2012/03/24 - 2012/03/24
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Poppyさん
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【八十八ヵ所2巡目&別格二十霊場で108カ寺を巡る旅・第1弾は阿波の国!】
四国八十八ヵ所霊場の2巡目を札所番号順の“順打ち”で参拝しながら、四国別格二十霊場も“順打ち”する、四国108カ寺を巡る旅。閏年の“逆打ち”で得られるかも知れない3倍の功徳には目もくれず、あえて“順打ち”に徹するアマノジャクなプランは、いくつかの基本ルールに沿ってスケジュールを組み実行に移していく。
徳島・鳴門で高速バスからレンタカー「2巡目ゴロウさん」(ナンバーが256なので、笑)に乗り換え、初日は八十八ヵ所霊場の第1番から第6番までと別格二十霊場の第1番の合計7カ寺に参拝し、御所温泉に宿泊。
旅の2日目は、阿波市・美馬市の観光を挟みつつ、八十八ヵ所霊場の第7番から第12番までと別格二十霊場の第2番の合計7カ寺に参拝し、徳島市内に宿泊。
旅の3日目は、八十八ヵ所霊場の第13番から第19番までの7カ寺に参拝し、月ヶ谷温泉に宿泊した。
旅の最終日である4日目、3日目の夕方最後に予定していた別格霊場の札所へ向かい、幸いなことに貴重な修行も体験することが出来て、いよいよラストスパートだ。
《2巡目のルール》
①八十八ヵ所霊場も別格二十霊場も“順打ち”とする。
②四国では、ケーブルカー・ロープウェイを除き、バスやタクシーに頼ること無く自らが運転する車で移動する。
③宿泊は、可能な限り1巡目とはロケーション・施設・部屋カテゴリーを変える。
④スケジュールに支障の無い範囲で、1巡目とは違う「ついで観光」を組み込む。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
3/21 枚方市駅-〔高速バス〕-高速鳴門-〔レンタカー〕-第1番・霊山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10968484)
-第2番・極楽寺-第3番・金泉寺-第4番・大日寺-第5番・地蔵寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10969334)
-<広域農道他>-別格第1番・大山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971715)
-<県道12・県道139他>-第6番・安楽寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971953)
-<県道139・R318>-御所温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10974309)
3/22 御所温泉-<R318・県道139>-第7番・十楽寺-第8番・熊谷寺
-第9番・法輪寺-第10番・切幡寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10976601)
-<県道139・広域農道他>-金清自然公園-<広域農道・県道2>
-犬墓大師-<県道2・県道246・県道12>-脇町
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031098)
-<県道12・R193>-脇町IC-<徳島自動車道>-土成IC-<R318他>
-第11番・藤井寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031413)
-<R192・県道20他>-別格第2番・童学寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11032098)
-<県道20・R438・県道43他>-第12番・焼山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11038638)
-<県道43・R438他>-徳島市中心部
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11040570)
3/23 徳島市中心部-<R438・県道208・県道21>-第13番・大日寺
