2015/08/14 - 2015/08/19
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bibouさん
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JR線・旧国鉄転換線(未成路線含む)の未乗区間の乗車。
今回は若桜線(若桜鉄道)、宮津線・宮福線(京都丹後鉄道)、北陸新幹線の4路線。
他、中国・近畿地方のローカル線の再訪や、他、主に島根県内の観光など。
この日(8月17日)は、芸備線、木次線、姫新線(いずれも既乗線区)に乗車。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日は、6:56の備後落合行きで出発。
昨日までと異なり、少し雲行きが怪しい。ホテルを出た時点で小雨が降っていた。 -
三江線だけでなく、このあたりのローカル線を訪れるのは、15年以上ぶりで、とても久しぶりだ。
平日の朝ということもあって学生が多く、意外と混んでいた。 -
備後庄原駅。
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平子駅。
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備後西城駅。
お客が全て降り、一人だけ車内に取り残される。 -
駅に美容室が併設されているらしい。
平成筑豊鉄道でも同じような駅があった。
少し雨が強くなってきている。 -
比婆山駅。
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備後落合駅手前の、木次線の合流地点。
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備後落合駅に到着。
他に乗客はおらず、一人で降りる。
次に乗るのは、約1時間後の木次線の列車。 -
こちらが木次線乗り場。
駅を出ると、車が駅前に止まっており、人が降りてくる。
奥出雲おろち号は今日は運転しているか、と尋ねられるが、あいにくわからないし紙の時刻表も持ち歩いていない。 -
今乗ってきた列車の運転士に尋ねておられた。
どうやら今日は運転日で、備後落合駅には昼ごろ到着すると案内されたらしい。
昨日はろくに寝ていないし、少し仮眠するといって、車を走らしていった。
撮影が目的の人なのだろう。 -
駅名の看板が新しくなっていた。
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備後落合駅に降りるのは久しぶりであるが、過去に何度か降りたことがある。
一番最初に降りたのが、三江線の三次−江平間を往復したのと同じ日で、25年ぐらい前だった。
宍道から木次線の備後落合行きに乗って到着し、三次方面の列車に乗り継いだ。
このころは木次線に急行ちどりが走っていて、出雲横田か出雲三成の駅で行き違えたのを覚えている。 -
その後も何度か降りているが、今回のように他にお客がなく一人で降りるのは初めてだ。
三次駅で広島方面から接続していない列車であったし、宍道方面へは1時間以上間が空き、新見方面への接続もないので仕方ないのかもしれないが、陰陽連絡としての使命は終わってしまったのだろうか、と思う。 -
次の木次線まで1時間以上あるので、駅周辺を散策。
雨は少し強くなってきたが、まだ傘なしでうろうろできる程度である。 -
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駅前にはバス停があるにはあるが、あまり実用性はなさそうだ。
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簡易郵便局は健在だが、新しく建て直されていた。
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備後落合駅前には、かつて旅館があったというから、この辺りの建物だったのかと思う。
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木次線は、昨日乗った三江線とともに鉄道マニアには有名なローカル線で、三段式スイッチバックや亀嵩駅のそば屋など、三江線よりはいくらか見所がある。
夏休みで青春18きっぷが使える期間でもあり、それなりに人がいるのでは、と思っていたのだが、出発の時間が近づいても誰も姿を現さない。 -
木次線に乗るのは、昨日の三江線と同じく15年ぶりぐらいだと思う。
おろちループができてからは1回しか乗っていないが、それ以前に数回は乗車している。 -
木次方面からの列車が到着。降りたのはたった一人だった。
そして、折り返しの木次行きに乗ったのも私ひとりだけ。 -
油木駅。
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三井野原駅。
雨脚が強くなってきた。
木次線は山中の小さな川に沿って走る。三江線のような江の川という大河とは違う別種の楽しみがあって、昔はよくセットにして乗りに来ていたのを思い出す。 -
三段式スイッチバック。
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出雲坂根駅に到着。
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どしゃ降りになってきた。
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八川駅。
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出雲横田駅への途中で、大雨のため停車してしまった。
