アーユーボーワン　スリランカの旅　2016年3月

2016/03/06 - 2016/03/14

アーユーボーワンとはスリランカの言葉シンハラ語でこんにちはという意味です。
シンハラ語自体は丸文字のような表記なので何が書いてあるのかさっぱりわかりませんでした。
ちなみにスリランカの公用語は主にシンハラ語でタミル語も使われるそうです。

表紙の写真はジェフリー・バワの設計したホテルにある湖と一体化したインフィニティプールで、湖の向こうにかすかにシギリヤロックが見えます。

今回の旅行では独創的なデザインが特徴のスリランカの建築家ジェフリー・バワの設計した自然と一体化したホテルなどに宿泊したり、スリランカの６カ所の世界文化遺産等を見学しました。

スリランカといえば、セイロン紅茶、シギリヤロックや仏教遺跡などの世界遺産、女性に人気のアーユルヴェーダ等が有名で、インドなどと同様に寺院参拝の時は靴を脱ぐようになっています。
以前にＴＶで良く見かけたウィッキーさんはスリランカ出身で、現在は日本で大学教授として活躍しているそうです。
イギリスのＳＦ作家アーサー・Ｃ・クラークはスリランカに移住していたそうです。

又、近年まで内戦があり（1983年から2009年にかけて展開されたスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) による内戦）国内は大分疲弊していたようですが近年平和になったようです。

今回訪れた６カ所の世界文化遺産
①聖地アヌラダプーラ（イスルムニヤ精舎内の涅槃像など）
②タンブッラの黄金寺院（仏像石窟寺院）
③古代都市シーギリヤ（ジャングルに潜む天空宮殿シギリヤ・ロック）
④古代都市ポロンナルワ遺跡
⑤聖地キャンディ（仏歯寺など）
⑥ゴール旧市街とその要塞群（コロニアルな雰囲気の漂うゴール）
訪れなかった世界遺産は自然遺産のシンハラージャ森林保護区とスリランカの中央高地の二つでした。

他には、キャンディ～ヌワラエリア（紅茶の産地）までの列車乗車やインド洋でのドルフィンウオッチング、ウミガメ保護センター、キャンディの伝統舞踊、現地民家訪問などを体験・見学しました。

往復も、成田からスリランカ航空の直行便を利用したので比較的楽に旅行できました。
１スリランカルピー(Rs)＝約０．８円、１＄＝１１３円、１?＝１２４円

ストゥティイ（有り難う）
アーエッ　ハムウェム（また会いましょう）

エリア スリランカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: スリランカ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

スリランカのコロンボ国際空港に到着しました。

機内を降りてボーディング・ブリッジを通ると熱帯に来た実感が込みあげる湿気のある暑さでした。

バンダラナイケ国際空港 (CMB) 空港

宿泊するホテルに入る前に他のホテル（ラマダホテル）で夕食を食べました。

機内食を食べていたので食事はあまり喉を通らず、デザートのアイスクリーム＋フルーツが美味しかったです。

ラマダ カトゥナヤカ ホテル

宿泊したホテルの朝食ビュッフェのカレーコーナーです。
スリランカや南インドのいろいろなカレーが並んでいました。

Vivanta Colombo Airport Garden ホテル

翌朝は古代仏教王国の都アヌラダプーラへ５時間ほどの車の移動で向かいました。

初めの見学はアヌラーダプラ遺跡で最古の由緒あるイスルムニヤ精舎です。
門の前で靴を預けて裸足で境内や寺院を見学しました。

聖地アヌラーダプラ 史跡・遺跡

写真はイスルムニヤ精舎内の本堂に横たわる涅槃像です。

イスルムニヤ精舎 寺院・教会

昼食はアヌラダプーラ近くのホテルでカレーやスリランカ料理のビュッフェを食べました。

ガルウェイ ミリディア ロッジ ホテル

アヌラーダプラ遺跡のスリー・マハー菩提樹です。

スリー マハー菩提樹 自然･景勝地

野生のサルが遊んでいる中を歩いて向かったアヌラーダプラ遺跡のルワンウェリ・サーヤ大塔です。

ルワンウェリ サーヤ大塔 寺院・教会

アヌラダプーラ遺跡からダンブッラへ移動して仏教石窟寺院を見学しました。
岩山の登ってから門の前で靴を預けて石の上を歩いて見学しました。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

連泊で宿泊したホテルから湖越しに望むシギリヤ・ロックです。

ヘリタンス カンダラマ ホテル

翌日は午前中にスリランカ中央部の古代遺跡シギリヤロックに挑戦しました。
シギリヤロックの周りには、かっては「蓮の水路」と呼ばれる蓮の花で埋まっていたワニの住む水路があっったそうです。

