'15 日帰りソウル一人散歩旅！②

2015/09/26 - 2015/09/26

アメリカ行き航空券を韓国発券した都合上、旅程開始＆完結のためにソウルに行って来ました。
ソウル初心者のわたくし、ガイドブックなどを見て目に留まった五大王宮を巡る散歩旅をしてみたのですが、二日を使って全て巡り切ることが出来ました！

最初の訪韓はこちら→ http://4travel.jp/travelogue/11054039
本旅行記は2回目の訪問の記録です。

行き　：　NH861便、羽田空港→ソウル金浦空港
帰り　：　NH868便、ソウル金浦空港→羽田空港

やはりソウルは近い…日帰りでも全然余裕ですね。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

はじまりはいつもコレ♪なんて決めているワケでありませんが、ANAラウンジの山菜うどんが好きです。
調子に乗ってカレーも頂きましたが、これが正解でした。
ソウル行きの機内食には閉口…

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

今回も、ソウルまでA'REXで。金浦空港からは20分くらい…だったでしょうか。
ココから散歩スタートです。

国鉄ソウル駅 駅

ソウル駅から徒歩で約5分くらい。まずは南大門です。
本当に門だけあるんですね。

崇礼門 (南大門) 建造物

東大門はチラ見でしたが、南大門は一応くぐってみました。写真は天井部分です。
ちなみに、くぐってもそのまま踵を返して戻ることになります。わざわざ行くほどのものでも無い…？

崇礼門 (南大門) 建造物

そしてそのままテクテク北上。
ソウルメトロポリタンライブラリーが見えますが、次の目的地はその手前。

徳寿宮です。
入口にイカツイ人が立っているし、周りの人たちが全然出入していないので入れないのかと思いましたが、問題ありませんでした。
入場料1,000ウォン払って中に入ります。

大漢門 史跡・遺跡

全体的な雰囲気は他の王宮と似ていますが、ちょっと"街並み"っぽく見える場所なんかがあって面白いです。

王宮の中というより古い街中にいるみたいな景色がありました。
散歩しながら、こういう普段の日常生活では無い写真を撮るのが楽しいです。

そしてこういうヤツは絶対ありますね。大きな広場と宮殿(?)。
規模は景福宮や昌徳宮のほうが大きいようです。

中和殿 史跡・遺跡

徳寿宮には、このような西洋建築も混在しているところも面白いですね。
こちらは美術館となっているようですが、どうやら抗日勝利70年記念的な催し物をやっているようだったのでパスしました。

石造殿 史跡・遺跡

こういう角度で見ると、古代韓国の建物と近代西洋的な建物の混在ぶりが際立って、不思議な雰囲気でした。
徳寿宮はそれほど広くないので、正味1時間くらいで見て回れました。

浚明堂 史跡・遺跡

ひととおり周って入口付近へ戻ってきたら、カフェ兼お土産物屋さんがあったので入ってみました。
安いし空いてるし、快適です。

カフェ＆クラフトショップ トルダムキル カフェ

カフェはテラス席も。
目の前には池が広がる綺麗な景観で、ちょっと休憩するにはとても良い場所です。

休憩後、カフェから出てみたらこんな人たちが…
どうやらこれから王宮守門将交代儀式が始まるようです！タイミングよく鉢合わせ。

始まりました。伝統的な音楽が鳴り響き、将兵さん達が颯爽と連なって行進する姿は壮観です！
かなり近くで普通に立っていても全然OKな感じで、中には行進している彼らの目の前をフラフラ横切る観光客もいましたが、全く意に介すことなく粛々と進行していきました。

前回の景福宮での儀式もどきみたいなヤツより本格的…というか、本物っぽい。
「王宮守門将交代儀式を観た」と自信を持って言えます！(笑)
満足感に浸りながら徳寿宮を後にしました。

徳寿宮を出たら、脇の石垣道(トルダムキル)を通って次の目的地「慶熙宮」を目指します。
どうやら撮影に使われたり、結構メジャーな通りのようですね。確かにそんな雰囲気も漂う感じの通りでした。

徳寿宮トルダムキル (石垣道) 史跡・遺跡

途中で発見した不思議な銅像。家族のようですが、皆一様につぶれています。
何でしょうコレは。
特に説明も見当たりませんし、周りに誰も居ないので写真だけ撮っておしまい…

徳寿宮から歩くこと約15分くらい。五大王宮で最も西に位置する慶熙宮に到着しました。
ココは無料開放なので出入り自由です。と言っても、観光客はほとんどいません。

興化門 史跡・遺跡

奥にすすむと、背景に切り立った山を従えた崇政門。
ショボいデジカメでは大した写真が撮れませんが、個人的には朝鮮半島のイメージに近い景色でちょっとテンション上がりました。

こういう広場から撮ると全部同じに見える…
ということは、外国人から見たら日本の城もほとんど一緒に見えるのかしら…
なんてくだらないことを考えながら観てました。(笑)

さて、五大王宮はこれで最後。まだ時間に余裕があるので宗廟も覗いてみることにしました。たしか土曜日は自由観覧の日だったはず。
ただし、ちょっとズルして地下鉄利用。

崇政殿 史跡・遺跡

地下鉄だとアッという間に宗廟へ到着！
慶熙宮から宗廟まで歩いても、ほとんどの道は前回歩いた道だから目新しさが無いし…なんてことを言い訳にします。

宗廟の入口、外大門。
右脇にチケットブースがあり、入場料1,000ウォンを支払います。
やはり土曜日は自由観覧の日で、入場料を払えば自由に見て回れます。気ままに見て回りたい人は日曜日は避けて土曜日に来ると良いですよ。

外大門 史跡・遺跡

こちらも広い敷地がキレイに整えられています。
入ってすぐキレイな景色が広がります。

中蓮池 史跡・遺跡

宗廟は歴代韓王が祀られているお墓です。
これは、そのうちのどなたかの肖像画。(たぶん)

恭愍王神堂 史跡・遺跡

肖像画があった隣の建物では、宗廟を紹介する映像を流していたり、祭事のグッズや食物を紹介しながら由縁などを教えて頂ける場所がありました。
多言語での説明もあり、こちらは比較的観光客が多く集まっていました。

そしてこのように建物の内部を観覧出来るようになっていたり、そこにちょっとした展示物があったりで、細かく見ていくと時間が掛かります。

斎宮 史跡・遺跡

そして、宗廟と言えば…ココですね。

宗廟 寺院・教会

横一列にズラーッと並ぶ19室の廟室は圧巻。それぞれに王様・王后様の位牌が配置されているそうです。
ちなみに、踏んではいけない霊の通り道があるので、真正面からの撮影は難しいです。

さらに奥へ進むともう一つ、位牌を祀る別廟の永寧殿があります。

永寧殿 史跡・遺跡

こちらも真正面は避けて撮影。個人的には正殿よりこちらの永寧殿のほうがバランス良く感じました。
これで散歩は終了して、お腹が空いたのと買物目当てに明洞へ移動します。

明洞では、とても好印象の青年が勧めて来たお店で、韓国の締めに参鶏湯を頂きました。

ソウルでの散歩旅は、五大王宮に加えて世界遺産の宗廟までを観ることが出来て、散歩にしては中身が濃い日を過ごすことが出来たなぁと感じます。
日本から近いし安いし、また来ることがあるかもしれませんね。それまでアンニョンヒゲセヨ！