2013/08/14 - 2013/08/18
375位(同エリア1069件中)
未明花さん
2013年の夏休み第一弾は、瀬戸内国際芸術祭1泊と京都観光2泊の旅。大胆なワンセットというか…なかなかの大移動です。
1日目豊島の後は男木島へ。
船板の壁、石垣、迷路のように入り組む細い路地。古くからの瓦屋根の家々。
食事をしようと思っていたお店は定休日だったり、昼は休んでいたり、品切れだったり…とふられっぱなしで結局3時くらいまで食わず状態だったのだけど、街並や海の景色は腹ヘリを慰めるのに十分の力を持っていました。
自然や、人の営みの積み重ねの尊さ?愛しさ?も目の辺りにして、頭の中がいったん分解する(そしてまた拾い上げていく)のもまた旅の醍醐味です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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休校中(廃校とは書いてなかった)の男木小・男木中学校校舎を利用して、「昭和40年会」という子どものままの中年おやじアーティスト集団が作品を展示。
男木島 名所・史跡
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全体として、展示はばかばかしい(あえて狙ってるはず)んだけどおもしろかった。学校の風景もまた懐かしいのだ。
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知る人ぞ知る作家ぞろいですよ。たぶん。。
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学校の教室や廊下がこんなかんじに。連日、「臨海学校」と銘打って子どもなど対象にワークショップをやっている模様。
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とにかくチープで、、
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ゆるいんだけど、ちくりと現代社会への問題提起もやりよる。この辺の力の抜き加減がうまいなぁと思う。
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校庭には地上絵が! ってなんだよ、これ(笑)
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原始人っぽいひとがいて、こっち見てる。子どもたちが何か作っているみたい。
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廊下の即興掲示板担当は、会田誠。日本を代表する現代美術作家、、ですよね。
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ほんとの学校だったら即、教育委員会がとんできますなぁ(笑)
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大岩オスカールの部屋。瀬戸内の過疎化と今後の人口増についての視覚化。
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落書きだけど、内容は芸術問答みたいでけっこうマジメ?
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こちらの教室は「肉体塾」、ファミリーがキャーキャー楽しんでました。
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…だって。
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まともにピンポンするのは至難のわざ!
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球置き場が。。
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理科室は「音楽実験室」と銘打たれ、校内放送システムを利用していろいろ仕掛けがしてあります。残されている学校の掲示物もまた気になる。
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ビーカー素敵。ほしい。
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置いてあるモノたちにいちいちぐっとくるのです。
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さっき子どもたちが作っていた、作品。
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こちらは作品じゃないけど。
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ちょっと切なくなる詩。
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哲学書を読みながら会田誠がペインティングを公開制作するというから来たんだけど、お留守のようです(というか、さっきビデオ持って職員室に佇んでたような)
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子どもの気配のない学校はやっぱりさびしい。
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ワークショップの残骸。
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こちらもワークショップの。。
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ここのたこ飯を狙ってたから港で食べずに来たのに、お昼はやってないとな(泣)!!
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気を取り直して、ねこ発見。
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もう1匹。まったり、まったり。
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こちらの玄関にも。ややぐったり。
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毛皮着てたらそりゃ暑いよね〜
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ここにも!
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海水浴場のほうへ。
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あの左のが貧乳山かぁ…(笑)
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目の前にフナムシの大群。すごいスピードで逃げていってくれるので踏む心配はなし。
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日光を避けて、影側にびっしり。ちょっと気持ち悪い。。
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海を渡ろうとしている、島々?
歩く方舟 名所・史跡
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水平線にぴったり!
歩く方舟 名所・史跡
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ノアの方舟に着想を得た作品、とのこと。
歩く方舟 名所・史跡
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男木漁港周辺。
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チーム男気の工房です。船に絵を描いたり、旗を制作。
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ずっと「チームおとこぎ」って(心の中で)呼んでたけど「チームおぎ」らしい。
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この石垣は城みたいにきっちり組まれていて、他の場所とはちょっと違うかんじ。
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細い路地ばかりです。
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私の好きなネムノキ発見!
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空腹状態にはつらい急な階段(汗)
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ともかく、平らな道なんてほとんどないのです。
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ほんとはご飯(米)が食べたかったけど、この際なんでもいいから食わせろモード。。
カフェがあったので、ご当地バーガー「めおんバーガー」を。この他に島産とれたてタコのサラダもいただきました。 -
カフェの隣の古民家には作品展示が。
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筒状の物体は雑誌を丸めたもの。
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なんというか、量で攻めてくる。
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作品自体よりも入り口とか、
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トイレの壁とかが気に入った(笑)
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木の壁によく映えます。
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ときたま、カラフルな壁画に出くわします。2010年に設置したもののようです。
男木島 路地壁画プロジェクト 名所・史跡
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ちょっと古そうな石垣。
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この地域の伝統なのか、玄関(というか門)の前には必ず階段が。
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だんだん、石垣マニアみたいになってきました。
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こちらも空き家での展示。
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窓から見える海に浮かぶ島々のシルエットの形に配置してあるそうなんですが、けぶっていてよく見えなくて残念。
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古い家々と石垣、細い路地。異次元に迷い込んだかんじもします。
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草木も豊か。
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路地歩きが楽しくなってきます。
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磁器製のつる、花。海の波もイメージしているか。この作家さんは越後妻有でもやっていたような気がします。
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島のどこかにつながっているパイプ。とりあえず「おーい」と叫んでみる。声がかえってきたり、かえってこなかったり。
オルガン 名所・史跡
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蔵の中にも作品が。この蔵そのものがいいな。
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蔵の中に入ると。。
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石垣マニアの次は…だんだん屋根マニアになってきました。
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重厚〜
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香川県の漆芸作家が漆塗りの部屋を制作。星空のような黒い漆。
漆の家 美術館・博物館
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白い漆ってあまり見ない。扉を開けると夕陽のような色漆の壁が。
漆の家 美術館・博物館
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いい、いい屋根のからみです。
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門はあるけど、家はない。
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海が見えないところがない。
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海の風景、水平線、島々などをモチーフにする作品多し。
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しかし、古民家それ自体の、
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環境が備える力強さ、存在感の前に、アート作品が(良くも悪くも)なじんじゃうのが、かえって難しいところなのかも。
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そんなこんなで、男木島ではとにかく歩いた、歩いた。酷暑と強い日差し、細い道に迷う、アップダウン、けっこう体力が必要かもしれません。
北部に100年以上の歴史をもち映画の撮影にも使われた灯台があるのだけど、時間がちょっと足りないのと、さすがにだいぶ疲れちゃったのでパス。 -
太陽が傾いてきた頃、そろそろこの島ともお別れの時間。
点在する作品は良いものもあったし、島の情景によく溶け込んでいるようでした。こうした芸術祭的催しにはいくらか足を運んでいるからか、ある程度まわると各作品の共通項というか、偉大なるマンネリズムを見出すこともあります。
でもそれはそれ。楽しいことには変わりないし、いろいろわかっている(ような気になっていることをわかっている)上で来ているのだから。 -
男木島の風景を心に刻みつつ、港の方へと戻ります。
男木島 路地壁画プロジェクト 名所・史跡
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夕方モードの光を浴びて、地にのびる影の趣もまた変わっています。
高松市男木交流館 (男木島の魂) 名所・史跡
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17時発、(おそらく)ほとんどのお客を乗せて、最終のフェリーは女木島経由で高松に向かいます。
(つづく)
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