2007/08/14 - 2007/08/18
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taronyanさん
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三十数年前に黒部の沢歩きの最後に訪れた高天原温泉が妙に思い出され、盆休みに出かけることにしました。
雲ノ平は、昔は女子大生のあこがれの地だったなどと妻をその気にさせ、目的を高天原温泉と湯俣温泉のハシゴということで、テントと食料を担いでいざ出発。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新穂高温泉よりさらに奥へ奥へと歩き始める。時間的にも今日はワサビ平まで。ビールを呑みながらその辺に寝転んでいたら、どうやら蚋に噛まれたらしい。そのことに後で気付く。なんだか気候が変わって(猛暑)そのためだったのかななどと今にして思う。これまでには、そんなことはなかったのになぁ。
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天気は上々。小池新道を歩む。
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夏山も盆を過ぎれば花も夏を惜しんで最後の宴。それにしてもここでも猛暑。気候が変わってきたような。
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鷲羽岳。百名山の貫禄ですね。
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黒部の源流。ぴょんぴょんぴょん。
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薬師岳を望む。
雲ノ平の天場から空身で高天原へ日帰り。もちろん、目的は、温泉。 -
三十数年前に、神岡から金木戸川を遡上して、薬師沢やら赤木沢界隈の黒部源流を地下足袋にわらじ履きで徘徊したはずせなのだが、記憶の彼方へ。果たして、高天原はどんなだったか?
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いよいよ高天原へ。
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高天原山荘。どうやらその後建て替えられたそうだ。
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高天原。この先が夢の平。30数年前は、温泉沢を詰めて赤牛岳に出て、黒四に降りたっけ。
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はたして、ずいぶん立派な施設ができていた。以前は、河原にばっかり沸いていて、「ケロリン」の桶が二、三個。薬師見ながら感無量であった。
ここからは、薬師が見えない。どうやら、河原の湯もあったようだが、このお湯につかってすっかり体が緩んだためか、腰のあたりがプッツンしてぎっくり腰になってしまった。とにかく雲ノ平になんとか帰らねば。歯を食いしばって立ち上がれば、歩くことはできる。歩き始めればそれほど苦ではない。 -
なんとか、雲ノ平のテントに帰り着く。夕食の準備をしながら、腰を西日に照らして温感治療。こうしてみると、腰がすっかり伸びてしまっている。
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明日は、下山。
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槍を見ながら水晶岳をかすめて。
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硫黄岳界隈を眺めながら。なんかいつ噴火するのやら、やばそうだななどと思いつつ。
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過行く夏を惜しむお花を楽しみながら。
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そういえば、この年は、記録的な猛暑(今でいう猛暑はこの年からのような気がします)。で、3000メートルの稜線ですら蒸し暑い風が吹き抜けたような。
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高瀬川が見えてきた。結構な急勾配に巧みにつけられた竹村新道を降りる。
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硫黄岳の方から来る沢はコバルトブルー。温泉だ。
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湯俣に到着。
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少し奥へ行く。河原に急ごしらえの湯舟が点在。さてさて、これが面白い。手前が、いわゆる普通の沢。透明。奥に流れているのが酸性の硫黄泉の沢。湯又川と水俣川の出合いです。
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湯又川の方は、こんな感じ。面白いでしょ。
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これが噴湯丘。
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湯俣の天場は、木床と温泉付き。まずは、小屋にてビールを戴く。既にぎっくり腰は、竹村新道の下りで治癒させられたようだ。気持ちよく温泉で汗を流して、背中が平らなテントで熟睡。明日は、林道を2時間ほどて高瀬ダムまで出て、うまくタクシーを捕まえて大町から帰宅。確かにこの界隈は時間距離で測れば国内で最奥の温泉ですね。また行きたいな。
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