太平洋海旅紀行・その2.太平洋フェリーいしかり乗船記 (仙台～名古屋)

2015/11/12 - 2015/11/13

第25部-121冊目　2/4

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

今回の旅のテーマは「海」です。
海旅と言ったら、豪華クルーズ客船の旅‥ と言いたいところですが、今のオーヤシクタンは豪華クルーズ船に乗れる身分ではありません。
そこで、昨年も乗船しましたが、フェリー.オブ.ザ.イヤーを総ナメしている太平洋フェリーに乗って、仙台から名古屋までのクルーズを楽しむことにしました。
前回は台風が向かって来ている海上でのクルーズでしたが、今回は海上の波が2mほどなので、快適なクルーズが楽しめそうです。
では、仙台～名古屋.21時間40分の船旅に出発しましょう。

表紙写真…苫小牧～仙台～名古屋を結ぶ太平洋フェリー「いしかり」15762t。

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旅行期日‥平成26年11月12日(木)～14日(土) 2泊3日

11月12日(木) 第1日目.晴
11月13日(金) 第2日目.晴

①太平洋フェリー:いしかり.名古屋行
仙台港12:50～～(船中泊)～～名古屋港10:30

☆船中1泊‥太平洋フェリーいしかり･B寝台(洋室)

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太平洋フェリー(仙台～苫小牧)‥10100円
船内自販機‥280円

エリア 仙台(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

さぁ、これから仙台-名古屋を結ぶ太平洋フェリーに乗ってクルーズを楽しみますよ。

乗船受付をして、乗船券と今回は食事つきパックにしたので、食事券を受け取ります。
なにげに撮ったこの写真が後で思いがけない事から役にたつ事になります。
それは後ほど‥

太平洋フェリー(仙台～名古屋)
片道フルパックB寝台‥10100円

ターミナル2階は待合室と売店になっています。
売店の奥には軽い食事ができるコーナーがあります。

仙台港フェリー埠頭 名所・史跡

12:10
さぁ、乗船しましょう。

太平洋フェリーには、いしかり・きそ・きたかみの3隻が在籍しています。
本日の就航船は「いしかり」です。

★航海予定表
12:50 ①仙台港(宮城県)
　↓
14:45 ②相馬沖(福島県)※姉妹船との行き交い
　↓
17:15 ③塩屋崎(福島県)
　↓
18:10 ④日立沖(茨城県)
　↓
21:10 ⑤犬吠埼(千葉県)
　↓
00:40 ⑥野島崎(千葉県)
　↓
03:40 ⑦石廊崎(静岡県)
　↓
05:10 ⑧御前崎(静岡県)
　↓
08:10 ⑨伊良湖岬(愛知県)
　↓
09:20 ⑩中部国際空港沖(愛知県)
　↓
10:30 ⑪名古屋港(愛知県)

仙台～名古屋
航海距離‥約420マイル(約770km)。
航海時間‥21時間40分です。
航海速度‥約20ノット/約40kmのスピードで航行します。

仙台港も津波にやられました。
自らが被災したにもかかわらず、太平洋フェリーは、援助物資輸送などに貢献しました。

ジャーン！

これから乗船する「いしかり」15762tです。
大きい船ですね。
いしかりは平成23年に就航した太平洋フェリーの最新鋭船です。
フェリー.オブ.ザ.イヤーを就航年から2014年まで連続4回受賞しています。

太平洋フェリー 乗り物

フロントでカギを受けとる上級船室の富裕層の方々を横目に私は今夜の城に向かいます。

B寝台の573号室は…
あっ、この部屋ですね。

B寝台は2段式ベッドが互いに配置されていて、プライベート空間を確保しています。
こちらは上段です。

そして、こちらが下段です。
梯子を使わずに上下できるようになっているので、安全性も確保されています。

前回、太平洋フェリーに乗った時は大奮発して特等にしましたが、今回は身分相応なB寝台にしました。
こちらが今夜の城になります。

B寝台(仙台?名古屋)‥8800円～

中に入ってみましょう。
ロールブライドを閉めるとプライベートな空間が出現します。
寝台灯の下にコンセントがあります。
引きこもるにはちょうど良い空間ですね。
歯みがき粉の箱に入っている気分です。

