阿武隈川遡上の旅（４）福島市～白河市　（了）

2015/08/15 - 2015/08/16

朝起きると、雨こそ降ってはいないもののやはり曇天。
昨日ホテルに着いた後、なんとなく左手の親指の付け根が痛い感じだったが、少しひどくなっている。

ホテルを出ると、すぐそばの阿武隈川へと向かう。河岸に自転車道のようなものがあり、これが阿武隈川自転車道かなと思いつつ走ってみる。ほどなく、雲が晴れて日差しが強くなってきた。
いくらも行かないうちに河岸の道はなくなった。右岸に渡り富岡街道を走ってみたが、どうも川からは離れるようだし、距離的にもかなり遠回りになりそうなので、国道4号に戻り、しばらくは愛想のない道を走った。

途中の安達では智恵子記念館に立ち寄った。たまたま普段は公開されていない2階の智恵子の部屋というのが公開されていて興味深かった。

その後、二本松市内でそばなど食べ、郡山の手前から阿武隈川の自転車道に入った。地震のせいなどもあるのだろう、道の手入れがあまり良くなく、コースも分かりにくかった。
なんとなくうんざりしながらもやっと終点につくと、驚くような光景が広がっていた。これだけで一日の疲れがすべてなくなったような気分だった。

今日のホテルは新白河駅そばのルートイン。夜食は外に出たが、お盆の帰省だろうかどこも一杯。たまたま入ったお店では福岡天神ビルの設計をしたという方の話を聞くことができるという僥倖は得たが、とてもゆっくり飲むという雰囲気ではなく、すぐに退散。その後、ラーメンを食べホテルに戻った。

翌朝起きてみると、左手の親指がかなり腫れている。曲げたときの痛みも強くなった。昼頃までは走ってみる予定だったが、急遽切り上げ、在来線でのんびりと帰宅することにした。

エリア 白河(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルのすぐそばからスタート。

意外とよさげな感じだったが、すぐに道はなくなった。

安達駅そば。

高村光太郎の妻、智恵子の生家。

二本松市智恵子記念館 美術館・博物館

豪商だったようだ。

たまたま来ていたお客さんが、若い頃このうちに遊びに来ては泊まったりしていたとのこと。

富久山バイパスのところから「みちのく自転車道」に入った。
もう少し手前から自転車道はあるようだったが、分からなかった。

ついに着いたと思ったその場所には「乙字ヶ滝」という素晴らしい滝があった。

乙字ケ滝 自然・景勝地

近寄れないのが残念。

帰りはのんびり在来線。

新白河駅 駅

黒磯駅。
貨物の基地があるのでなかなか面白い。

黒磯駅 駅

宇都宮駅で駅そばでも食べようと思ったら、どうもそういうのはない模様。
久しぶりに駅弁を買った。