2015/05/01 - 2015/05/02
148位(同エリア521件中)
raicoさん
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アンダルシアには国境を意味する「デ・ラ・フロンテーラ」がつく町が沢山ある。
これには、その地がイスラム教国とキリスト教国の境界であったことを意味する。
大西洋を望む小高い丘の上に立ったこの街は燦々と降り注ぐ太陽のもとに今までの中でも
白い建物が目にまぶしい。
街はずれの風車がそばにある宿は今回の旅の中でも最高の思い出に残る場所になりました。
4月27日 成田(JL413)→ヘルシンキ→マドリード(バラハス) マドリード泊
4月28日 マドリード・チャマルティン(AVE)→セゴビア(レンタカー)→アビラ→セゴビア
4月29日 セゴビア(AVE)→マドリード(チャマルティン)→メンデスアルバロ(バスターミナル)→グラナダ
4月30日 グラナダ(バス)→マラガ(レンタカー)→ロンダ
5月1日 ロンダ→フスカル→カサレス→ジブラルタル→ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ
5月2日 ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ→ コニル・デ・ラ・フロンテーラ→セビーリャ
5月3日 セビージャ→サンルカル・デ・パルメダ→アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
5月4日 アルコス・デ・ラ・フロンテーラ→ウブリケ→オルベラ→イスナハル
5月5日 イスナハル→コルドバ→イスナハル
5月6日 イスナハル→プリエゴ→モンテフリオ→フリヒアーナ→マラガ
5月7日 マラガ(JL6856)→ヘルシンキ(JL414)→成田
5月8日 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
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イベリア半島の最南端の街タリファを通過し今度は大西洋側を北上すると
広い牧草地が広がってきました。 -
オリーブ畑には紫の花が咲き乱れとても美しかったけど、対面通行で路肩もなく
写真をとるにはちと不都合なので車内からぱちり。 -
風車の回る平原の一本道をひたすら北上します。
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小高い丘の上に見えてきたのが本日の宿泊地「ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ」
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街に上る斜面には馬が草を食んでいたりのんびりムードが漂います。
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曲がりくねった道を登り街中にたどり着くと狭い道が登場します。ストリートビューで見てはいましたが、改めて来てみると旧市街はどこも細い路地ばかり。
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目的地に到着するとGateの前にには、勝手に入るなよ目線のわんこがドーン!
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車から降りると犬が吠えはじめしばらくすると、宿のおじさんらしき人が登場した。
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どうやら農家の副業で宿を経営しているようでニワトリも犬も放し飼い。
お宿は村の外れにある「エル・、モリーノ」というヴィラ。一番人気の宿は2か月前にSoldout。町自体が小さいため、収容人数が少ない宿が点在しています。
おじさんは、まったく英語が通じずチェックインのとき「シンコシンコ」といわれ??でしたがどうやら先に支払いだったようです。1泊55ユーロと格安の宿です。 -
敷地内にはなぜかイタリアンレストラン。でもまだ営業前です。
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部屋はキッチン付きのリビングとベットルーム。中は清潔でしかもオシャレ。
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洗濯機も完備でなかなかコスパもよいです。
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部屋は横に4棟つながったヴィラで長期滞在をする欧米人がほとんど。隣の部屋からは子供の声も聞こえており、海までも至近距離なためちょっとしたバカンスに来るのかもしれません。
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バルコニーに出てみるとふかふかの芝生が敷き詰められていて眼下には大西洋と周囲の田園風景が一望できます。
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隣の斜面には馬が放牧されていてその先に見える風車を改造したようなお家も気になります。
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この辺りは丁度飛行機の航路にあたるのか、きりっとした青空に真っ白い飛行機雲がとても美しかったです。
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右手には大きな風車がどおーんとそびえたっています。その昔風車は粉を引くために使われていたようですが、今は動いてないようです。
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ちょっと近場をお散歩。この辺りは新市街で新しい集合住宅のような家が密集してます。
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この地は、イスラムの色が残っていて家の階段などにはタイルのモザイクが使用されているお宅が多いようです。
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近くにスーパなどもありましたが、お休み。考えてみたらこの日はメーデーでした。仕方がないのでよろずやさんのようなお店でセルベッサを買い求めようとしたら冷えてるものがない。スペイン語でまくしたてるおじさんから水だけ買って退散。
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路地の奥では映画のような光景も@@
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新しい家々の周りにはなだらかに続く麦の草原もありとても美しい。
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やっぱりどこに行ってもこういうものは売られています。
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学校は塀に囲まれていてうかつに入れないような構造です。治安が悪いのかそれともこちらの学校はこういう作りなのか謎です。
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そろそろ影もなが~くなってきたので一旦宿に引き返します。
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部屋から外に出てみると夕日を眺めながら優雅にパラグライダーで浮かんでいる人が目の前を通過していきました。
