2015/08/27 - 2015/08/30
847位(同エリア1794件中)
birdwatcherさん
- birdwatcherさんTOP
- 旅行記21冊
- クチコミ8件
- Q&A回答0件
- 26,461アクセス
- フォロワー2人
夏休みが取れた。でも来週のことだし、4日間だとそんな遠くには行けない・・・さて、どこ行こうかなぁ。どうせなら行ったことない国がいい。となるとやっぱり東アジアか東南アジア?まだ行ってないのは北朝鮮、モンゴル、ラオス、ミャンマー、ベトナム、ブルネイ、そしてフィリピン。直前で4日間。結局、消去法でマニラの教会巡りをすることに。アジア唯一のキリスト教国、フィリピン。首都のマニラに点在する教会をのんびり回ろうっと。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
今回のエアラインはチャイナエアライン。このところ第1ターミナルが続いていたので、久々の第2ターミナルです。成田空港はここ数年でLCC専用の第3ターミナルが出来たり、駅から空港の間にあったセキュリティチェックがなくなったりと変化していますが、第2ターミナルも変わったような気がします。ちなみに今回は直前でチケットを取ったので、安い直行便がなく、台北での乗り継ぎ便です。お値段¥42790。
-
お約束の看板。チャイナエアラインはこんなのです。
-
この時期、フィリピンは雨季真っただ中。雨は覚悟してるけど、台風に当たったら外に出ることもままならない。空の上も雲の絨毯状態。綺麗ではあるんだけど、大丈夫かなあ?
-
3時間と45分後、乗り継ぎ地の台北に到着。台北は雨でした。桃園国際空港の到着は第2ターミナル。マニラ行きの便は第1ターミナルなのでターミナル間を走るスカイトレインに乗ります。
-
台北の乗り継ぎは案内も表示もしっかりしていてわかりやすい。迷うことなく第1ターミナルへ。
-
乗り継ぎ時間は1時間20分なので時間をもて余すこともない。定刻通り馬尼拉(マニラ)へ向けて出発!
-
台北から2時間のフライトを経て、ニノイ・アキノ国際空港に到着。タクシーの客引きで溢れるロビーを予想してたけど、それに反してカオスとは無縁の到着ロビー。拍子抜けするほど綺麗で閑散としたロビーでした。
-
まずは当面のお金を換金。到着ロビーの両端に銀行窓口が3つずつあったので、一応両替のレートを確認していったら微妙に違ってた。一番レートの良い銀行で$20を換金して932ペソに。
-
1983年、テレビカメラの前で暗殺されたベニグノ・アキノ上院議員の通称を名前に持つニノイ・アキノ国際空港。
-
ロビーを出て歩いていくとお迎えの人達やタクシーの待っているカオスなエリアが。なるほど、ここまでしか入れないのか!到着ロビーが閑散としてた理由がわかりました。
-
市内へはタクシーで行くのが主流らしいけど、シャトルバスでも行けるらしい。なら時間もあるし、それで行ってみよう!ただ案内表示もなく、乗り場がわからない。人に聞きながら、ようやく空港の駐車場を右手に出た道にあるバス停を発見。
-
15分ほど待ってバスが到着。しかし既に満員状態。しかもどこから出てきたのか、乗る人もたくさんいる様子。乗れるのか?
-
どうにか乗れました。でもすし詰め状態。バックパックを棚に乗せ、何とか場所を確保も、その混雑をかき分けて車掌さん(?)が集金に来るわ、乗る人、降りる人はいるわでまたカオス。でも地元民は何事もないかのようにモニターに映し出される「マッドマックス」を見てました。バクラランまでのバス代12ペソ。
-
自分のいる位置を本で確認するのに必死でよくわからなかったけど、乗車時間は25分ほどだったでしょうか?何とかバクラランに着きました。マニラ最大の露天マーケットと現地の人の足、ジプニー乗り場のあるバクラランは人でごった返し、まさに東南アジアって感じです。ここからは高架鉄道でホテルに向かう予定です。でもその前に、この近所にあるバクララン教会を見学。
-
ジプニー。ボンネット型の車体に派手な装飾とカラーリングがすげー格好いい!