ベッド脇の棚に救命胴衣が配備されています。

救命胴衣着用方法と緊急脱出経路図です。
これは重要です。
よく読んでおきましょう。

船内には大浴場があります。
先に汗を流すことにしましょう。

中に入ると‥
こんな所にG〇RO袋が‥
いやいやこれは吐き物入れでなく履き物入れです。

脱衣室です。
アメニティは綿棒だけです。

貴重品ロッカーがあります。
100円玉が必要ですが、使用後に戻ります。

これぞ船旅の醍醐味‥

海が眺められる大浴場です。
入港30分まで入れます。
姉妹船「きそ」にあったサウナがなくなってしまったのは残念です。

いい湯でした。
さっぱりして、甲板に出てみました。

12:50
出航時刻です。
定刻にロープが外されました。

ゴゴゴゴォー
大きな船体が岸壁から離れていきます。

タグボートが巨大な船体をひっぱり、狭い湾内で180度転回します。

転回が終わると任務を終えたタグボートが見送りをしてくれます。

さらば仙台！
21時間40分の船旅が幕を開けました。

レストラン.サントリーニです。

いしかりのメインダイニングで、朝.昼.夕のバイキングを楽しむ事ができます。
今回は、3食つきなので、ここで思う存分食べたいと思います。

太平洋フェリー いしかり グルメ・レストラン

お酒の種類が豊富ですね。

13:25
クルーズランチです。
食べ放題のバイキングですよ。
とりあえず、一通り食べてみましょう。

焼きうどん
ごぼうのつまみ揚げ
チキンのコーンクリーム煮
さんまのみぞれ煮
ミニハンバーグバーベキューソース
揚げたこやき
エスニックなガパオ風揚げなす
味噌カレーラーメン
サラダバー
バケット
五目混ぜごはん
米飯
胡瓜のキューちゃん
ポテトスープ
グレープフルーツ
杏仁豆腐

海を眺めながらのランチタイム。
優雅なひと時です。

完食。
お腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。

こんな所にG〇RO袋が‥
割り箸と一緒に置かれています。
船旅の友‥G〇RO袋は、レストラン内や洗面室に配備されています。

13:50
それでは、食後の散歩を兼ねて、恒例の船内視察を始めましょう。

エントランスホールです。
3層吹き抜けの華麗なるホールがゲストを迎え入れます。

いしかりのコンセプトは「エーゲ海の耀き」‥エーゲ海のきらめく青い海と空、白壁の家々を思わせる明るい船内です。

フロント.案内所です。
ご案内や等級変更の受付を行います。

私は後にこちらの世話になる事になります。

船長.機関長.パーサー.シェフです。
いしかりのクルーは50名ほどだそうです。
よろしくお願いします。

左上.コインロッカー(大)300円・(小)200円
右上.貴重品ロッカー お金を入れる所が見当たらず‥無料かな？
左下.船舶用公衆電話‥通話料有料
右下.携帯電話充電器‥20分100円

船内にWIFIがありますが、有料です。
携帯は航海中、つながりにくい箇所があります。

船長の制服。
記念撮影やコスプレが楽しめます。

船内モニターで操舵室からの眺めがご覧頂けます。

キッズルームです。
長い船旅でもお子様に飽きさせません。

吹き抜けロビーにあるエレベーターです。
乗ってみましょう。

上層階にあがって来ました。
上から見てもゴージャスですね。

こちらは、上級船室のフロアです。
絨毯が敷かれて高級感がありますね。
私のような下級船客がむやみに立ち入ってはいけないのですが、視察ですので差し足忍び足で入ってみる事にしましょう。

601号室
ロイヤルスィートルーム。
大きな船にたった1室しかない、最上級船室です。
どんな方がお泊まりになっているのでしょうか？

普通運賃(仙台?名古屋)で私のB寝台は8800円ですが、こちらはなんと42500円！
オーヤシクタンには高嶺の花です。

ロイヤルスィート(仙台?名古屋)‥42500円～
※ロイヤルスィートは航海中全食事付です。

ロイヤルスィートルームのリビングです。

↓客室設備です。
ソファーベッド
バスルーム
トイレ(ウォッシュレット)
冷蔵庫
テレビ
インターホン
バスローブ
ナイトウェア
サンダル
タオル
ヘアードライヤー
洗面用具
コーヒー
ティーセット
カードキー対応

