青森のディープな魅力を探して♪ ⑥本州最北端の大間のまぐろに舌鼓を打ち、仏ヶ浦の自然の素晴らしさに息を飲む!

2015/09/02 - 2015/09/06

青森のディープな魅力を探して色々と巡った4泊5日の最終日です。　この日が何気に1番早起きでした!　早起きしてまでぜひ巡りたかった場所とは?!　2度目の青森旅行でしたが、定番の場所以外にも色々と観光できて、毎日かなり楽しかったです!　青森グルメも楽しむ事が出来ました。　

東京から青森(北東北)もかなり距離がありましたが、引っ越し後は滋賀から青森というのももっと遠くなります。　再訪するときは、きっと飛行機ですね!

最後の最後までマニアックな旅程だった青森旅行記、ご覧ください♪

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス JALグループ JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

こちらの東横インには2泊お世話になりました。　喫煙ルームでタバコ臭い以外は、駅の目の前で何かと移動には便利でした!

最終日は、朝一でチェックアウト。

東横イン青森駅前 宿・ホテル

この日は、青い森鉄道の始発(5:37発!)に乗って移動です!　毎度毎度、旅行の時は普段仕事してる時よりもずっとアクティブに、早起きな旅程ですが、苦にならないのは楽しいことが待ってるからなんでしょうね♪

青森駅 駅

青森駅には、金魚ねぶたがいっぱい!

この日はこの切符を利用。　JRだけではなく、青い森鉄道を含む、私がこの日に行く場所全てをカバーしている素晴らしい切符です!

青森駅を、定刻で出発!　

さすがに5時台の始発電車(しかも日曜日)だからか、ガラガラです。

約40分ほどで野辺地駅に到着し、JR大湊線に乗り換えます。

野辺地駅 駅

野辺地から1時間ちょっとで、終点の大湊駅に到着!　青森駅から約2時間の旅でした!

大湊駅 駅

駅の外のパネルは、見る向きによって写真の景色が変わります!

大湊駅は、"てっぺんの終着駅"と呼ばれています。　駅前に建つのが、JR系のホテルフォルクローロ大湊です。　本日参加のバスツアーは、このホテル前出発。　ツアーの出発時間は、大湊線の到着時間に合わせてあるので、青森駅を始発電車で出れば間に合います。　

早起きが苦手な場合は、前日のうちに大湊や下北入りしてしまう方法もあります(私も前日にライブがなければそうするつもりだった!)。

ホテルフォルクローロ大湊 宿・ホテル

この日申し込んだバスツアーは、ぐるりんしもきた号。　車の免許を持ってない私にとって、1日で下北半島(本州)の最北端の大間、パンフレットで見て是非実際に見に行きたいと思った仏ヶ浦、ちょっと気になっていた恐山の全てを回れるのはこのバスツアーしかなかったのです!　

仏ヶ浦に関しては、特にどうやって行くのが効率的か1番迷ってた場所。　青森港からフェリーを乗り継いで、脇ノ沢経由でも行けないことはなかったけど、時間的に仏ヶ浦に行くだけで1日がかり…。　何を諦めようか〜…と思い始めていた時に見つけたバスツアーだったので、すぐに飛びつきました!　

このバスツアー、春(菜の花が咲く時期)、通常コース、真冬とちょっとコースが変更になるようです(運行しない月もあります)。　料金は4,800円。　基本的に土日祝日しか運行しませんが、私が利用した日はツアー客たった5名!　それなのに、かなり立派な大型観光バスです。　

申し込みは、前日もしくは当日に乗車申込窓口に連絡する感じなので、バスガイドさんは乗車窓口全てで1度下車して、乗車確認をしてました。　事前予約申込制にすれば、参加人数に合わせて車両を小さくしたり、ガイドさんが毎度乗車確認に行く手間が省けるのに…ってちょっと思ってしまいました。　でもまぁ、ツアー客5人しかいないのに、大型観光バスで移動できたのはゆったり快適でしたけどね。

バスは、"むつ 来さまい館"に停車します。　

山車などが展示してあります。

来さまい館のすぐ近くが、下北交通大畑線の田名部駅跡です。　大畑線は、2001年に廃線になりました。

しばらくバスを走らせると…海が見えてきた〜♪

本州最北端の街、大間に到着したようです!

