北海道南上川（富良野・美瑛・旭川・トマム）　- SEP15

2015/09/19 - 2015/09/23

シルバーウィークを利用して、久しぶりの北海道旅行に出かけました。
行程は下記の通りです。

<1日目>
午後便で新千歳空港へ。レンタカーでトマムへ。
<2日目>
早朝、雲海テラスへ。その後旭川へ移動。午後から旭山動物園。
<3日目>
美瑛の景色（四季彩の丘、セブンスターの木他）を楽しみながら富良野へ。
<4日目>
ファーム富田見学。午後、千歳へ移動。
<5日目>
朝の便で羽田へ。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年のシルバーウィークは東京などほとんどの地域は概ねお天気が良かったようですが、北海道は生憎の雨。初日、新千歳空港に到着時には既に降っていました。

星野リゾートトマムの雲海テラスに夜明け前に移動。ゴンドラは朝４時台のまだ暗い時間から運行しています。ただし、雲海が見られる条件として、前日が晴れていることがあげられ、この日はほぼ絶望的。ちなみに訪れた前日の9/19の早朝はゴンドラは運行中止のようでした。
景色は思った通り期待できませんので、今年８月にできたばかりのクラウドウォークの看板を載せておきます。

雲海テラス 名所・史跡

クラウドウォークの様子。
晴れていれば絶景かもしれませんが、全体に靄がかかって視界が悪く残念。
ただ、足元がおぼつかない（揺れます）のでちょっとしたスリルを味わえます。

雲海テラス 名所・史跡

早朝にもかかわらず、雲海テラスはたくさんの人で混雑。雲海テラス１０周年を記念してきのこ汁を１杯１０円で販売していて、長い行列に並びます。
具たくさんのお味噌汁に体が温まってほっこりします。

写真は夜が明けて、降りてきてからのゴンドラの風景。
ゴンドラに乗っている後半くらいから視界が開けてきて、眼下にさらに雲のように見えたので「ゴンドラからの方が雲海テラスみたいだね」と話していました。

雲海テラス 名所・史跡

星野リゾートの駐車場からの景色。タワーが目立ちます。
紅葉も一部だけですが見られました。

星野リゾート トマムスキー場 テーマパーク

富良野・美瑛を旅するにあたって、絶対に訪れたかったのがこの青い池。
美瑛までのドライブ中に晴れてきて、なんとかきれいな色を見られました。

水の色が着色したように青く、昔旅したカナダのレイクルイーズのようでした。
ずっと見ていても見飽きない風景です。

午後には旭川へ到着。旭山動物園へ。
閉園時間までずっと楽しみました。

旭山動物園 動物園・水族館

オランウータンのどアップ。
ちょうど餌やりの時間になり、飼育員さんの説明を聞けました。
檻のそばではなく、橋を渡った方にいたので特等席のようでした。

ちなみに、このオランウータンですが、閉園間際になると寝場所に早く入りたくて扉をドンドンとたたいて吠えます。その様子がおかしくて周りの人からも「定時退社やなぁ」と感心する声が聞こえました。

旭山動物園 動物園・水族館

ほっきょくぐま館は人気があり、長蛇の列。餌やりの時間も迫ってきていたので中に入るのは諦め、外のプールから見ることにしました。

旭山動物園 動物園・水族館

オランウータンの餌やりも面白かったのですが、写真としては高い所好きなヤギが気に入りました。午後にはお天気も良くなり、青い空に白い姿が映え、トンボが秋らしさを添えています。

旭山動物園 動物園・水族館

翌日は富良野まで移動。
シルバーウィークも中日になり、国道は混雑が続きます。前日までは時折雨も降りましたが、後半は晴れて半袖でも平気なお天気になりました。

旭川から富良野までをところどころ寄り道しながらゆっくりドライブです。
最初はケンとメリーの木。昭和47年に日産自動車のスカイラインのCMに採用され有名になったそうですが、そのCMは知らないので、木に特別な思い入れはなかったです。ただ、丘の中に１本立っていて風景としては素敵でした。

ケンとメリーの木 自然・景勝地

こちらはセブンスターの木。
周りには木以外は何もありません。
ちなみに、上の写真のケンとメリーの木、セブンスターの木は付近に駐車場があります。

意外と中国人なども多く訪れていて、私たちでさえピンとこないCMに使われたという木をわざわざ立ち寄って見に来るのがちょっと不思議な気もしました。

セブンスターの木 名所・史跡

写真はマイルドセブンの丘ではありません。マイルドセブンの丘のそばから見た反対側の風景。
個人的には断然こっちの風景の方がマイルドセブンの丘より好みです。
案内が出ている場所まで車で行ったのですが、遠くから眺めるだけでそばには行けません。また時期的になのか手前に茶色の畑が続き、カラマツ林も寂しそうな感じでしたので、夕方に訪れると趣があったのかもしれません。

