2015/10/10 - 2015/10/10
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たびたびさん
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栗駒山へ登山をする場合は、一関から須川高原経由で登るのが最も一般的だと思います。ただ、注意点は紅葉シーズンとかだと須川高原の駐車場がすぐにいっぱいになること。ホテルに宿泊することにしても、特別な対応はしてくれないので、できるだけ早い時間に行くことをお勧めします。
今回、私は一関で前泊して、朝イチで須川高原温泉に向かいましたが、駐車場は既にかなり埋まっていて、けっこうギリギリという感じでした。ただ、一方で、紅葉は中腹くらいから見ごろを迎えていて、できれば途中でもゆっくり見たかったのですが、後からの車には追い立てられるし、なかなかそうもいかない。それが少し悔しかったかなあと思います。
栗駒山の方はお天気にも恵まれて、快適な登山。初心者コースと言われるように、ハイキングのような感じで楽しめました。そして、その後は温泉でまったり。昭和湖の辺りで引き返したので、時間的にはずいぶん余裕がありましたが、一人だし無理は禁物でしょう。山を甘く見てはいけません。
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気仙沼から帰ってきて、少し小腹を満たしましょう。
ということでやってきたのは、三彩館ふじせい。こちらは、お餅の文化が残る一関を象徴するレストランです。一関は岩手県ですが、江戸時代は伊達仙台藩の領地。豊かな藩だった証なんでしょうが、何かあるとすぐにお餅を食べるという恵まれた環境があったのだそうです。 -
こちらでは、お勧めという雑煮をいただきましたが、千切りになった大根とかの具材が豊富に入っているのに、繊細な味わい。
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イチオシ
見事な仕上がりになっていて、感服しました。カウンターでいただきましたが、そのプロデュースもなかなか。伝統と新たな楽しみが見事に融合したお店だと思いました。
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今日の宿は、@アットホテル。一関駅から歩いて数分で分かりやすい道だし、外観もちゃんとしていて、名前からして少し心配していたのですが、安心しました。
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受け付けもしっかりしているし、部屋はまあまあ。ビジネスホテルとしては、何の問題もないと思います。
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翌朝、何気に空を見上げると、あれー。
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熱気球がいくつも飛んでいますよ〜。もしかして。。
バルーンフェスティバルは、佐賀のを遠くから見たことはあったのですが、この日、一関でもたまたまあるようですね。 -
今回は、このタイムズカーレンタルで車を借りたんですが、バルーンフェスティバルの場所とかの情報を教えてくれました。
これから栗駒山に向かうのですが、それならせっかくです。ちょっと寄ってみますか。女性の係りの人がけっこうしっかりしていて、道の特徴なども含めて的確なアドバイスがもらえました。ありがとうございました。 -
まずは、河川敷に出てみます。
一関には川のイメージはなかったのですが、この磐井川を見てそのイメージは変わりました。一関の郊外を流れて、川の堤防から周囲の広い平野など、北上川の支流になるのですが、けっこう雄大な景色が広がります。
バルーンが遠くに豆粒みたいに見えています。なかなかいいじゃないですか。 -
会場になっているのは一関遊水地記念緑地公園。メインとなっている河原の広い平地もそうですが、離接して立派な体育館が建っていたりして、大規模な整備がされている公園ですね。
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あー、やってますね。
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河川敷の会場にはどんどん人が集まってきて、和やかな雰囲気。
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一方では何度も機械の調子を確かめているチームの真剣な面持もあって、それもそのとおり。
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優雅な眺めと裏腹に、真剣勝負の場でもあるんですよね。
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イチオシ
しかし、見物をする我々にとってみれば、何んといっても巨大なバルーンが青空にふわりふわりと浮かぶ姿は愉快なもの。
やっぱり寄ってみて正解だったかなと思います。 -
ここから、須川高原に向かってひたすら進むことになります。今日はいい天気だし、紅葉もいい感じです。
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しばらく走って。
須川岳秘水 ぶなの恵みは、一関から須川温泉に向かう途中の国道342号線沿い。 -
平成12年に発見された湧水で歴史はないのですが、平成の名水百選にもなっているとのことです。これから長い山道に入るといった場所にあるので、ここで休憩というのは悪くないでしょう。
始めは私一人だったのですが、ここに気が付いたドライバーがポツポツ寄ってきまして、ちょっと賑やかになりました。 -
しかし、駐車場のことが心配なので、長居するわけにはいかない。
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先を急ぎましょう。
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一方で、途中の紅葉もきれいなので、車を止めて写真を撮ったりしていたら、後続の車にせきたてられたりしてしまいました。この辺りの景色、けっこういいんですけどねえ。ちょっと残念です。
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これが須川高原温泉ですね。
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さっそく駐車場に車を止めて、一安心。
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施設の周りを確認すると
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けっこう豊かな温泉で、お湯がどんどん流れている。
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緑がかった湯の感じも、なかなかいいじゃないですか。
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で、ここが登山口。
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さっそくですが、元気なうちに登りたいと思います。
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この辺りが源泉のようですが、それを越えて進みます。
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さっきの須川高原温泉ホテルが見えています。紅葉の真ん中に建っていますね。
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ところで、この道は登山道といっても、なだらかなもの。
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初心者コースと聞いていたとおり、
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これなら私でも楽に行けそうです。
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登山というより、ハイキングという感じでしょう。
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視界もいいし、今日は全く問題なし。
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あれ。道の脇から湯気が出ています。
ちなみに、栗駒山は標高は1,626m。宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山で、活火山に指定されているんですが、予知の観測はしっかりされていると思います。 -
イチオシ
休憩ポイントなんでしょうか。皆さん、ちょっと寛いでいるような感じです。
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栗駒山の山頂はまだはるか先のようですけど。。
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ここは名残ヶ原ですね。
真っ平らな場所に木道が通っています。 -
なるほど、ここを降りて、木道に入るんですね。
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これは楽ちんです。
山あいの平地が金色に輝いて、 -
イチオシ
美しい風景が広がっています。行く手は逆光なので、写真としてはイマイチですが、
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振り返るとこんな感じ。
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小さい子供を連れた家族連れでも安心して楽しめるでしょう。
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名残ヶ原を過ぎて、
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山あいに入ってきましたが、
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それでも穏やかな地形ですから、
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圧迫感というようなものはありません。
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イチオシ
勾配はありますが、階段もしっかり整備されているので、
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淡々と登って行けばOKです。
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このあたりは、紅葉が一番きれいな感じ。
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東北の紅葉は赤が少なくて、
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こんな感じですが、秋深しの風情があって、登山者には最高の季節でしょう。