-
今回の旅は教会巡りが目的。記念すべき1つ目はバクララン教会。
バクララン教会 寺院・教会
-
内部はとても広く、そして綺麗。老若男女問わず、たくさんの人が真剣にお祈りしていて、人々とキリスト教の結びつきの強さを感じました。
-
祭壇はこんな感じ。
-
教会を後にして、迷いながら見つけた駅から高架鉄道でホテルのあるペドロヒル駅へ。バクラランは始発駅なので電車も空いてます。ただ、エアコンが効いてない!マニラの電車ってそうなのかぁ。すでに汗だくです・・・。運賃20ペソ。
-
高架鉄道は駅に止まるたびに人が乗り込み、降りるときは超満員になってました。
駅から徒歩10分弱でヴィーヴホテル発見。エクスペディアから飛行機と一緒に予約して3泊朝食付き、¥13314也。ヴィーヴ ホテル ホテル
-
部屋の中はこんな感じ。シンプルだけど、基本的な備品の他、セキュリティーボックスもあるし、綺麗で快適でした。
-
ロケーションはマビニストリート沿い。近所にはコンビニや両替商も多く、マニラ湾や駅にも近くて、観光には便利なエリアです。
-
余談ですが、ホテルの前の電線の様子。日本も電線大国だけど、レベルが違う。こんなんで保守とか、点検とかできるのかな?っていうか、そもそもそんな気ないのか。
-
2度の機内食であまりお腹は空いてないけど、何か食べてみようかと、マビニストリートをぶらぶら。そこで見つけた串焼き屋。店先には内臓系と思われる串も並ぶが、無難にポークを1本。オーダーが入ってから焼くので待たされるけど、炭火焼の香ばしさと甘い味付けのタレが旨い!
-
ホテルの朝食はフィリピンの典型的なスタイル。甘辛の味付けのポークとガーリックライスに目玉焼き。ボリュームは多くないけど、美味しかった。そしてドリンクはフィリピンで人気のカラマンシージュースを選択。
-
高架鉄道のチケットは駅によって違う。これは磁気カードタイプ。購入には自販機が置いてある駅もあったけど、稼働しているとこはなかったような。結局、窓口に並んで買うことに。
-
ちなみにこれは紙バージョン。
-
2日目は教会巡りがメイン。駅に向かうと高架鉄道は既にラッシュ。マニラの交通って、電車、バス、道路とすべてが混んでるんだよねー。暑そう・・・。でもこの車両はエアコンが効いてました。どうやら昨日乗ったのだけ調子が悪かったみたい。なら使うなって!
-
今日の一発目はサン・セバスチャン教会。鉄骨造の教会としてはアジア最古、世界でも2番目の古さだそうです。青白い壁の色と2本の尖塔が美しい造形の大きな教会です。
聖セバスチャン教会 寺院・教会
-
内部もゴシック風の壮麗な作りで、ステンドグラスも美しいです。
-
サン・セバスチャン教会を出て次に向かったのは、教会ではなく、故マルコス大統領の追放劇で有名になったマラカニアン宮殿。現在は大統領官邸として使われていて、予約すれば内部の見学もできるみたい。でもこの日は、タイの要人が来てるらしく、周辺の道を歩くことも許されなかった。この写真も怒られながら何とか撮った1枚。
マラカニアン宮殿 / 大統領記念博物館 城・宮殿
-
これはマラカニアン宮殿のすぐそばを流れる川の様子。東南アジアの国は押し並べてそういう傾向はあるけど、フィリピンはとりわけゴミに対する意識が低い気がした。国の中心を流れる川ですらこれなんだから他も想像に難くない。ポイ捨てのシーンもよく見かけた。それを考えると日本ってすごい綺麗だと思う。
-
マラカニアン宮殿から10分くらいのところにあるイスラム教寺院、マニラ・ゴールデン・モスク。内部も見学をしようとしたけど、短パンでは入場できないとのこと。残念だけど、ルールならしょうがない。ここは写真だけで我慢。
マニラ ゴールデン モスク 寺院・教会
-
続いてはキアポ教会。この教会には奇蹟を起こすという木で作られた等身大の黒いキリスト像、「ブラックナザレ」があるらしく、それに触れるべく人々が長い行列を作っていた。
キアポ教会 寺院・教会
-