-第14番・常楽寺-第15番・国分寺-第16番・観音寺-第17番・井戸寺
-(昼食・宅配出荷)-第18番・恩山寺-第19番・立江寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11041932)
-<県道28・県道22・県道16>-月ヶ谷温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11043204)
3/24 月ヶ谷温泉-<県道16他>-別格第3番・慈眼寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11045690)
-<県道16他>-第20番・鶴林寺-第21番・太龍寺-第22番・平等寺
-<県道35・県道24・R55他>-徳島駅前-〔高速バス〕-京都駅
(以上の旅行記⇒本編)
【表紙の写真】
四国八十八ヵ所第22番・平等寺の本堂(右奥)と大師堂(左端)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■鶴林寺へ①
灌頂ケ滝や雄淵・雌淵を後にしたのはほぼ11時。
元々のスケジュールなら、予定していた3カ寺のうち2カ寺目の麓にある道の駅に着き、乗り込んだロープウェイが上り始めた頃だろう。
「2巡目ゴロウさん」を“実家”に返すタイムリミットは、スケジュールより小一時間余裕を見て16時に設定してあったが、3カ寺目の参拝が難しそうであれば次の第2弾の旅の最初に持ち越しても良いか・・・と、慈眼寺で「穴禅定」のお誘いを頂いた瞬間に思っていた。
慈眼寺から県道16号線に戻り、東の勝浦町へ。
見覚えのある案内板(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=18866125)に従って南へ進路を変える。
ここからは山の道、焦らず進もう。 -
■鶴林寺へ②
こんな道なのだから、スピードを出せるはずもなく。
いつ対向車が姿を現すか、遭遇したら離合出来そうかだけでなく、ちょっとそこの木、根元から崩れて来ないでよ、とか(汗)。
3月の土曜日で天気も回復したとなれば、これまでの3日間より参拝の車が増えることは覚悟していたけれど、幸いなことに出会った対向車は2台だけ。 -
■11:32 第20番・鶴林寺に到着
鶴林寺の駐車場に着いてみると、乗用車が数台停まっているものの、混雑はしていない。 -
■第20番・鶴林寺・仁王門
慈眼寺を3日目に組み入れていた当初スケジュールからの遅れ、只今2時間と15分(爆)。
ま、自然な流れに沿って参拝を進めて、時間を見ながら調整ってことでいきましょう。 -
■第20番・鶴林寺・本堂へ
俄然やる気が出て来る石段ですな(笑)。 -
■第20番・鶴林寺・本堂
石段を上り切ると本堂。 -
■第20番・鶴林寺・本堂前
本堂前のおツルちゃんもご機嫌麗しく(笑)。 -
■第20番・鶴林寺・大師堂
続いて、石段下の大師堂で参拝し・・・。 -
■第20番・鶴林寺・納経所
大師堂隣の納経所へ。
先程の慈眼寺はこの鶴林寺の奥の院なので、きっと何らかの繋がりがあってご存知だろうと思い、「穴禅定」を体験してきたばかりだと話してみたら、「よくぞご無事で」と。
実際のところ、さすがに足や腰の所々が“ピィ”と鳴き始めているけれどね(笑)。 -
■第20番・鶴林寺・御影
御影には、ご本尊・地蔵菩薩と、やっぱり外せないツル。 -
■遍路道
駐車場へ戻ろうと振り返った所には、次の第21番・太龍寺へ徒歩で向かう遍路道の入口。
鶴林寺の山を下りて那賀川を渡ったら、また太龍寺へ上って行くルート。
おツルちゃんの背中に乗せて貰ってひとっとび・・・きっと需要は多いと思うんだけどな〜(笑)。 -
■12:03 第20番・鶴林寺を出発
境内が空いていたお蔭で、ほぼ30分で参拝を終えることが出来た。
駐車場に戻ると、大き目の観光バスが丁度上って来たところ。
数分早く出発していたら、山道のどこかで遭遇していたに違いない。
助かった〜♪ -
■太龍寺へ①
しかも、鶴林寺の山道よりも見通しが良く走りやすい県道283号線に出るまで対向車に会わずに済んだ。
お大師様、あっざーす(笑)。 -
■太龍寺へ②
那賀川沿いの県道19号線。
しっかりと片側1車線ずつ確保されている区間もあれば、急に狭くなったり山の斜面が迫ったりと、ちょっとスリルを感じる道。