太平洋フェリーのロイヤルスィートルームは、国内フェリー最大級の客室面積を誇ります。

※太平洋フェリーのパンフレットより掲載。

ロイヤルスィートルームの内部はどうなっているのでしょうか？

中に入る事ができないので、資料で見てみましょう。
リビングとベッドルームが別れていて、専用バスルームからも大海原を望むことができます。
前方角に位置しているので、前方、サイド両方の景色を楽しむ事ができます。

いや〜 すばらしいですね。
いつかは乗ってみたいです。

※参考資料‥にっぽん全国たのしい船旅2014-15(イカロス出版)

スィートルーム
セミスィートルーム

まるで高級ホテル！
豪華な雰囲気にひたりながら船旅を楽しめます。

スィート(仙台-名古屋)‥29000円～
セミスィート(仙台-名古屋)‥26500円～
※スィートとセミスィートは航海中全食事付です。

※太平洋フェリーのパンフレットより掲載。

特等(和室)です。
落ち着きのある、和風旅館のような内装です。
風呂、ウォッシュレットトイレが各個室にあります。

昨年は大奮発して、このクラスに乗船しました。

特等(仙台-名古屋)‥17500円～

※太平洋フェリーのパンフレットより掲載。

1等(和洋室)
ツインベッドと奥には絨毯敷きのスペースがある3?4名様の客室です。
グループや家族に最適ですね。
室内にはシャワーとトイレ(ウォッシュレット無し)があります。

1等和洋室(仙台-名古屋)‥14400円～

このタイプとは別にインサイド(窓無し)2名様用のツインルームがあります。
1等インサイド(仙台-名古屋)‥12400円～

※太平洋フェリーのパンフレットより掲載。

S寝台です。
個室感覚の1段ベッドです。
各ベッドにテレビがあります。

S寝台(仙台-名古屋)‥9800円～

2等船室です。
リーズナブルな旅を好む方に最適。
大部屋の解放感がある客室です。

2等(仙台-名古屋)‥7200円～

船内は個室を含めて禁煙です。
お煙草は喫煙室でお願いします。

シアターラウンジ.ミコノスです。

ゴージャスな空間でアーティストによる華麗なるラウンジショーや映画を楽しむことができます。
これが船の中とは思えませんね。

ラウンジでは航海中に2回の映画上映があります。
観覧料はなんと無料！です。

太平洋の大海原を一望するプロムナードです。
占有面積の少ない下級船客の私にとってありがたい設備です。

プロムナード脇には、体が不自由な方の為のトイレがあります。

又、船室もバリアフリー対応の個室があるので、体が不自由なお客様でも快適な船旅をお楽しみ頂けます。

軽食カウンター‥ヨットクラブです。
カレーやそばが510円。
14:00から焼きたてパンの販売が始まりお客様が並んでいます。

メロンパン・デニッシュ棒・ポテチェロ・シュークリーム‥各種200円の数量限定販売です。

緑茶、ほうじ茶、水(各冷温あり)は無料のサービスがあります。
ちょっと喉を潤していきましょう。

売店です。
北海道、宮城、愛知のお土産やお酒、太平洋フェリーオリジナルグッズなどを販売しています。
弁当やカップ麺の販売はありません。
なにげにお酒の種類が豊富です。

酔い止め薬はありませんが、酔わないサポートドリンクがありました。

自販機コーナーは船内に数ヵ所あります。
ビールはキリン・サッポロ・アサヒの各種350mlが280円。
発泡酒190円・缶チューハイ160円・ジュース類130円～・ヤクルト100円～などなどドリンク類は豊富です。

