2015/11/04 - 2015/11/04
193位(同エリア401件中)
風待人さん
勤務が午後2時半に終わり、自宅に着いたのが午後3時位。
父母は旅行に行っていて今日は帰らない、妻は残業で午後8時帰宅予定。
暇を持て余してパソコンでゲームをするには悲しいくらいにいいお天気だ。
そうだ、こんな日は綺麗な夕日を見に行こう。
時間はたっぷりとある、片道1時間くらいなら日没に間に合うと思う。
さて、西に行こうか東に行こうか。
思案した後に、角島大橋に向けて車を走らせる。
この日の角島の日没は午後5時30分、今は午後4時前だから順調に行けば日没の30分前までには着ける計算だ。
かくして、車を走らせること50分、午後4時45分に角島大橋に辿り着きました。
秋の日の夕暮れはつるべ落としとはよく言ったもので、日が西に傾いたかと思うとあれよあれよと思う間に沈みました。
その間、5分間くらいに私の心を動かすちょっとした出来事がありました。
角島大橋を見下ろすデッキに向かおうとしていた私の横で一台の自動車が道路脇に停まり、女の子が二人急いで降りてきました。
早く早くと口々に言いながら走ってデッキに向かいます。
「あ〜間に合った、綺麗な夕日〜」と言う横に、先程の車を運転していたらしい男の子が駆けつけて合流。
女の子の内のひとりが「ありがとう、お陰でこんなに綺麗な夕日が見れて最高の21歳の誕生日の締めくくりになったよ」と男の子に言いました。
その刹那、男の子のスマホからはかりゆし58の「オワリはじまり」のメロディーが流れてきました。
♪もうすぐ今日が終わる、やり残したことはないか、友達と語り合ったかぃ、燃えるような恋をしたかぃ?♪
それは沈みゆく夕日とともに自分を重ねた私への問いかけのように聞こえて少しジーンときました。
そんな中角島大橋は夕陽の赤い色から漆黒の闇の中へと溶けていきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
角島大橋に着いた時はまだ青空が少し色を残していてやや紫がかった色をしていました。
-
湾内には白い灯台もあります。
-
日本海には西に傾いて今正に沈もうとする夕日が最後の輝きを放っていました。
-
角島大橋もその姿を夕日に照らされて刻々と色を変えていきます。
-
数分もすると辺は青からオレンジ色に景色を変えていきました。
-
夕日から遠い側はまだ日中の光を留めています。
-
角島の道路標識もだんだん辺りの景色と同じように色濃くなってきます。
-
角島大橋を見渡せるデッキから夕日の沈むさまを眺めていると泣きそうな気分になりました。
-
周辺の景色が夕日に照らされてまるで外国にいるような錯覚に陥ります。
-
赤い夕日が日本海に沈んでいきます。
-
もう半分くらい夕日が水平線に隠れています。
秋の日の夕暮れはつるべ落としとはよく言ったものです。 -
時間は17:20、正に日没の時間になりました。
-
夕日が沈むと辺りは赤い色からまた少しずつ紫色を帯びてきました。
-
角島大橋もシルエットが目立ってきました。
-
沈んだ後の刹那、この景色は最高のご馳走です。
-
角島大橋の街灯にも灯りが灯り始めました。
-
海が紫色を帯びてきて空から海までが美しいグラデーションで彩れています。
-
海面に橋の灯りが反射して橋がライトアップされているかのようです。
-
水辺線には漁火が並んで揺れていました。
-
バルブ撮影で撮ると車のライトが線状に連なって綺麗に写ります。
-
目視で見ると橋の雰囲気はこちらの写真のように闇の中に浮かび上がっている感じです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21