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備後落合から乗客はずっと私一人で、運転士さんが申し訳なさそうに状況を説明してくれる。
しばらくしたら徐行で動き始めた。 -
徐行しながら出雲横田駅へ10分くらいの遅れで到着。ここからは乗客があった。
この先も徐行しながらの運転になるという。
完全に止まりさえしなければまあいいやと、そう思っていたのだが、その考えは甘かった事を後で思い知ることになる。 -
出雲三成駅。これが奥出雲おろち号らしい。
この時点で20分近い遅延。 -
出雲八代駅。
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少し遅れを取り戻し、17分くらいの遅れで木次駅へ到着。
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木次駅に降りるのは2度目である。
一度目に降りたときは、今回と同様に備後落合から木次までやってきて、ここから三刀屋へバスで出て、さらに乗り換えて出雲市に抜けている。
その時は確か、ミニ周遊券のようなきっぷで、バスに無料で乗れたので、何度か乗っている木次線ではなくそちらに乗車した記憶がある。
まだ、JRバス雲芸線と呼ばれていたころの話だ。 -
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今回はここから宍道方面へも三刀屋方面へも向わず、備後落合方面に戻る予定にしている。
少し遅れたので、備後落合方面への発車まで、あまり余裕はない。
駅前には食堂があり、定時であれば出雲そばでも食べられるくらいの時間はあったのだが残念。 -
今度の備後落合行きは宍道方面からの列車で、これにはお客がそれなりに乗っていた。
木次線全線を宍道から備後落合まで直通し、備後落合からの乗り換えも、三次方面、新見方面ともに接続がよいからであろう。
私も備後落合まで戻って、新見方面の列車に乗り換える予定でいるのだが、これが予定を狂わせることになる。 -
備後落合行きの列車で出雲横田まで戻ってきた。
出雲横田で少し長く止まるので、外へ出てみた。
木次で昼食を食べられなかったので、駅前に何かないかと探す。雨は再び小雨になっていたので、少し歩いたところにコンビニの看板を見つけ、おにぎりとビール、つまみを調達。
ここまでは2両編成だったのだが、先頭車しか開放されていなかった。
出雲横田の駅で、後ろ一両が折り返しの宍道行きになる運用らしい。コンビニから戻ってくると、ちょうど宍道行きが発車していくところだった。 -
宍道行きを切り離した後の備後落合行き。
ここで車内でビールを開けて食事を始めると、芸備線の運休の知らせが入る。
どうやら、備後落合から乗ろうとしていた新見方面に連絡する列車が運休になるのだという。三次方面は運休にならず大丈夫らしい。
困ったことになったが、とりあえずビールを開けてしまったので、急いでおにぎりを食べてビールで流し込む。
車内には10人強のお客がいて、見る限り地元の客というよりは鉄道旅行者がほとんどと思われる。そのうちの一人は新見方面に乗る予定だったらしく、乗務員になにやら相談している。私も早くビールを飲み干して乗務員に詳細を聞かなければならない。 -
というのも、芸備線の備後落合−新見間は日に3往復という、木次線、三江線に負けず劣らずの超閑散区間で、今乗っている備後落合行きから接続する備後落合発14時台の新見行きが運休となると、次は20時台までないという閑散ぶりなのである。
おまけに、悪いことに私は紙の時刻表を持ってきていない。
見ると車内の鉄道旅行客と思しき人は、だいたいが紙の時刻表をめくって予定の確認をしている。
昔は私も大型のものを持ち歩いていたのだが、あれは重いし嵩張る。おまけに現代は、携帯電話で列車の時間が調べられる時代である。ここ最近は、鉄道乗り継ぎを中心とする旅行でも、紙の時刻表を持ち歩くことはなかった。 -
しかしスマホは案外電池の減りが早いし、しかも私は写真を撮るのにスマホを使っているから尚更である。それに、列車の乗り継ぎを素早く調べるのに、スマホの時刻検索は向いていない。こういうときは絶対に紙の時刻表のほうが優れている。
困ったことになった、と私は思った。
今夜は岡山県の津山駅近くにホテルを予約してある。今日中にたどり着けなければ止むを得ないが、翌日以降のことも考えるとなるべくなら何とかして津山までは行きたい。
とりあえず乗務員に、20時台の備後落合発の新見行きに乗って、その日のうちに姫新線に乗り換えて津山まで行けるかを聞いてみたが、無理だという。 -
実は今回の旅行を計画したとき、備後落合−新見間の本数が少ないのがネックになり、何か代替の移動手段はないかと考えていた。
地図を見ると、備後落合から伯備線の生山まで国道が走っているので、ここにバスの便でもないものかと思い調べたところ、日南町で運営している町営バスが、生山駅から備後落合駅までの途中までは運行していることがわかった。備後落合側には、残念ながらバスの便は見つけられなかったが、いざとなれば備後落合からタクシーを飛ばしてもいいだろう。
というところまでは、事前に調べてあったのだが、今朝備後落合駅前を見たところ、もはや秘境駅のレベルであり、駅前にタクシー会社の案内があるにはあったが廃屋と化しており、タクシーを呼ぶのは難渋しそうである。
しかし地図を見直してみると出雲横田から生山までも案外近いことがわかる。備後落合からより、むしろ近いくらいかもしれない。
駅で聞いてみると、伯備線は遅れもなく通常通り運転しているという。私は出雲横田駅からタクシーで生山駅まで移動することにした。 -
駅前にバス停があった。
何気なく時刻表を撮ったのだが、後日これが新しい発見につながる。 -