カップ麺や他社によくある、やきそばやたこ焼きなど、オートミールの自販機はありません。

※23:00～5:00はアルコール類の販売が中止されます。

船旅の定番‥ゲームコーナーです。
コインゲームやUFOキャッチャーなどがありました。

懐かしい‥
記念メダルの販売マシンがゲームコーナーの片隅にありました。

運転で疲れた体をほぐしてくれるマッサージチェアです。
1回200円です。

太平洋フェリーでは公共区域でのカップ麺の飲食は原則的にご遠慮頂いているそうなのですが、給湯室がありました。

こちらは我々B寝台前の通路です。
上級船室の通路と違って、こちらはなんだか今風の病院みたい。

B寝台には女性専用客室があります。
専用カードキーで出入りするので安心です。

筆者は、もちろん入れません。

ペットとご同伴される場合はペット様は、こちらのペットルームで船旅を楽しんで頂きます。

こちらは日本の物流を支えるトラックドライバー様の専用区域です。

コインランドリーです。
長期のお仕事や旅をされる方には助かる設備ですね。

洗濯機1回‥200円
乾燥機30分‥100円

洗面室です。
男女別でトイレに隣接してあります。
清潔です。

トイレが超きれいです。
ウォッシュレットもあります。

そして、こちらがG〇RO流し。
船旅の重要アイテムですね。

いしかりの船内設備はいたせり尽くしでした。
これで恒例の船内施設を終了します。

船長の案内によると、今日は波の高さが2mぐらいだそうです。
ほとんど揺れを感じない快適なクルーズになりそうです。

海をぼんやりと眺めていると‥

14:25
あっ！
前方から白い船が‥

昨夜19:00に名古屋を出港した姉妹船の「きそ」です。
こっちに近づいて来ましたよ。

来ました、来ました、来ましたよ～
太平洋フェリー同士が海上ですれ違う風景がご覧になれます。
これは見る価値がありますね。

ぼぉぉぉ〜＃
まずは、我々の「いしかり」が汽笛を鳴らしてエールを贈ります。

少し間が空いて‥

ボォォォォー＃
続いて「きそ」が汽笛を鳴らしてエールを贈ってくれます。

感動の一幕です。

14:40
お～い!
きその船客が甲板から手をふってくれています。
こっちも負けずに、きその船客に大きく手をふりかえしました。

なんだか泣けてきちゃいそうです。

昨年は、あちらの「きそ」からすれ違う「いしかり」を眺めました。

さいならぁ～

長距離船のすれ違いって何度見ても心にジンとくるものがありますね。
涙‥ です。

14:45
14:45からピアノ演奏によるミニコンサートが始まりました。
ピアニストは、名古屋を拠点に音楽活動をされているMIcaさんです。

船客の皆さん‥
船に酔わないで、ピアノの奏でる音に酔っています。

ひと休みしてから甲板にあがってみました。
福島県の太平洋沿岸を航行しています。
穏やかな海です。

15:35
静かな海の向こうにあるのは‥

アップしてみましょう。
福島第1原子力発電所が遠望です。
昨年見た時よりも建物が小さくなっています。
危険におかされながらも撤去作業をされている方がいると思うと胸が傷みます。

16:20
そろそろ、夕日の時間です。

美しいですね。
太平洋からだと夕日は水平線でなく、本州の地平線に落ちていきます。

夕日に染まるファンネル‥
絵になりますね。

日の入りです。
今日の日よさようなら‥

おしまい‥

17:00
船体に明かりが灯りました。
ナイトクルーズの幕開けです。

地平線が赤く染まっています。
今日の日よありがとう。

19:20
茨城県沖を航行中です。

一風呂浴びたし、そろそろ夕食にしますか‥
食券を用意しなくては。
ところが‥

ない！
あれれ‥ どこにやったんだろう。
さっき、昼食の時にはあったのですが、それからの記憶がありません。
さっき撮った食券の写真を見ると、紛失失効・再発行不可とあります。
まじかよ?。

ダメ元で案内所に行ってみると‥
なんと、届いていました！。
そして、さっき撮った写真の食券番号と届いている食券番号が一致したので、私の食券である事が判明しました。

よかったぁ～
メシ抜きのクルーズになる所でした。

※写真は戻ってきた食券です。

気を取り直してレストランへ。
内容はバイキングなのですが‥

19:30
クルーズでのディナーなので、コース形式で楽しみたいと思います。

第１幕
まずは、サラダとオードブルです。

三角チーズポテトフライ
鶏天と皮つきポテトのチーズフライ
メアジの青紫蘇風味オイル焼き
切干大根の豆乳マヨサラダ
姫なすのオランダ煮
ピリ辛サクッと揚げ餃子
オクラと蒸し鶏の柚子胡椒あん
ポテトサラダ入りミートローフ
さつまいものしっとり煮
いも煮風豆乳鍋
海老風味しゅうまい
サラダバー
日本そば
カルピス

