東側のマーチソンン滝まで行くボート・トリップです。出発した時は、アフリカに来て初めて暑さを感じていました。顔だけ出した多くのカバが見えます。ところが、すぐにスコールと言うか激しい雨が降り始めました。いかにもシンプルな作りのボートですから、逃げる所がほとんどありません。みんな(全部で30人程度)かなり雨で濡れています。少し濡れるのはともかく、とにかく寒いのです!ここはアフリカ。でも、みんな寒さで震えています!寒さに強いので完璧に薄着(Tシャツと短パン)の白人も、さすがに救命用の上着まで借りて着ていました。よっぽど寒かったのでしょう。でも動物に関しては、カバと鳥が沢山見れただけでした。

マーチソン滝が見える所まで来ましたが、危険らしく、ナイアガラの滝「霧の乙女号」のように滝のすぐそばにまでは行きません。でも、それなりにスケールもあり、立派な滝です。

夕食後、F夫妻は辞退しましたが、私とNさんでナイト・ゲーム・ドライブとやらへ出かけましたが、全くのはずれ! ウサギの眼が光っているのが最初に見えたくらいで、ものの見事に何の動物にも遭遇せず、ほとんど寝ていました。


【22日(日)】
今日は同じナイル川でも、昨日と反対にボートで湿原沿いに西側(アルバート湖)まで行きます。小さなボートで、キャンセルもあり我々のグループだけでした。幸運なことに、いきなり珍しいらしいハシビロコウに遭遇しました。「動かない鳥」として有名だそうです。英語で shoebill と言うように「靴のような(大きな)嘴」を持っています。確かにあまり動かないので、写真は撮りやすいです。

カバを見飽きるくらい見ました。たくさん、あちこちにいます。船頭さんにリクエストしたら、ちゃんとナイルワニ(crocodile)をちゃんと見つけてくれました。二匹だけです。鳥は名前までは分かりにくいのですが、沢山の種類を見ることができました。

出発点まで戻り、今度は陸路で1時間くらいかけて昨日見たマーチソン滝を頂上側から見下ろします。この方が迫力あります。アメリカの高校留学先がナイアガラの滝近くだったせいもあり、何度も行ってますし、イグアスの滝にも3回も行きました。滝には縁のある私ですが、ここも水の落ちる轟音や水しぶきでなかなかのものです。もちろん、つきものの虹も見れました。

いよいよ、全ての動物見物を終わり車で南下して、カンパラへ向かいます。時間節約なのか、車の中で質素なサンドイッチ弁当でした。私はあまり好きではありませんが。途中の道路で水牛が悠々と目の前を歩きます。1匹はすぐどいてくれましたが、もう1匹は悠然としています。まるでインドの牛です。心配した渋滞もまぁまぁで、割と早く初日と同じ立派なホテルへ到着しました。今晩は、Nさんがリクエストしたローカル料理で、外人がいない薄暗いレストランで、完璧な現地食でした。キャッサバ、バナナの蒸し焼き、白いご飯などの主食とバナナの皮で包んで蒸した肉料理(牛とヤギ)でした。まずくはないのですが、肉料理は全て同じような味付けで少し飽きました。

夜は、一人で隣のビルにあるカジノへ歩いて行きました。客は中国人がほとんどのようでした。街中ではあまり見かけなかったので、観光客ではなく建設等の仕事で滞在している中国人でしょう。あまり楽しくない予感がします。私が唯一やるギャンブルはブラックジャックです。1台だけブラックジャック用テーブルがありましたが、誰もやっていません。諦めずに尋ねると、ディーラーを呼んできて準備を初めてくれました。最初にやって来たミニスカートの美女がディーラーかと思ったら、彼女は監視役らしく、さえない若い男性がやって来てカード8セットくらいを開き、絵札を確認してからシャッフルを始めます。両手でひたすらかき混ぜます。こんなカッコ悪いディーラー初めて見ました。

ウガンダの通貨・シリングは4千円分くらいしか残っていませんが、期待通り100米ドルを出すと換算(実質、両替)してくれました。賭けるための最低単位は5,000ウガンダシリングチップで、170円程度です。ラスベガスでは、最低単位は今5ドルから10ドルですから、かなり安く遊べます。但し、こんなのは初めてですが、客が一人だけの時は最低2ヶ所で同時に賭ける必要があります。つまり、一度に二人分勝負しないといけません。

