またいつか戻ってくるけんね。 ～福岡県門司港（Mojiko, Fukuoka）　【下】

2015/08/22 - 2015/08/28

北九州に行くことにした。
手榴弾が落ちているということが現実にある、あの北九州だというせいもあるのか、周りの反応は芳しくなかった。さすがにバイオレンスはごめんだけれど、生まれもって寂れた町に心惹かれてしまう救いようのない自分がいる。そして、少し歩いたぐらいで「あそこはだめだね」と言下に否定する人を前にすると、ついつい「ちゃんと歩いてないんじゃないの？どれどれ、私が行ってみよう」と張り合ってしまう可愛くない自分がいる。

散歩してみると案の定、門司港の路地裏、そして銭湯はいぶし銀だった。
こんな渋い北九州が、私は好いとうよ。

エリア 門司・関門海峡(福岡)

平日のせいかもしれないけど、やはりワカモノは少ない。

60年以上続いた焼き鳥屋さん閉店。
跡継ぎがいなかったのかな・・・

錦町。かなり痺れたエリア。

そりゃ、閉まっちゃうよね。

昭和だなぁ。

この階段の傾斜が懐かしい。川崎にある祖母の家もこんなだった。

仲良し。
白のほうががオスらしい。

自然に微笑むことができるひとが羨ましい。

小原市場。

迷うなぁ。

これもいいなぁ。
日本は何を食べても美味しいから、選ぶのに困る。

今日はいとこの結婚記念日だ。もうはや10年か。
よくまあ、もったな。^_^;

市場の一角にある休憩コーナーでランチ。
ぬた和え、ふぐ、海苔巻き。

ショッパーズ老松。

いいね、このうどん屋さんはいりたかったけど、お腹がすいてなくて残念。

ケンカなら負けないぜ。

お、逃げた。

君は包囲されている。

放浪記というカフェで少しお休み。

アイスコーヒーを一杯。

門司区役所内。

昔の校舎みたいな。

台風一過の空。

入って見るか。

雑貨屋さんが入ってるんだ。

門司港駅付近のビルに無差別に入っていってみると、中がレトロでいい。こここは郵船ビルディング。

時代を背負ったエレベーター。

ドラマのセットみたいな建物。

瀟洒なカフェで一休み。

珈琲のつもりがいきなり果実酒・・・・。

ここは門司港ではなく、門司だ。
写真に写っているのは今回旅の前半にお世話になった「ビジネスホテル門司」。あまりに外観が古びているので一瞬たじろいだほどだ。ホテルは二階にある。フロントの人は皆さん人柄が良い。私は窓のない和室に泊まったおかげで、夜は真っ暗闇の中で熟睡することができた。実は少しでも光があると私は熟睡できない。台風が直撃した日もお陰様ですやすや。滞在中は不眠症と無縁。

宿が入っている建物の一階に市場があるというので早速見に行った。

ようこそ　柳町　平山青果

お、おばあちゃん。
こんな所にお一人で？

ジェームズディーンのファンなんだろうか。
かわいいな、おばあちゃん。
私も一時期夢中になった時期があったけれど、意外なおばあちゃんと私の接点？

一応、写真の許可はいただいている。
しかし、おばあちゃん、寂しくないのだろうか。
こんな倉庫のような一角で・・・・

何か色々やっているらしい。
結構忙しいのかもしれない。

住んでいたら、買いにくるんだけどな。

常連さんかな。

やっぱりこの建物相当古いよね。
この二階に泊まってる自分。ちょっと笑えてくる。

門司も門司港に負けずになかなかレトロなり。

そしてこの町にも銭湯が。

いざ、ダイブ。

ここのロッカーもなかなか味があるね。

シャンプーリンスは買い、タオルと石鹸は貸してくれました。

あの旧式のドライヤーは北九州では当たり前なのか。
どの銭湯にもあった。

ここは雑誌もあるのね。
うーん、でも下世話な週刊○潮か。


人が多すぎて写真がまともに撮れず残念なり。

何はともあれ、生ビール♪

居酒屋で食べたいものが決まらず、「ちょこっとずつ色々なものが食べたいんですけど」と試しにいってみたら、マスターは「わかりました！」と即答。え、即答？

いつもはこんな優柔不断じゃないんだけどなぁ。

でもって出てきたのがこれ。
ありがたやー。惚れてまうやろー。

冷たいものばかりじゃあれなんで、と暖かいものも運ばれてきました。

これは追加でオーダーしたタコのてんぷら。

ごはんがすすみますわ、どこまでも。