この道を少しドキドキしながら南へ走って・・・。 -
■12:23 道の駅鷲の里に到着
道の駅の表示が見えるとホッとするのだ。
土曜日で交通量や参拝者が増えることを考慮して所要時間を少し多めに見積もっていた当初スケジュールからの遅れ、只今1時間と40分ほど。
おっ、鶴林寺に着いた時よりも縮まってますね〜♪ -
■割引
今回も忘れずにJAFの会員証を提示して、ロープウェイ運賃の割引を受けた(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=18954732)。 -
■台風被害
チケットと共に渡されたのは、これから向かう太龍寺の境内図。
昨年の台風で杉の大木が倒れ、本堂の屋根を突き破ったことはニュースで聞いていたが、その修復工事が行われているので、本堂での参拝が出来なかったり、通れない通路があるとのこと。
遍路が立ち寄る仮の本堂や大師堂・納経所へスムーズに移動出来るよう、赤鉛筆で記して下さっているのは大変有り難い。 -
■12:40 ロープウェイで上がる
何はともあれ、山の上に連れて行って頂きましょう。 -
■ロープウェイより①
ロープウェイが動き始めてすぐに見える那賀川は、今日はとても美しいパステルブルー。 -
■ロープウェイより②
オオカミたちが今回も出迎えてくれて・・・。 -
■ロープウェイより③
お大師様は相変わらず修行を続けておいでだった。 -
■山頂駅
山頂駅に着いてロープウェイを降りる時、係の人にあのムササビ(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=18954908)のその後を尋ねてみたら、今でも時々姿が見えるって。
良かった、元気にしているのね♪ -
■第21番・太龍寺・本堂への石段
ロープウェイの山頂駅からすぐの“うへっ”な石段を上ると本堂だが、現在は通行止めなので・・・。 -
■第21番・太龍寺・境内への通路
頂いた地図の通り、石段に向かって右の、納経所方面に通じるルートへ。 -
■第21番・太龍寺・鐘楼門
納経所に近い鐘楼門から、上の境内へ向かう。 -
■第21番・太龍寺・本堂①
上がって見ると、本堂はすっぽりと覆われて工事中。
手前に仮の本堂が設けられ、蝋燭や線香も供えられるし、納め札や写経用の箱も一通り揃っていて・・・。 -
■第21番・太龍寺・本堂②
“遥拝所”といった感じですね。 -
■第21番・太龍寺・大師堂
続いて大師堂へ参拝。 -
■第21番・太龍寺・納経所
来た道を戻るように鐘楼門の石段を下り、納経所へ。 -
■第21番・太龍寺・御影
ご本尊・虚空蔵菩薩の御影を頂く。 -
■第21番・太龍寺・龍天井
納経所横の持仏堂廊下の龍天井は、1巡目でも見たけれど・・・。 -
■第21番・太龍寺・護摩堂
1巡目で見ていなかった護摩堂と・・・。 -
■第21番・太龍寺・六角経堂
六角経堂もすぐ近くにあった。 -
■13:20 ロープウェイで下る
大急ぎでロープウェイの山頂駅に戻って、下りのロープウェイに飛び乗り・・・。 -
■山麓へ
麓の道の駅へ戻った。 -
■レストラン
当初のスケジュールでは、1巡目と同様に道の駅のレストランで昼食を摂ろうと思っていたが、少し頑張れば次の札所を第2弾に延期しなくても良さそうなので・・・。 -
■駐車場へ
駐車場で待つ「2巡目ゴロウさん」に戻り・・・。 -
■昼食
自宅から用意して来ていた“小腹満たし”がまだ残っていたので、車内で手っ取り早く昼食代わりに。 -
■13:50 道の駅鷲の里を出発
昨日は何かに引き留められているような感じに任せた1日だったが、今日はいつも通りの、夕方には不思議とスケジュール通りになっているパターンに戻っている感覚がある。
道の駅の出発時間は、当初のスケジュールから遅れること1時間と10分、これ位なら何とかなりそうだし、お大師様が何とかして下さる(笑)。 -
■14:08 第22番・平等寺に到着
今回の第1弾の最後の札所に着き・・・。 -
■第22番・平等寺・仁王門
早速仁王門をくぐって境内に入ると・・・。 -
■第22番・平等寺・境内
仁王門から真っ直ぐ進んで石段を上がった所にある本堂周辺に人の姿が多いので・・・。 -
■第22番・平等寺・大師堂
空いている大師堂から参拝することにした。 -
■第22番・平等寺・本堂へ
石段も、今回の旅ではこれがラストだわ(汗)。 -
■第22番・平等寺・本堂
本堂での参拝も無事に終わって・・・。 -
■参拝終了
