2015/09/30 - 2015/09/30
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ドクターキムルさん
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大磯町で2番目に目にした萱葺き屋根が鴫立庵であった。鴫立庵の前から東南に流れている小川に小渓谷美を見出して入ってみた。
「心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」 「平安末期の歌人・西行法師が大磯あたりの海岸を吟遊して詠んだといわれている歌です。
江戸時代初期の寛文4年(1664年)に小田原の崇雪(そうせつ)という人物が、西行のこの歌にちなみ、昔の沢らしい面影を残す景色の良いこの場所に鴫立沢の標石を建てました。
そして石仏の五智如来像(釈迦・阿弥陀・大日・薬師・宝生の五仏)をこの地に運び草庵を結んだのが始まりです。
その後、紀行家と知られ、俳諧師としても有名であった大淀三千風(おおよどみちかぜ)が鴫立庵主第一世として入庵して以来、京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び日本三大俳諧道場として、現在第二十二世 鍵和田庵主へと続いています。」
〜300年以上続く俳諧道場、湘南発祥の地を示す史跡〜とある。石碑などの石造物には名札が付けられている。その最初の辺りには五重石塔に「三重塔」の名札が付いており、この程度のものなら、むしろ名札などない方が雰囲気を味わえるであろうか?
奥の角にある門は大磯町役場からの通用門であろうか?旧東海道側では斎場と斎場・断固反対」の横断幕が掛かる家があるが、元々は鴫立庵に隣接した旧山内邸跡地に町役場が建てられたのであろう。
(表紙写真は鴫立庵・俳諧道場(秋暮亭))
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鴫立庵前を流れる小川の小渓谷美。
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鴫立庵前を流れる小川の小渓谷美。
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鴫立庵前を流れる小川の小渓谷美。
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五重塔に「三重塔」。
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法虎堂。
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虎御前が19歳の有髪僧体の姿を写した木造が安置されている。
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俳諧道場(秋暮亭)。
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俳諧道場(秋暮亭)。
「俳諧道場」の扁額が掛かり、鴫立庵の正庵であることを示す。 -
横には「端(サンズイ)琴律呂」の扁額が掛かる。
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俳諧道場(秋暮亭)。
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円位堂。
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円位堂。
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大磯町役場側の通路門か。
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五智如来像。
「釈迦・阿弥陀・大日・薬師・宝勝(宝生)の五仏を言い、その像は庵の後の丘の上に、東面して並んでいます。最初はこれを本尊として、西行寺などを作るのが目的だったといわれています。」 -
五智如来像。
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五智如来像。
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鴫立庵を出て町役場手前にある看板。
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