しばらく一人でやっていると、横に中国人がやって来ました。貧乏ゆすりのように、盛んにチップをチャカチャカ鳴らしてうるさいです。隣に愉快な人が来ると楽しいのがブラックジャックの好きな一つの理由ですが、今回はあまり楽しくありません。しかも、今日はどうも不調で完全に負けパターンで、1時間以上遊んだところで、いよいよ最後のチップになり、100ドル(1万2千程度)完全にゼロになる寸前でした。

でも、何とか踏みとどまりました。それから面倒なので、2倍から4倍ずつチップを賭けていきました。あっという間にかなり取り戻しました。まだ負けていますが、疲れたので止めました。換金すると、4千円くらい戻って来たので今回は8千円くらい負けました。まぁ、1万円分の掛け金でしばらく遊べればいいのです。たまには勝ちますし。


【23日(月)】
いよいよ帰国の日ですが、夕方の便なので時間があります。スーパーに行って、アラガキ(ウガンダのカカオ分の高いビターチョコ)のチョコレートを買いました。他のブランドはよく読むと外国の物ばかりでした。珈琲豆も1種類だけウガンダ産があったので買いました。もう一か所、いわゆるお土産に行きました。民芸品などがあり悪くないのですが、家に飾るスペースがないので買うものがありません。もう沢山ありますが、冷蔵庫にくっつけるマグネットを買い、小さいキリンの木彫りを買いました。

最後の食事は、地元の人で溢れていたセルフサービスの店でしたが、白いご飯、キャッサバなどの主食、野菜類、メインの肉類がありました。大きな輪切りの魚もありました。食べてみると、海外で食べる魚の中ではかなりいける部類でした。たぶん、淡水魚でしょうが。

全般的に食事に関しては嬉しい誤算でした。イギリスの植民地だったので、たぶんまずいだろうと全く期待していませんでした。ところが、割と高級なホテルやレストランで食べたせいか、まぁまぁのレベルでした。最後の現地料理も、イギリス本国のフィッシュ・アンド・チップスなどと比べればはるかにちゃんとした料理でした。

エンテベ空港には早く着き過ぎて、2時間前まで開かないということで隣の待合室で待たされました。私は早く行き過ぎたことがないので知りませんでした。18時半発のカタール航空便で24時にドーハへ到着。翌日24日(火曜日)午前1時30分発で、関西空港には17時に到着しました。


普通なら、ここで帰国して旅は終わりですが、福岡まで帰らずに関西空港で降りました。翌日から1泊2日だけですが、カリスマ添乗員・平田進也さんの極上旅!“霧の郷“につつまれる2日間に医師として特別参加するためです。堺市の南宗寺(なんしゅうじ)、熊野道の霧の郷(さと)・たかはらに宿泊するちょっと贅沢な旅です。


空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
その他
交通手段
自転車
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 空からのドバイ

    空からのドバイ

  • ドーハ空港

    ドーハ空港

  • ドーハのビル群

    ドーハのビル群

  • 首都カンパラ<br />ホテル上層階レストランからの眺め

    首都カンパラ
    ホテル上層階レストランからの眺め

  • 結構洒落た前菜

    結構洒落た前菜

  • チンパンジー

    チンパンジー

  • 赤い大地

    赤い大地

  • 現地の様子

    現地の様子

  • 現地の人々

    現地の人々

  • 雲海

    雲海

  • 全員集合<br />記念写真

    全員集合
    記念写真

  • イボイノシシとトピ(?)(鹿の一種)

    イボイノシシとトピ(?)(鹿の一種)

  • 水牛

    水牛

  • 可愛いインパラ

    可愛いインパラ

  • 木の上で寝ているライオン

    木の上で寝ているライオン

  • 運転手とウエィトレス

    運転手とウエィトレス

  • ヒヒ

    ヒヒ

  • アフリカゾウ

    アフリカゾウ

  • アフリカらしい風景<br />頭に物をのせて運んでいる

    アフリカらしい風景
    頭に物をのせて運んでいる

  • 現地の子供たち

    現地の子供たち

  • 飼っているヤギの行進

    飼っているヤギの行進

  • 敷物もゴリラのホテルの部屋

    敷物もゴリラのホテルの部屋

  • こんな格好で出発

    こんな格好で出発

  • 7mはこんなに遠いが、実際には<br />すぐ近くで見物

    7mはこんなに遠いが、実際には
    すぐ近くで見物

  • トラッキング<br />森の中を登って行く

    トラッキング
    森の中を登って行く

  • こんな距離感<br />もっと至近距離からも

    こんな距離感
    もっと至近距離からも

  • 200kg以上のリーダーゴリラ

    200kg以上のリーダーゴリラ

  • 親子ゴリラ

    親子ゴリラ

  • 母親ゴリラと赤ちゃん

    母親ゴリラと赤ちゃん

  • ゴリラとツーショット

    ゴリラとツーショット

  • くつろぎ過ぎ!<br />リーダーゴリラ

    くつろぎ過ぎ!
    リーダーゴリラ

  • 下りも大変!