この教会、とにかく人が多かった。庶民の町、キアポの中心というロケーションもあるんだろうけど、それにしても広い内部にはあふれんばかりの人、人、人。歩くこともままならない。それとここの教会はとにかく明るくて、礼拝堂の薄暗いイメージが覆る。
-
露天で溢れるキアポ地区の雑踏を抜け、高架鉄道のカリエド駅の近くにあるのはサンタ・クルス教会。ここはそんなに有名な教会ではないらしく、情報が少ない。
-
とはいえ、そんな教会でも中は広く、清潔で、そして何より美しいです。
-
サンタ・クルス教会を出て、ジョーンズ橋のたもとにあるチャイナタウンの入口、親善門をくぐるとビノンド教会に着く。1596年に建てられたこの教会は地震や災害で多くが崩壊したものの、1972年頃に修復。その中でも八角形の鐘楼だけは当初の構造を残しているのだとか。
-
外観のイメージと異なり、クリーム色のやさしい印象の内部。天井を覆うように描かれた宗教画が本当に美しい教会です。
-
祭壇の意匠も特徴的。
-
ビノンド教会を出たところで片言の日本語を話すトライシクルのドライバーに声を掛けられた。20ペソでサンチャゴ要塞へ行くって?ちょっと怪しいぞ。けど、トライシクルにはまだ乗ってないし乗ってみるかと乗ったところ、案の定、全然違うところに連れてこられた。しかも降りる時になってもっと出せと文句をつけてくる。うーん、海外で日本語で話し掛けてくる奴にホントろくな奴いないな。ちなみにもちろん怯むことなく約束の20ペソだけ置いて帰って来たよ。
-
スペイン語で「壁に囲まれた街」を意味するイントラムロス。今も城壁や砲台などが残り、当時の様子がうかがえる。悪徳ドライバーにはその南側で降ろされた。うーん。行こうと思っていたサンチャゴ要塞は反対の北側にあるんだよなー。たくさん歩きまわって疲れていたし、既に汗だくだったのとで、要塞はもういっか。城壁都市の雰囲気だけを味わって、サン・オウガスチン教会へ向かう。
イントラムロス 旧市街・古い町並み
-
イントラムロスの中にある世界遺産、サン・オウガスチン教会。1606年建立のフィリピン最古の石造り教会で、マニラでは戦火をくぐり抜けた唯一現存する教会です。内部は博物館となっていて、見学は100ペソ也。
サンアグスチン教会 (マニラ) 寺院・教会
-
内部は絵画、キリスト像、服、宝飾品と様々なものが展示され、見ごたえもある。あと、展示室内にエアコンが効いているので、それもありがたい。で、ここは礼拝堂。天井から吊るされた超豪華なシャンデリアはパリから取り寄せたものとのこと。100ペソも納得。
-
当然、祭壇も立派。
-
サン・オウガスチン教会からすぐのことにあるマニラ大聖堂。マニラ・カトリック大司教が本拠を置く、マニラで最も重要な教会とのこと。1581年の建立以降、戦争や天災による破壊と再建を繰り返し、現在の姿に。ちなみに現在の建物はバチカンの援助で立てられたとか。本家からも重要視されてるんだねー。
マニラ大聖堂 寺院・教会
-
ここの礼拝堂も綺麗で荘厳な雰囲気。キリスト教徒じゃなくても、神妙な気持ちになるし、なにより落ち着きます。
-
ステンドグラス越しに入ってくるやさしい光がとても綺麗。
-
かなりの距離を歩いて、信じられないくらい汗をかいたので、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びたい。その途中でバナナを揚げたバナナ・キューの屋台を見つけたので食べてみることに。バナナ自体は大して甘くないけど、表面についたブラウンシュガーが甘くて美味しい。バナナというより芋のような感じかな。これ、結構好きかも。
-
シャワーで汗を流し、一息着いたらお腹が減ってきたので早めの夕食を摂ることに。ホテルから徒歩10分程度ところにあるレストラン、アリストクラット。ファミレスって感じ?手頃な値段で美味しい料理が食べられるので、地元民も多く、混んでますが、おススメです。
アリストクラット (ロハス ブールバード店) 地元の料理
-
カレー風味のビーフン料理、パンシット・ビーフン。添えられたカラマンシーを絞って食べる。285ペソ。
-
一緒に頼んだマンゴーシェイクは110ペソ。これも濃厚で美味しかったぁ!!
