201308飛騨信州旅行 初日【白川郷・高山】

2013/08/02 - 2013/08/02

登山と絶景を求めて旅行先を探していたところ、高山を拠点に路線バスを利用すると西穂高岳・上高地・乗鞍等いくつもの山が楽しめそうだった。８月になり、梅雨明けで連日晴れの天気を期待していたのだが・・・


初日
東京6:00(のぞみ1号)→名古屋7:36/7:45(ひだ1号)→高山10:01/
高山駅前10:50～白川郷11:40　【合掌造集落】【神田家・和田家】
【明善寺】【どぶろく祭りの館】【荻町城跡展望台】【合掌造り民家園】
白川郷17:20～高山駅前18:10//
高山18:26→下呂19:53　下呂温泉 小川屋宿泊

エリア 岐阜

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日。
東京から新幹線の始発で名古屋へ。
名古屋から特急ひだに乗り換え高山本線を北上。
東京から約4時間で旅の拠点、高山に到着した。

今日は登山ではなく、白川郷合掌造り集落を見学する。

高山駅 駅

白川郷へはバスで約50分。バス待ちの間高山市内を散策する。
こちらは駅から5分くらいのところにある飛騨国分寺。

741年、聖武天皇の国分寺建立の詔に基づき、756年に行基によって創建。

境内は三重の塔が目立つ。

飛騨国分寺 寺・神社・教会

さて、高山からバスに乗車し白川郷荻町地区にやってきた。
バス停近くにはさっそく茅葺屋根の建物が建っている。

実際の合掌造り集落はバス停のある駐車場からこのであい橋を渡ったところから始まる。

味わいのある合掌造り集落。
田園風景に溶け込んでおり。日本の原風景がそこにはある。

95年には世界遺産に登録。
これだけの集落がまとまっており、しかも実生活の場として使われている点がすごい。

さて、白川郷に到着したのはお昼時。
飛騨の郷土料理がいただけるこちらのお店を選択。
飛騨牛やそば、漬物などがつく。

お食事処けやき グルメ・レストラン

集落の外れにある高台に上がってみる。
田園風景に溶け込む合掌造り集落。

荻町城跡展望台 名所・史跡

続いて集落の内部を見学する。
一部の住居は見学ができるようになっている。

まずは和田家住宅

旧和田家住宅(民俗資料館) 名所・史跡

荻町合掌造り集落の中では最大規模を誇る住居。
1573年よりつづく家柄。現在の住居は江戸期のものと推定。

母屋の2階では養蚕が行われており、当時の様子を展示している。

家の内部には立派な柱と梁が伝わっている。
内部の見学を通じて昔から今に至る人々の生活を知ることができる。

続いて神田家を見学する。
この建物は江戸時代後期に建てられたもの。

神田家 名所・史跡

元々は和田家の次男である和田佐治衛門が分家しこの地に居を構えたのが始まりとのこと。

4階建て構造で、2階より上は養蚕が行われていた。
2階には生活用具などを展示、3階は養蚕に関する展示がある。

そしてこちらが4階からの眺望。
山あいの合掌造り集落を眺望。

続いて長瀬家。250年続く旧家。
5階建ての合掌造り集落である。

ふる郷 長瀬家(白川郷) 美術館・博物館

こちらは生活用具などの展示が中心。
初代から三代目まで医者だったこともあり医療に関する展示も。

初めて訪れた白川郷。
なかなか味わいのある集落である。

つづいて明善寺。
集落内の真宗大谷派の寺院で合掌造りなのが特徴。

内部は郷土の民具などの資料が展示された「明善寺郷土館」として公開

白川八幡神社に。

白川八幡神社 寺・神社・教会

境内にはどぶろく祭りの館がある。
毎年10月にどぶろく祭りが行われる。

内部は人形や模型でどぶろく祭を再現した展示館となっており最後にどぶろくの試飲ができる。
ほろ酔い気分で施設をあとに。

白川郷どぶろく祭りの館 美術館・博物館

白川八幡神社は和銅年間（710年前後）の創建と伝わる。

最後にバスターミナルそばにある合掌造り民家園を見学。
こちらは伝統家屋の移築保存を行う野外博物館であり、ここで白川郷のおさらいをしておく。

野外博物館合掌造り民家園(白川郷) 美術館・博物館

合掌造り屋根の骨組み模型が展示。
よく組んであります。

こちらも本物の集落みたいは風情。
内部も見学もできます。

この角度で見ると田舎の風景を思い出す。
かつて至るところで見られた風景なのかもしれない。

園内は広い。全26の建造物を公開している。

実際の集落の中にある見学施設と、こちらの集約された見学施設両方を見ることで理解がより深まる気がした。

天気も青空が見られるようになった。
高山に戻る前にもう一度高台の展望台に上がって、合掌造りの集落を見てみよう

青空のもと、光が差し込んだ集落は見ごたえがあった。

さて、白川郷からバスで高山市内に戻ってきた。
高山は江戸時代からの城下町の街並みが良く残っており、風情のある町である。

蔵造りの風情ある建物が左右に並び食べ歩きをしながらそぞろ歩きを楽しむことができる。

こちらは飛騨護国神社。
西南戦争から太平洋戦争までの飛騨出身の英霊を祀る

飛騨護国神社 寺・神社・教会

護国神社を通過し高山城跡のある城山公園を歩く。
城跡だけに高山の街並みを見渡せる展望台のようなものを期待していたが。

城山公園 公園・植物園

木々の隙間から街並みが見える場所があった、

園内は散策路が設けられていた。曲輪、堀、石垣、土塁などの遺構を巡ることができます。

高山駅に戻る。
今日の宿は高山から普通列車で約90分。下呂温泉である。

高山駅 駅

ということで岐阜県を代表する温泉地下呂温泉のある下呂駅に到着。

下呂駅 駅

下呂温泉はアルカリ性単純温泉のお湯。多くの旅館、ホテルが建ち並び温泉街を形成。
今日泊まる宿はかけ流しではないが、畳敷きの大浴場が特徴の温泉である。

さて、明日は上高地ハイキングを中心とした行程。温泉は新平湯温泉に宿泊する。

下呂温泉 小川屋 宿・ホテル