マイルドセブンの丘 自然・景勝地

パッチワークの路を抜けて四季彩の丘へ。
駐車場に入るのに混雑がありましたが、園内は広く、人ごみで景色が見れないということはありませんでした。

四季彩の丘 公園・植物園

青い空に映えて美しい花々。
ラベンダーの時期は終わっていますが、色とりどりの花が迎えてくれます。

四季彩の丘 公園・植物園

足腰に自信のない方、時間の余裕のない方にはカートやノロッコ号もありますので楽しめると思います。

四季彩の丘 公園・植物園

富良野市内に入り、かなり遅めの昼ごはんは唯我独尊のオムカレー。
駐車場はあるのですがかなり並びます。
私たちは早々に車は諦め、今晩の宿に車を預けてから来ました。
お店は富良野駅からは徒歩５分程度です。

唯我独尊 グルメ・レストラン

昼食の店を出ると、もう夕方近く。しばらくは富良野をゆっくりと散策。
ニングルテラスは森の中のお店で妖精に出会えそうな素敵な雰囲気ですが、中で売っている物は観光地価格で心惹かれるものはなかったです。
森の中の散歩にはちょうど良いでしょう。

ニングルテラス 専門店

富良野での宿泊。
うっかりホテルの中の写真を撮り忘れました。
比較的新しいホテルでコンパクトにまとめられたきれいなお部屋でした。
写真は夕食のハンバーグ。
コース料理でオニオンスープと最後のデザートまで美味しかったです。

ＦＵＲＡＮＯ　ＮＡＴＵＬＵＸ　ＨＯＴＥＬ（富良野　ナチュラクス　ホテル） 宿・ホテル

翌日は富良野をぶらぶらして新千歳空港へ戻る旅程でしたが、見たい場所はファーム富田以外は前日に訪れていたので、今回見た中で感動した青い池をもう一度見に早朝出かけました。ホテルも朝食開始時間とともに入り、その後チェックアウト。
途中の農道から見た景色。朝もやですぐ前方も見えない状況で、ひたすらまっすぐ伸びる道を走りました。

その甲斐もあり、駐車場の渋滞に遭う前には青い池に到着。
朝靄もドライブ中には晴れてきました。
２日前に訪れた時よりもゆっくりと見ることができました。
ただし、光の差す加減なのか、今回は湖が暗めに写り、露出をかなりあげないと目で見たようなきれいな青い色にならず、写真を撮るのに苦労しました。

湖面にさざ波が立ち、珍しくて撮りました。

青い池から富良野へ戻ってきましたが、まだ１０時前で、前日に国道沿いから渋滞が見えたファーム富田も、それほど混雑はありませんでした。

ファーム富田での特筆すべきなのは、ラベンダーソフトクリーム。
一口食べると思わず「おーっ」と唸ってしまうほど濃厚なラベンダーの香りと味がします。
他でも食べられる場所はありますが、ここまで濃いのは初めてでした。

ファーム富田 公園・植物園

この時期はラベンダーの収穫は既に終わっていますが、それ以外の花もきれいに咲いていて楽しませてくれます。
赤いサルビアやオレンジのマリーゴールドが競うように咲いています。濃い赤紫の鶏頭もきれいでした。

ファーム富田 公園・植物園

この花はてっきりラベンダーだと思ってましたが、ブルーサルビアなのかしら？？

ファーム富田を訪れた理由は、この花畑の他に、エッセンシャルオイルを購入するため。『おかむらさき』という香りの良いオイルです。クリアで品の良い匂いです。

ファーム富田 公園・植物園

香水の舎（いえ）で作業を見学した後、同じ建物の展望台から撮影。
花畑の奥に車が通り、長閑な風景です。

ファーム富田 公園・植物園

ドライフラワーの舎のアレンジメントもきれいでした。
ちょっとしたおみやげなども売っていました。
比べると悪いですが、前日に訪れたニングルテラスと全然値段が違い、ファーム富田の方がずっと良心的な気がしました。

ファーム富田 公園・植物園

その後は富良野チーズ工房へ。
昼食のピザは１時間待ち。（入口前で立って行列ではなく、テーブル席は十分あり、焼くのに時間がかかるため、座って待つことができます。）
テラス席や外にもテーブルがあり、爽やかな気温で、外で食べるのも気持ちよさそうです。
待った甲斐がありました。チーズはさすが美味しかったです。

富良野チーズ工房 ピッツァ工房 グルメ・レストラン

昼食後は占冠までの国道を経由して高速で新千歳空港へ。
レンタカーで楽しいドライブでした。（写真の車は関係ありません）

当初は車を返却して、主人に思う存分ビールを飲んでもらおうと札幌の繁華街に繰り出す予定でしたが、当日JRが人身事故で運転見合わせ、当然空港バスも人でごった返しに。

という訳で、あっさり計画変更して、運転で疲れた主人をねぎらって空港内の温泉でまったりします。
初日の晩は、星野リゾートトマムのミナミナビーチにある「木林の湯」、次の日は旭川駅すぐそばの「ぴりかの湯」、そして「新千歳空港温泉」と、なんだかんだでお風呂三昧の旅でもありました。