おくのほそ道　第１回　③ 草加　「秋風や綾瀬川畔の松並木」

2015/08/14 - 2015/08/21

《ことし、元禄二年にや、奥羽長途の行脚ただかりそめに思ひ立ちて、呉天に白髪の憾みを重ぬといへども、耳に触れていまだ目に見ぬ境、もし生きて帰らばと、定めなき頼みの末をかけ、その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり．．．》

芭蕉はここでは句は詠まなかったようです。綾瀬川の遊歩道は近年整備され百代橋も矢立橋も近年作られたもののように見えましたが旧日光街道の風流は感じられ、芭蕉と曽良が歩いてる姿も目に浮かびます。

エリア 草加(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドナルド・キーンもここへ来ているのですね。ロバート・キャンベルはどうでしょうか。

百代橋

矢立橋

この旅行記へのコメント （2）

• trat baldさん 2015/09/25 08:38:07

  芭蕉さんて大金持ち？

  今の時代でも芭蕉さんの足跡を丹念に辿る事はまさに苦行だろうに、その昔は死をも覚悟の旅だったでしょうね。
  それにしても凄いのは芭蕉さんにまつわる史跡や足跡が国内(東)の至る所に残されている事ですね、芭蕉さんが凄いのか日本人まだまだ捨てたもんじゃ無いよ！かな。

  Shakespearianさん からの返信 2015/09/28 10:00:23

  RE: 芭蕉さんて大金持ち？

  trat　bald　さん　おはようございます。
  
  メッセージありがとうございました。
  
  芭蕉の「おくのほそ道」は100万円以上と推測されているそうですが（現在でも全部まわればそれくらい、いやそれ以上かかりますよね）深川芭蕉庵の売却代金、宗匠としての授業料、富裕な門人の支援などでけっこうリッチな旅をしたようです。旅行記??をアップしました。８、9、10、11も近日中に
  アップしますのでよろしくお願いします。
  
  Shakespeariann
  
  
  
  そうしょう> 今の時代でも芭蕉さんの足跡を丹念に辿る事はまさに苦行だろうに、その昔は死をも覚悟の旅だったでしょうね。
  > それにしても凄いのは芭蕉さんにまつわる史跡や足跡が国内(東)の至る所に残されている事ですね、芭蕉さんが凄いのか日本人まだまだ捨てたもんじゃ無いよ！かな。