古代都市シギリヤ 史跡・遺跡

博物館前から望むシギリヤロックです。
シギリヤロックに登る前にある水の広場に「王の沐浴場」と呼ばれる遺構があります。

シギリヤロックへ登るヘルパー代は２０００ルピアだそうです。

王の沐浴場 史跡・遺跡

登山途中の垂直に切り立った岩肌に描かれたシギリヤレディは撮影禁止（２０１６年からユネスコの指示により）ですが、麓にあったフレスコ画の一部は撮影出来ました。

シーギリヤ レディ 洞穴・鍾乳洞

古い落書きの残っているミラーウォールです。
シギリヤ・レディのすぐ下の部分に当たる回廊で、高さは３ｍあり、床は総大理石でピカピカに輝いていて鏡の様だったそうです。

ミラーウォール (鏡の回廊) 史跡・遺跡

途中の階段は長蛇の列です。

ここが王宮の入り口 「ライオンの入り口」と呼ばれるところで、現在は前足しか残ってませんが、当初は足も頭部もあり人が階段を登っていくとライオンに飲み込まれるようになっていたそうです。

ライオンテラス 史跡・遺跡

シギリヤロック頂上の様子です。
面積は１．６ヘクタールあり、現在は建物はなにも無いですがかっては王宮・兵舎・住居・ダンスホールがあったとされています。
現在もあるのは遺跡の跡と貯水池と３６０度の素晴らしい眺望のみです。

