富山から黒部を抜けて長野へ（３）

2015/08/28 - 2015/08/30

立山黒部アルペンルートを長野側に下りて、松本経由で長野市に入り宿泊。翌日は南の松代と川中島を回った後、長野市に戻り善光寺に参拝しました。松代では戦前、山をくりぬいて造った大本営跡を見学、想像以上に大きな軍事施設跡に驚きました。

エリア 長野市(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

謙信が信玄の本陣に一人で切り込んだときを再現した像です。信玄が片手で謙信の太刀を受け止めています。川中島の合戦のクライマックスですね。現地にはボランティアの方がいて、周辺や合戦の説明をしてくれます。詳しい片の説明を聞くと、事情がよく分かります。

川中島の合戦の布陣図がイラストに。信玄と謙信の戦いの様子がよく分かります。

川中島の戦いで亡くなった人々を葬った塚です。両軍の兵士が眠っています。

戦死した両軍の兵隊をまつった塚です。敵味方関係なく埋葬されたそうです。

隣接して長野市の自然博物館がありました。大昔にはこんな大きな鹿もいたんですね。

地元の川魚が飼育されていました。

鉄道展を併設していました。元ＪＲマンらしいおじさんが鉄道模型を保全していました。

松代大本営にあった地下壕（ごう）にやってきました。入り口に見取り図があります。本土決戦になったときには天皇陛下もこちらに移られる予定だったのでしょうか。

右手奥が入り口です。こんな小さな入り口の向こうに、大きな地下壕（ごう）があるなんて、入るまでは信じられませんでした。

ヘルメットをかぶって中に貼りました。

年間を通して気温はほぼ一定だそうです。とても涼しくて中は気持ちよかったです。

壁面の所々には掘削機で穴を開けた跡が残っています。

横にも通路が至る所に。

金網で仕切っていて中にはは入れませんが、工事当時の様子がよく分かります。

入り口から一番奥までは数百?あります。

実際に使われることはなかったのですが、ここに司令部機能を移そうと考えていたのですね。

この場所で高さや方向が間違いないか確認の測量を行ったようです。

こういう施設を造るための地元の多くの人が動員され、秘密を守るよう強制された、ということです。

この地点が一番奥です。見学者が絶えませんでした。

こういう戦争遺構が長野県に残っているのは、不思議な思いがしました。

犠牲者の慰霊碑です。

地下壕（ごう）の周辺です。ごく普通の