ぐるりんしもきた号以外にも、観光バスが止まっていますね!

大間の海沿いに建てられた記念碑、"ここ本州最北端の地"は有名ですね!　車の免許もなく、ここまで電車で来られるわけでもないので、本州最北端に自分が来れていることがちょっと信じられない感じ!

大間のまぐろのモニュメントもかなり有名。　かなり良いタイミングで、こぶしの先にウミネコ?がちょこんと止まったまま動きません ^^/

大間崎のモニュメントの前で記念撮影!

大間崎 自然・景勝地

向こうには、北海道の函館が見えます!　大間とたった17.5kmしか離れてないそうです!　実は未だに北海道に行ったことがない私…。　この17.5kmが遠い…^^;　

本州最北端を目指して、たくさんの観光客がやってきますので、お土産屋さんもたくさん建ち並んでいます。　

ここの店員さん、大手旅行会社のバスツアーのバッヂをつけたお客さんに対してだけめちゃくちゃ丁寧に接客してたのが印象的だった…。　そういうお客さんはたくさんお金を落としていってくれることを知ってるからでしょうけど…。

大間観光土産センター お土産屋・直売所・特産品

色々なグッズで"本州最北端"を謳ってます。

ぐるりんしもきた号を利用するお客さんにとってはちょっと有名なお店〜。

魚喰いの大間んぞく グルメ・レストラン

大間のまぐろ漁で色々と賞をとったことが有名な漁船、美吉丸のオーナーさんが経営するお店です。　手前の写真、どこかで見たことある顔!って思ったら、新春恒例のマグロの初競りで、大間産クロマグロを落札した、すしざんまいの木村社長ですね!

店内には、美吉丸の旗がズラリ!

このお店に来た理由は、ぐるりんしもきた号のお客さんだけ特別、マグロの赤身、中トロ、大トロを1000円分切って販売してもらえるから♪　マグロの写真は、ランチの時に〜!

バスが出発する前に入った公衆トイレの扉がマグロの絵だった!

このフェリーで津軽海峡を渡り、北海道の函館に行けるのですね!　とっても立派な船!

津軽海峡 フェリー大間フェリーターミナル 乗り物

佐井のアルサスに到着。　仏ヶ浦に行く際のフェリーはここから乗ります。　

このカウンターにて、仏ヶ浦行きのフェリーとお弁当の申し込みをします。

フェリーは2つの会社があるようですが、私たちが利用したのは、佐井定期観光の遊覧船です。

サイライト号に乗ります。

佐井～仏ヶ浦遊覧船(佐井定期観光(株)) 乗り物

佐井→仏ヶ浦は約30分の船旅です。

仏ヶ浦が近づいてきました!

海の水が澄んでてキレイ!

人の手が一切加えられていない、仏ヶ浦の自然を、これから歩きます!

波によって削られた岩がすぐ目の前に!　

こんな形の岩もあります。

引き潮の時しか見れない風景というのもなかなか貴重ですね!

パンフレットで見たクリアな海を見ることは出来なかったけど、ここも十分水が透き通っていてキレイです!　自力で来るんじゃ大変だったうえに1日がかりだったので、ぐるりんしもきた号のバスツアーを見つけることが出来て、本当に良かった!

仏ヶ浦 自然・景勝地

佐井のアルサスに戻ってきました。　すぐ近くにあったコンビニ(多分朝7時〜夜10時の営業ってことかな?)でドリンクを買いました!

楽しみにしてたお弁当の時間〜♪　700円の日替わり弁当は、クチコミで見ても本当に美味しそうだったので期待してましたが、このボリューム凄い!　味も確かです!　

あと、忘れちゃいけないのが、大間んぞくで1000円分だけ切ってもらったマグロのお刺身!　中トロの部分がかなり美味しかったです!