-
フィリピンのビールといえばサン・ミゲル。コンビニで適当に選んだスナックと一緒に晩酌。
-
今日の朝食は昨日のポークに代わってコンビーフを選択。でもフィリピンらしい甘辛の味付けは変わりない。
-
3日目はお土産の物色の予定だけど、その前にまだ行けてなかった教会を2つ巡る。一つ目はエルミタ教会。ここは規模も小さく、こじんまりした町中の教会って感じ。
-
とはいえ、朝から結構な人が礼拝に訪れていた。俺も後ろの方に座りながら様子を見てたんだけど、神父との掛け合いのセリフがモニターに表示されたり、初めての人も参加しやすい工夫がされてて、へぇー!って思っちゃった。
-
2か所目はマラテ教会。石造りの重厚なファサードが特徴的。過去、イギリスが占領した際にはマニラ攻略の拠点になったり、太平洋戦争では日米の収容所になったりと、波乱万丈の経過をたどって、今に至るそうです。なお、このあたりは夜になるとあまり治安が良くないので、この教会は明るいうちに訪れることをお勧めします。
マラテ教会 寺院・教会
-
マラテ教会の日曜礼拝はアイルランド系司祭によるジョークを交えた説教で有名だそうで、一度聞いてみたいものです。あっ!でも英語か・・・。
-
教会巡りを終え、お土産の物色のため、ショッピングモールのスーパーに来た。でもその前に腹ごしらえのため、フードコートに寄る。何食べようかなぁ。
-
選んだのはフィリピン料理のシシグ。しょう油と酢、唐辛子で味付けした豚肉の切れ端と生卵をかき混ぜて食べる。これで85ペソ。安くて美味しかった。
-
お土産に買ったマンゴージュースの素。日本にもこういったジュースの素はあるので、安っぽい味をイメージしてたんだけど、飲んでびっくり、凄く美味しかった。とろっとしてて、味もしっかりしてて、もっと買ってくれば良かったと後悔したくらい。他にも何種類か味があったので、それも飲んでみたいなあ。超おススメです!
-
カバンいっぱいのお土産を買って、ホテルへ戻ったあとは、今日もアリストクラットで夕食。ボーンレスチキン190ペソとパインジュース70ペソを注文。フィリピン料理ってわけじゃないけど、甘辛ソースはやっぱりフィリピン風。
-
最終日は渋滞を考慮して、ホテルの朝食を摂らず、早朝にチェックアウト。ホテルの前からメータータクシーで空港へ。ホテルのドアマンに聞いた相場は200ペソって話だったけど、乗ってもドライバーはメータを動かそうとしない。「メーター動かして!」って言っても渋ってる。やっぱりボッタくろうとしてる・・・。それでも負けずにメータ動かせって言い続けたら300ペソって言いだした。結局交渉して230ペソで決着。
-
結局、ほとんど渋滞もなく、かなり早めに空港には着いた。でもチャイナエアラインのカウンターには長蛇の列が。まあ、帰りに慌てるのは嫌だし、余裕を持って行動しましょう。ただ持ってきた本も読み終わっちゃったし、待ち時間中にやることがない。失敗したなあ。
-
台北まで順調に来て、3時間半の乗り継ぎ時間を何とかやり過ごして、いよいよ帰国!となったところで、使用機材の遅れだとか、滑走路が混んでるとかで2時間遅れた。頼むよ・・・。3年前の北京の悪夢がふと頭をよぎる。
-
台北での遅れの影響で成田到着は22時過ぎになりました。おかげで、成田からは各駅停車に乗る羽目に。遠い・・・。結局、家に着くのは日付けが変わってからになり、最後にきて一番疲れました。
さて、今回も無事、成田に帰ってきました。不思議と日本に着いたってだけで落ち着きます。今回は大した目的もなく、消去法で選んだフィリピンでしたが、見識だけは多少広まった気がします。これだけでも行った意味がありました。でも次はもう少し遠くに行きたいなあ。。。−完ー
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ヴィーヴ ホテル
3.24
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
マニラ(フィリピン) の人気ホテル
フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安
293円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
66