奈良の桜と、三島由紀夫「春の雪」の舞台巡り

2015/03/29 - 2015/04/01

3月末サクラの季節　当家が属する寺の真言宗豊山派の本山、長谷寺
のお参りをかねて奥さんと奈良に行きました。
桜のお花いっぱいの旅になりました。
千葉県の我が家を軽貨物自動車のサンバーで夜出発して、翌朝から観光、奈良のホテルに１泊して翌日観光して、夕方奈良を出て深夜早朝帰宅です。
学生時代に読んだ三島由紀夫著「豊饒の海」に出てくる場所を１度訪れてみたかった。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、名阪国道から出て山の中を走って、長いトンネルをくぐると室生寺に着きました。

奥の院まで行ったのですが、途中金額を書いた石碑ばかしでいやらしさを感じます。

昔、木が倒れて５重の塔が壊れたと聞いていたので、これはミニチュアかと聞いたらこれは本物で、昔から日本で何番目かの小ささだそうでした。

当家が檀家のお寺から連絡が行っていたのでお坊さんが待ってくれていて、私どもだけのために２時間もお寺の案内とお茶の接待をしてくださった。　　感謝。

ほら貝

牡丹の時期も良いけどサクラも良いですよ、サクラお勧めです

本日の泊りは「ウエルネス飛鳥路」。奈良公園に面していて、駐車場があり、大浴場があり、料理が良く、更に料金が安い。
午後３時に着いてしまったので、ならまちから近鉄奈良駅まで書道の墨や奈良漬けの買い物をしてから公園を通って帰る。

朝食後、車はホテルに置いて、歩いて東大寺に１番乗り。

鹿の待機所　Ｐマーク　（１部ウソがあります）
人の来場者の多さによって順番に参道に出ていきます。
知っていました？
最近は鹿せんべいを買わずに写真だけ取るケチな外国人や
パクリのせんべいをくれる外国人が多く鹿も悩んでいます。

朝早いうちは静かです　が直ぐ仏教の経由地の国々のグループが大声で押し寄せます。

朝早いと柱の穴くぐりも並ばずにできます。普段は長い列ができるそうです。
穴の大きさは大仏様の鼻の穴と同じ大きさだそうで、詰まって動けない人、これはさしずめ鼻くそでしょう。

二月堂のサクラ。

東大寺方面
眺めが良いのでお気に入り。

こんな路地まで外人さんがカメラ片手にウロウロ、どこで知ったんでしょう。

正倉院
平民はここまでしか近づけません。
もし柵を超えて近くに行けても登る階段はありません。

浮見堂を通ってホテルの駐車場に。

新薬師寺で薬師如来を見て。

帯解の円照寺参道入口　三島由紀夫の春の雪の月修寺。
清顕が聡子を２月末の雪の中に訪ねても会ってもらえず通ううちに病気になり死んでしまう。

参道は続きます。
途中で山の辺の道が横切ります。

３月末だったら桜が咲いて暖かく清顕も死なずにすんだかもしれない。

山門から先は入れません。
掃き清められた庭、尼寺は静寂に包まれていた。

大神神社

狭井神社
三島由紀夫の石碑があります。

ほんとは三輪山に上らせたくないと嫌味をたっぷり言われながらも三輪山に登る鈴のついたタスキをかりる。

登り口
竹の杖を貸してくれます。
三輪山は結構辛く、汗はだくだく　足はがくがく、一緒のペースで登っていた女性は頂上でお参りをする際に祝詞をあげていた。
おぬし、ただものではないな

無事タスキを返し終わり、パワースポットのパワー充填、神社の裏のくすり水を飲んでから千葉に帰る。