食事にはドリンクバーがついています。

第２幕
メインデッシュです。

ビーフステーキ.和風ソース

グリルコーナーで焼いてくれます。
もちろん食べ放題です。

第３幕
ご飯物です。

ちらし寿司
太平洋フェリー特製ビーフカレー
日本そば
味噌汁
柚大根の漬物

第４幕
デザートです。

チョコレートケーキ
シュークリーム
よもぎ餅
パイナップル果実
グレープ果実
チョコレートアイスクリーム
バニラアイスクリーム

以上。

ほぼ、全種類のバイキング料理を完食。
クルーズディナーを堪能しました。
もう、お腹が一杯です。
満足、満足‥

20:15
シアターラウンジでは、夜のショータイムが始まっていました。

昼のピアノコンサートに出演されたMlcaさんと、サックスホーン奏者のアンディ宮本さんによる共演で楽しい音楽のひと時を楽しみます。

22:00
今日は楽しい1日になりました。
それでは寝ます。
おやすみなさい。
ちなみに、ロールカーテンを閉めると、中は暑いです。

爆睡するかと思いきや‥

1:58
深夜2時‥
なんか気が高ぶって起きてしまいました。
たしか去年もそうだった気がします。
船は神奈川県の沖、伊豆大島の南を航行しています。

伊豆大島沖を航行中です。
何も見えません。

こんなに真っ暗でも船はちゃんと名古屋に向かっています。
徹夜で舵を握る操舵室の船員さんに感謝です。

5:22
皆様、おはようございます。
午前5時22分‥
我々を乗せた船は、静岡県沖を航行中です。

まだ、外は真っ暗です。
さすがにこの時間では、誰もいませんね。

6:07
もうすぐ、日の出の時間なんですが水平線に雲が張りついちゃっていますね。

6:22
残念！
今日は水平線から昇る真っ赤な日の出は見られないようです。
ちょうど日が昇る位置に厚い雲が張りついてしまいました。

よ〜く、目をこらえると我が国の最高峰‥富士山(3776m)が見えます。

しばらくしてからやっと、お日さまが顔を出してくれました。

7:45
渥美半島、伊良湖岬が見えて来ました。
もうすぐ伊勢湾に入ります。

8:00
朝食です。

もやし炒め
ミートボール
パスタ.ナポリタン
高野豆腐と野菜のお煮しめ
サバの塩焼き
サケの塩焼き
厚焼きたまご
ミニ笹かまぼこ
ひろうすの煮物
食パン
ロールパン
マーガリン
米飯
のり佃煮
味噌汁
お粥(梅)
ヨーグルト.キウイソース
サラダバー
生タマゴ
納豆
はちみつゼリー
オレンジ
ふりかけ
味付けのり

サッポロクラッシック‥280円

クルーズの食事もこれが最後。
バイキング、ほぼ全種類を制覇して、〆ましょう。

昨日、キリンビール仙台工場で教わった、三度つぎを実践しました。

えっ！

キリンビールじゃないって‥
申し訳ございません。
北海道限定のサッポロクラッシックの誘惑に負けてしまいました。
キリンさん、あれだけタダ酒飲ましてもらったのに、ごめんなさい。

海を眺めながら、コーヒーブレイク。
贅沢なひと時。

8:35
知多半島の師崎が見えます。
今日は下船後、あそこに行きます。

9:15
セントレア.中部国際空港の沖合いを航行します。
名古屋まで、あとわずかです。

10:00
名古屋港が近づいてきました。
前方に名港トリトンが見えます。

10:06
船旅のフィナーレ。
名港トリトンをくぐります。

名古屋港フェリーターミナルが見えて来ました。

あぁ～
楽しいクルーズが終わってしまうよ～

接岸体制に入り、甲板員の方々が準備をしています。
いよいよ接岸です。

ゆっくり岸壁に近づけていきます。
巨体な船体を岸壁にピタッとつける作業は神業です。
いつ見てもすごいと思います。

10:17
ロープがかけられました。

10:20
接岸完了です。
パチパチパチ‥

10:27
名残惜しいのですが、下船します。

10:30
定刻に名古屋港フェリーターミナルに到着しました。
今回は、船が揺れる事なく21時間40分のクルーズは、アッと言う間に終わってしまいました。

クルーズは終わってしまいましたが、旅はまだまだ続きます。

つづく。