    下りも大変!

  • トラッキングが終ってズボンはドロドロ

    トラッキングが終ってズボンはドロドロ

  • ゴリラ・トラッキング証明証<br />ムバレ群を追跡して遭遇したとの証明

    ゴリラ・トラッキング証明証
    ムバレ群を追跡して遭遇したとの証明

  • 結構オシャレな夕食

    結構オシャレな夕食

  • プロペラ機

    プロペラ機

  • 車からの風景<br />舗装していて快適

    車からの風景
    舗装していて快適

  • マーチソン滝国立公園入り口

    マーチソン滝国立公園入り口

  • 薄暗いレストラン<br />すぐそばをカバが通過!

    薄暗いレストラン
    すぐそばをカバが通過!

  • 蚊帳のあるロッジの室内

    蚊帳のあるロッジの室内

  • ロッジのレストランで<br />ウェートレスと

    ロッジのレストランで
    ウェートレスと

  • これがロッジの外観

    これがロッジの外観

  • かなり大胆な地球儀<br />日本の形はメチャクチャ

    かなり大胆な地球儀
    日本の形はメチャクチャ

  • 渡し舟程度のフェリー

    渡し舟程度のフェリー

  • ソーセージがぶら下がったように見える<br />sausage tree

    ソーセージがぶら下がったように見える
    sausage tree

  • カンムリヅル

    カンムリヅル

  • アミメキリンの群れ

    アミメキリンの群れ

  • 珍しく道に降りて来たアミメキリン

    珍しく道に降りて来たアミメキリン

  • サバンナモンキー

    サバンナモンキー

  • 栄養が悪いらしく<br />黄身が白い

    栄養が悪いらしく
    黄身が白い

  • ボートで河下り<br />ナイル河

    ボートで河下り
    ナイル河

  • マーチソン滝の遠景

    マーチソン滝の遠景

  • セビシニアコロブス<br />(オナガザル)

    セビシニアコロブス
    (オナガザル)

  • 珍しいハシビロコウ<br />(shoebill)

    珍しいハシビロコウ
    (shoebill)

  • ナイルワニ

    ナイルワニ

  • カバとダイサギ(白い鳥)

    カバとダイサギ(白い鳥)

  • マーチソン滝上流から

    マーチソン滝上流から

  • マーチソン滝の前で

    マーチソン滝の前で

  • 道を占領する水牛<br />インドの牛みたい<br />「俺にどけと言うのか?」

    道を占領する水牛
    インドの牛みたい
    「俺にどけと言うのか?」

  • ウガンダのブティック?

    ウガンダのブティック?

  • アフリカの女性もオシャレ<br />髪を結っている<br />美容室?

    アフリカの女性もオシャレ
    髪を結っている
    美容室?

  • 街中の市

    街中の市

  • 現地食の炭水化物<br />白いご飯、キャッサバ、バナナの蒸したもの

    現地食の炭水化物
    白いご飯、キャッサバ、バナナの蒸したもの

  • 現地食<br />バナナの葉で蒸した肉料理

    現地食
    バナナの葉で蒸した肉料理

  • お土産屋の前で<br />売り子の若い娘さんと

    お土産屋の前で
    売り子の若い娘さんと

  • 最後の現地食<br />ビュッフェスタイル<br />淡水魚が美味しかった!<br />瓶は現地のジンジャーエール

    最後の現地食
    ビュッフェスタイル
    淡水魚が美味しかった!
    瓶は現地のジンジャーエール

  • 数少ない信号

    数少ない信号

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ラーメンマンさん 2015/12/09 02:27:25
    感動しました。
    素晴らしい体験でしたね。
    僕も死ぬまでに行きたい場所の一つです。

    空飛ぶドクター

    空飛ぶドクターさん からの返信 2016/01/25 18:40:56
    RE: 感動しました。
    > 素晴らしい体験でしたね。
    > 僕も死ぬまでに行きたい場所の一つです。

    コメント有難うございます。
    今頃気が付きました。

    私もいろいろな国へ行きましたが、サハラ以南のアフリカ
    は初めてでした。
    特にマウンテンゴリラ・トラッキングは苦労しただけあって
    感動は大きかったです。
    ホテルすぐそばでのカバの鳴き声もずっと耳に残っています。


    空飛ぶドクター(登録商標)

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