ホノルルに家内と共に6泊の滞在、小生としては珍しくゆったりとショッピングとレストラン巡りをして過ごした。事前にレンタカーを予約していかなかったため、この時期にはどのレンタカーも出払っていて借りることができなかった。予定していたオアフ島一周、アウトレットや平等院もどきなどを訪れるのは断念した。負け惜しみのようだが、これが幸いしてゆったりできた。ホノルル市内は各種バスが走っており、特にJCBカードを提示すれば無料になるトロリー・ピンクラインにはお世話になった。JCBカード様々である。<br /><br />しかしすでに投稿したパールハーバーと、ダイヤモンドヘッドのトレッキングだけはツアーに入ることにした。いずれも地球の歩き方ツアーバスを利用して、効率よく移動できた。ダイヤモンドヘッドは高さ232m、オアフ島を形成したコオラウ火山によって約15万年前に形成されたクレーターであり、もちろん現在は死火山である。19世紀にイギリスの水夫たちがこの山を登った時、火口付近の方解石の結晶をダイヤモンドと間違え「ダイヤモンドヘッド」と名付けられたそうだ。20世紀に入り、海を一望できるダイヤモンドヘッドは、オアフ島の沿岸防衛のための軍事要塞となった。この時に頂上まで通る資材運搬路やトンネルが作られ、これが現在の登山道となった。<br /><br />バスでもアクセス可能であるが本数は少なく、また日中の強烈な日差しを避けるため、早朝5時発、8時解散の32ドルのツアーに参加することにした。早朝5時に地球の歩き方旅プラザ横のバスターミナルに集合、15分ほど走って火口のトンネル入り口で6時の開門を待つ。ここにはホノルルを見渡せる展望台があり、ここで日の出を迎える。この日は曇りがちで、鮮やかなご来光を拝むことはできなかったが、雲間から差し込む神々しい日の出を見た。<br /><br />そして時間通りに開門、トンネルを抜けて火口の内側の駐車場へ向かう。ここから山頂へは、約1kmの未舗装の登山道を徒歩で登る。片道1時間程で、登山靴を履くほどではないが、ジョギングシューズは必須である。しばらくはなだらかな斜面を登るが、次第に勾配はきつくなる。山頂手前で、右は軍事用のトンネルと急な階段を登るコース、左は緩やかな斜面を登るコースに分岐する。ここは前者を選んで息を切らせながら山頂に到着した。早朝とはいえ日が照るとかなり暑い。ペットボトルは必須である。山頂からは360度のパノラマが広がっている。ホノルルの高層ビル街や、ワイキキビーチを写真に収めて、登山道を下ることにした。<br /><br />ハワイを訪れた方は多いことだろうから、ショッピングやレストラン巡りはあえて紹介するまでもなかろうと思う。アラモナ・センターやカハラモールでのショッピング、モアナ・サーフライダーのザ・ベランダのアフタヌーンティー、ルース・クリスのステーキ、パンケーキやら本格ハンバーガーなど一回りの有名店は巡った。またカハラモールにある、テキサス在住時のお気に入りのオーガニック・マーケット、ホールフーズを訪れた。テキサス州オースティンが発祥の地であり、この店でのみ入手できる種々のオーガニック製品を大量に買い込んで、スーツケースを一杯にして帰国の途についた。ちなみに、ハワイで著名人と出会った方も多かろうと思うが、我々は西川きよしさんと奥様のヘレンさんがショッピングしているところに出くわした。噂通りの気さくなご夫婦で、楽しくお話しすることができて、いい思い出になった。

ハワイの休日No.2 ：ダイヤモンドヘッドで見る日の出とホノルル散策

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2015/08/06 - 2015/08/12

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ホノルルに家内と共に6泊の滞在、小生としては珍しくゆったりとショッピングとレストラン巡りをして過ごした。事前にレンタカーを予約していかなかったため、この時期にはどのレンタカーも出払っていて借りることができなかった。予定していたオアフ島一周、アウトレットや平等院もどきなどを訪れるのは断念した。負け惜しみのようだが、これが幸いしてゆったりできた。ホノルル市内は各種バスが走っており、特にJCBカードを提示すれば無料になるトロリー・ピンクラインにはお世話になった。JCBカード様々である。

しかしすでに投稿したパールハーバーと、ダイヤモンドヘッドのトレッキングだけはツアーに入ることにした。いずれも地球の歩き方ツアーバスを利用して、効率よく移動できた。ダイヤモンドヘッドは高さ232m、オアフ島を形成したコオラウ火山によって約15万年前に形成されたクレーターであり、もちろん現在は死火山である。19世紀にイギリスの水夫たちがこの山を登った時、火口付近の方解石の結晶をダイヤモンドと間違え「ダイヤモンドヘッド」と名付けられたそうだ。20世紀に入り、海を一望できるダイヤモンドヘッドは、オアフ島の沿岸防衛のための軍事要塞となった。この時に頂上まで通る資材運搬路やトンネルが作られ、これが現在の登山道となった。

バスでもアクセス可能であるが本数は少なく、また日中の強烈な日差しを避けるため、早朝5時発、8時解散の32ドルのツアーに参加することにした。早朝5時に地球の歩き方旅プラザ横のバスターミナルに集合、15分ほど走って火口のトンネル入り口で6時の開門を待つ。ここにはホノルルを見渡せる展望台があり、ここで日の出を迎える。この日は曇りがちで、鮮やかなご来光を拝むことはできなかったが、雲間から差し込む神々しい日の出を見た。

そして時間通りに開門、トンネルを抜けて火口の内側の駐車場へ向かう。ここから山頂へは、約1kmの未舗装の登山道を徒歩で登る。片道1時間程で、登山靴を履くほどではないが、ジョギングシューズは必須である。しばらくはなだらかな斜面を登るが、次第に勾配はきつくなる。山頂手前で、右は軍事用のトンネルと急な階段を登るコース、左は緩やかな斜面を登るコースに分岐する。ここは前者を選んで息を切らせながら山頂に到着した。早朝とはいえ日が照るとかなり暑い。ペットボトルは必須である。山頂からは360度のパノラマが広がっている。ホノルルの高層ビル街や、ワイキキビーチを写真に収めて、登山道を下ることにした。

ハワイを訪れた方は多いことだろうから、ショッピングやレストラン巡りはあえて紹介するまでもなかろうと思う。アラモナ・センターやカハラモールでのショッピング、モアナ・サーフライダーのザ・ベランダのアフタヌーンティー、ルース・クリスのステーキ、パンケーキやら本格ハンバーガーなど一回りの有名店は巡った。またカハラモールにある、テキサス在住時のお気に入りのオーガニック・マーケット、ホールフーズを訪れた。テキサス州オースティンが発祥の地であり、この店でのみ入手できる種々のオーガニック製品を大量に買い込んで、スーツケースを一杯にして帰国の途についた。ちなみに、ハワイで著名人と出会った方も多かろうと思うが、我々は西川きよしさんと奥様のヘレンさんがショッピングしているところに出くわした。噂通りの気さくなご夫婦で、楽しくお話しすることができて、いい思い出になった。