シーギリヤ ロック 自然･景勝地

シギリヤロックを下山途中に見たコブラの岩です。
他にも、エレファント・ロックや会議堂跡、アサナ礼拝堂などの史跡が残っていました。

コブラの岩 史跡・遺跡

アヌラーダプラ遺跡からポロンナルワ遺跡へ移動途中に野生の象を見かけました。
ほかの場所でも１〜２回象を見かけました。

ポロンナルワ遺跡へ到着後の昼食は遺跡近くのホテルでのビュッフェでした。

ホテル スドゥ アラリヤ ホテル

午後は華やかだった王朝史の古都・世界遺産ポロンナルワ遺跡の見学です。
写真はポロンナルワ遺跡群の中心になるクワドラングルです。

クワドラングル 史跡・遺跡

クワドラングル内のトゥーパーラーマの仏堂です。

ポロンナルワ博物館は遺跡の入り口にあります。

ポロンナルワ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

クワドラングル内のアタダーゲです。

古代都市ポロンナルワ 史跡・遺跡

クワドラングル内のワタダーゲです。

ワタダーゲ 史跡・遺跡

ポロンナルワ遺跡にある巨大寺院ランカティラカです。
キャンディにも同じ名前のお寺があるようです。

古代都市ポロンナルワ 史跡・遺跡

ポロンナルワ遺跡の４大石仏像が並ぶガル・ヴィーハーラです。

ガル ヴィハーラ 史跡・遺跡

ホテルに戻って夕食です。
写真はレストランへ登る階段上にあるラキ・セナナヤキ作のフクロウの彫刻で、この作家の作品はジェフリー・バワの建築に多用されています。

ヘリタンス カンダラマ ホテル

翌日はキャンディの街へ向かう途中に道路際の民家をアポ無し訪問して、内部を見学させてもらいました。

スパイスガーデン見学と食事とをかねてＮｏ．９９　ランウエリ　スパイス　ガーデン（Ranweli Spice Garden）を訪れました。

いろいろな種類のスパイスの現物を見ながら説明を聞きました。

ランウェリ 地元の料理

Ｎｏ．９９　ランウエリ　スパイス　ガーデン併設のレストランで食べたビュッフェの一部です。

ランウェリ 地元の料理

キャンディへのバスで移動中に見たマータレのヒンドゥー寺院です。

マータレヒンドゥー寺院 寺院・教会

キャンディ旧市街、仏歯寺の正面にあるコロニアル建築の傑作といわれているクイーンズホテルです。

クイーンズ ホテル ホテル

キャンディの仏歯寺で、夏に行われるペラヘラ祭りが有名です。

仏歯寺 寺院・教会

仏歯寺の中に佇んでいた柔和な顔の仏像です。

仏歯寺内には仏様の教えとして「悪いことはなにもしない、良いことを広める、心を清める、これが仏様の教えです」という言葉が日本語を含めて６カ国語で書かれていました。

聖地キャンディ 史跡・遺跡

夕方に、キャンディ湖の畔にあるキャンディ芸術協会（カルチュラル・ホール）でキャンディアン・ダンスを観賞しました。

http://4travel.jp/overseas/area/asia/sri_lanka/candy/tips/12174340/

カルチュラル　ホール 劇場・ホール・ショー

宿泊したホテルのロビーで結構式の余興が繰り広げられていました。

アールズ リージェンシー ホテル ホテル

キャンディの郊外にある古い駅ペーラーデニヤです。
ここから列車に乗り茶畑が広がる景色を見ながらナヌ・オヤ駅まで乗車しました。

スリランカ政府観光局 散歩・街歩き

ラジャダニ・エクスプレスの客車です。
国営の急行列車に各社（ラジャダニ・エクスプレスとエキスポ・レイル）で改装した観光客用客車をつなげて運行しているそうです。

ペーラデニヤ植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

いくつもの茶畑や村をゆっくりと通り過ぎました。
列車に乗っている間だけ雨に振られました。

ペーラデニヤ駅から１００ｋｍ弱を３時間半かけて到着したナヌ・オヤ駅で下車しました。
駅からヌワラ・エリアの中心部まで約１０ｋｍで、茶畑の中にある宿泊するホテルへはここから車で約１時間移動して行きました。

茶畑に囲まれた山の上にある宿泊したホテルです。
標高２０００ｍほどなので翌朝、ホテル前の広場から見えた朝日と雲海が綺麗でした。

ヘリタンス ティー ファクトリー ホテル

移動途中に立ち寄った紅茶屋さんの茶畑で茶摘娘？を見かけました。
（Mlesna Tea Castle St.Clair）

ムレスナティーキャッスル 専門店

ヌワラ・エリアから南西海岸へ抜ける途中の川沿いにあったホテルで昼食をとりました。

ザ プランテーション ホテル ホテル

コロンボの高速道路も走りました。
日本の協力（大成建設など）で出来たそうです。

南西海岸にあるウミガメセンターで生後三日目の小亀と触れ合いました。

同じようなウミガメ保護センターが数か所あるそうです。

マリン タートルズ & プロテクティング センター テーマパーク・動物園・水族館・植物園

黄金海岸のアフンガッラでの宿泊はジェフリー・バワ設計のヘリタンス・アフンガラです。
３月いっぱいで一時休業して改装するそうです。

ヘリタンス アフンガラ ホテル

翌日はホテルを早朝出発し、ミリッサへ向かいデウンダラ岬沖でホエール＆ドルフィンウオッチングクルーズを体験しました。

Mirissa Water Sports

Mirissa Water Sports アクティビティ・乗り物体験

７時間のクルーズ後、近くのレストラン（Weligama Heritage Rest House）で遅い昼食を食べ、海辺のスリランカ伝統漁（ストルトフィシング）を見ながらゴール旧市街へ移動です。

タプロベーン 散歩・街歩き

ゴール旧市街の城壁の一部です。

ゴール旧市街とその要塞群 旧市街・古い町並み

ゴール旧市街の時計台です。

時計塔 建造物

ゴール旧市街の岬の先端にある灯台とモスクです。

ゴール灯台 建造物

ゴール旧市街のオランダ教会です。

オランダ教会 寺院・教会

ゴール旧市街にあるアジア最古のホテル（ニュー・オリエンタル・ホテル）だった建物です。

Amangalla ホテル

スリランカ最後のホテルは、海沿いにあるグルメで有名なマウント・ラヴィニヤ・ホテルです。

マウント ラビニア ホテル ホテル

翌日はコロンボ市内観光後、帰国です。
写真は市内のガンガラーマ寺院です。

ガンガラーマ寺院 寺院・教会

木陰にかすかに見えるのがベイラ湖と湖に浮かぶガンガラーマ寺院が管理しているシーマ・マラカヤ寺院です。

シーマ マラカヤ寺院 寺院・教会

コロンボにある独立記念ホールです。

独立記念館 建造物

コロンビア大学です。

シナモン ガーデンズ 散歩・街歩き

コロンボ市内のスーパーへも寄ってお土産の購入です。

アルピコ スーパーセンター ショッピングセンター

コロンボ市内から空港へ向かう途中の新市街と海沿いの公園での賑わいです。

ゴール フェイス グリーン 広場・公園

スリランカでよく見かけるスリーウィラーです。
乗り心地はあまりよくありませんでした。

スリランカ政府観光局 散歩・街歩き

停電で空調の止まった空港から夕方の出発です。
非常用電源が動いているようでチェックインはできました。

バンダラナイケ国際空港 (CMB) 空港