2015北海道ツーリング　どんだけおんねん！中国人が占拠　登別　地球岬　苫小牧市科学センター　

2015/06/26 - 2015/07/06

ほぼ毎年通っている北海道ツーリング。
今年もその季節が巡って来た。
だいたいめぼしい場所は行ったが、今年はこれまで走っていない道を攻めたいと思う。
低気圧が居座っているが大丈夫か・・笑

エリア 登別(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

７月４日（土）　晴れ

●方面

さて、いよいよ北海道での最終日。お天気は曇っているけど晴れの予報。
本当は夕張の石炭博物館に行ってみたかったが、千歳・夕張方面のお天気が思わしくない。降りそうな感じなので敬遠。

北海道上陸初日に行こうかなと思っていた登別温泉・地獄谷に向かう。
しかし、時折空は黒い雲に覆われ今にも降り出しそう。大丈夫か・・

●登別　地図上②

目的地は地獄谷。

私はどういう訳か硫黄の匂いプンプン、草木も生えずに禿げ山状態、ここは地獄か天国か？といった観光地が好きだ。北海道なら硫黄山。3回ほど訪れた。

地獄谷は今回初めて。でも、下調べしてないので場所が分からない。
とりあえずロープウェイフェチでもある私は登別のロープウェイに向かってみる。
有料駐車場も完備、バイクは乗り場から一番遠い場所を指定される。

そしてすでにここにも中国人。
チケット売り場に向かう。ロープウェイとクマ牧場がセットになって往復2560円。
クマ牧場は不要なので売り場のお姉さんにロープウェイだけは無いのですか？と聞いてみるが答えはNO。

大丈夫かな・・と思いつつ乗る。
ロープウェイと言ってもスキー場によくあるゴンドラ形式。６人位が乗れる小さいのがぐるぐる回っている。ガラガラなので一人で乗った。

登別温泉 温泉

数分で到着。上からの景色は本来ならいいのだろうが、ガスってよく見えない。
景色を見に来たのにこれでは・・順路になっているのでクマ牧場の博物館に入ってみる。これが想像以上の寒さ・・。一体いつ作ったんだろう？　２０年は経ってるな。最低限度のメンテナンスしかしていない模様で場末感が半端ない。あれまあ、えらいところに来てしまったと思いながら一周。

あたりには中国人がわんさか居るんだが、そこそこ楽しんでいる。う〜ん・・得な性格やね・・。笑

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

下調べしてない私はロープウェイの上の駅から地獄谷に行けるんじゃないか？と思っていたが、その期待は見事に裏切られる。ざっと見てそそくさと下る。下りのロープウェイで面白いゴンドラに出くわした。順番待ちしてこれが来たらびっくりだろうな。荷物搬送用のゴンドラだった。

●地獄谷　地図上③

登別温泉の一番奥にあった。
駐車場は200円。四輪の場所に停めていいよと言ってはくれるものの、どこも傾いている。枠の無い、邪魔にならない場所に停めた。

さすがにここは観光客が多い。そして、その９割が中国人だ。

まあ、とんでもない中国人はいないので、少しウルサイのと原色基調の服装と、団体が同じ色の帽子を被ってるのを我慢すれば共存は可能だ。（中国本土を旅していると、やたらと同じ色の帽子の団体に出会う。黄色・青・赤・緑など数グループが入り混じると学校の遠足か？って状況になる。それをそのまま輸出しちゃったのね・・）

地獄谷 自然・景勝地

地獄谷は期待通りの景観を提供してくれた。こんなんが好きだ。
鉄泉池（てつせんいけ）に至る遊歩道は中国人が鈴なりになっている。
とても、あの中に飛び込む勇気はない・・。完全アウェーである。笑

地獄谷から大湯沼・奥の湯へは約600ｍ　17分と標識が出ている。600ｍなんて10分もあれば楽勝じゃん・・歩き始めるが山越えルートになりちょっとした登山。ゆっくり歩いていたら20分以上かかってしまった。これは結構きつですぜ。

大湯沼 自然・景勝地

大湯沼には立派な駐車場があるので、地獄谷からは車かバイクで行くのが正解。駐車場チケットは共通でどちらかで払えば両方使える。でも、歩いてこそ見えて来るモノがあるので是非歩いてみて欲しい。