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夕暮れにそびえる風車も哀愁が漂い素敵です
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彼方に見える町はコニル・デ・ラ・フロンテーラ。オレンジ色の空が大西洋を包み込みそろそろ日没が近づいてきました。
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レストランの窓にはまるで計算されたように夕日と風車が絵のように映ってうてこれまた素晴らしい。
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お月様も顔を出してきたので、宿のおじさんおすすめのバルに出動
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宿から坂を下っていくと、日本でいう立ち飲み横丁的なちょっとしたバル街が。住宅街を抜けた一角は地元民でかなりにぎわっており活気がありました。
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この辺りでは珍しいと思われる平たい顔族が、ショーケースの真ん前に陣取りま食べ物を物色中。どれもこれも美味しそう。
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とりあえず少なくなってるものは人気だと思い色々試しましたがどれもこれもうまい。
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そしてこの辺りのドリンクはワインではなく、シェリー酒と同じ熟成過程を経てつくられるマンサニージャ。きりっと冷えた辛口にはエビのアヒージョ。
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この店を切り盛りしているお兄さんおすすめのまて貝。繁盛店のバーテンダーはとにかくきびきびしていて次々とオーダをこなしていく。
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こんなローカルなお店なのにイギリスから来たという数名の観光客も訪れていました。それだけ地元民はおすすめなのかもしれません。
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閉店後のお店のショーウィンドウを眺めながらヴィラへと戻ります。
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近くのバルもまだまだ賑やか。
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夜の街もライトアップされていて美しい。しばらく一人で写真撮影。
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先に戻っていた連れは、敷地内のレストランでビールを注文したらクラフトビールなのでお部屋でどうぞ。と頂いてきたらしい。
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なにい〜〜。といって日本のお菓子をお礼にぶら下げてわたしもレストランを訪問。もうすでにほかのお客さんは帰った後だったようで、陽気なお兄さんたちと話をする。彼らはイタリアからの移民でオーナーといとこの二人で切り盛りをしているようです。サッカーのユニホームが沢山飾ってあったのでサッカー話をすると大盛り上がり。ついにはマンサニージャのボトルを開けてのめのめと大サービス。部屋の前だったから最初からここに来ればよかった。
IL MACININOのお兄さんたち本当にどうもありがとうございました。 -
翌朝もきっぱりとした晴れ。乾燥した空気に青空が心地よい
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近くの新市街を散策するとやっぱり家がちょっとイスラムチックです。
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街の反対側にも風車を発見
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私たちの宿泊地のあたりはとてものどかな場所で歩いていると何か草むらでモソモソ音がするので歩いて行ってみると
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ぬーっと顔を出したお馬さんたち。
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風車の周りに花も咲き乱れとても美しい場所です。
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宿の隣の風車に歩いていくと結構広大な敷地で馬に犬に猫にニワトリはたまた羊と牧歌的な風景が広がります。
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朝になりレストランの絵は表情を変えていました。
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宿に別れを告げて旧市街へと出かけます
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旧市街は宿から車で行けば10分程度ですがアップダウンがかなり激しい。そして旧市街は狭くて一通が多いです。
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ムーア人多く住む町は綺麗なパティオもそこここに見ることができました。
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この辺りもレコンキスタの時代にキリスト教に制圧された地域
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ムーア人が多く暮らすこの街でのお土産のラインナップはこんな感じでした。
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寄り添うように集まっている白い家々が青空にまぶしく光っていてこれがベヘールの一番美しい場所かもしれません。
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こんな路地がぐるぐる続き迷子になってしまいそうです。
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20世紀初頭までこの辺りの女性は黒いヴェールを身にまとっていたようです。
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ここが旧市街の中心地のスペイン広場。
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泊まりたかった宿ホテル・ラ・カーサデルカリファ。モロッコ料理のレストランも併設されていますがランチにはちょっとお値段がお高いようで・・・
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でも今回の宿には大満足。あの丘の上が泊まっていた宿です。
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宿から見えていた赤い絨毯の正体はこれでした。
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今回の旅では一番好きになった町でした。次回はあの宿を拠点にのんびりと泊まってて今度は是非ともイタリアンでご飯をたべよっと。
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