出雲横田の駅は委託だと思うが有人駅で、親切にもタクシーを呼んでくれた。
ほどなく小さなタクシーがやってきた。生山の駅まで、というと、先にガソリンを入れにいかにゃ、といって、スタンドへ向って走り始めた。長距離といってよいくらいの距離なのだろうか。
タクシーはバスと違って、運転手さんとの距離が近い。
備後落合まで行っても、タクシーを呼ぶのは大変なこと、島根と鳥取は案外仲がよいこと、横田は唯一勾玉を生産する土地で、皇族の方々が毎年訪問なされること、横田あたりの人は島根の西の石見のほうにはなかなか行く機会がないこと、大阪へ出るときは、車で生山へ出て特急やくもに乗ることが多いこと、など聞かせてもらっていると、生山まではあっという間であった。 -
思いもよらぬことで立ち寄ることになった生山駅。
2日前にサンライズ出雲で通り過ぎて以来になる。 -
これが事前に調べていた日南町営バスのバス停。
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その時刻表。
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こちらが路線図。
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次の新見方面の普通列車まで、まだ30分以上はある。少し散策すると駅前に郵便局があった。
酒屋も発見したのでビールを購入。出雲横田で買ったつまみと一緒に、駅の待合室でいただく。 -
駅で情報を聞くと、どうやら新見から津山方面の姫新線も止まっているという。
やれやれであるが、どうやらそれだけではない。津山線も因美線も止まっているらしい。
止まったのは芸備線だけと思ったのが甘かった。
かなりの大雨なのだから、他の線区が止まっていることも予測すべきだったのだが、そんなにすごい大雨だったのかと、改めて思い知らされた。 -
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ホームで待っていると下りのやくもがやってきた。
この後新見行き普通列車に乗車。 -
次の上石見駅でさっそく長時間停車。少し降りてみる。
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2日前にサンライズ出雲で運転停車しているが、まさかこうして駅前を散策することになろうとは思っていなかった。
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ここも駅前に郵便局があった。
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伯備線は全線電化だが、乗った新見行きはディーゼルカー。
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新郷駅。
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足立駅。
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備中神代駅。
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新見に到着。
結果的には、備後落合から新見までの列車が動いていたとしても、それより新見に早く着くことができた。 -
津山まではまだ遠い。
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新見駅は少し混乱していた。
16:52の津山行きは運転すると最初案内があったが、その後やはり運休すると訂正があったりした。
次は18:47だが、それまで待つかどうするか。
伯備線で岡山まで出ても、どうせ津山線も止まっている。ただ、岡山から津山までバスの便はあるらしいが、19時台が最終だから、次の姫新線を待って、運休になるかどうかを確認してから移動したのでは到底間に合わない。
それに、津山線が止まっているのだから混雑しているだろう。高速バスは定員制である。岡山へ出たはいいが、満員で乗れないことも考えられる。
いろいろ思案の末、結局新見で待つのがいいだろうという、という結論になった。それまでは、新見の町をぶらぶら散策することにした。 -
30分ほど前に駅に戻り確認すると、18:47の津山行きは動くという。これで何とか津山までたどり着ける。
姫新線も相当久しぶりで、しかも三江線や木次線と違い、今回が2回目の乗車である。
日のあるうちに乗りたかったが途中で暗くなってしまうだろう。仕方がない。
芸備線の備後落合−新見間も乗れなかったので、このあたりはリベンジを考えようと思う。 -
刑部駅で、待ち合わせの列車が遅れているとのことで長時間停車。40分近くとまっていたような気がする。
この駅で完全に外は暗くなってしまった。
駅には猫が住み着いているようで、しばらく止まっている間に、2匹の親猫と子猫が車内に入ってきてしまった。乗務員とお客が猫を追い払って、やっと発車したが、追い出された猫たちが少しかわいそうだ。 -
真っ暗なまま走って、中国勝山駅。
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津山駅に到着。降りたのは私一人だった。
21時を回っていた。予定から2時間半遅れだ。 -
今日はさすがに疲れた。
明日は早朝に出発する案と、1時間半ぐらい遅く出発する案と、2つの予定がある。なるべくなら早く出発したいが、いずれにしても早くホテルで休まないと起きられないだろう。
今日は津山で泊まる。
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