1時間半後、最後の目的地である恐山に到着。　この頃には雨がちらついて、どんより空模様…。　狙った訳じゃないけど、ここから写真の背景が暗くなります。

入り口のすぐ近くに鎮座する、六大地蔵。　

恐山の山門をくぐり、見学開始です。　何気に予習せずに来てしまったので、ちょっと後悔…。

雨がシトシト降ってきました。　風が吹いてるのは感じないのに、風車がカラカラ回ります…。

恐山 自然・景勝地

このカラフルな風車は、お供えの花の代わりだそうです。　

上から見た風景。　硫黄の臭いが立ち込めています。　

お地蔵様と風車。

2012年に東日本大震災犠牲者追悼の為、建てられた地蔵菩薩像。　このお地蔵様の向こうには、極楽浜が広がりますが、何せ雨の降り方が強くなってきて、極楽…という雰囲気ではなかったのでこの写真1枚しか撮ってない。　

そろそろ集合時間が近づいてきたので、バスへ戻ることにします。　最後は大雨でした。　恐山に雨…なんだかすごく合ってる。

ツアーバスのスケジュールを見ると、下北駅到着予定時刻が15:50、この駅から利用したいと思っていた列車の出発が16:01で約10分しか余裕がなく、もしも道路渋滞とかで遅れてこのバスに乗れなかったら、この後の三沢空港からの飛行機まで乗れなくなる!ということでかなり心配していましたけど、バスガイドさんは「大丈夫、乗れますよ〜」とのこと。　数年前に茨城の紅葉の時期に参加したバスツアーの遅延がかなりトラウマになってますね、私^^;

実際に、下北駅にはちょっと早く着いちゃったくらいです。　ぐるりんしもきた号のツアーはまだまだ続き、この後は尻屋崎方面に行くようでしたが、私とあと1名のツアー客はここで途中下車しました。

下北駅 駅

下北駅はとってもキレイな駅でした。

この時期の土曜・休日のみ運行されていた、はまなすベイライン2号を利用します。　快速列車なので、この日購入した、あおもりホリデーパスもそのまま利用できます。

車内は、キレイなシートに改装されています。

お〜〜、陸奥横浜駅だ!　いつも、電車の乗り換え検索で、横浜(神奈川)を検索すると、候補駅として必ず表示される陸奥横浜って、どこだよ?!って思ってたけど、こんな本州の果てにある駅だったのね!

陸奥横浜駅 駅

青森方面に戻る人は、野辺地で乗り換えましたが、私は、はまなすベイラインに乗ったまま、目的地の三沢駅まで来ました!　この駅で、今回の旅の列車移動は終了です。　列車の本数は少なかったけど、その分お得な切符を利用して色々と移動を楽しめた旅でした!

三沢駅 駅

三沢駅のすぐ横には、昭和の時代から変わらずそこに建っていると思われる、バス乗り場が〜。

私が乗るバスが停まるバス停は、ただのポールのみで、駅前の床屋さんの横にあります。

ここから、三沢空港へのバスを利用することが出来ます。　飛行機の時間に合わせて運行なので、青い森鉄道のスケジュールとは微妙に合っていなく、駅のベンチで結構待ってから移動しました。

空港行きのバスは時間通りに運行されていました。

三沢空港は、米軍機との共用なので、売ってるグッズもちょっと独特です。

左は、青森でしか手に入らないであろう菓子パン。　イギリスフレンチトーストって、結局イギリスなの?　フランスなの?(笑)　かなり甘かったけど、普通に美味しかったです!

りんご&ミルクのきのこの山は、東京でも買えたけど、青森を旅行したので何となくりんご気分で買ってみた〜!

三沢空港→羽田空港は、約1時間半の空の旅!　

三沢空港 空港

最終の19:00発の便は満席でした!

無事に羽田空港に到着後は、土曜・休日のみ発売のモノレール&山手線割引きっぷで池袋まで格安に帰ることが出来ました!

羽田空港第1ターミナル駅 (東京モノレール羽田線) 駅