地獄谷→大湯沼→地獄谷　は徒歩ルートを往復するのもいいが、結構きつい。地獄谷→大湯沼は徒歩ルートで行き、大湯沼からの帰りは舗装道路を歩くと随分と楽が出来るし景観も楽しめるのでお勧め。途中に足湯もあるので好きな人はどうぞ。

●地球岬　地図上④

時間が厳しかったが行ってみた。

地球岬展望台 名所・史跡

すごい断崖絶壁に立つ灯台と展望台。なかなかの絶景だ。
観光地にはよく「愛の鐘」とか「幸せの鐘」とか称して自由に鳴らせる鐘を設けている場合がある。正直な感想として「何が愛じゃ？　何が幸せじゃ？」と思うのは私だけではあるまい。もうちょっと気の利いたネーミングは出来ないもんかな・・。

へ？　愛しあってる二人だったらこれでいいんだって？　オッサンはすっこんでなさいって？　うううううう・・

先を急ぐので滞在時間は１０分足らず。写真撮ってささっと回って終わり。

地球岬展望台 名所・史跡

●マザーズ白老店　地図上⑤

初日に食べた地鶏親子丼をもう一度食べたくなって寄ってみた。時間は１４時５０分頃。喜びいさんで入って行くと、食券マシンに「本日の営業は終わりました。レストラン営業時間は～１５：００」とか書いてある。

をい！！　まだ１５時になってへんやんけ！　

でも、スタッフを呼び止めてそれを主張出来るほど私は図太くない。
聞いてみたら何か明確な理由があるだろうから・・と自分をいさめて外に出る。あああ・・食べたかったなあ・・涙　ま、こういう時は神様が「またおいで！」と言っていると解釈している。それでいいのだ。

●苫小牧市科学センター　地図上⑥

苫小牧出港は１９時。２時間前までにチェックインしないといけない。少し時間があるので苫小牧市科学センターに寄る。

何が見られるって？ソ連の衛星ミールの実機があるのさ。

苫小牧市科学センターミール展示館 美術館・博物館

なんで苫小牧に？　詳細は分からなかったが予備機をどさくさに紛れてゲットしたみたい。女性の係員さんがいらっしゃった。天体とか星とか宇宙船とかUFOとか好きで、羽咋のコスモアイル羽咋も行きましたよ〜♪　と話した後で独りで船内を見てたらいつの間にか横に来られて詳細の説明をして下さった。

操縦室、食卓テーブル、トイレ、降下型シャワー、運動器具などなど　やはり説明を聞くと面白い。その筋の人ですか？　と聞いたら「いいえいいえ、ここに来てから勉強しました」とおっしゃっていた。なかなか感じのいい女性だった。
ありがとうございました、楽しかったです♪

時間が無かったので回れなかったが、科学センターと言うだけあって科学で遊べる施設がいろいろとあるみたいだ。今度時間がある時に再訪したい。

●チェックイン　地図上⑦

バイクの待機場所には３０台程のバイクが並ぶ。太平洋フェリーだけじゃなくて他社のバイクも同じ場所で待つらしい。ざっと眺めてみて「あれ？」と思った。

３０台程のバイクの中に新旧取り混ぜてＧＳが７台程。他車種のＢＭも入れるとＢＭ率の高いこと高いこと。今の時期は基本的に現役でばりばり仕事している人はいない筈・・。やはりリタイヤ寸前とかリタイヤ直後とかの人はお金があるのかしらん・・。

ちなみに私の前には水冷のＧＳ。神戸からのぴっかぴかの新車。ちょっとうらやましい様な、GSは空冷だぜ！と最後の空冷に乗っている誇りもある様な・・。笑

●揺れずに名古屋到着

帰りはほとんど揺れる事なく名古屋に到着。４０時間くらいかかるので例によってテレビとビデオ見まくり。ほとんど運動しないので体に悪い悪い。

●名古屋から奈良

げげげげげ・・　また雨。
雨に始まり、雨に終わる。

かつて雨に出立した事もなければ、雨の中を帰宅した事もなかった。
それだけ今回の旅が異常事態だったと・・笑
苦しかったけど、楽しいこともいっぱいあった。やっぱりツーリングは楽しいのう♪
さて、次はどこ行こう！？

お天気星取り表　３勝５敗１分（船中の２日はカウントなし）
完全に負け越し！　ま、こんな事もあるさ・・

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