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沢の辺りでしょうか。
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少し狭い道を抜けて、
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ここを渡るんですね。といっても、こんなの軽い軽い。まったく心配いりませんね。
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沢の奥は、ごつごつした岩場ですが、そんなところを通らないといけないわけでもありません。
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水が少し濁っていますが、温泉でも混じっているような感じです。
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どっちにしても、軽く超えて、
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次の目標に向かいます。
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これは地獄谷ですね。背の高い雑木はなくなりました。
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地獄谷の周辺は芝生のような草原って感じなんですが、
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この金色に輝く草の美しさって、すばらしいですね。
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イチオシ
これも紅葉と言えば紅葉ですが、
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モミジの紅葉とは違った感動があります。
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イチオシ
私はあまり山登りの経験はないので、これまでこんな景色はあんまり見たことがありません。
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ちょっと危ないのですが、
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何度も何度も振り返って、素晴らしい景色を確認します。
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登山道はこんな感じ。だらだらと続く上り道なのでしんどくないことはないんですが、なんといっても安全なので気は楽です。
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地獄谷を登り切って、
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少しまた平らな場所に入ってくると、
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ところどころ、
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水たまりがあったりして、この感じもいいですねえ。
新潟に苗場という山があって、そこもちょっと憧れているんですが、そこもこんな感じなんでしょうかね。 -
そして、金色の草原はここに持続いています。
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で、前を行っていた団体さん。
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これは昭和湖ですね。栗駒山の火山活動でできた湖。
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イチオシ
硫黄分がしっかり溶けているんでしょう。お釜と同じで、青白い色がきれいです。これは期待以上の湖でしたね。
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団体さんはここで休んで、山頂を目指すんだそう。かなりの年配の方もいるんですが、皆さんお元気ですねえ。山頂から降りてきた人に話を聞くと、ここからが少し厳しい道になるし、風がとてもきつくなるんだとか。私もまだ元気なんですが、しかし、ここで自重するのがいいでしょう。
まだ、明日から二日も旅があるし、ここで体力を全部使うわけにはいきません。 -
昭和湖から今来た道を戻ります。
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さっきの金色の草原と地獄谷を
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ゆっくり楽しみながら降りて行きます。
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さっきの沢に戻ってきて、
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やれやれ。
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私は山歩きの初心者ですから、
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決して無理はしてはいけません。
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こうして余裕、余裕の状態がちょうどいいんです。
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名残りヶ原に戻ってきて、
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もうこうなったら帰ってきたのと同じようなもの。
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せっかくなので、ここからは少し遠回りして帰りましょう。
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剣岳の下にある賽の河原にやってきました。
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イチオシ
ここも硫黄の噴出で植物がイマイチ育たない場所なんですが、
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それでも岩がごつごつした山には色付く紅葉がきれいです。
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ここにも木道があって、金色の草原も。。
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どん詰まりのような場所なので、
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行った道をUターンしただけですが、
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名残りヶ原よりダイナミックな地形だし、
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こっちに回ったのは正解ですね。
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なるほど、
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なるほど。
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しかし、こっちのコースは名残りヶ原のコースのように人はいない。
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寂しい道を一人で降りていくことになりました。
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須川高原温泉が見えてきました。
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本当に帰ってきましたね。
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少し雲も多くなってきたような。山の天気は変わりやすい。そういう意味でも早めに降りてきてよかったでしょう。
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昼飯はロッジで、
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カレーライス。山登りの後は何を食べてもうまいです。
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今日の泊まりはここ。まだ時間は早いし、余裕です。
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須川ビジターセンターは、須川高原温泉の駐車場の脇。山登りをしてしまった後ですが、チェックしてみましょうか。
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栗駒山の形成過程や動植物などの自然について、簡単に解説していますが、
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どこを歩いたのかが気になるところ。地図で見るとほんのちょっぴりですが、まあ十分だったと思います。
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では、須川高原温泉の露天風呂でひと風呂浴びましょうか。
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イチオシ
登山する前からもうもうと湯気が出ている露天風呂は気になっていたので、予定通りと言ったところでしょうか。湯舟にはドバドバと源泉が流れ込んで豪快です。湯の青さも疲れを取ってくれるようでした。
ちなみに、ホテルに泊まったらこの露天風呂は無料。それを知らずに二重払いしてしまったのが、ちょっと失敗でした。お気を付けください。 -
そして、これが宿泊所の入口。栗駒山に登山する際に利用する宿泊所としては、この須川高原温泉がもっとも一般的だと思います。
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湯治用の安いプランがあったのでそれを利用しました。紅葉のシーズンでなかなか取れないと思っていたのですが、なんとかセーフ。若い人がテキパキ働いていて、気持ちよく泊まれました。
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こちらは内湯。もう寝るだけだし、ゆっくり休んで明日からに備えましょう。
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