別格霊場の3カ寺と合わせて25カ寺、みっちりと参拝を終えた後で本堂前から見渡す景色が気持ち良〜い♪ -
■第22番・平等寺・納経所
石段を下りて納経所へ向かい・・・。 -
■第22番・平等寺・御影
ご本尊・薬師如来の御影を頂いた。 -
■14:46 第22番・平等寺を出発
どこでもそれ程急いだつもりは無かったのに、当初スケジュールからの遅れが約50分まで縮まっての出発。
四国八十八ヵ所の徳島県の札所は次の第23番まであり、納経所が開いている17時までには十分間に合うけれど・・・。 -
■徳島市へ①
更に20Kmほど南へ向かうことになり、そこから北へ引き返すよりは、第22番で区切る方が良いだろうと思い。 -
■徳島市へ②
国道55号線を北上し、正面に眉山が見えるとホッとした。 -
■15:50 車を返す
「2巡目ゴロウさん」の“実家”には、約束の16時に間に合い、かつ当初スケジュールから40分遅れで到着。 -
■16:05 徳島駅前へ
レンタカーの営業所が徳島駅から少し離れているので、予め駅までの送りをお願いしておいたところ、「2巡目ゴロウさん」で“親御さん”が送って下さった。
4日間で370Kmの旅、有り難うね〜♪ -
■高速バス
降ろして頂いたのは高速バスのチケットセンター前。
徳島駅前に着く時間が流動的だったので、バスの予約は入れていない。
大阪・梅田行きの16時発が出たばかり、往路の逆コースとなる枚方市行きは1時間以上先の出発なので、京都駅行きに乗ることにした。 -
■16:15 徳島駅前を出発
乗り場に行ってみたら、普段見慣れている京阪バスの車体。
何だかもう、地元に帰ったみたい(笑)。 -
■途中休憩
淡路島北部の室津PAで休憩があったので・・・。 -
■おやつ
さすがにお腹が空いて、おやつゲット♪ -
■19:33 京都駅に到着
お腹が落ち着くと眠くなるもので(笑)。
眠っていたから知らないけれど、途中で渋滞があったようで、定刻よりは約25分遅れで京都駅に到着。
自宅に帰ったら、今回の旅の資料整理より、次の第2弾の準備を急がなくちゃね(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=37020328)。
忙しいぞぉ〜、仕事どころじゃないぞぉ〜(爆)。 -
■宝物
今回の第1弾の旅の道中、“どこで・どなたから”は明かせないが、錦のお札を頂いた。
札所の本堂や大師堂に納め、道中でお接待を受けるとお礼に渡すこともある納め札。
私はまだ2巡目なので、1回〜4回用の白い納め札(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=16546950)を持っているが、5回〜7回は青、8回からは赤、25回で銀、50回で金と、巡拝回数によって持てる札の色が変わる。
金や銀の納め札はお守りになると、札所の納め札箱の中を掻き回して探す人を何度も見掛けたことがあるが、私自身は、人様がご本尊やお大師様に納められた物をご本人に断ること無く頂いて来ることは気が引けるので、自分が札を納める時に偶然目に入ったとしても、“すっごい先達さんがつい最近、ここにいらっしゃったんだなぁ”ぐらいに思っている。
錦となると、100回以上巡拝された方のもの。
まだ2巡目の“駆け出し遍路”の私にとっちゃ、正に“カミ”ですよ(笑)。
そんな錦のお札を「もし良かったら・・・」と渡されて、遍路にとっての大事な宝物が一つ増えた旅になった。
1つ目の区切りが終わったばかりの第2弾の旅、お大師様とこの宝物がこの先も見守ってくれることだろう。 -
■巡拝進捗状況
第1弾の旅をまとめておこう。
巡拝札所は、全108カ寺のうちの合計25カ寺。
四国八十八ヵ所は、第1番から第22番までの22カ寺(地図中の黒数字)。
四国別格二十霊場は、第1番から第3番までの3カ寺(地図中の赤数字)。
《2巡目のルール》が守れたか。
①札所の訪問順序
⇒2霊場共に“順打ち”出来た♪
②四国内での移動
⇒第20番・太龍寺のロープウェイ利用を除き、全てレンタカー「2巡目ゴロウさん」を自ら運転した♪
③宿泊エリアと施設(地図中の青丸)
⇒1泊目の御所温泉と3泊目の月ケ谷温泉は初利用エリア、2泊目の徳島グランヴィリオホテルは初利用施設♪
④ついでの観光(地図中の緑丸)
⇒2日目の美馬市・阿波市の観光は初訪問♪
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